JP3035718B2 - 現金自動取引装置 - Google Patents
現金自動取引装置Info
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Description
し、特に預金残額に応じた資金運用のガイダンス表示を
行うシステムに関する。
は、例えば出入金の際に預金残額の表示等が行われ、預
金残額を容易に認識することができるようになってい
る。そして、このような預金については、通常、更に多
くの利得を目的として資金運用が行われ、この為により
有効な資金運用の選択が必要となる。
は資金運用方法も種々あり、この中からATM等で認識
した預金残額に適応する資金運用が選別され、運用措置
が採られる。
引装置には次のような問題があった。まず、預金残額の
資金運用を行う以前に、種々の資金運用情報を収集する
必要があり、この情報収集に多くの時間と手間を要する
という問題がある。又、複数の資金運用の中から特定の
運用内容を決定するのは容易ではなく、特に資金運用の
結果、具体的にどの程度の利得が生じるかの算出は容易
には行えない。すなわち、預金残額に適応した資金運用
の選択は困難であるという問題も生じる。更に、資金運
用を選択決定したとしても、その運用措置には別途手続
が必要となり煩雑である。
引操作の際に、預金残額に適応した資金運用情報を提供
し、容易に資金運用手続を行うことができる現金自動取
引装置を提供することを目的とする。
引装置は、取引指令の入力内容に応じて所定の現金取引
処理を行う現金自動取引装置において、複数の資金運用
内容を記憶した資金運用記憶手段、取引指令が入力され
たとき、預金残額に適応した資金運用内容を選択し決定
する資金運用決定手段、資金運用決定手段が決定した資
金運用内容を表示する表示器、資金運用指令が入力され
たとき、当該資金運用指令を外部に向けて出力する出力
手段、を備えており、 資金運用指令が入力された後、資
金運用指令が入力される前、又は資金運用指令が入力さ
れなかったとき、取引指令に従った取引を実行する、 こ
とを特徴としている。
引指令が入力された際、資金運用決定手段が、預金残額
に適応した資金運用内容を選択決定し、この内容を表示
器に表示する。従って、自己の預金残額に応じた資金運
用情報を容易に認識することができる。又、出力手段
は、入力された資金運用指令を外部に向けて出力する。
この為、現金自動取引装置の外部、たとえばホストコン
ピュータにおいて、資金運用指令に従った資金の運用処
理を行なうことが可能になる。すなわち、現金自動取引
装置の操作時に資金運用の手続をも同時に行うことがで
きる。
る。まず、図4にATMの外観図を掲げる。このATM
には、紙幣入出口54、硬貨入出口55が設けられており、
ここから紙幣や硬貨の入出が行われる。又、帳票入出口
52からは通帳が挿入され、または記入、印刷済みの証書
が排出される。、カード入出口53からはキャッシュカー
ドが挿入される。CRT8はタッチパネルを備えた表示
器であり、画面上に設けられている透明電極から各種の
取引指令等の入力が行われる。
ア構成の一実施例を示す。バスライン30にはCPU2、
補助記憶装置3、ROM4、RAM6等が接続されてお
り、CPU2は補助記憶装置3に格納されたプログラム
に従い各部を制御する。このCPU2が行う制御指令に
応じて、帳票処理部12は帳票入出口52からの通帳の入出
その他の処理を行い、カード処理部13はカード入出口53
からのカードの入出その他の処理を行う。又、紙幣処理
部14及び硬貨処理部15は、紙幣や硬貨の投入又は排出を
処理する。
ガイダンス表示を行う。そして、バスライン30に接続さ
れている通信インターフェイス11は、ホストコンピュー
タ(図示せず)との通信を行う為のインターフェイスで
ある。
ログラムのフローチャートを図2、3に示す。まず、取
引者によってCRT8からATMに取引指令が入力され
る(ステップS2)。この実施例においては、例えば「10
万円の支払い指令」が入力されたとする。CPU2はこ
の取引指令を認識し、通信インターフェイス11を介して
口座番号等と伴に取引指令内容をホストコンピュータに
送信する(ステップS4)。
額等のデータが記憶されている。そしてこの預金残額に
基づき、ホストコンピュータは受信した内容の取引が可
能か否かを判断して、取引可否信号をATMに向けて送
り返す。この場合、預金残額が10万円未満であれば取引
否定信号が送られ取引が終了し、10万円以上であれば取
引可能信号が送られる(ステップS6)。尚、ホストコン
ピュータからは預金残額も同時に送信される。
送信された場合はステップS8に進む。そして、ここで予
め補助記憶装置3に複数記憶されている資金運用内容の
中から、預金残額に適応したものが選択決定される。こ
の資金運用内容とは、例えば定期化の期間や定期金額等
であり、預金残額の大小に対応して選択されるようにな
っている。
の6カ月又は12カ月定期が選択されたとする。そして、
このような資金運用内容はCRT8にガイダンス表示さ
れる(ステップS10、ガイダンスG1参照)。尚、CRT
8には6カ月又は12カ月定期とした場合の利得額が明示
され、資金運用の結果も容易に認識することができるよ
うになっている。
い、定期預金を行うか否かを判断する(ステップS1
2)。定期預金での資金運用を行わない場合は、通常の
預金引出し操作を始める。取引者はCRT8から支払い
金額を入力し(ステップS13、ガイダンスG2参照)、C
PU2はこの金額を認識して紙幣入出口54、硬貨入出口
55(図4参照)から支払い金銭を排出する(ステップS1
4)。
での資金運用を希望する場合は、CRT8上から所定の
入力を行いステップS16に進む(図3参照)。そして、
ここで更に運用指令が入力される(ステップS16)。運
用指令はステップS10でガイダンス表示された運用内容
の中から取引者が選択し入力する。この入力もCRT8
上から行われる(ガイダンスG3参照)。今、仮に100万
円の12カ月定期が入力されたとする。
送信される(ステップS18)。運用指令内容を受信した
ホストコンピュータは、預金残額の中からの100万円を1
2カ月定期として記憶し所定の処理を行う。そして、処
理終了後、預け入れ処理終了信号をATMに向けて送り
返す。ATMはこの預け入れ処理終了信号の受信を待っ
て(ステップS20)、排出口56より預け入れ帳票、明細
書を排出する(ステップS22)。この時、CRT8に定
期化確認のガイダンス表示G4を行う。
後、ステップS13に進み、通常の支払い処理(ステップS
13、S14)を行う。尚、通常の支払い処理の後に資金運
用処理を行ってもよい。又、本発明はATMに限らず、
CD等の現金自動取引装置にも適用することができる。
は、自己の預金残額に応じた資金運用情報を容易に認識
することができる。従って、より有効な資金運用を容易
に行うことができる。又、現金自動取引装置の操作時に
資金運用の手続をも同時に行うことが可能である。この
為、資金運用の手続を別途行う必要がなく、資金運用手
続を容易かつ迅速に行うことができる。
構成の一実施例である。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
す外観斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】取引指令の入力内容に応じて所定の現金取
引処理を行う現金自動取引装置において、 複数の資金運用内容を記憶した資金運用記憶手段、 取引指令が入力されたとき、預金残額に適応した資金運
用内容を選択し決定する資金運用決定手段、 資金運用決定手段が決定した資金運用内容を表示する表
示器、資金運用指令が入力されたとき、当該 資金運用指令を外
部に向けて出力する出力手段、を備えており、 資金運用指令が入力された後、資金運用指令が入力され
る前、又は資金運用指令が入力されなかったとき、取引
指令に従った取引を実行する、 こ とを特徴とする現金自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13775091A JP3035718B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 現金自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13775091A JP3035718B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 現金自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362798A JPH04362798A (ja) | 1992-12-15 |
JP3035718B2 true JP3035718B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=15205962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13775091A Expired - Fee Related JP3035718B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 現金自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035718B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0877273A (ja) * | 1994-09-07 | 1996-03-22 | Toshiba Corp | 自動取引装置 |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP13775091A patent/JP3035718B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04362798A (ja) | 1992-12-15 |
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