JP3035720U - カードボックス - Google Patents

カードボックス

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JP3035720U
JP3035720U JP1996009304U JP930496U JP3035720U JP 3035720 U JP3035720 U JP 3035720U JP 1996009304 U JP1996009304 U JP 1996009304U JP 930496 U JP930496 U JP 930496U JP 3035720 U JP3035720 U JP 3035720U
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central
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JP1996009304U
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美宏 川名
晋 小林
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードとともに不用意に抜けることのない仕
切板を備え、かつ、この仕切板は本体への着脱が容易な
カードボックスを提供する。 【構成】 本体21の穿設された3個で組を成す係合孔
31,33と、仕切板29を略3分する位置から下側に
開放するように形成された切欠部37と、切欠部を挟ん
で延長された3個の支持板部38,39と、支持板部に
形成され係合孔に挿入される係合部40,41と、係合
孔の開口縁にそれぞれ係合する係合凸軸41,42とを
備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えばネガフィルムやパノラマサイズの写真等を整理する整理箱に 係わり、特に内部に仕切板を備えたカードボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なカード類の整理箱には実開昭54−116034号公報に開示される カードキャビネットがある。以下、カードキャビネットについて図13から図1 4を参照して説明する。
【0003】 上記カードキャビネットは、天面が開放した引出し1として形成されており、 矩形状の底面2と、この底面2の左右および前後には側壁3が設けられている。 さらに、引出し1の前面部分には、キャビネットの外壁を構成する前面パネル4 が設けられており、把手5が取り付けられている。
【0004】 さらに、引出し1の底面には、左右に一対のレール状凸部6が前後方向に沿っ て設けられている。この凸部6の対向面側には、複数対の逆三角形状の角度規制 溝7が配設されている。
【0005】 また角度規制溝7の間には、それぞれ後述する仕切板10の下端が差し込まれ るスリット11が形成されている。
【0006】 以上のように構成された引出し1には複数枚の仕切板10が挿入されている。 仕切板10は、上端縁が水平に形成され、横幅寸法は引出し1の横幅近くまで延 長されている。また、仕切板10の下側は、横幅寸法を縮小しながらレール状凸 部6近傍まで延長され、中央部下端にはスリット11に挿入される舌片12が形 成されている。
【0007】 さらに、舌片12の左右側縁部13は、角度規制溝7に挿入され、図13に示 されるように配置される。仕切板10が、図13に示されるように配置されると 、カード類14は図中に一点鎖線および二点鎖線で示されるように横、縦に挿入 することができるようになっている。
【0008】 そして、仕切板10は、図19に実線および二点鎖線で示される位置に矢印D 方向に回動できる。この場合回動の範囲は角度規制溝7によって規制され、仕切 板10が必要以上に倒れることを防止する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように構成されたカードキャビネットは、仕切板10を上方から差し込 むだけの構造であり、カードを抜き取る際にカードとともに仕切板10も抜けて しまう虞があった。
【0010】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、カードとともに不用意に抜けるこ とのない仕切板を備え、かつ、この仕切板は本体への着脱が容易なカードボック スを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の考案に係わるカードボックスは、横長矩形 箱状に形成され上面が開口された本体と、前記本体の開口の一側に設けられたヒ ンジ部と、前記ヒンジ部を介して前記本体の開口部に連結され、閉鎖状態の天井 部分が上方に膨出されたカードの上部を包囲する蓋体と、前記本体の底部の長尺 方向両端部近傍および中央部に同心状に穿設された3個で組を成し、この組が短 尺方向に平行して配設された複数組の係合孔と、上端が前記本体から突出する状 態で該本体内に収納され、前記蓋体を収納可能な高さに設定された仕切板と、前 記仕切板を略3分する位置から下側に開放するように形成された切欠部と、前記 仕切板の前記切欠部を挟んで延長された3個の支持板部と、両端に位置する前記 支持板部に形成され、一組の前記係合孔の両端に位置する該係合孔に挿入される 両端係合部と、前記両端係合部に形成され、前記切欠部側または該切欠部の反対 側のいずれか一方に同心状に突出して前記係合孔の開口縁にそれぞれ係合する両 端係合凸軸と、中央に位置する前記支持板部に形成され、一組の前記係合孔の中 央に位置する該係合孔に挿入される中央係合部と、前記中央係合部に形成され、 前記両端係合凸軸のどちらか一方と同方向かつ同心状に突出して前記係合孔の開 口縁に係合する中央係合凸軸とを備えたことを特徴とする。
【0012】 前記構成により、仕切板にこの仕切板を略3分する位置から下側に開放するよ うに切欠部を形成したことにより、係合孔に対して両端係合部および中央係合部 を係合する作業を簡単で確実に行え、そして両端係合凸軸を切欠部側または該切 欠部の反対側のいずれか一方に同心状に突出して設け、中央係合凸軸を両端係合 凸軸のどちらか一方と同方向かつ同心状に突出して設けたので、支持板部を互い に近寄せる方向または遠ざける方向に変形させることで、仕切板を極めて容易か つ確実に着脱できる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について説明する。
【0014】 図1は本実施形態に係わるカードボックス20を示す正面図であり、図2はそ の右側面図、図3は底面図である。このカードボックス20は、上面が開放した 横長矩形箱状の本体21と、この本体21の開口部近傍に連結された蓋体22と を備えている。そして、本体21の開口部近傍と蓋体22の縁部とは互いにヒン ジ部23により連結されている。このヒンジ部23は、本体21および蓋体22 と一体に成形されており、他の部分より肉薄になっており、折り曲げ可能となっ ている。つまり、ヒンジ部23により、蓋体22は本体21に対して閉鎖および 開放状態で連結状態が維持されるようになっている。
【0015】 本体21の開口部分には、ほぼ全周に渡って外側に突出する補強リブ24が形 成されており、補強リブ24の前部中央には蓋体22の係合爪25が係合するた めの切欠部26が形成されている。
【0016】 本体21の開口部全縁には、補強リブ24上に位置して薄肉の嵌合リブ27が 形成されている。ヒンジ部23は図4,5に示されるように補強リブ24と嵌合 リブ27との間に連結されている。
【0017】 蓋体22の開口縁部は、前記嵌合リブ27を内嵌する嵌合縁28が形成されて おり、後述する収容された仕切板29の上端を覆うように形成されている。
【0018】 本体21の底部には、この本体21の長尺方向の両端部近傍および中央部に同 心状に穿設された3個で組を成し、この組が短尺方向に平行して配設された合計 4組の矩形状の係合孔31,32が形成されている。このうち両端部近傍に位置 する両端係合孔31は、図4および図5に示されるように形成されており、断面 形状は、下側に延長された補助リブ32が設けられている。
【0019】 補助リブ32は、係合孔31の3辺を包囲するように延長されており、カード ボックス20の左右幅側の外側に位置する部分のみ切り欠かれている。つまり、 図3に示されるように補助リブ32の一辺が切り欠かれている。
【0020】 中央に位置する係合孔33にも補助リブ34が設けられており、係合孔33の 長尺方向に延長されており、カードボックス20の左右幅側の部分が切り欠かれ ている。
【0021】 以下、仕切板29の構造について図6から図8を参照して説明する。仕切板2 9は、四角形状に形成されており、上端部分には、インデックス用のシールを貼 り突けるためのインデックス部36を備えている。
【0022】 また、仕切板29を略3分する位置から下側にかけて逆U字形状の輪郭をもつ 切欠部37が形成されている。この切欠部37が形成されたことにより、仕切板 29の左右および中央には支持板部38,39が形成されている。
【0023】 両端に位置する支持板部38の下端部分には、カードボックス20に形成され た係合孔31に嵌合する両端係合部40がそれぞれ形成されている。両端係合部 40の下側部分には、例えば図6中に示されるように、切欠部37側とは反対側 に延長された両端係合凸軸40が形成されている。
【0024】 中央に位置する支持板部39の下端部分には、カードボックス20に形成され た係合孔33に嵌合する中央係合部41が形成されている。中央係合部41の下 側部分には、例えば図6中に示されるように、左方に向けて延長された両端係合 凸軸43が形成されている。
【0025】 このように構成された仕切板29は、切欠部37側に向けて、左右および中央 の支持板部38,39を変形させることにより、それぞれ係合孔31,33に挿 入する。そして、支持板部38,39の変形操作を止めることにより、両端係合 凸軸42が係合孔31の縁に係合し、中央係合凸軸43が係合孔33の縁に係合 し、図9に示されるように仕切板29がカードボックス20に係合される。
【0026】 このように係合された仕切板29は、図10に矢印Dで示されるように、所定 角度範囲内で揺動可能な状態で保持される。ここで、各両端係合凸軸42および 中央係合凸軸43と、これら凸軸42,43の上方で対向する支持板部38,3 9の下端との間でカードボックス20の底面30を挟み込んで、仕切板29の上 下移動を抑制するように構成されている。
【0027】 以上のように仕切板29の切欠部37を形成して、支持板部38,39間に変 形のためのスペースを形成することにより、仕切板29の着脱時の変形操作を極 めて容易にできる。
【0028】 また、例えば図11に示されるように、ネガフィルム45を横にして挿入する と、インデックス部36が、ネガフィルム45の上に突出して露出される。
【0029】 また、仕切板29に形成された切欠部37は、手指を挿入することにより、抜 き取りにくいネガフィルム45等を仕切板29を介して挟み持つことができるの で、単なるプレート状の仕切りよりも使い勝手向上する。
【0030】 なお、本考案は前記一実施例に限定されない。例えば図12に示すように、仕 切板29の中央係合凸軸43を右方に向けて突出するもよし、図示はしないが両 端係合凸軸42を切欠部37側に向けて突出しても良い。
【0031】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、次の効果を奏することができる。
【0032】 仕切板にこの仕切板を略3分する位置から下側に開放するように切欠部を形成 したので、着脱時の支持板部の変形を容易にでき、支持板部に連続する両端係合 部および中央係合部の係合孔に対する嵌合も容易にでき、そして係合孔に対して 両端係合凸軸および中央係合凸軸が係合することから、仕切板の取り付け、取り 外し作業を簡単で確実に行え、かつ不用意に仕切板が外れることを防止されてい る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態のカードボックスを示す正面
図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】本実施形態の仕切板を示す正面図である。
【図7】図6の右側面図である。
【図8】図6のC−C線断面図である。
【図9】使用状態を示す断面図である。
【図10】使用状態を示す右側面図である。
【図11】使用状態を示す正面図である。
【図12】他の実施形態を示す断面図である。
【図13】従来のカードボックスを示す斜視図である。
【図14】図13の使用状態を示す図である。
【図15】図13の縦断面図である。
【符号の説明】
20 カードボックス 21 本体 22 蓋体 23 ヒンジ部 29 仕切板 31,33 係合孔 37 切欠部 38,39 支持板部 40 両端係合部 41 中央係合部 42 両端係合凸軸 43 中央係合凸軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横長矩形箱状に形成され上面が開口された
    本体と、前記本体の開口の一側に設けられたヒンジ部
    と、前記ヒンジ部を介して前記本体の開口部に連結さ
    れ、閉鎖状態の天井部分が上方に膨出されたカードの上
    部を包囲する蓋体と、前記本体の底部の長尺方向両端部
    近傍および中央部に同心状に穿設された3個で組を成
    し、この組が短尺方向に平行して配設された複数組の係
    合孔と、上端が前記本体から突出する状態で該本体内に
    収納され、前記蓋体を収納可能な高さに設定された仕切
    板と、前記仕切板を略3分する位置から下側に開放する
    ように形成された切欠部と、前記仕切板の前記切欠部を
    挟んで延長された3個の支持板部と、両端に位置する前
    記支持板部に形成され、一組の前記係合孔の両端に位置
    する該係合孔に挿入される両端係合部と、前記両端係合
    部に形成され、前記切欠部側または該切欠部の反対側の
    いずれか一方に同心状に突出して前記係合孔の開口縁に
    それぞれ係合する両端係合凸軸と、中央に位置する前記
    支持板部に形成され、一組の前記係合孔の中央に位置す
    る該係合孔に挿入される中央係合部と、前記中央係合部
    に形成され、前記両端係合凸軸のどちらか一方と同方向
    かつ同心状に突出して前記係合孔の開口縁に係合する中
    央係合凸軸と、を備えたことを特徴とするカードボック
    ス。
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