JP3036099U - 身体の腹部を鍛練する用具 - Google Patents

身体の腹部を鍛練する用具

Info

Publication number
JP3036099U
JP3036099U JP1996010289U JP1028996U JP3036099U JP 3036099 U JP3036099 U JP 3036099U JP 1996010289 U JP1996010289 U JP 1996010289U JP 1028996 U JP1028996 U JP 1028996U JP 3036099 U JP3036099 U JP 3036099U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
pneumatic cylinder
abdomen
cylinder
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996010289U
Other languages
English (en)
Inventor
チン チュ チェン
Original Assignee
チン チュ チェン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チン チュ チェン filed Critical チン チュ チェン
Priority to JP1996010289U priority Critical patent/JP3036099U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3036099U publication Critical patent/JP3036099U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニューマチックシリンダにより身体の腹部を
鍛練できる用具を提供する。 【解決手段】 ニューマチックシリンダ1のロッド5に
ねじ部6を形成する。ニューマチックシリンダ1のシリ
ンダチューブ7にねじ棒8を設ける。ハンドル2にナッ
ト9を設ける。アッパーキャップ3にナット10を設け
る。ベースプレート4にねじ孔11を設ける。使用者が
ハンドル2の両端部を両手で握り、ベースプレート4を
身体の腹部に当て、ハンドル2を両腕に力を入れて身体
の腹部に向って引き付ける。ニューマチックシリンダ1
のロッド5が空気抵抗に抗してシリンダチューブ7の内
部に向って移動し、ニューマチックシリンダ1のシリン
ダチューブ7の内部の空気をロッド5の移動に伴って圧
縮する。ニューマチックシリンダ1の空気の圧縮力によ
る負荷がベースプレート4を介して身体の腹部に加わ
り、身体の腹部をニューマチックシリンダ1の空気抵抗
により鍛練する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、身体の腹部を鍛練する用具に関し、主として空気圧の方式によって 身体の腹部を鍛練する運動の器材を設計し、それはニューマチックシリンダ、ハ ンドル、アッパーキャップ、ベースプレート等の部材より組み立てられ、ニュー マチックシリンダのロッドの先端にねじ部を形成し、ニューマチックシリンダの シリンダチューブの一端にねじ棒を設け、パッキンリングにニューマチックシリ ンダのロッドを挿通してから、ニューマチックシリンダのロッドのねじ部にハン ドルのナットとアッパーキャップのナットを分別に締め付けて固定し、ニューマ チックシリンダのシリンダチューブのねじ棒にベースプレートのねじ孔を締め付 けて固定し、身体の腹部を鍛練する用具の組み立てを完成し、使用者はハンドル を両手で握ってから、ベースプレートを身体の腹部に当て、ハンドル地点より両 腕に力を入れ、ニューマチックシリンダのロッドを空気抵抗に抗してシリンダチ ューブの内部に向って移動し、ニューマチックシリンダを身体の腹部に向けて圧 縮すれば、身体の腹部を鍛練する効能に達し、また、部材の分解あるいは組み立 てによって身体の腕部と脚部と首部を鍛練して異なった効能に達することができ る身体の腹部を鍛練する用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の身体の腹部を鍛練する用具は、図8に示すように、主体17と、押圧棒 18と、摺動棒19と、ゴム輪20とを有し、主体17の支持管21の両側に互 いに反対方向に向くC形リング22,22をそれぞれ固定して設けると共に、主 体17の支持管21の外周にL形のフック23を設け、押圧棒18の中央に摺動 棒19に形成した小径部24の先端に嵌合するスリーブ25を突出して設け、摺 動棒19に形成した大径部26の外周にフック23と反対方向に向くL形のフッ ク27を設ける。
【0003】 従来の身体の腹部を鍛練する用具の組み立ては、主体17の支持管21に摺動 棒19の小径部24を挿通し、押圧棒18のスリーブ25に摺動棒19の小径部 24の先端を嵌入した後、主体17の支持管21のフック23及び摺動棒19の 大径部26のフック27にゴム輪20を引掛けることにより、図9に示すように 、身体の腹部を鍛練する用具の組み立てが完成する。
【0004】 身体の腹部を鍛練する場合は、図9に示すように、主体17のC形リング22 ,22を身体の両脚の大腿部にそれぞれ嵌め込み、主体17の支持管21を身体 の両脚の大腿部の間に挟み付け、身体の腹部を押圧棒18に当てた後、図10に 示すように、押圧棒18を身体の腹部に力を入れて下方に向って押し付けると、 摺動棒19が押圧棒18を介してゴム輪20の弾性力に抗しながら主体17の支 持管21に対して下方に向って移動し、身体の腹部の力を弱めると、摺動棒19 はゴム輪20の弾性力により元の状態に復帰し、このように身体の腹部に力を入 れたり弱めたりする動作を繰り返して行うことにより、身体の腹部を鍛練する効 果に達すると言っても、しかしながら、身体の腹部を鍛練する用具を実際に使用 する場合に、下記の弊害を有する。
【0005】 1.ゴム輪20はたやすく破裂する。身体の腹部を鍛練する用具は、摺動棒1 9がゴム輪20の弾性力によって元の状態に復帰し、ゴム輪20が外部に露出し ているので、ゴム輪20に油あるいは水が付着すると、ゴム輪20は劣化するば かりでなく、ゴム輪20が寒気により硬化して脆くなり、ゴム輪20はたやすく 破裂して、運動の安全に障害を与える。
【0006】 2.ゴム輪20の弾性を破壊する。ゴム輪20は温度の変化に耐えられないの で、ゴム輪20が温度の変化によって膨脹したりあるいは収縮し、ゴム輪20の 弾性を破壊して、摺動棒19を主体17の支持管21に対して移動する場合に、 ゴム輪20の弾性力が一定しない。
【0007】 3.身体の腹部を鍛練する僅かに単一の運動の効能を得る。身体の腹部を鍛練 する用具は、設計に問題があるため、身体の腹部を鍛練する僅かに単一の運動の 効能しか得られず、身体の腕部,脚部,首部を鍛練する各種の異なる運動の効能 に達しない。
【0008】 4.使用者の運動に容易に傷害を与える。身体の腹部を鍛練する用具は、主体 17のC形リング22,22を身体の両脚の大腿部にそれぞれ嵌め込み、主体1 7の支持管21を身体の両脚の大腿部の間に挟み付けるので、身体の腹部が押圧 棒18を下方に向って圧縮する力を主体17のC形リング22,22を介して身 体の両脚の大腿部により支えるため、もし身体の両脚を気をつけないで離すと、 身体の腹部が下方に向って移動するので、主体17のC形リング22,22の支 持部位が緩くなり、たやすく使用者の運動に傷害を与える。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、上述する問題点に対処して、ハンドルのねじ孔をニューマチ ックシリンダのロッドのねじ部に螺合すると共に、アッパーキャップのナットを ニューマチックシリンダのロッドのねじ部の先端部に螺合し、ハンドル及びアッ パーキャップをニューマチックシリンダのロッドのねじ部に対して取付け、ベー スプレートのねじ孔をニューマチックシリンダのシリンダチューブのねじ棒に螺 合し、ベースプレートをニューマチックシリンダのシリンダチューブのねじ棒に 対して取付け、使用者がハンドルの両端部を両手で握り、ベースプレートを身体 の腹部に当てた後、ハンドルを両腕に力を入れて身体の腹部に向って引き付ける と、ニューマチックシリンダのロッドが空気抵抗に抗しながらシリンダチューブ の内部に向って移動すると同時に、ニューマチックシリンダのシリンダチューブ の内部の空気をロッドの移動に伴って圧縮し、ニューマチックシリンダの空気の 圧縮力による負荷がベースプレートを介して身体の腹部に加わり、身体の腹部に ニューマチックシリンダの空気の圧縮力による負荷に逆らうように力を入れ、身 体の腹部をニューマチックシリンダの空気抵抗により鍛練し、ハンドル,アッパ ーキャップ,ベースプレートをニューマチックシリンダのロッドのねじ部あるい はニューマチックシリンダのシリンダチューブのねじ棒に対して取外したりある いは取付けたりし、身体の腕部,脚部,首部を鍛練して各種の異なる運動の効能 に達することが可能な身体の腹部を鍛練する用具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の身体の腹部を鍛練する用具は、ニューマチックシリンダと、ハンドル と、アッパーキャップと、ベースプレートとを有し、前記ニューマチックシリン ダのロッドの先端にねじ部を形成し、前記ニューマチックシリンダのシリンダチ ューブの一端にねじ棒を設けると共に、前記ハンドルに前記ロッドのねじ部に螺 合するねじ孔を貫通して設け、前記アッパーキャップに前記ロッドのねじ部ある いは前記シリンダチューブのねじ棒に螺合するナットを設け、前記ベースプレー トに前記ロッドのねじ部あるいは前記シリンダチューブのねじ棒に螺合するねじ 孔を設けたことを特徴とする構成を有するものである。
【0011】 まず、ハンドルのねじ孔をニューマチックシリンダのロッドのねじ部に螺合す ると共に、アッパーキャップのナットをニューマチックシリンダのロッドのねじ 部の先端部に螺合し、ハンドル及びアッパーキャップをニューマチックシリンダ のロッドのねじ部に対して取付け、ベースプレートのねじ孔をニューマチックシ リンダのシリンダチューブのねじ棒に螺合し、ベースプレートをニューマチック シリンダのシリンダチューブのねじ棒に対して取付ける。
【0012】 使用者がハンドルの両端部を両手で握り、ベースプレートを身体の腹部に当て た後、ハンドルを両腕に力を入れて身体の腹部に向って引き付けると、ニューマ チックシリンダのロッドが空気抵抗に抗しながらシリンダチューブの内部に向っ て移動すると同時に、ニューマチックシリンダのシリンダチューブの内部の空気 をロッドの移動に伴って圧縮し、ニューマチックシリンダの空気の圧縮力による 負荷がベースプレートを介して身体の腹部に加わり、身体の腹部にニューマチッ クシリンダの空気の圧縮力による負荷に逆らうように力を入れ、身体の腹部をニ ューマチックシリンダの空気抵抗により鍛練する。
【0013】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】 本考案の身体の腹部を鍛練する用具は、図1に示すように、ニューマチックシ リンダ1と、ハンドル2と、アッパーキャップ3と、ベースプレート4とを有す る。
【0015】 ニューマチックシリンダ1のロッド5の先端には、図1に示すように、ねじ部 6が形成され、ニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7の一端にはロッ ド5の中心軸線上に沿ってねじ棒8が設けられている。
【0016】 ハンドル2には、図1に示すように、ロッド5のねじ部6に螺合するねじ孔と なるナット9が貫通して設けられている。
【0017】 アッパーキャップ3には、図1に示すように、ロッド5のねじ部6あるいはシ リンダチューブ7のねじ棒8に螺合するナット10が設けられている。
【0018】 ベースプレート4には、図1に示すように、ロッド5のねじ部6あるいはシリ ンダチューブ7のねじ棒8に螺合するねじ孔11が設けられている。
【0019】 ニューマチックシリンダ1のロッド5の先端寄りの外周面には、図1に示すよ うに、ねじ部6が形成され、ニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7の 一端の中央にはロッド5と反対方向に向って突出したねじ棒8が固設されている 。
【0020】 ニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7の他端には、図1に示すよう に、ロッド5の外周面に嵌合するパッキンリング12が設けられ、ニューマチッ クシリンダ1のロッド5を空気抵抗に抗してシリンダチューブ7の内部に向って 移動する場合に、パッキンリング12はニューマチックシリンダ1のシリンダチ ューブ7の内部に塵や埃が侵入するのを阻害する。
【0021】 ハンドル2は、図1に示すように、弓形管よりなり、ハンドル2の中央には貫 通孔13が設けられると共に、ハンドル2の貫通孔13にはナット9が嵌合して 設けられ、ナット9の端部がハンドル2の貫通孔13よりニューマチックシリン ダ1に向って突出され、ナット9はハンドル2の貫通孔13に半田付けにより固 着されている。
【0022】 ハンドル2の両端寄りには、図1に示すように、握持部14,14がそれぞれ 形成されている。
【0023】 ハンドル2の両端には、図1に示すように、開口部を閉塞するプラグ15,1 5がそれぞれ設けられている。
【0024】 ハンドル2の両端の開口部にはプラグ15,15がそれぞれ挿入され、ニュー マチックシリンダ1のロッド5のねじ部6にはハンドル2のナット9が締め付け て螺合され、ハンドル2はニューマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6に固 定される。
【0025】 アッパーキャップ3の円形の基部16の一面の中央には、図1に示すように、 ハンドル2の中央に向って突出したナット10が設けられている。
【0026】 ニューマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6の先端部にはアッパーキャッ プ3のナット10が締め付けて螺合され、アッパーキャップ3はニューマチック シリンダ1のロッド5のねじ部6の先端に固定される。
【0027】 ベースプレート4は、図1に示すように、弧形板よりなり、ベースプレート4 の中央にはねじ孔11が設けられている。
【0028】 ニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7のねじ棒8にはベースプレー ト4のねじ孔11が螺合され、ベースプレート4はニューマチックシリンダ1の シリンダチューブ7のねじ棒8に固定される。
【0029】 本考案の身体の腹部を鍛練する用具の組み立ては、まず、パッキンリング12 にニューマチックシリンダ1のロッド5を挿通し、パッキンリング12をニュー マチックシリンダ1のシリンダチューブ7の他端に配置した後、ハンドル2の両 端の開口部にプラグ15,15をそれぞれ挿入し、ハンドル2のナット9をニュ ーマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6に締め付けるように螺合し、ハンド ル2をニューマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6に対して固定する。
【0030】 次いで、アッパーキャップ3のナット10をニューマチックシリンダ1のロッ ド5のねじ部6の先端部に締め付けるように螺合し、アッパーキャップ3をニュ ーマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6の先端に対して固定する。
【0031】 その後、ベースプレート4のねじ孔11をニューマチックシリンダ1のシリン ダチューブ7のねじ棒8に締め付けるように螺合し、ベースプレート4をニュー マチックシリンダ1のシリンダチューブ7のねじ棒8に対して固定することによ り、本考案の身体の腹部を鍛練する用具の組み立てが完成する。
【0032】 次に、この実施の形態の作用について説明する。
【0033】 身体の腹部を鍛練する場合は、図2の実線で示すように、使用者はハンドル2 の握持部14,14を両手で握ると共に、ベースプレート4を身体の腹部に当て た後、図2の一点鎖線に示すように、ハンドル2を両腕に力を入れて身体の腹部 に向って引き付けると、ニューマチックシリンダ1のロッド5が空気抵抗に抗し ながらシリンダチューブ7の内部に向って移動すると同時に、ニューマチックシ リンダ1のシリンダチューブ7の内部の空気がロッド5の移動に伴って圧縮され 、ニューマチックシリンダ1の空気の圧縮力による負荷がベースプレート4を介 して身体の腹部に加わり、身体の腹部にニューマチックシリンダ1の空気の圧縮 力による負荷に逆らうように力を入れることにより、身体の腹部をニューマチッ クシリンダ1の空気抵抗により鍛練することができる。
【0034】 また、ハンドル2をニューマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6から取外 し、アッパーキャップ3のナット10をニューマチックシリンダ1のロッド5の ねじ部6の先端部に螺合し、図3の実線に示すように、アッパーキャップ3をニ ューマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6に取付け、図2とは異なる身体の 腹部を鍛練する用具を完成する。
【0035】 次いで、図3の実線に示すように、使用者はアッパーキャップ3を垂直壁に当 てると共に、ベースプレート4を身体の腹部に当てた後、図3の一点鎖線に示す ように、ベースプレート4を身体の腹部に力を入れて垂直壁に向って押し付ける と、ニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7がベースプレート4を介し て空気抵抗に抗しながらアッパーキャップ3に向って移動すると同時に、ニュー マチックシリンダ1のロッド5がシリンダチューブ7の内部に入り込んだ状態と なり、ニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7の内部の空気が圧縮され 、ニューマチックシリンダ1の空気の圧縮力による負荷がベースプレート4を介 して身体の腹部に加わり、身体の腹部にニューマチックシリンダ1の空気の圧縮 力による負荷に逆らうように力を入れることにより、身体の腹部をニューマチッ クシリンダ1の空気抵抗により鍛練することができる。
【0036】 さらに、ハンドル2,アッパーキャップ3,ベースプレート4をニューマチッ クシリンダ1のロッド5のねじ部6あるいはニューマチックシリンダ1のシリン ダチューブ7のねじ棒8に対して取外したりあるいは取付けたりすることにより 、身体の腕部,脚部,首部を鍛練して各種の異なる運動の効能に達することを、 下記の如く列挙する。
【0037】 身体の腕部を鍛練する場合は、図4の実線で示すように、使用者はハンドル2 の握持部14,14を両手で握ると共に、ベースプレート4を身体の一方の大腿 部に当てた後、図4の一点鎖線に示すように、ハンドル2を両腕に力を入れて身 体の大腿部に向って押し付けると、ニューマチックシリンダ1のロッド5が空気 抵抗に抗しながらシリンダチューブ7の内部に向って移動すると同時に、ニュー マチックシリンダ1のシリンダチューブ7の内部の空気がロッド5の移動に伴っ て圧縮され、ニューマチックシリンダ1の空気の圧縮力による負荷がハンドル2 を介して身体の両腕部に加わり、身体の両腕部にニューマチックシリンダ1の空 気の圧縮力による負荷に逆らうように力を入れることにより、身体の腕部をニュ ーマチックシリンダ1の空気抵抗により鍛練することができる。
【0038】 また、ハンドル2をニューマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6から取外 し、ベースプレート4をニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7のねじ 棒8から取外し、アッパーキャップ3のナット10をニューマチックシリンダ1 のロッド5のねじ部6の先端部に螺合し、アッパーキャップ3のナット10をニ ューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7のねじ棒8に螺合し、図5の実線 に示すように、アッパーキャップ3及びアッパーキャップ3をニューマチックシ リンダ1のロッド5のねじ部6及びシリンダチューブ7のねじ棒8に分別に取付 け、図4とは異なる身体の腕部を鍛練する用具を完成する。
【0039】 次いで、図5の実線に示すように、使用者はニューマチックシリンダ1のロッ ド5のねじ部6に取付けたアッパーキャップ3を左手の掌に当てると共に、ニュ ーマチックシリンダ1のシリンダチューブ7のねじ棒8に取付けたアッパーキャ ップ3を右手の掌に当てた後、図5の一点鎖線に示すように、アッパーキャップ 3及びアッパーキャップ3を両腕に力を入れて内方に向って押し付けると、ニュ ーマチックシリンダ1のロッド5が空気抵抗に抗しながらシリンダチューブ7の 内部に向って移動すると同時に、ニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ 7の内部の空気がロッド5の移動に伴って圧縮され、ニューマチックシリンダ1 の空気の圧縮力による負荷がアッパーキャップ3及びアッパーキャップ3を介し て身体の両腕部に加わり、身体の両腕部にニューマチックシリンダ1の空気の圧 縮力による負荷に逆らうように力を入れることにより、身体の腕部をニューマチ ックシリンダ1の空気抵抗により鍛練することができる。
【0040】 身体の脚部を鍛練する場合は、まず、ハンドル2及びアッパーキャップ3をニ ューマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6から取外し、ベースプレート4の ねじ孔11をニューマチックシリンダ1のロッド5のねじ部6の先端部に螺合し 、図6の実線に示すように、ベースプレート4をニューマチックシリンダ1のロ ッド5のねじ部6に取付け、身体の脚部を鍛練する用具を完成する。
【0041】 次いで、図6の実線に示すように、使用者はニューマチックシリンダ1のロッ ド5のねじ部6に取付けたベースプレート4を右脚の脛部の内側に当てると共に 、ニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7のねじ棒8に取付けたベース プレート4を左脚の脛部の内側に当てた後、図6の一点鎖線に示すように、ベー スプレート4及びベースプレート4を両脚に力を入れて内方に向って押し付ける と、ニューマチックシリンダ1のロッド5が空気抵抗に抗しながらシリンダチュ ーブ7の内部に向って移動すると同時に、ニューマチックシリンダ1のシリンダ チューブ7の内部の空気がロッド5の移動に伴って圧縮され、ニューマチックシ リンダ1の空気の圧縮力による負荷がベースプレート4及びベースプレート4を 介して身体の両脚部に加わり、身体の両脚部にニューマチックシリンダ1の空気 の圧縮力による負荷に逆らうように力を入れることにより、身体の脚部をニュー マチックシリンダ1の空気抵抗により鍛練することができる。
【0042】 身体の首部を鍛練する場合は、図7の実線に示すように、使用者はハンドル2 の握持部14,14を両手で握ると共に、身体の両腕を頭部の後方にまわし、ベ ースプレート4を身体の首筋に当てた後、図7の一点鎖線に示すように、ハンド ル2を両腕に力を入れて身体の首筋に向って引き付けると、ニューマチックシリ ンダ1のロッド5が空気抵抗に抗しながらシリンダチューブ7の内部に向って移 動すると同時に、ニューマチックシリンダ1のシリンダチューブ7の内部の空気 がロッド5の移動に伴って圧縮され、ニューマチックシリンダ1の空気の圧縮力 による負荷がベースプレート4を介して身体の首筋に加わり、身体の首部にニュ ーマチックシリンダ1の空気の圧縮力による負荷に逆らうように力を入れること により、身体の首部をニューマチックシリンダ1の空気抵抗により鍛練すること ができる。
【0043】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案の身体の腹部を鍛練する用具によれば、ハンドル のねじ孔をニューマチックシリンダのロッドのねじ部に螺合すると共に、アッパ ーキャップのナットをニューマチックシリンダのロッドのねじ部の先端部に螺合 することにより、ハンドル及びアッパーキャップをニューマチックシリンダのロ ッドのねじ部に対して取付けることができ、ベースプレートのねじ孔をニューマ チックシリンダのシリンダチューブのねじ棒に螺合するので、ベースプレートを ニューマチックシリンダのシリンダチューブのねじ棒に対して取付けることがで き、使用者がハンドルの両端部を両手で握り、ベースプレートを身体の腹部に当 てた後、ハンドルを両腕に力を入れて身体の腹部に向って引き付けると、ニュー マチックシリンダのロッドが空気抵抗に抗しながらシリンダチューブの内部に向 って移動するので、ニューマチックシリンダのシリンダチューブの内部の空気を ロッドの移動に伴って圧縮することができ、ニューマチックシリンダの空気の圧 縮力による負荷がベースプレートを介して身体の腹部に加わるので、身体の腹部 にニューマチックシリンダの空気の圧縮力による負荷に逆らうように力を入れる のみで、身体の腹部をニューマチックシリンダの空気抵抗により鍛練することが できる。
【0044】 また、ハンドル,アッパーキャップ,ベースプレートをニューマチックシリン ダのロッドのねじ部あるいはニューマチックシリンダのシリンダチューブのねじ 棒に対して取外したりあるいは取付けたりすれば、身体の腕部,脚部,首部を鍛 練して各種の異なる運動の効能に達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す身体の腹部を鍛練す
る用具の分解斜視図
【図2】図1の身体の腹部を鍛練する使用状態を示す斜
視図
【図3】図1の身体の腹部を鍛練する使用状態を示す斜
視図
【図4】図1の身体の腕部を鍛練する使用状態を示す斜
視図
【図5】図1の身体の腕部を鍛練する使用状態を示す斜
視図
【図6】図1の身体の脚部を鍛練する使用状態を示す斜
視図
【図7】図1の身体の首部を鍛練する使用状態を示す斜
視図
【図8】従来の身体の腹部を鍛練する用具の分解斜視図
【図9】図8の身体の腹部を鍛練する使用時の斜視図
【図10】図8の身体の腹部を鍛練する使用状態を示す
斜視図
【符号の説明】
1 ニューマチックシリンダ 2 ハンドル 3 アッパーキャップ 4 ベースプレート 5 ロッド 6 ねじ部 7 シリンダチューブ 8 ねじ棒 9 ナット 10 ナット 11 ねじ孔 12 パッキンリング 13 貫通孔 14 握持部 15 プラグ 16 基部 17 主体 18 押圧棒 19 摺動棒 20 ゴム輪 21 支持管 22 C形リング 23 フック 24 小径部 25 スリーブ 26 大径部 27 フック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニューマチックシリンダと、ハンドル
    と、アッパーキャップと、ベースプレートとを有し、前
    記ニューマチックシリンダのロッドの先端にねじ部を形
    成し、前記ニューマチックシリンダのシリンダチューブ
    の一端にねじ棒を設けると共に、前記ハンドルに前記ロ
    ッドのねじ部に螺合するねじ孔を貫通して設け、前記ア
    ッパーキャップに前記ロッドのねじ部あるいは前記シリ
    ンダチューブのねじ棒に螺合するナットを設け、前記ベ
    ースプレートに前記ロッドのねじ部あるいは前記シリン
    ダチューブのねじ棒に螺合するねじ孔を設けたことを特
    徴とする身体の腹部を鍛練する用具。
  2. 【請求項2】 前記ニューマチックシリンダのシリンダ
    チューブの他端に前記ロッドの外周面に嵌合するパッキ
    ンリングを設けた請求項1記載の身体の腹部を鍛練する
    用具。
  3. 【請求項3】 前記ハンドルは弓形管よりなり、前記ベ
    ースプレートは弧形板よりなる請求項1記載の身体の腹
    部を鍛練する用具。
JP1996010289U 1996-09-24 1996-09-24 身体の腹部を鍛練する用具 Expired - Lifetime JP3036099U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996010289U JP3036099U (ja) 1996-09-24 1996-09-24 身体の腹部を鍛練する用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996010289U JP3036099U (ja) 1996-09-24 1996-09-24 身体の腹部を鍛練する用具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3036099U true JP3036099U (ja) 1997-04-08

Family

ID=43170876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996010289U Expired - Lifetime JP3036099U (ja) 1996-09-24 1996-09-24 身体の腹部を鍛練する用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3036099U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019110030A1 (de) * 2017-12-08 2019-06-13 Oguzhan Albayrak Standkörper

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019110030A1 (de) * 2017-12-08 2019-06-13 Oguzhan Albayrak Standkörper

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4351527A (en) Double acting exerciser
US3211453A (en) Hand, wrist and arm exerciser
MX2011010988A (es) Un ejercitador multidireccional univesal mejorado para ejercitar la mano, la muñeca y el antebrazo en diferentes planos de movimiento con resistencia ajustable.
US7628741B2 (en) Exercise device and method
US5651755A (en) Hand-held exerciser
JP3036099U (ja) 身体の腹部を鍛練する用具
JP3037565U (ja) 身体の腹部を鍛練する用具
CN210991572U (zh) 手部复健训练器的腕关节作动结构
US5735781A (en) Exercising loop
US5938547A (en) Basketball shot making training device
JP2009285430A (ja) 上半身パワートレーナー
JP3045412U (ja) 多機能運動器具
RU208729U1 (ru) Эспандер кистевой борца
US2674143A (en) Plier and wrench tool
JPH0133088Y2 (ja)
RU208730U1 (ru) Кистевой эспандер
SU1277975A1 (ru) Устройство дл тренировки рук
CN211724566U (zh) 一种握力练习器
JPH0360810U (ja)
CN211535477U (zh) 一种康复机器人的腿内衬套机构
KR200221983Y1 (ko) 팔 운동기구
JPH1015029A (ja) マッサージ器
JPH0423555Y2 (ja)
ES234241U (es) Dispositivo de acoplamiento del mango al cabezal de soporte de los utensilios de limpieza.
JPS6236757U (ja)