JP3045418U - 電子機器用イヤホンマイク装置 - Google Patents

電子機器用イヤホンマイク装置

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JP3045418U JP1997006812U JP681297U JP3045418U JP 3045418 U JP3045418 U JP 3045418U JP 1997006812 U JP1997006812 U JP 1997006812U JP 681297 U JP681297 U JP 681297U JP 3045418 U JP3045418 U JP 3045418U
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巌 奥山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三者通話、若しくはそれ以上の人数で会話を
することができ、簡単な構造で低コストに製造すること
のできる電子機器用イヤホンマイク装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 電子機器2とは別体のイヤホンマイク装
置本体3を有し、イヤホンマイク装置本体3から引き出
された接続線5には接続具(プラグ7)が接続され、当
該接続具は電子機器2へ着脱自在に接続される。イヤホ
ンマイク装置本体3は、他のイヤホンマイク装置の接続
具(プラグ37)を着脱自在に接続する接続受部(ジャ
ック19)と、この接続受部へ電気的に接続されるマイ
クロホン11を有する。そして、電子機器2へ着脱自在
に接続される接続具(プラグ7)は、接続受部(ジャッ
ク19)と電気的に接続される。また、イヤホンマイク
装置本体3から引き出された接続線15にはイヤホン1
7を接続して構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、電子機器と接続されるイヤホンマイク装置に関し、特に電子機器 に接続されたイヤホンマイク装置へ更に別のイヤホンマイク装置を接続できるよ うにした電子機器用イヤホンマイク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機や簡易型携帯電話機(PHS)が普及し、屋外でも容易に通 話することができる。 ところで、従来の携帯電話機や簡易型携帯電話機(PHS)には、別体のイヤ ホンマイク装置を接続するためのイヤホンマイク端子が設けられている。携帯電 話機や簡易型携帯電話機(PHS)の所有者は、このイヤホンマイク端子に別体 のイヤホンマイク装置を接続することにより、両手をフリーにした、いわゆるハ ンズフリーの状態で通話をすることができて非常に便利である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のイヤホンマイク装置を用いて通話する場合は、相手と1 対1で会話をすることはできても、それ以上の人数、例えば三者間で通話をする ことはできなかった。
【0004】 本願考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、三者通話、若しくはそれ以 上の人数で会話をすることができ、簡単な構造で低コストに製造することのでき る電子機器用イヤホンマイク装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願の請求項1に記載の電子機器用イヤホンマ イク装置は、下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)電子機器とは別体のイヤホンマイク装置本体を有すること。 (ロ)前記イヤホンマイク装置本体から引き出された接続線には接続具が接続さ れ、当該接続具は前記電子機器へ着脱自在に接続されること。 (ハ)前記イヤホンマイク装置本体は、他のイヤホンマイク装置の接続具を着脱 自在に接続する接続受部を有すること。 (ニ)前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、前記接続受部と電気的に 接続されていること。 (ホ)前記イヤホンマイク装置本体は、前記接続受部と電気的に接続されるマイ クロホンを有すること。 (ヘ)前記イヤホンマイク装置本体から引き出された接続線にはイヤホンが接続 され、当該イヤホンは前記接続受部と電気的に接続されること。
【0006】 また、本願の請求項2に記載の電子機器用イヤホンマイク装置は、下記の要件 を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)電子機器とは別体のイヤホンマイク装置本体を有すること。 (ロ)前記イヤホンマイク装置本体から引き出された接続線には接続具が接続さ れ、当該接続具は前記電子機器へ着脱自在に接続されること。 (ハ)前記イヤホンマイク装置本体は、他のイヤホンマイク装置の接続具を着脱 自在に接続する接続受部を有すること。 (ニ)前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、前記接続受部と電気的に 接続されていること。 (ホ)前記イヤホンマイク装置本体は、前記接続受部と電気的に接続されるマイ クロホンを有すること。 (ヘ)前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、マイクロホンからの電気 信号を電子機器へ中継する第1の端子を有すること。 (ト)前記イヤホンマイク装置本体から引き出された接続線にはイヤホンが接続 され、当該イヤホンは前記接続受部と電気的に接続されること。 (チ)前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、電子機器からの電気信号 をイヤホンへ中継する第2の端子を有すること。 (リ)前記接続受部は、前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具の第1の端 子を他のイヤホンマイク装置の接続具の第1の端子へ中継接続する第1の端子を 有すること。 (ヌ)前記接続受部は、前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具の第2の端 子を他のイヤホンマイク装置の接続具の第2の端子へ中継接続する第2の端子を 有すること。
【0007】 また、本願の請求項3に係る電子機器用イヤホンマイク装置は、請求項1又は 請求項2に記載の電子機器用イヤホンマイク装置について、イヤホンマイク装置 本体の外観を人形又はマスコットの形状に形成したことを特徴とする。
【0008】 また、本願の請求項4に係る電子機器用イヤホンマイク装置は、請求項1乃至 請求項3に記載の電子機器用イヤホンマイク装置について、衣服等の被掛止体に 掛止するための掛止部をイヤホンマイク装置本体に設けたことを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案に係る電子機器用イヤホンマイク装置の実施の形態を図面に基づいて説 明する。 請求項1に係る電子機器用イヤホンマイク装置1は、電子機器2とは別体の イヤホンマイク装置本体3を有する。電子機器2は、携帯電話機、簡易型携帯電 話機(PHS)、車両用電話機等の適宜の通信装置が用いられる。 イヤホンマイク装置本体3から引き出された接続線5には接続具(プラグ7) が接続され、当該接続具(プラグ7)は電子機器2へ着脱自在に接続される。ま た、イヤホンマイク装置本体3は、他のイヤホンマイク装置31の接続具(プラ グ37)を着脱自在に接続する接続受部(ジャック19)を有する。前記電子機 器2へ着脱自在に接続される接続具(プラグ7)は、接続受部(ジャック19) と電気的に接続されている。 また、イヤホンマイク装置本体3は、接続受部(ジャック19)と電気的に接 続されるマイクロホン11を有する。そして、イヤホンマイク装置本体3から引 き出された接続線15にはイヤホン17が接続され、当該イヤホン17は接続受 部(ジャック19)と電気的に接続されている。 このように、電子機器へ2以上のイヤホンマイク装置を接続することにより、 三者通話、若しくはそれ以上の人数で会話をすることができる。
【0010】 また、請求項2に係る電子機器用イヤホンマイク装置1は、電子機器2とは別 体のイヤホンマイク装置本体3を有する。電子機器2は、携帯電話機、簡易型携 帯電話機(PHS)、車両用電話機等の適宜の通信装置が用いられる。
【0011】 イヤホンマイク装置本体3から引き出された接続線5には接続具(プラグ7) が接続され、当該接続具(プラグ7)は電子機器2へ着脱自在に接続される。ま た、イヤホンマイク装置本体3は、他のイヤホンマイク装置31の接続具(プラ グ37)を着脱自在に接続する接続受部(ジャック19)を有する。前記電子機 器2へ着脱自在に接続される接続具(プラグ7)は、接続受部(ジャック19) と電気的に接続されている。また、イヤホンマイク装置本体3は、接続受部(ジ ャック19)と電気的に接続されるマイクロホン11を有する。 電子機器2へ着脱自在に接続される接続具(プラグ7)は、マイクロホン11 からの電気信号を電子機器2へ中継する第1の端子7aを有する。そして、イヤ ホンマイク装置本体3から引き出された接続線15にはイヤホン17が接続され 、当該イヤホン17は接続受部(ジャック19)と電気的に接続されている。電 子機器2へ着脱自在に接続される接続具(プラグ7)は、電子機器2からの電気 信号をイヤホン17へ中継する第2の端子7bを有する。 接続受部(ジャック19)は、前記電子機器2へ着脱自在に接続される接続具 (プラグ7)の第1の端子7aを他のイヤホンマイク装置31の接続具(プラグ 37)の第1の端子37aへ中継接続する第1の端子20aを有する。また、接 続受部(ジャック19)は、電子機器2へ着脱自在に接続される接続具(プラグ 7)の第2の端子7bを他のイヤホンマイク装置31の接続具(プラグ37)の 第2の端子37bへ中継接続する第2の端子20bを有する。 このように、電子機器へ2以上のイヤホンマイク装置を接続することにより、 三者通話、若しくはそれ以上の人数で会話をすることができる。
【0012】 また、請求項3に係る電子機器用イヤホンマイク装置1は、請求項1又は請求 項2に記載の電子機器用イヤホンマイク装置について、電子機器2とは別体に設 けられるイヤホンマイク装置本体3の外観を人形又はマスコット等の形状に形成 したことを特徴とする。 例えば、イヤホンマイク装置本体3の外観は、ペンギン、魚、花等の適宜の動 植物をマスコットにした形状に形成される。また、イヤホンマイク装置本体3の 外観は、人気キャラクターや怪獣を模したマスコットに形成される。また、イヤ ホンマイク装置本体3の外観は、建造物や建築物等を模したマスコットの形状に 形成することができる。 このように、優れた意匠をイヤホンマイク装置本体の外観に施すことにより、 購買意欲を喚起させることができる。
【0013】 また、請求項4に係る電子機器用イヤホンマイク装置1は、請求項1乃至請求 項3に記載の電子機器用イヤホンマイク装置について、衣服等の被掛止体に掛止 するための掛止部4をイヤホンマイク装置本体3に設けたことを特徴とする。 この掛止部4は、肩部や胸ポケットの衣服に引っ掛けて止めるようにしたフッ ク形式のものや、安全ピンを用いて掛け止めするようにしたもの、またはマジッ クテープやクリップ等で衣服を挟み込んで掛止させるようにしたもの等が用いら れる。
【0014】
【実施例】
本考案に係る電子機器用イヤホンマイク装置の実施例を図面を参照して説明す る。本実施例に係る電子機器用イヤホンマイク装置1は、電子機器2とは別体に 形成されるイヤホンマイク装置本体3を有する。 上記電子機器2は、携帯電話機、簡易型携帯電話機(PHS)、車両用電話機 等の適宜の通信装置が用いられる。また、イヤホンマイク装置本体3は、側板3 aと側板3bとから構成され、側板3bには衣服等の被掛止体に掛止するための 掛止部4が設けられている。このイヤホンマイク装置本体3は、合成樹脂、プラ スチック等の適宜の部材から形成され、その外観は、人形又はマスコットの形状 に形成されている。
【0015】 イヤホンマイク装置本体3内には、基板9が設けられ、基板9にはマイクロホ ン11及びジャック19が接続されている。マイクロホン11は、小型で、信頼 性の高い静電型マイクロホン等の適宜のマイクロホンが用いられる。例えば、振 動膜と固定電極とを有し、この振動膜と固定電極との間の静電容量の変化を電圧 の変化として取り出すようにしたコンデンサマイクロホンが用いられる。 また、マイクロホン11にはコンデンサ13が接続されている。このコンデン サ13は電子機器2の特性によっては削除することができる。そして、マイクロ ホン11の音声入力部と対向する部分のイヤホンマイク装置本体3には、図示し ない丸孔、又は長孔状スリットが形成され、この丸孔又はスリットを介して外部 からの音声がマイクロホン11へ入力するようになっている。
【0016】 イヤホンマイク装置本体3から引き出された接続線5の一端にはプラグ7が接 続されている。このプラグ7は電子機器2へ着脱自在に接続されるものである。 例えば、プラグ7は携帯電話機、簡易型携帯電話機(PHS)等のいわゆる、イ ヤホンマイク端子へ着脱自在に接続される。この電子機器2のイヤホンマイク端 子には、負荷電流が所定レベル以上流れたときに電子機器2を保護するためのい わゆるPLS回路が設けられている。本願出願の考案者が種々の実験及び試験を 行った結果、本願考案に係る電子機器用イヤホンマイク装置を4台電子機器2へ 接続した場合であっても上記PLS回路が作動することなく、安定して通話を行 うことができた。 そして、接続線5の他端は基板9と接続されている。また、プラグ7は端子7 a、7b、7cを有し、それぞれ電気的に絶縁されている。端子7aは、マイク ロホン11からの電気信号を電子機器2へ中継するための第1の端子である。ま た、端子7bは、電子機器2からの電気信号をイヤホン17へ中継するための第 2の端子である。そして、端子7cは、アースと接続される共通の端子である。 また、イヤホンマイク装置本体3は、他のイヤホンマイク装置31のプラグ3 7を着脱自在に接続するジャック19を有する。このジャック19は、ジャック 本体19aと、受け部19bとで一体に構成されている。ジャック本体19aは 、第1の端子20aと、第2の端子20bと、第3の端子20cとを有し、それ ぞれ基板9に接続されている。
【0017】 前記電子機器2へ着脱自在に接続されるプラグ7は、基板9を介してジャック 19と電気的に接続されている。すなわち、端子7aと第1の端子20aとが電 気的に接続され、端子7bと第2の端子20bとが電気的に接続され、端子7c と第3の端子20cとが電気的に接続されている。 また、前記他のイヤホンマイク装置31のプラグ37は、プラグ7と同様であ り、端子37a、37b、37cを有する。このプラグ37がジャック19の受 け部19bへ挿着されると、端子37aと第1の端子20aとが電気的に接続さ れ、端子37bと第2の端子20bとが電気的に接続され、端子37cと第3の 端子20cとが電気的に接続されるようになっている。 従って、ジャック19の端子20aは、プラグ7の第1の端子7aをプラグ3 7の第1の端子37aへ中継接続する第1の端子であり、端子20bは、プラグ 7の第2の端子7bをプラグ37の第2の端子37bへ中継接続する第2の端子 であり、端子20cは、プラグ7の第3の端子7cをプラグ37の第3の端子3 7cへ中継接続する第3の端子である。
【0018】 また、イヤホンマイク装置本体3内に設けられるマイクロホン11は、基板9 を介してジャック19と電気的に接続される。 そして、イヤホンマイク装置本体3から引き出された接続線15の一端にはイ ヤホン17が接続され、接続線15の他端は基板9と接続されている。従って、 イヤホン17は基板9を介してジャック19と電気的に接続されている。 また、イヤホンマイク装置1を組み立てる場合は、図示しないスポンジ等の適 宜の緩衝部材がイヤホンマイク装置本体3内に組み入れられ、内部の電子部品を 保護する。そして、側板3aと側板3bとを合致させた状態で接着剤又はビス等 を用いて固定される。
【0019】 次に、図4を参照して回路部の接続構成を説明する。 ジャック19の端子20aは、プラグ7の第1の端子7aと接続されると共に 、マイクロホン11の一方の端子と接続されている。このマイクロホン11には 、コンデンサ13が並列に接続されている。また、ジャック19の端子20bは 、プラグ7の第2の端子7bと接続されると共に、イヤホン17の一方の端子と 接続されている。そして、ジャック19の端子20cは、プラグ7の第3の端子 7cと接続されると共に、マイクロホン11の他方の端子と接続されている。ま た、ジャック19の端子20cは、イヤホン17の他方の端子と接続されている 。 そして、イヤホンマイク装置1のジャック19へ他のイヤホンマイク装置31 のプラグ37を挿入して接続した場合は、ジャック19の端子20aがプラグ3 7の端子37aと接続され、ジャック19の端子20bがプラグ37の端子37 bと接続され、ジャック19の端子20cがプラグ37の端子37cと接続され る。 尚、イヤホンマイク装置1へ着脱自在に接続されるイヤホンマイク装置31及 びこのイヤホンマイク装置31へ着脱自在に接続されるイヤホンマイク装置41 の構成は、イヤホンマイク装置1と同一であり、詳細な説明を省略する。
【0020】 次に、作用を説明する。 図5に示すように、電子機器2へ甲のイヤホンマイク装置1を接続し、イヤホ ンマイク装置1へ乙のイヤホンマイク装置31を接続し、このイヤホンマイク装 置31へ丙のイヤホンマイク装置41を接続する。このように電子機器2へ3台 のイヤホンマイク装置を接続した場合は、甲、乙、丙及び他の電話機又は携帯電 話機やPHSから通話をする丁との4者の間で相互に通話をすることができる。 すなわち、丁からの音声信号が電子機器2で受信されると、電子機器2から
プ ラグ7の端子7b、接続線5、ジャック19の端子20b、接続線15を介して 甲のイヤホン17へ伝送される。同時に、電子機器2からプラグ7の端子7b、 接続線5、ジャック19の端子20b、プラグ37の端子37b、接続線35、 イヤホンマイク装置31を介して乙のイヤホンへ伝送される。また同時に、電子 機器2からプラグ7の端子7b、接続線5、ジャック19の端子20b、プラグ 37の端子37b、接続線35、イヤホンマイク装置31、接続線45、イヤホ ンマイク装置41を介して丙のイヤホンへ伝送される。 従って、甲、乙、丙は、他の電話機又は携帯電話機やPHSから通話をする丁 の音声を同時に聞くことができる。
【0021】 また、逆の場合、例えば、甲がマイクロホン11に向かって話をすると、マイ クロホン11からの音声信号は、ジャック19の端子20a、接続線5、プラグ 7の端子7a、電子機器2を経由して丁へ伝送される。また、同時に甲の音声信 号は、電子機器2からプラグ7の端子7b、接続線5、ジャック19の端子20 b、プラグ37の端子37b、接続線35、イヤホンマイク装置31を介して乙 のイヤホンへ伝送される。また同時に、電子機器2からプラグ7の端子7b、接 続線5、ジャック19の端子20b、プラグ37の端子37b、接続線35、イ ヤホンマイク装置31、接続線45、イヤホンマイク装置41を介して丙のイヤ ホンへ伝送される。 従って、甲がマイクロホン11に向かって話をすると、このマイクロホン11 からの音声信号は、乙、丙、丁へ伝送されるので、それぞれ同時に聞くことがで きる。 また同様に、乙又は丙がマイクロホンに向かって話をすると、他の三者はこの マイクロホンからの音声信号を同時に聞くことができる。
【0022】 尚、図5に示す例では、電子機器2へ3台のイヤホンマイク装置を接続して4 者間で会話をする場合を説明したが、電子機器2へ2台のイヤホンマイク装置を 接続して3者間で会話をする場合も同様である。もちろん、電子機器2へ4台以 上のイヤホンマイク装置を接続して更に多くの話者間で同時に会話をすることが できる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本願の請求項1に記載の電子機器用イヤホンマイク 装置は、電子機器とは別体のイヤホンマイク装置本体を有し、イヤホンマイク装 置本体から引き出された接続線には接続具が接続され、当該接続具は電子機器へ 着脱自在に接続される。イヤホンマイク装置本体は、他のイヤホンマイク装置の 接続具を着脱自在に接続する接続受部と、この接続受部へ電気的に接続されるマ イクロホンを有する。そして、電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、接続 受部と電気的に接続される。また、イヤホンマイク装置本体から引き出された接 続線にはイヤホンが接続され、当該イヤホンは接続受部と電気的に接続される。 このように、電子機器へ2以上のイヤホンマイク装置を接続することにより、 三者通話、若しくはそれ以上の人数で会話をすることができ、簡単な構造で低コ ストに製造することのできる電子機器用イヤホンマイク装置を提供することがで きるという効果を有する。
【0024】 また、本願の請求項2に記載の電子機器用イヤホンマイク装置は、電子機器と は別体のイヤホンマイク装置本体を有し、イヤホンマイク装置本体から引き出さ れた接続線には接続具が接続され、当該接続具は電子機器へ着脱自在に接続され る。イヤホンマイク装置本体は、他のイヤホンマイク装置の接続具を着脱自在に 接続する接続受部と、この接続受部へ電気的に接続されるマイクロホンを有する 。 そして、電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、接続受部と電気的に接続 されると共に、マイクロホンからの電気信号を電子機器へ中継する第1の端子を 有する。 また、イヤホンマイク装置本体から引き出された接続線にはイヤホンが接続さ れ、当該イヤホンは接続受部と電気的に接続される。そして、電子機器へ着脱自 在に接続される接続具は、電子機器からの電気信号をイヤホンへ中継する第2の 端子を有する。 接続受部は、電子機器へ着脱自在に接続される接続具の第1の端子を他のイヤ ホンマイク装置の接続具の第1の端子へ中継接続する第1の端子を有する。また 、接続受部は、電子機器へ着脱自在に接続される接続具の第2の端子を他のイヤ ホンマイク装置の接続具の第2の端子へ中継接続する第2の端子を有する。 このように、電子機器へ2以上のイヤホンマイク装置を接続することにより、 三者通話、若しくはそれ以上の人数で会話をすることができ、簡単な構造で低コ ストに製造することのできる電子機器用イヤホンマイク装置を提供することがで きるという効果を有する。
【0025】 また、本願の請求項3に記載の電子機器用イヤホンマイク装置は、イヤホンマ イク装置本体の外観を人形又はマスコットの形状に形成したので、優れた意匠を イヤホンマイク装置本体の外観に施すことにより、購買力を高めることができる という効果を有する。
【0026】 また、本願の請求項4に記載の電子機器用イヤホンマイク装置は、衣服等の被 掛止体に掛止するための掛止部をイヤホンマイク装置本体に設けたので、両手を フリーにした、いわゆるハンズフリーの状態で電話をかけたり、若しくは受けた りすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るイヤホンマイク装置の分解斜視図
である。
【図2】本考案に係るイヤホンマイク装置に対して他の
イヤホンマイク装置のプラグを接続する場合の説明図で
ある。
【図3】本考案に係るイヤホンマイク装置の要部断面図
である。
【図4】本考案に係る1のイヤホンマイク装置へ他のイ
ヤホンマイク装置のプラグを挿入して接続した場合の接
続構成を示した回路図である。
【図5】本考案に係るイヤホンマイク装置の使用状態を
示した説明図である。
【符号の説明】
1 電子機器用イヤホンマイク装置 2 電子機器 3 イヤホンマイク装置本体 4 掛止部 5 接続線 7 プラグ 9 基板 11 マイクロホン 13 コンデンサ 15 接続線 17 イヤホンマイク 19 ジャック

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする電
    子機器用イヤホンマイク装置。 (イ)電子機器とは別体のイヤホンマイク装置本体を有
    すること。 (ロ)前記イヤホンマイク装置本体から引き出された接
    続線には接続具が接続され、当該接続具は前記電子機器
    へ着脱自在に接続されること。 (ハ)前記イヤホンマイク装置本体は、他のイヤホンマ
    イク装置の接続具を着脱自在に接続する接続受部を有す
    ること。 (ニ)前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、
    前記接続受部と電気的に接続されていること。 (ホ)前記イヤホンマイク装置本体は、前記接続受部と
    電気的に接続されるマイクロホンを有すること。 (ヘ)前記イヤホンマイク装置本体から引き出された接
    続線にはイヤホンが接続され、当該イヤホンは前記接続
    受部と電気的に接続されること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする電
    子機器用イヤホンマイク装置。 (イ)電子機器とは別体のイヤホンマイク装置本体を有
    すること。 (ロ)前記イヤホンマイク装置本体から引き出された接
    続線には接続具が接続され、当該接続具は前記電子機器
    へ着脱自在に接続されること。 (ハ)前記イヤホンマイク装置本体は、他のイヤホンマ
    イク装置の接続具を着脱自在に接続する接続受部を有す
    ること。 (ニ)前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、
    前記接続受部と電気的に接続されていること。 (ホ)前記イヤホンマイク装置本体は、前記接続受部と
    電気的に接続されるマイクロホンを有すること。 (ヘ)前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、
    マイクロホンからの電気信号を電子機器へ中継する第1
    の端子を有すること。 (ト)前記イヤホンマイク装置本体から引き出された接
    続線にはイヤホンが接続され、当該イヤホンは前記接続
    受部と電気的に接続されること。 (チ)前記電子機器へ着脱自在に接続される接続具は、
    電子機器からの電気信号をイヤホンへ中継する第2の端
    子を有すること。 (リ)前記接続受部は、前記電子機器へ着脱自在に接続
    される接続具の第1の端子を他のイヤホンマイク装置の
    接続具の第1の端子へ中継接続する第1の端子を有する
    こと。 (ヌ)前記接続受部は、前記電子機器へ着脱自在に接続
    される接続具の第2の端子を他のイヤホンマイク装置の
    接続具の第2の端子へ中継接続する第2の端子を有する
    こと。
  3. 【請求項3】 前記イヤホンマイク装置本体は、その外
    観が人形又はマスコットの形状に形成されていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器用イ
    ヤホンマイク装置。
  4. 【請求項4】 前記イヤホンマイク装置本体は、衣服等
    の被掛止体に掛止するための掛止部を有することを特徴
    とする請求項1乃至請求項3に記載の電子機器用イヤホ
    ンマイク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008523649A (ja) * 2004-11-12 2008-07-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ヘッドホンセットを介してコンテンツを共有する装置及び方法

Cited By (1)

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JP2008523649A (ja) * 2004-11-12 2008-07-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ヘッドホンセットを介してコンテンツを共有する装置及び方法

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