JP3035401U - 粘着シート - Google Patents

粘着シート

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JP3035401U
JP3035401U JP1996007945U JP794596U JP3035401U JP 3035401 U JP3035401 U JP 3035401U JP 1996007945 U JP1996007945 U JP 1996007945U JP 794596 U JP794596 U JP 794596U JP 3035401 U JP3035401 U JP 3035401U
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adhesive sheet
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益美 伊藤
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益美 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 仮貼り付けしようとする被貼り付け物に対し
ては強い粘着力を持ち、被貼り付け物に貼り付けられた
後は被貼り付け物に弱い粘着力をもたせるという粘着シ
ートを提供する。 【解決手段】 粘着シート3は、両面に粘着剤を持つ粘
着シートであって、片面を他の面に比べ弱い粘着力を持
つ粘着剤とする構成としたものである。また、片面はシ
ート部材330に接着剤312を付着し、その上に弱い
粘着力を持つ粘着剤311を付着させることにより、半
糊面310を構成し、もう一方の面はシート部材330
に接着剤322を付着し、その上に強い粘着力を持つ粘
着剤321を付着し全糊面320を構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] 本考案は、仮貼り付けしようとする被貼り付け物に対しては強い粘着力を持ち 、被貼り付け物に貼り付けられた後は被貼り付け物に弱い粘着力をもたせるとい う粘着シートを提供するものである。
【0002】 本考案粘着シートを貼るのみによって、使用済みの用紙であっても白紙面さえ あれば、要点を記載するメモ票、伝言票、ラベル、しおり、などに、ポストイッ トカードと同様な機能を持たせることができる。また、包装や梱包の開閉部に貼 り付ければ何度も包装や梱包の開閉できる包装、梱包手段を提供できるから、事 務用品、包装用の用品として、その利用範囲は非常に大きい。
【0003】 [従来の技術] 従来、事務用品として、要点を記載するメモ票、伝言票、ラベル、しおり、な どに、やや厚めの小片の紙の片面の一部に半糊の粘着剤を具備したポストイット カードと名ずけられた文具が多く使用されている。しかし、この文具は高価であ るばかりか、消耗品であり、不経済であり、資源のムダにもなっている。
【0004】 尚、ここで、半糊とは粘着力の弱いことを意味し、たとえ粘着したとしても剥 がそうとすれば簡単に剥がすことができる弱い粘着力の粘着剤を表す。
【0005】 また、従来、粘着テープは包装用の包装部材、例えば、封筒や紙袋、ビニール 袋が有るが、これらの封止、あるいは、密閉、固定に使用されていた。しかし、 粘着テープが剥がれにくく、包装部材に破るなどの損傷を与えることが多く、包 装部材の封止、あるいは、密閉、固定に繰り返し何度も使用することは困難であ った。
【0006】 [考案が解決しようとする課題] 本考案は、仮貼り付けしようとする被貼り付け物に対しては強い粘着力を持ち 、被貼り付け物に貼り付けられた後は被貼り付け物に弱い粘着力をもたせるとい う粘着シートを提供するものである。
【0007】 本考案粘着シートを貼るのみによって、使用済みの用紙であっても白紙面さえ あれば、要点を記載するメモ票、伝言票、ラベル、しおり、などに、ポストイッ トカードと同様な機能を持たせることができるからポストイットカードが使用済 みの用紙と本考案粘着シートとの組み合わせに変わるから著しく安価にでき、そ のうえ、資源のムダ使いを低減できる。また、包装部材の封止、あるいは、密閉 、固定に、包装部材に損傷を与えるなく、繰り返し何度も開閉に使用できる粘着 シートを提供するから包装や梱包の開閉部に貼り付ければ何度も包装や梱包の開 閉できる包装、梱包手段を提供でき、大変便利である。
【0008】 [課題を解決するための手段] 本考案は、両面に粘着剤を持つ粘着シート3であって、片面を他の面に比べ弱 い粘着力を持つ粘着剤とする構成とするものである。より限定的に表現すれば、 片面のシート部材に接着剤を付着し、その上に弱い粘着力を持つ粘着剤を付着さ せることにより、半糊面を構成し、もう一方の面はシート部材に接着剤を付着し 、その上に強い粘着力を持つ粘着剤を付着し全糊面を構成するものである。
【0009】 [作用] 本考案は、仮り貼り付けしようとする被貼り付け物の裏面に本考案粘着シート を強い粘着力を持つ面の方を貼り付ければ、強い粘着力を持つから、被貼り付け 物に対しては強く貼り付き、被貼り付け物に貼り付けられた後は被貼り付け物の 裏面に弱い粘着力を持つ粘着剤が表れるから、被貼り付け物は弱い粘着力をもち 仮り貼り付けできる。
【0010】 [実施例] 図1は本考案の実施例を示す斜視図であり、図2は図1の粘着シートの一片の 構成を拡大して示す斜視図である。粘着シート3はテープ状となっていて、芯材 2にまかれており、テープ巻本体1を構成している。即ち、テープ巻本体1は粘 着シート3と芯材2から構成されている。粘着シート3は弱い粘着力を持つ半糊 面310と強い粘着力を持つ全糊面320を持つ。シート部材330に接着剤3 12を付着し、その上に弱い粘着力を持つ粘着剤311を付着させることにより 、半糊面310を構成し、もう一方の面はシート部材330に接着剤322を付 着し、その上に強い粘着力を持つ粘着剤321を付着し全糊面320を構成して いる。尚、全糊面320の表面には剥離剤323を付着し粘着シート3がテープ 巻本体1から剥がれ易くなっている。即ち、粘着シート3は両面に粘着剤を持つ 粘着シートであって、片面を他の面に比べ弱い粘着力を持つ粘着剤とする構成と している。
【0011】 そして、使用時はテープ状の粘着シート3を所要量剥がし、切り取り使用され る。
【0012】 図3は本考案の他の実施例を示す斜視図であり、弱い粘着力を持つ半糊面31 0と強い粘着力を持つ全糊面320を持つ粘着シート3は、円形の形状で一枚づ つに独立して存在するシートで、樹脂製のテープ部材4に全糊面320を貼り付 け面として列状に貼り付けられており、テープ部材4は芯材2に巻かれ、テープ 巻本体1を構成している。従って、テープ巻本体1は粘着シート3、テープ部材 4と芯材2から構成されている。即ち、粘着シート3は両面に粘着剤を持つ粘着 シートであって、片面を他の面に比べ弱い粘着力を持つ粘着剤としていて、一枚 づつに独立して存在する粘着シート3はテープ部材4に貼られており、使用時は 一枚づつ剥がされ使用される。従って、一枚づつに独立して存在する粘着シート 3は図1の実施例の粘着シート3と同様な機能を有する。尚、シートの形状は円 形でなくても、正方形、長方形、4角形、3角形、その他の多角形、楕円、長円 、など、一枚づつに独立して存在できる形状であれば、どんな形状でも良い。
【0013】 図4は本考案の使用形態の例を示す斜視図であり、図1、図2の粘着シート3 の使用例である。メモ用紙5の裏面51に所要長さに切り取られた粘着シート3 を全糊面320を貼り付け面として貼り付ければ、メモ用紙5の裏面51は弱い 粘着力を持つ半糊面310が表れ、弱い粘着力を持つこととなるから、メモ用紙 5はメモ用紙が貼られる部材10に仮付着でき、メモ用紙5の表面52に要点を 記載することができるから、メモ票、伝言票、ラベル、しおり、などに使用でき 事務用品であるポストイットカードと同様の機能を使用済みの用紙であるメモ用 紙5と粘着シート3とによって果たすことができる。
【0014】 ここで、図3の実施例のように一枚づつに独立して存在する粘着シート3にお いても、図1の実施例の粘着シート3と同様の機能を果たすことは言うまでもな い。また、メモ用紙が貼られる部材10は弱い粘着力を持つ粘着剤311が粘着 するものであれば何でも良いことは自明である。
【0015】 図5は本考案の使用形態の例を示す斜視図である。所要長さに切り取られるか 、あるいは、一枚づつに独立して存在しているものを剥がされた粘着シート3を 全糊面320を貼り付け面として資料の用紙6や写真7の裏面51に貼り付けれ ば、資料の用紙6や写真7の裏面は弱い粘着力を持つ半糊面310が表れ、弱い 粘着力を持つことになるから資料の用紙6や写真7は台紙8に仮付着できるとい う効果がある。また、台紙8ばかりでなく、弱い粘着力を持つ粘着剤311が粘 着するものであれば色々なものに仮付着できる。
【0016】 図6は本考案の包装部材のフタの封止と開封に使用する形態を示す斜視図であ る。ビニール袋からなる包装部材9のフタ91に粘着シート3を全糊面320を 貼り付け面として貼り付ければ、フタ91の裏面は弱い粘着力を持つ半糊面31 0が表れ、弱い粘着力を持つこととなるからフタ91は何度も封止と開封ができ るという効果がある。
【0017】 [考案の効果] 以上に述べたように本考案は、両面に粘着剤を持つ粘着シートにあって、片面 を他の面に比べ弱い粘着力を持つ粘着剤とすることによって、、仮り貼り付けし ようとする被貼り付け物の裏面に本考案粘着シートを強い粘着力を持つ面の方を 貼り付ければ、強い粘着力を持つから、被貼り付け物に対しては強く貼り付き、 被貼り付け物に貼り付けられた後は被貼り付け物の裏面に弱い粘着力を持つ粘着 材が表れるから、被貼り付け物は弱い粘着力をもち仮り貼り付けできる。
【0018】 従って、被貼り付け物としてメモ用紙5を例にとれば、本考案粘着シート3を 貼るのみで、メモ用紙5は色々なものに仮付着でき、要点を記載するメモ票、伝 言票、ラベル、しおり、などに使用でき事務用品であるポストイットカードと同 様の機能を使用済みの用紙であるメモ用紙5と粘着シート3とによって果たすこ とができる。即ち、ポストイットカードが使用済みの用紙と本考案粘着シートと の組み合わせに変わるから著しく安価にでき、そのうえ、資源のムダ使いを低減 できる。
【0019】 また、被貼り付け物として包装部材9のフタ91を例にとれば、包装部材の封 止、あるいは、密閉、固定に、包装部材に損傷を与えるなく、繰り返し何度も開 閉に使用できる粘着シートを提供するから包装や梱包の開閉部に貼り付ければ何 度も包装や梱包の開閉できる包装、梱包手段を提供でき、大変便利である。
【0020】 さらに、被貼り付け物として資料6や写真7を例にとれば、本考案粘着シート 3を貼るのみで、資料6や写真7は色々なものに仮付着でき、適切な位置、配置 になるまで試行できるから大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図であり、本考案を
片面粘着テープに実施した例を示す斜視図である。
【図2】図1の粘着シートの一片の構成を拡大して示す
斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】図1、図2の粘着シート3の使用例であり、本
考案の使用形態を示す斜視図である。
【図5】図5は本考案の他の使用形態である資料6や写
真7の仮付着に使用する形態を示す斜視図である。
【図6】図6は本考案の他の使用形態である袋類のフタ
の封止と開封に使用する形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・テープ巻本体 2・・・・・・・・芯材 3・・・・・・・・粘着シート 310・・・・・・半糊面 311・・・・・・半糊粘着剤 312・・・・・・接着剤 320・・・・・・全糊面 321・・・・・・全糊粘着剤 322・・・・・・接着剤 323・・・・・・剥離剤 330・・・・・・シート部材 4・・・・・・・・テープ部材 5・・・・・・・・メモ用紙 51・・・・・・・裏面 52・・・・・・・表面 6・・・・・・・・資料の用紙 7・・・・・・・・写真 8・・・・・・・・台紙 9・・・・・・・・包装部材 91・・・・・・・フタ 10・・・・・・・メモ用紙が貼られる部材

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面に粘着剤を持つ粘着シートにあって、
    片面を他の面に比べ弱い粘着力を持つ粘着剤とする構成
    としたことを特徴とする粘着シート(3)。
  2. 【請求項2】片面のシート部材(330)に接着剤(3
    12)を付着し、その上に弱い粘着力を持つ粘着剤(3
    11)を付着させることにより、半糊面(310)を構
    成し、もう一方の面はシート部材(330)に接着剤
    (322)を付着し、その上に強い粘着力を持つ粘着剤
    (321)を付着し全糊面(320)を構成したことを
    特徴とする[請求項1]記載の粘着シート(3)。
  3. 【請求項3】粘着シート(3)はテープ状となってい
    て、芯材(2)にまかれており、テープ巻本体(1)を
    構成することを特徴とする[請求項2」記載の粘着シー
    ト(3)。
  4. 【請求項4】粘着シート(3)は、一枚づつに独立して
    存在するシートで、樹脂製のテープ部材(4)に全糊面
    (320)を貼り付け面として列状に貼り付けられてお
    り、テープ部材(4)は芯材(2)に巻かれ、テープ巻
    本体(1)を構成することを特徴とする[請求項2]記
    載の粘着シート(3)。
  5. 【請求項5】粘着シート(3)は、円形、及び、長円、
    楕円の形状であることを特徴とする[請求項4]記載の
    粘着シート(3)。
  6. 【請求項6】粘着シート(3)は、四角形の形状である
    ことを特徴とする[請求項4]記載の粘着シート
    (3)。
  7. 【請求項7】粘着シート(3)は、多角形の形状である
    ことを特徴とする[請求項4]記載の粘着シート
    (3)。
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