JP3036553U - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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Publication number
JP3036553U
JP3036553U JP1996010016U JP1001696U JP3036553U JP 3036553 U JP3036553 U JP 3036553U JP 1996010016 U JP1996010016 U JP 1996010016U JP 1001696 U JP1001696 U JP 1001696U JP 3036553 U JP3036553 U JP 3036553U
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JP
Japan
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mobile phone
reception
adhesive tape
transmission
housing
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Application number
JP1996010016U
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English (en)
Inventor
総司 瀧
Original Assignee
株式会社スーパー弁天屋
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信時のノイズを低減するとともに、好み
に応じた金装飾ができる携帯電話機を得る。 【解決手段】 アンテナ部2、若しくは受話器31、送
話器32、表示手段33、操作用ボタン34が外部に取
り付けられ、操作用回路、送受信用回路、電源用電池等
が内蔵された筺体3の所望箇所に、金箔を含む積層粘着
テープ4を貼着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、送受信時のノイズを低減することができる携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機は、無線通信回線を利用して通話するため、使用者が特定の場所に 拘束されることがないことなどの理由から、近年利用者が急増している。しかし 、携帯電話機は、無線通信回線を利用するため電磁波等の電話機外部からの利用 環境に影響され、場所によっては、有線電話と比較して送受信時にノイズを生じ 易く、明瞭に通話することができないという欠点があった。
【0003】 そこで、従来より送受信時のノイズを低減してより明瞭に通話するため、携帯 電話機のアンテナや筺体に銅箔を貼着し、簡単な処置によって受信感度を高め得 るようにした携帯電話機が考案され、利用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、アンテナなどに銅箔が貼着された携帯電話機には、次に掲げるような 問題点があった。
【0005】 まず、銅箔を貼着したものであっても、場所によっては、送受信時のノイズ低 減能力が充分に発揮されない場合もあった。
【0006】 また、銅箔を筺体に貼着した場合、使用者の汗などが貼着部位に付着して銅箔 から銅イオンが溶出すると、使用者によっては、かかる銅イオン等が皮膚に接触 することにより、金属イオンアレルギーを生させるといった問題点があった。
【0007】 さらに、経時変化により銅箔が酸化・黒化すると、携帯電話機の外観における 美感が損なわれるといった問題点もあった。
【0008】 そこで、本考案は、送受信時のノイズを低減し、使用者にアレルギーを生じさ せず、経時変化によって外観における美感を損なわせない携帯電話機を提供する ことを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案にかかる携帯電話機は、受話器、送話器、送受信状態等が 表示される表示手段、操作用のボタンが外部に設けられるとともに、操作用回路 、送受信用回路、電源用電池等が内蔵された筺体と、該筺体内の前記送受信回路 に接続されるアンテナ部とからなる携帯電話機であって、前記筺体又はアンテナ 部に金箔を含む積層粘着テープを貼着している。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面に例示されている一例に基づいて本考案を具体的に説明する。
【0011】 図1は本考案の一実施例の外観構成を示す斜視図であり、この携帯電話機1は 、筺体3と無線回線に接続するためのアンテナ部2とから構成されている。筺体 3の外部には受話器31、送話器32、送受信状態等が表示される表示装置33 、操作用ボタン34が設けられている。また、その内部には図示しない操作用回 路、送受信用回路、電源用電池等が内蔵されている。
【0012】 受話器31は電気信号を音声に変換するためのものであり、送話器32は音声 を電気信号に変換するためのものであり、スピーカー、マイクなどで構成されて いる。
【0013】 表示手段33は液晶ディスプレイからなり、後述する操作用回路から得た通話 相手先の電話番号、電源用電池の電力残量などの情報を表示するためのものであ る。
【0014】 操作用ボタン34は、携帯電話機の電源を制御するための電源ボタン34a、 通話を開始するための通話ボタン34b、電話利用者が通話相手を指定するため の電話番号入力ボタン34c等から構成されている。
【0015】 筺体3の内部には、上述したように図示しない操作用回路、送受信用回路、電 源用電池が内蔵されており、これらの回路は、従来機と同様に、集積回路、抵抗 器、プリント基板などから構成されている。電源用電池は、駆動源としてアルカ リ電池、リチウム電池等からなる。
【0016】 アンテナ部2は、無線回線からの電波を受信したり、無線回線に電波を送信す るためのものであり、アンテナ本体とその保護カバーからなる。アンテナ部2に は、送受信時のノイズを低減するため、金箔を含む積層粘着テープ4が帯状に貼 着されている。
【0017】 図2は、上記した金箔を含む積層粘着テープ4の構成を示す図である。金箔を 含む積層粘着テープ4は、24金を圧延した金箔42の一面に、高分子フィルム の一面に粘着剤を塗布してなる透明な片面粘着テープ41が貼着され、前記の面 とは反対側の面には高分子フィルムの両面に粘着剤を塗布してなる両面粘着テー プ43が貼着されたものである。
【0018】 片面粘着テープ41は、外部の衝撃から金箔42を保護するためのものであり 、透明な高分子フィルム41aの片面に透明な粘着剤41bを塗布したものであ る。高分子フィルム41aはアセテートフィルムなどの透明な合成樹脂フィルム からなり、粘着剤41bはアクリル酸エステルなどを主成分とする粘着性樹脂か らなる。
【0019】 両面粘着テープ43は、外部の衝撃から金箔42を保護するとともに、金箔を 含む積層粘着テープ4を被貼着物に貼着するためのものであり、高分子フィルム 43bの両面に粘着剤43a及び43cを塗布したものである。高分子フィルム 及び粘着剤の材質は、片面粘着テープで用いられるものと同様のものである。
【0020】 このように、上記した実施例では、金箔を含む積層粘着テープ4を、アンテナ 部2に帯状に巻き付けているので、金箔42の有する導電性効果により、送受信 時のノイズが低減され、より明瞭な通話を行うことができる。
【0021】 上記の実施例では、金箔を含む積層粘着テープ4を携帯電話機のアンテナ部2 に貼着しているが、図3に示すように筺体3とアンテナ部2の両方に貼着するよ うにしてもよい。特に、筺体3の裏面部等の使用者が本体を把持する際に、手で 握りしめられる部位、若しくは通話中に使用者の側頭部や顔が当接する部位に積 層粘着テープ4を貼着した場合には、使用者の汗などが付着しても、金箔42は かかる汗などによって変性しにくく、従来の銅箔を貼着させた場合と比べて、金 属イオンアレルギーを生じさせにくいという効果を奏する。
【0022】 また、金箔を含む積層粘着テープ4は、携帯電話機1のどの部分であっても使 用者の好みに応じて容易に貼着でき、金箔の有する光沢や質感によって外観にお ける美感の向上を図ることができる効果も奏する。
【0023】 図1に示す携帯電話機1のかわりに、図4に示した操作ボタン類34を覆うカ バーに送話器32が取り付けられているタイプの携帯電話機等に使用してもよく 、その機種は限定されない。
【0024】
【考案の効果】
上記の説明から明らかなように、この考案の携帯電話機によれば、金箔を含む 積層粘着テープがアンテナ部に貼着されているので、金箔が有する導電性により 、送受信時のノイズを低減し、明瞭な通話ができるようになった。また、銅箔を 貼着したものとは異なり、金箔の有する耐性により使用者に金属アレルギーを生 じさせず、美感の向上を目的として貼着しても、経時変化が起こりにくいため美 感が損なわれない等の副次的効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例である携帯電話機の外観構成
を示す斜視図である。
【図2】この考案で用いられる金箔を含む積層粘着テー
プの構造を示す図である。
【図3】筺体の裏面側及びアンテナ部に金箔を含む積層
粘着テープが貼着された実施例を示す斜視図である。
【図4】他の実施例の外観構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 アンテナ部 3 筺体 4 金箔を含む積層粘着テープ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 9/00 H04B 7/26 V

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受話器、送話器、送受信状態等が表示され
    る表示手段、操作用のボタン等が外部に設けられるとと
    もに、操作用回路、送受信用回路、電源用電池等が内蔵
    された筺体と、該筺体内の前記送受信回路に接続される
    アンテナ部とからなる携帯電話機であって、 前記筺体又はアンテナ部に金箔を含む積層粘着テープを
    貼着したことを特徴とする携帯電話機。
JP1996010016U 1996-10-04 1996-10-04 携帯電話機 Expired - Lifetime JP3036553U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188061A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Dainippon Ink & Chem Inc 耐衝撃性に優れる両面粘着シート
JP2003313515A (ja) * 2002-04-23 2003-11-06 Nitto Denko Corp 両面粘着テープおよび接着方法
JP3490017B2 (ja) 1999-03-18 2004-01-26 松下電器産業株式会社 無線端末装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3490017B2 (ja) 1999-03-18 2004-01-26 松下電器産業株式会社 無線端末装置
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