JP3036600B2 - J―fet型トランジスタ装置 - Google Patents
J―fet型トランジスタ装置Info
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- JP3036600B2 JP3036600B2 JP2094323A JP9432390A JP3036600B2 JP 3036600 B2 JP3036600 B2 JP 3036600B2 JP 2094323 A JP2094323 A JP 2094323A JP 9432390 A JP9432390 A JP 9432390A JP 3036600 B2 JP3036600 B2 JP 3036600B2
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Description
子回路の集積に適したトランジスタ装置に関する。
ーザとしてもトランジスタとしても使用できる構造が考
案され、例えば図2に示したラテラル型ヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタ型半導体レーザが考案されている。
この装置では、エミッタ1とベース2の間を順方向にバ
イアスし活性層6に電子と正孔を注入することにより、
レーザ発振器として使用でき、また同様にベース2とコ
レクタ3の間を逆バいアスすることにより、バイポーラ
トランジスタとしても使用できるような構造をしてい
た。
ーラトランジスタ型半導体装置を用いた場合、電流増幅
率βを大きくとろうとすると、ベース幅をサブミクロン
オーダーとすることが必要となるという課題があった。
ンジスタ構造をとることにより、従来製造上の難点とな
っていたベース幅をサブミクロンオーダーにする必要が
無くなることを見出し本発明に到達した。すなわち本発
明の目的は、トランジスタとして使用でき、かつ容易に
製造できるトランジスタ装置を提供することにあり、か
かる目的は、タブルヘテロ埋込み型トランジスタ装置に
おいて活性層をn型にドープし、活性層の両端に接する
クラッド層をn型にドープし、活性層の下のクラッド層
は、高抵抗層とし、活性層の上のクラッド層をP型にド
ープしたことを特徴とするトランジスタ装置により達成
される。
すこの図1を用いて本構造の作動原理を説明する。本構
造においてドレイン電極12にソース電極10に対して正の
電圧を印加すると、n型GaAs層中に電流が流れ、ゲート
電極11にバイアス電圧を印加することにより、ソース電
極10とドレイン電極12間に流れる電流を制御でき電界効
果トランジスタとして動作する。バイアス電圧は通常は
ゲート接合の逆方向になるように印加する。
層(アンドープ)15を0.5μm〜5.0μm厚、好ましく
は、1.0μm〜4.0μmにエピタキシャル成長させる。該
高抵抗層15のxは、0.2〜0.85好ましくは0.3〜0.6であ
る。次にその上にn型GaAs活性層14を、厚さ.0005〜0.5
μm好ましくは0.05〜0.2μm、幅0.5から20μm好まし
くは1〜3μmにエピタキシャル成長させる。該n型Ga
As層はドープされた層であり、そのキャリア濃度は1×
1016〜2×1018、好ましくは、5×1016〜5×1017であ
る。さらにその上にP型AlyGa1-yAs層13(yは0〜0.85
好ましくは0.3〜0.6)を0.5μm〜3.0μm好ましくは1.
0μm〜1.5μmをエピタキシャル成長させる。該P型Al
yGa1-yAs層13もドープ層であり、キャリア濃度は1×10
17〜5×1018、好ましくは、5×1017〜2×1018であ
る。その上にはP型GaAs層16を、0.01〜1.0μm好まし
くは0.05〜0.2μmエピタキシャル成長させる。該P型G
aAs層16のキャリア濃度は1×1018〜5×1020、好まし
くは5×1018〜5×1019である。この上に窒化シリコン
膜を堆積させ、これをフォトリソグラフィー法によりパ
ターンニングを行った後、ソース部及びドレイン部とな
る部分の窒化シリコン膜を除去する。その後ソース部及
びドレイン部をウエットエッチング又は、ドライエッチ
ングにより取り除き取り除かれた部分にn型AlzGa1-zAs
層17(厚さ0.1〜2μm好ましくは0.5〜1.0μm,zは、0
〜0.6好ましくは0.2〜0.5,キャリア濃度は1×1017〜5
×1018、好ましくは、5×1017〜2×1018)とキャップ
層であるn型GaAs層18(キャリア濃度は5×1017〜5×
1018、好ましくは、1×1018〜3×1018)を選択エピタ
キシャル成長させ、最後にそれぞれソース電極10,ゲー
ト電極11,ドレイン電極12を取りつけ、またゲート部の
P型GaAsキャップ層を、ウェットエッチングにより一部
除去して製造する。
ーザとを、同一の基板上で構成できるため高度集積化を
可能とするのみならず、従来の同種の装置の課題であっ
た製造上の困難さを大幅に減じ、実用性を増した。
に示した説明図であり、図2は、従来から提案されてい
たラテラル型ヘテロ接合バイポーラトランジスタ型半導
体装置の構造の説明図である。 1:エミッタ、2:ベース、3:コレクター 4:n型GaAs層、5:n型AlGaAs層 6:活性層、7:P型AlGaAs層 8:高抵抗AlGaAs層 9:半絶縁性GaAs基板、10:ソース電極 11:ゲート電極、12:ドレイン電極 13:P型AlyGa1-yAs層 14:n型GaAs層(活性層) 15:高抵抗AlxGa1-xAs層 16:P型GaAs層 17:n型AlzGa1-zAs層 18:n型GaAs層 19:半絶縁性GaAs基板
Claims (5)
- 【請求項1】ダブルヘテロ埋込み型トランジスタ装置に
おいて、活性層をn型にドープし、活性層の両端に接す
るクラッド層をn型にドープし、活性層の下のクラッド
層は高抵抗層とし、活性層の上のクラッド層をP型にド
ープしたことを特徴とするトランジスタ装置。 - 【請求項2】活性層の両端に接するクラッド層の上にn
型キャップ層を持ち、キャップ層の一方の上にソース電
極、他方の上にドレイン電極を設置し、さらに活性層の
上のP型にドープされた該活性層上にP型キャップ層
を、さらにその上にゲート電極を持つ請求項1記載のト
ランジスタ装置。 - 【請求項3】n型キャップ層がn型GaAsキャップ層であ
ることを特徴とする請求項2記載のトランジスタ装置。 - 【請求項4】P型キャップ層がP型GaAsキャップ層であ
ることを特徴とする請求項2又は3に記載のトランジス
タ装置。 - 【請求項5】ドレイン電極にソース電極に対して正の電
圧を印加し、さらにゲート電極にバイアス電圧を印加す
ることにより電界効果トランジスタとして働く請求項2
〜4に記載のトランジスタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2094323A JP3036600B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | J―fet型トランジスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2094323A JP3036600B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | J―fet型トランジスタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03292742A JPH03292742A (ja) | 1991-12-24 |
JP3036600B2 true JP3036600B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=14107076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2094323A Expired - Lifetime JP3036600B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | J―fet型トランジスタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3036600B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4507285B2 (ja) * | 1998-09-18 | 2010-07-21 | ソニー株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-04-10 JP JP2094323A patent/JP3036600B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03292742A (ja) | 1991-12-24 |
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