JP3035843B2 - 滑走路における誘導灯の補修固定方法 - Google Patents
滑走路における誘導灯の補修固定方法Info
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Description
導灯の補修固定方法に関するものである。さらに詳しく
は、飛行場における飛行機の滑走路、誘導路など(以
下、単に「滑走路」という。)に埋設されている誘導灯
が故障したり、誘導灯周縁部の舗装が損傷したりした場
合に、誘導灯を補修し或は交換すると共に、誘導灯周縁
部の舗装を補修し、固定する方法に関する。
は、航空機の運航を妨げない時間帯の限られた時間内に
終了しなければならず、しかも、作業が数日に渡る場合
には、1日の工程の終了毎に、掘削穴等を埋め戻し、滑
走路としての使用に支障がないようにする等の配慮が必
要で、非常に制約の多い補修作業である。
は、滑走路の舗装体における補修する灯器の設置場所を
含むその周辺部を掘削り除去し、その掘削部にアスファ
ルトコンクリート層を4〜5層に設けた灯器設置基盤を
形成し、その灯器設置基盤に灯器設置用空間部を切削形
成して、その灯器設置用空間部に灯器を設置すると共
に、灯器設置用空間部における残りの空間部にグースア
スファルトを流し込み、これを固化することによって行
われている。
アスファルトコンクリートによって数層に形成しなけれ
ばならず、施工に時間を必要とし、冬期の夜間施工に際
しては、アスファルトコンクリートの温度低下による締
固めの不足が生ずる欠点を有している。
トを使用するために、次のような改良すべき点をも有し
ている。 1)グースアスファルトは、アスファルトプラントで製
造する必要があると共に、クッカー車で高温に加熱しな
がら施工しなければならず、施工に特殊な設備と特殊な
技術を必要とする。 2)使用するグースアスファルトの量が少量であるとこ
ろから、温度管理などその取扱いに問題があると共に、
常に、使い残りが生ずる。 3)取扱うグースアスファルトが高温に加熱されている
ところから、安全性に問題がある。 4)取扱うグースアスファルトが高温であることから、
冷却養生のための時間を必要とする。 5)グースアスファルトは、供用時の耐流動性が比較的
小さいことから、夏期の路面温度が高い場合には、ジャ
ンボ機などの大型航空機の通過により、たちまち灯器周
縁部におけるグースアスファルトの舗装部分が流動した
り、灯器が傾いてしまうことがある。
から、これら灯器の損傷も年々増加しており、その対応
が迫られている。
方法の問題点を解決するためになされたもので、供用時
の灯器周縁部における舗装部分の耐流動性を改善すると
共に、灯器自体の傾きを排除することのできる常温施工
を可能にした滑走路における誘導灯の補修固定方法を提
供することを課題とする。
る誘導灯の補修に際して、骨材とセメントアスファルト
モルタル(以下、「CAモルタル」という。)とを使用
し、さらには、必要に応じて、繊維マットや繊維ネット
等を使用することによって、上記課題を解決した。
補修固定方法であって、 (a)滑走路の舗装体に埋設された補修すべき灯器の設
置場所を含むその周辺部を掘削り除去する工程、 (b)その掘削部に、骨材とCAモルタルとを充填し固
化することにより灯器設置基盤を形成する工程、 (c)その灯器設置基盤に灯器設置用空間部を切削形成
する工程、 (d)その灯器設置用空間部に灯器基台を設置する工
程、 (e)灯器設置用空間部における残りの空間部に、骨材
とCAモルタルとを充填し固化する工程、を含むことを
特徴とする滑走路における誘導灯の補修固定方法を提供
するものであり、更には、上記(e)の工程に続いて、 (f)灯器設置基盤の上面を既設舗装体の一部を含めて
切削除去する工程、 (g)その切削除去された部分に加熱アスファルト混合
物を舗設して表層を形成する工程、 (h)灯器基台の上方部分の表層および灯器設置基盤を
除去して、灯器本体を灯器基台に固定する工程、 (i)灯器本体の周縁部空間をシールする工程、を含む
ことを特徴とする滑走路における誘導灯の補修固定方法
を提供するものである。
導灯の補修固定方法を詳細に説明する。
対し、配列して埋設されている各種の誘導灯であって、
通常、灯器を支持する灯器基台と発光部を内装した灯器
本体とからなっており、灯器基台と灯器本体とは螺合、
ボルト締めなどの手段により着脱自在となっている。ま
た、灯器基台には、蓋体が設けられており、灯器本体を
取付けてない時には、その取付部に蓋体を覆せるように
なっている。
道路協会発行の「アスファルト舗装要綱」に記載されて
いる舗装用の骨材で、砕石、玉砕、砂利、鉄鋼スラグ等
である。また、これらの骨材にアスファルトを被覆した
アスファルト被覆骨材および再生骨材なども使用でき
る。その他、これに類似する粒状材料で、人工焼成骨
材、焼成発泡骨材、人工軽量骨材、陶磁器粒、エメリー
等も使用することができる。さらには、連続粒度を有す
る骨材でも、単一粒度の骨材であってもよい。一般的に
は、粒径範囲5〜13mmの6号砕石、粒径範囲が13
〜20mmの5号砕石、さらには、粒径範囲が20〜3
0mmの4号砕石が使用される。そして、好ましくは、
これら骨材に対し、0.3〜1重量%程度のストレート
アスファルトを被覆しておくとよい。
ント100重量部に対し、ポリマー入りアスファルト乳
剤50〜230重量部、急硬性混和材0〜75重量部、
細骨材60〜330重量部、凝結調整剤0〜5重量部、
アルミ粉末0〜0.05重量部および所要量の添加水よ
りなるCAモルタルである。
は、例えば、普通ポルトランドセメント、早強ポルトラ
ンドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポ
ルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメント、
フライアッシュセメント、耐硫酸塩セメント、ジェット
セメントなどが挙げられる。
ファルト乳剤とは、アスファルト乳剤と樹脂エマルジョ
ンとを重量比で95〜75:5〜25の割合で混合して
得られるノニオン系アスファルト乳剤である。ポリマー
入りアスファルト乳剤に用いられるアスファルト乳剤
は、ノニオン系アスファルト乳剤であって、アスファル
トをノニオン系乳化剤、分散剤、安定剤等を使用して水
中に乳化分散させて造られたものである。ノニオン系ア
スファルト乳剤の固形分の含有量は、通常、40〜70
重量%の範囲である。固形分の含有量が40重量%未満
の場合は、CAモルタルに粘弾性を付与することができ
ないのに対して、固形分の含有量が70重量%を超える
場合は、粘性が増大して良好なCAモルタルが得られな
い。なお、ノニオン系アスファルト乳剤中のアスファル
トとしては、分解硬化後の特性を考慮して、針入度(2
5℃)が40〜300程度のものを使用することが好ま
しい。
る樹脂エマルジョンとしては、SBRエマルジョン、ア
クリルエマルジョン,EVAエマルジョンなどがある。
本発明では、主としてSBRエマルジョンが使用され
る。SBRエマルジョンは、弱アルカリ性で、セメント
およびノニオン系アスファルト乳剤との混合性が良好で
ある。また、SBRエマルジョンの固形分の含有量は、
通常、50重量%である。
ノニオン系アスファルト乳剤中に樹脂エマルジョンを高
速攪拌により均一に混合分散させることにより造ること
ができる。
ン系アスファルト乳剤と樹脂エマルジョンとの比率は、
通常、重量比でノニオン系アスファルト乳剤:樹脂エマ
ルジョン=(95〜75):(5〜25)の範囲であ
る。樹脂エマルジョンの比率が5未満の場合は、CAモ
ルタルに十分な粘弾性を付与することができないのに対
して、樹脂エマルジョンの比率が25を超える場合は、
ポリマー入りアスファルト乳剤が増粘して良好なモルタ
ルが得らない。
は、通常、セメント100重量部に対し、50〜230
重量部の範囲である。ポリマー入りアスファルト乳剤の
使用量が50重量部未満の場合は、CAモルタルに粘弾
性を付与することができないのに対して、ポリマー入り
アスファルト乳剤の使用量が230重量部を超える場合
は、CAモルタルの強度が低下してCAモルタルてん充
層の支持力を低下させる。
は、カルシウムアルミネートと無水石膏とを重量比で
1:1.4〜2.9の割合で混合して得られる混合物で
ある。この混合物は、セメントに急硬性を付与してCA
モルタルに早期の強度発現を与える。無水石膏の配合比
が1.4未満では、急硬性が弱く、また、無水石膏の配
合比が2.9を超えると急硬性が強くなりすぎ可使時間
のコントロールが難しくなる。
100重量部に対し、0〜75重量部の範囲である。急
硬性混和材の使用量が75重量部を超えると急硬性が強
くなりすぎて作業が困難となる。
砂、丘砂、山砂、スクリーンニングス、シリカサンド等
である。その粒度は、通常、FM値(粗粒率)が1.2
〜1.6の範囲が好ましい。FM値が1.2未満の場合
は、CAモルタルが増粘し、充填性が悪くなるのに対し
て,FM値が1.6を超えると材料の分離が起こり易く
なる。
重量部に対し、60〜330重量部の範囲である。細骨
材の使用量が60重量部未満の場合は、硬化後のCAモ
ルタルが容積収縮を起こし易くなるのに対して、細骨材
の使用量が330重量部を超えると材料分離を起こして
作業が難しくなる。
ポリカルボン酸等で、例えば、ジェットセッターなどが
あり、CAモルタルの可使時間の調整に有用である。凝
結調整剤の使用量は、通常、セメント100重量部に対
し、0〜5重量部の範囲である。凝結調整剤の使用量が
5重量部を超えると可使時間は十分であるが早期の強度
発現が期待できなくなる。
通常、淡水が用いられる。例えば、水道水、工業用水、
地下水、河川水などである。
アルミ粉末、その他の添加剤、例えば、流動化剤、空気
連行剤などを使用することができる。
うな調製法によって造ることができる。即ち、先ず、所
定の容器に所要量のポリマー入りアスファルト乳剤を投
入し、ハンドミキサーを用いて攪拌しながら添加水、凝
結調整剤、添加剤の各所要量を添加して混合液を調製す
る。ついで、この混合液にセメント、急硬性混和材、細
骨材の各所要量を添加して高速攪拌で練混ぜることによ
り、本発明のCAモルタルを調製することができる。調
製されたCAモルタルは、直ちに、注入作業に供する。
クリル、ビニロン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポ
リアミド、芳香族ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン等の
合成繊維または半合成繊維、天然繊維、ガラス繊維、再
生繊維、金属繊維等の繊維を織布、不織布、編布等とし
たものが用いられ、また、繊維ネットとしては、これら
繊維を網状に結節、結合してネット状にしたものが用い
られるが、中でも、ガラス繊維のマットが好ましい。こ
れら繊維マットあるいは繊維ネットに、予め、ゴムアス
ファルト等の瀝青材料を含浸させておくと、CAモルタ
ル等との接着性が良好になるという利点がある。
剤とは、アスファルト乳剤および改質アスファルト乳剤
である。改質アスファルト乳剤は、付着力を高めたい場
合などに使用する。タックコートの散布量は、0.3〜
0.6(l/m2 )である。
剤、分散剤、安定剤等により水中に乳化分散させたもの
で、乳化に用いる乳化剤の種類により、カチオン系アス
ファルト乳剤、アニオン系アスファルト乳剤、ノニオン
系アスファルト乳剤、クレータイプ乳剤等に分けられ
る。本発明では、主としてノニオン系アスファルト乳剤
が使用される。ノニオン系アスファルト乳剤としては、
例えば、JIS K2208 石油アスファルト乳剤の
規格におけるMN−1がある。
ゴム、高分子重合物等を混和して改質したアスファルト
を乳化剤、分散剤、安定剤等を使用して水中に乳化分散
させるか、若しくは、前記アスファルト乳剤にゴム、高
分子重合物のラテックス、または、エマルジョン等を添
加混合して製造したものである。代表的な改質アスファ
ルト乳剤としては、社団法人日本アスファルト乳剤協会
のゴム入りアスファルト乳剤の規格におけるPKR−T
およびPKR−Sがある。
修固定方法の概略を図に基づいて説明する。
リートカッターなどによって、補修すべき灯器(1)が
埋設されている滑走路を形成する舗装体(2)における
灯器(1)の周縁部を切断(3)する。
によって掘り起して除去し、掘削部(4)を形成する。
この掘削部(4)の大きさは、概略長さ150cm×幅
80cm×深さ25cm程度である。
の内面にタックコート層(5)を施した後、その下側部
に骨材(6)(6)・・・・・・を敷き均し、ビブロプレート
によって軽く転圧する。次いで、これら骨材(6)
(6)・・・・・・間の空隙にCAモルタル(7)を充填す
る。続いて、図4に示すように、その上側部に、先に敷
き均された骨材(6)(6)・・・・・・よりも最大粒径が小
さい骨材(8)(8)・・・・・・を敷き均し、ビブロプレー
トによって軽く転圧し既設の舗装体(2)の表面と同一
高さに仕上げ、次いで、これら骨材(8)(8)・・・・・・
間の空隙にCAモルタル(7)を充填し、固化すること
により、灯器設置基盤(9)を形成する。
ても良いが、上層の骨材の最大粒径を小さくした方が、
灯器設置基盤(9)の表面の仕上がり面が緻密になり、
滑らかになるという利点がある。また、例えば、アスフ
ァルトを0.5重量%程度被覆した骨材を用いると、C
Aモルタルと骨材の一体感を更に高めることができる。
・・・・を敷き均した後に、CAモルタル(7)を、骨材間
の空隙部に充填したが、この順序は逆であっても構わな
い。すなわち、掘削部(4)の内面にタックコート層
(5)を施した後、まず、CAモルタル(7)を所定深
さまで充填し、その充填されたCAモルタル(7)内に
骨材(6)(6)・・・・・・を投入し、骨材(6)(6)・・
・・・・とCAモルタル(7)とを一体化させて、固化させ
ても良い。
填されたCAモルタル(7)内に骨材(6)(6)・・・・
・・を投入した方が、作業性が向上し、形成される灯器設
置基盤(9)の空隙率が小さくなり、より高い耐久性が
得られるという利点がある。
は、上下2層から構成されているが、勿論、単層であっ
ても良く、あるいは、3層以上の多層であっても良い。
単層の場合には、使用する骨材の粒度は一種類でよい
が、また、厚さ方向に異なる最大粒径の骨材を用いても
良い。複数層の場合には、全ての層で同じ粒度の骨材を
使用しても良いが、骨材の粒度を変えて、最上層の骨材
の最大粒径を他の層の骨材の最大粒径よりも小さくなる
ようにすれば、灯器設置基盤(9)の表面の仕上がり面
が緻密になり、滑らかになって好ましい。また、単層の
場合、複数層の場合、いずれの場合にも、使用する骨材
は、単粒度のものでも良く、連続粒度のものでも良い。
成する場合、各層間に、繊維マットあるいは繊維ネット
を敷くことも可能である。各層間に繊維マットまたは繊
維ネットを敷設すると、繊維マットまたは繊維ネットの
補強効果により、仕上がった灯器設置基盤(9)の耐久
性が向上する。
(9)を、円筒型カッター並びに円盤型コンクリートカ
ッター、さらには、ブレーカなどを使用して切削、除去
し、灯器設置用空間部(10)を形成する。
間部(10)に灯器基台(11)を配設すると共に、灯
器基台(11)の配線コード(12)(12)を接続す
る。そして、この灯器基台(11)の下側部と配線コー
ド(12)(12)とを、エポキシ樹脂モルタル(1
3)を充填することにより固定する。その後、残りの灯
器設置用空間部(10)を充填すべく骨材(6)(6)
・・・・・・を敷き均し、それらの空隙にACモルタル(7)
を充填すると共に、その上部に、骨材(6)(6)・・・・
・・よりも最大粒径の小さな骨材(8)(8)・・・・・・を敷
き均し、それらの空隙にACモルタル(7)を充填して
固化させる。
の充填順序も、前記、灯器設置基盤(9)を形成する際
と同様に、CAモルタルが先で、骨材が後であっても構
わない。
0)は、必ずしも2層で埋め戻す必要はなく、1層で埋
め戻しても良いし、3層以上の多層で埋め戻しても良い
ことは、前記、灯器設置基盤(9)と同様である。単層
の場合には、使用する骨材の粒度は一種類で良いが、ま
た、厚さ方向に異なる最大粒径の骨材を用いても良い。
複数層の場合には、全ての層で同じ粒度の骨材を使用し
ても良いが、最上層の骨材の最大粒径を他の層よりも小
さくなるようにすれば、表面の仕上がり面が緻密にな
り、滑らかになって好ましい。また、単層の場合、複数
層の場合、いずれの場合にも、使用する骨材は、単粒度
のものでも良く、連続粒度のものでも良い。
に形成する場合にも、繊維マットあるいは繊維ネットを
各層間に介在させると、より一層の耐久性が得られて好
ましい。
よび円盤型のコンクリートカッターなどによって、既設
の舗装体(2)の一部分を含めて灯器設置基盤(9)の
上面を切削除去する。そして、図8に示すように、この
除去部分の全面を十分清掃し、タックコートを施した
後、加熱アスファルト混合物を舗設して表層(14)を
形成する。
ーによって灯器基台(11)の上方部分を円筒状に除去
し、図10に示すように、灯器本体(15)を灯器基台
(11)に固定して、その周縁部にエポキシ樹脂モルタ
ルを充填してこれをシールすることにより、誘導灯の補
修固定工法は完了する。
しく説明するが、本発明の補修固定方法がこれら実施例
に限定されるわけではないことは勿論である。
た。先ず、灯器故障箇所の路面に開削位置をマーキング
した後、円盤型コンクリートカッターを使用して路面の
開削を行った。開削部の大きさは、長さ150cm×幅
80cm×深さ25cmとした。開削した後、ブレーカ
を用いて堀り削りを行った。
コードなどを撤去すると共に、掘削部を清掃した後、そ
の内面にカチオン系ゴム入りアスファルト乳剤(カチオ
ゾールGM ニチレキ(株)製)をタックコートとして
散布した。次いで、アスファルトを0.5重量%被覆し
てプレコートした4号砕石を舗設仕上り面より7cm下
まで敷き均した後、CAモルタルを注入した。さらに、
アスファルトを0.5重量%被覆してプレコートした6
号砕石を舗設面まで敷き均し、同様にCAモルタルを注
入した。CAモルタルとプレコートした砕石との割合
は、容積率(%)で、CAモルタル:プレコート砕石=
50:50とした。充填後、3時間で交通解放した。
通ポルトランドセメント100重量部に対してポリマー
入りアスファルト乳剤116.7重量部、急硬性混和材
66.67重量部、細骨材100重量部、凝結調整剤
0.6重量部、アルミ粉末0.05重量部、添加水35
重量部からなるCAモルタルであった。セメント、急硬
性混和材、細骨材、アルミ粉末については、(株)小野
田製のAPH(APHは、普通ポルトランドセメント、
急硬性混和材、硅砂6号(山形産)、およびアルミ粉末
が上述の割合で配合されたものである。)を使用した。
また、ポリマー入りアスファルト乳剤としては、ニチレ
キ(株)製のニチレキPMH乳剤(ノニオン系アスファ
ルト乳剤:樹脂エマルジョン=90:10、濃度59
%)を、急硬性混和材として、(株)小野田製のカルシ
ウムアルミネートと無水石膏とを重量比で1.0:2.
0の割合で混合したものを、凝結調整剤として、秩父小
野田セメント(株)製のポリカルボン酸からなるAPH
セッターを、添加水として、上水道水を使用した。
を使用して行った。その手順は、先ず、ニチレキPMH
乳剤、水、凝結調整剤を添加して1分間練り混ぜた後,
APHを投入し、さらに3分間練り混ぜて混合液を調整
した。CAモルタルの温度は12℃であった。
が6〜10秒の範囲にあることを確認した後、使用し
た。
の混合固化物であるCAコンクリートの物性を確認すべ
く、次のような試験を行った。すなわち、上記CAモル
タルとプレコート砕石(6号砕石)とを、容積率(%)
で、CAモルタル:プレコート砕石=50:50の割合
で、マーシャル試験用のモールド(直径101.6m
m、高さ76mm)内に完全充填して硬化させ、一軸圧
縮試験用の供試体を作製した。また、ホィールトラッキ
ング試験用の供試体は、ホィールトラッキング試験用型
枠(30cm×30cm×5cm)を使用した以外は一
軸圧縮試験用供試体と同じ要領で作製した。一軸圧縮試
験およびホィールトラッキング試験の結果を表1に示
す。
コンクリートの養生3時間後の一軸圧縮強度は、18.
3kgf/cm2 (載荷速度50mm/min)で、目
標値の15kgf/cm2 を満足しており、施工後、養
生3時間程度で交通解放できるものであることが確認さ
れた。
の灯器設置位置に相当する部分を、直径30cmの円筒
型カッターで切除すると共に、配線用として15cm幅
の溝を切削、除去して灯器設置用空間部を形成した。こ
の灯器設置用空間部に灯器基台を配設すると共に灯器基
台に設けられている配線コードを既設の配線コードと接
続し、灯器基台の下側部と配線コードを通している配管
とをエポキシ樹脂モルタルにより固定した後、灯器設置
用空間部を、前日同様に骨材とCAモルタルによって充
填して、前日同様3時間後に交通開放した。
の舗装体を含めて円盤型のコンクリートカッターと掘削
機とを使用して約5cmの深さに切削、掘削し、切削・
掘削廃材を撤去した後、掘削面の内面にタックコートを
してから、耐流動性を高めた改質II型タイプの加熱アス
ファルト混合物により舗設して表層を形成した。
部分と灯器設置基盤の灯器設置位置に該当する部分を、
表層と共に、直径30cmの円筒型カッターで切除し、
灯器基台の蓋体を取り去り灯器本体を取付けて結線した
後、灯器本体をボルトにより灯器基台に固定した。そし
て灯器本体の周縁部空間にエポキシ樹脂モルタルを注入
してシールすることにより、補修工事を終了した。上記
各工程は、航空機の運行を妨げない時間帯に短時間で終
了することができ、補修終了後、補修された誘導灯は直
ちに使用に供されたが、灯器自体の傾きもなく、使用開
始直後から航空機荷重に十分耐えることができた。
順序を逆にした以外は実施例1と同様にして、誘導灯の
補修を行った。ただし、CAモルタルとプレコートした
砕石の使用量は、容積率(%)で、CAモルタル:プレ
コート砕石=55:45であった。
に短時間で終了することができ、補修終了後、補修され
た誘導灯は直ちに使用に供されたが、灯器自体の傾きも
なく、使用開始直後から航空機荷重に十分耐えることが
できた。また、プレコートした砕石とCAモルタルとが
混合固化したCAコンクリートは高品質で、その空隙率
は、プレコートした砕石を先に敷き均した後にCAモル
タルを充填して固化させたものよりも小さく、注入作業
性も向上した。
と、プレコートした砕石とを混合してCAコンクリート
とし、各配合例のCAモルタル及びCAコンクリートが
本発明で使用できるかどうかを試験した。
マーシャル試験用のモールド(直径101.6mm、高
さ76mm)内に、アスファルトを0.5重量%被覆し
たプレコート6号砕石を敷き詰めた後、これにCAモル
タルを充填して作製した。また、単純曲げ強度を試験す
るための供試体は、次のようにして作製した。すなわ
ち、縦30cm×横30cm×高さ5cmの型枠内に、
上記と同様のプレコート6号砕石を敷き詰めた後、これ
にCAモルタルを充填して硬化させた。湿空養生の後、
所定の材令において、縦5cm×横5cm×長さ20c
mの大きさに切断して供試体とした。
%で、接線より弾性係数を求めたものである。CAモル
タルの充填性については、容器に採取し5分間静置した
時のフロータイムの増加が、静置しない時に比べて10
秒以上あるもの、および、容器に採取し5分間静置した
時にCAモルタルが分離するものを不良と判定した。試
験の結果を表3に示す。
スファルト乳剤の量が多い比較例1のCAモルタルを用
いて作製されたCAコンクリートは、短時間で高い強度
を得ることができず、本発明の誘導灯の補修固定方法に
使用するには好ましくないことが分かる。また、比較例
2のように、逆にポリマー入りアスファルト乳剤の量が
少ないものは、比較的短時間で高い強度は得られるもの
の、充填性に劣り、やはり、本発明で使用するには好ま
しくないことが分かる。
導灯の補修を実施した。先ず、灯器故障箇所の路面に開
削位置をマーキングした後、円盤型コンクリートカッタ
ーを使用して路面の開削を行った。開削部の大きさは、
長さ150cm×幅80cm×深さ25cmとした。開
削した後、ブレーカを用いて掘り削りを行った。
コードなどを撤去すると共に、掘削部を清掃した後、そ
の内面にカチオン系ゴム入りアスファルト乳剤(カチオ
ゾールGM ニチレキ(株)製)をタックコートとして
散布した。次いで、実施例1で使用したのと同じCAモ
ルタルを流し込み、そのCAモルタル中に、実施例1で
使用したのと同じように、アスファルトを0.5重量%
被覆してプレコートした4号砕石を投入しつつ、両者が
一体となった施工面が舗設面より15cm下になるまで
敷き均した。
(旭硝子(株)製、ARCSM、目付量485g/
m2 、厚さ8mm)を敷設した。更にCAモルタルを流
し込んだ後、同様のプレコートした4号砕石を舗設面よ
り8cm下になるまで敷き均し、その上に、同様の耐ア
ルカリ性ガラス繊維マットを敷設した。さらに、CAモ
ルタルを流し込んだ後、アスファルトを0.5重量%被
覆してプレコートした6号砕石を舗装面まで敷き均し
た。なお、実施例4におけるCAモルタルとプレコート
した砕石との割合は、実施例2と同様に、容積率(%)
で、CAモルタル:プレコート砕石=55:45とし
た。
砕石の充填順序を逆にした以外は実施例1と同じ手順で
誘導灯を補修固定して作業を終了した。
に短時間で終了することができ、補修終了後、補修され
た誘導灯は直ちに使用に供されたが、灯器自体の傾きも
なく、使用開始直後から航空機荷重に十分耐えることが
できた。また、プレコートした砕石とCAモルタルとを
混合固化したCAコンクリートは高品質で、その空隙率
は、プレコート砕石を先に敷き均した後にCAモルタル
を充填して固化させたものよりも小さく、更には、各層
間にガラス繊維マットが敷設されているために、より一
層の耐久性の向上が図られた。
コンクリートが、ガラス繊維マットを有しないものに比
べて、強度的に優れていることを確認する試験を実験室
で行った。
供試体の作製方法は、5×30×30cmの型枠に、実
施例1で使用したのと同じCAモルタルと実施例1で使
用したのと同じアスファルト被覆6号砕石とを充填し、
下から1cmの場所、および、下から4cmの場所に、
実施例4で使用したのと同じガラス繊維マットを敷設し
て、合計3層のCAコンクリート層と、それら各層間に
合計2層のガラス繊維マットを有する供試体を作製し
た。また、一軸圧縮試験用供試体の作製は、単純曲げ試
験および衝撃試験用供試体で使用したのと同じ材料を使
用して、実施例1と同じマーシャル試験用モールドを使
用して行った。なお、一軸圧縮試験用供試体の高さ76
mmにおけるガラス繊維マットの敷設位置は、供試体高
さの中央付近に一層とした。
外は同様にして、比較供試体を作製した。
縮試験強度、単純曲げ試験強度、および、衝撃試験を行
った。試験方法は、一軸圧縮試験の場合は、JIS A
1108に準じ、載荷速度50mm/分で行い、単純曲
げ試験の場合は、JIS A1106に準じ、載荷速度
50mm/分で行い、衝撃試験は、JIS A1408
に準じて、鉄球重さ1.8kg、落下高さ0.5mで行
った。ここで、各測定結果は各々の供試体5個の測定結
果の平均値を示す。結果を表4に示す。
マットの補強のあるものは、補強のないものに比べて、
一軸圧縮試験強度、単純曲げ試験強度、および、衝撃強
度のいずれにおいても優れた結果を示している。
ので、次のような効果がある。
として、骨材とCAモルタルを使用するものであり、常
温施工が可能である上、施工性に優れており、狭小部で
複雑な場所にも特殊な機材を必要とせずに施工できる。 2)本発明による時には、CAモルタルを使用するとこ
ろから、既設舗装体との付着性がよく、粘弾性も有する
ことから、ジャンボ機などの重交通による衝撃、振動等
を有効に吸収、緩和することができる。 3)また、本発明による時には、灯器の固定手段とし
て、骨材とCAモルタルを使用することから、ジャンボ
機などの重交通荷重に対して充分な強度を有すると共
に、耐流動性にも優れているところから、灯器自体の傾
きを排除することができる。特に、骨材としてアスファ
ルト等を被覆したプレコート骨材を用いた場合には、一
層の強度と耐流動性を備えた耐久性に優れた誘導灯の補
修固定方法が実現できる。 4)また、本発明による時には、急硬性のCAモルタル
を使用することから、短時間において、所望の圧縮強度
が得られ、航空機の運行の妨げにならない短時間の補修
作業を可能とする。 5)各層間に繊維マットあるいは繊維ネットを補強材と
して敷設することによって、一層優れた耐久性を実現す
ることができる。
す平面図である。
側面図である。
CAモルタルを充填した状態を示す縦断側面図である。
CAモルタルを充填した状態を示す縦断側面である。
である。
CAモルタルにより埋戻した状態を示す縦断側面図であ
る。
す縦断側面図である。
状態を示す縦断側面図である。
を示す縦断側面図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 滑走路における誘導灯の補修固定方法で
あって、 (a)滑走路の舗装体に埋設された補修すべき灯器の設
置場所を含むその周辺部を掘削り除去する工程、 (b)その掘削部に、骨材とセメントアスファルトモル
タルとを充填し固化することにより灯器設置基盤を形成
する工程、 (c)その灯器設置基盤に灯器設置用空間部を切削形成
する工程、 (d)その灯器設置用空間部に灯器基台を設置する工
程、 (e)灯器設置用空間部における残りの空間部に、骨材
とセメントアスファルトモルタルとを充填し固化する工
程、を含むことを特徴とする滑走路における誘導灯の補
修固定方法。 - 【請求項2】 掘削部および/または灯器設置用空間部
における残りの空間部に骨材とセメントアスファルトモ
ルタルとを充填し固化する工程が、先に、骨材を敷き均
した後に、敷き均された骨材間の空隙部にセメントアス
ファルトモルタルを充填し固化するものであることを特
徴とする請求項1記載の滑走路における誘導灯の補修固
定方法。 - 【請求項3】 掘削部および/または灯器設置用空間部
における残りの空間部に骨材とセメントアスファルトモ
ルタルとを充填し固化する工程が、先に、セメントアス
ファルトモルタルを充填した後に、そのセメントアスフ
ァルトモルタル中に骨材を投入して、両者を一体化し固
化するものであることを特徴とする請求項1記載の滑走
路における誘導灯の補修固定方法。 - 【請求項4】 掘削部および/または灯器設置用空間部
における残りの空間部に骨材とセメントアスファルトモ
ルタルとを充填し固化して形成される部分が、単一層と
して形成されていることを特徴とする請求項1、2また
は3記載の滑走路における誘導灯の補修固定方法。 - 【請求項5】 骨材の粒度が、単粒度もしくは連続粒度
であることを特徴とする請求項4記載の滑走路における
誘導灯の補修固定方法。 - 【請求項6】 掘削部および/または灯器設置用空間部
における残りの空間部に骨材とセメントアスファルトモ
ルタルとを充填し固化して形成される部分が、2層以上
の複数層として形成されていることを特徴とする請求項
1、2または3記載の滑走路における誘導灯の補修固定
方法。 - 【請求項7】 2層以上の複数層のうちの少なくとも1
層における骨材の最大粒径が、他の層における骨材の最
大粒径とは異なっていることを特徴とする請求項6記載
の滑走路における誘導灯の補修固定方法。 - 【請求項8】 最上層における骨材の最大粒径が他の層
における骨材の最大粒径よりも小さいことを特徴とする
請求項7記載の滑走路における誘導灯の補修固定方法。 - 【請求項9】 各層間に、繊維マットもしくは繊維ネッ
トを敷設する工程を更に含むことを特徴とする請求項
6、7または8記載の滑走路における誘導灯の補修固定
方法。 - 【請求項10】 工程(e)に続いて、 (f)灯器設置基盤の上面を既設舗装体の一部を含めて
切削除去する工程、 (g)その切削除去された部分に加熱アスファルト混合
物を舗設して表層を形成する工程、 (h)灯器基台の上方部分の表層および灯器設置基盤を
除去して、灯器本体を灯器基台に固定する工程、 (i)灯器本体の周縁部空間をシールする工程、を更に
含むことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
7、8、または9記載の滑走路における誘導灯の補修固
定方法。 - 【請求項11】 骨材が、アスファルト被覆骨材である
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9または10記載の滑走路における誘導灯の補修固
定方法。 - 【請求項12】 セメントアスファルトモルタルが、セ
メント100重量部に対し、ポリマー入りアスファルト
乳剤50〜230重量部、急硬性混和材0〜75重量
部、細骨材60〜330重量部、凝結調整剤0〜5重量
部、アルミ粉末0〜0.05重量部および添加水よりな
るセメントアスファルトモルタルであることを特徴とす
る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ま
たは11記載の滑走路における誘導灯の補修固定方法。 - 【請求項13】 セメントが、普通ポルトランドセメン
ト、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセ
メント、中庸熱ポルトランドセメント、高炉セメント、
シリカセメント、フライアッシュセメント、耐硫酸塩セ
メント、ジェットセメントのいずれか1種または2種以
上を配合したものであることを特徴とする請求項12記
載の滑走路における誘導灯の補修固定方法。 - 【請求項14】 ポリマー入りアスファルト乳剤が、ア
スファルト乳剤と樹脂エマルジョンを重量比で95〜7
5:5〜25の割合で混合して得られるノニオン系アス
ファルト乳剤であることを特徴とする請求項12記載の
滑走路における誘導灯の補修固定方法。 - 【請求項15】 掘削部の内面および/または灯器設置
用空間部の内面に、タックコート層を設けることを特徴
とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
0、11、12、13または14記載の滑走路における
誘導灯の補修固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8278708A JP3035843B2 (ja) | 1995-10-18 | 1996-09-30 | 滑走路における誘導灯の補修固定方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-293851 | 1995-10-18 | ||
JP29385195 | 1995-10-18 | ||
JP8278708A JP3035843B2 (ja) | 1995-10-18 | 1996-09-30 | 滑走路における誘導灯の補修固定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09209320A JPH09209320A (ja) | 1997-08-12 |
JP3035843B2 true JP3035843B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=26553002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8278708A Expired - Lifetime JP3035843B2 (ja) | 1995-10-18 | 1996-09-30 | 滑走路における誘導灯の補修固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3035843B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3217760B2 (ja) * | 1998-12-17 | 2001-10-15 | 新東京国際空港公団 | 埋込型灯器 |
JP3219190B2 (ja) | 1998-12-17 | 2001-10-15 | 新東京国際空港公団 | 埋込型灯器の埋設構造 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8278708A patent/JP3035843B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH09209320A (ja) | 1997-08-12 |
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