JP3035399U - ディスプレイ台 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1枚の段ボール紙又は厚紙で簡単迅速に組み
立てられる上に、重量商品を陳列しても耐える強度を有
する段ボール又は厚紙製のディスプレイ台を提供する。 【解決手段】 底板10に連設した斜板20を折り曲
げ、斜板20に連設した背板30を折り曲げて三角筒状
に形成すると共に、底板10に連設した一対の三角板4
0、40を折り曲げ、斜板20に連設した一対の三角板
50、50を折り曲げ、背板30に連設した一対の三角
板60、60を折り曲げると共に、各三角板50の差込
片51、各三角板60の差込片61を、各三角板40の
差込孔41、41に差し込んで、三角板50と三角板6
0とを合わせたものを三角板40に重ね合わせ、斜板2
0(又は斜板20及び背板30)の切抜き(又は切欠
き)dに、商品Dを嵌着して展示するもの。
立てられる上に、重量商品を陳列しても耐える強度を有
する段ボール又は厚紙製のディスプレイ台を提供する。 【解決手段】 底板10に連設した斜板20を折り曲
げ、斜板20に連設した背板30を折り曲げて三角筒状
に形成すると共に、底板10に連設した一対の三角板4
0、40を折り曲げ、斜板20に連設した一対の三角板
50、50を折り曲げ、背板30に連設した一対の三角
板60、60を折り曲げると共に、各三角板50の差込
片51、各三角板60の差込片61を、各三角板40の
差込孔41、41に差し込んで、三角板50と三角板6
0とを合わせたものを三角板40に重ね合わせ、斜板2
0(又は斜板20及び背板30)の切抜き(又は切欠
き)dに、商品Dを嵌着して展示するもの。
Description
【0001】
本考案は、商品を展示する際に使用される段ボール又は厚紙製のディスプレイ 台に関するものである。
【0002】
従来の上記ディスプレイ台は、2枚以上の段ボール又は厚紙を貼り合わせ又は ワイヤ止めして、組み立てるものが多く、製作に手間がかかる上に、鉄亜鈴等の 重量商品を陳列するには構造強度が不足していた。
【0003】
本考案は、1枚の段ボール紙又は厚紙で簡単迅速に組み立てられる上に、重量 商品を陳列しても耐える強度を有する段ボール又は厚紙製のディスプレイ台を提 供するものである。
【0004】
本考案ディスプレイ台は、上記課題を解決するため、図示するように、底板1 0に連設した斜板20を折り曲げ、斜板20に連設した背板30を折り曲げて三 角筒状に形成すると共に、底板10に連設した一対の三角板40、40を折り曲 げ、斜板20に連設した一対の三角板50、50を折り曲げ、背板30に連設し た一対の三角板60、60を折り曲げると共に、各三角板50の差込片51、各 三角板60の差込片61を、各三角板40の差込孔41、41に差し込んで、三 角板50と三角板60とを合わせたものを三角板40に重ね合わせ、斜板20( 又は斜板20及び背板30)の切抜き(又は切欠き)dに、商品Dを嵌着して展 示するものである。 また、本考案ディスプレイ台は、底板10Aに連設した第1斜板20Aを折り 曲げ、第1斜板20Aに連設した第1重ね板30Aを折り曲げて三角筒状に形成 すると共に、底板10Aに連設した壁板10Bを起立し、壁板10Bに連設した 第2斜板20Bを折り曲げ、第2斜板20Bに連設した第1重ね板30Aより縦 又は横寸法の小さい第2重ね板30Bを折り曲げて三角筒状に形成し、第1重ね 板30A上に第2重ね板30Bをのせて、第2重ね板30Bに切り抜いた一対の 差込片31B、31B(又は一対の差込孔)を、第1重ね板30Aの一対の差込 孔31A、31A(又は一対の差込片)に差し込んで重ね、底板10Aに連設し た一対の三角板40A、40Aを折り曲げ、第1斜板20Aに連設した一対の三 角板50A、50Aを折り曲げ、第1重ね板30Aに連設した一対の三角板60 A、60Aを折り曲げると共に、各三角板50Aの差込片51A、各三角板60 Aの差込片61Aを、各三角板40Aの差込孔41A、41Aに差し込んで、三 角板50Aと三角板60Aとを合わせたものを三角板40Aに重ね合わせ、壁板 10Bに連設した一対の三角板40B、40Bを折り曲げ、第2斜板20Bに連 設した一対の三角板50B、50Bを折り曲げ、第2重合板30Bに連設した一 対の三角板60B、60Bを折り曲げると共に、各三角板50Bの差込片51B 、各三角板60Bの差込片61Aを、各三角板40Bの差込孔41B、41Bに 差し込んで、三角板50Bと三角板60Bとを合わせたものを三角板40Bに重 ね合わせてなり、第1重ね板30A上に商品Eをのせて展示するものである。 更に、本考案ディスプレイ台は、上記課題を解決するために、図示するように 、底板10Aに連設した第1斜板20Aを折り曲げ、第1斜板20Aに連設した 第1重ね板30Aを折り曲げて三角筒状に形成すると共に、底板10Aに連設し た壁板10Bを起立し、壁板10Bに連設した第2斜板20Bを折り曲げ、第2 斜板20Bに連設した第2重ね板30Bを折り曲げて三角筒状に形成し、第1重 ね板30A上に第2重ね板30Bをのせて、第2重ね板30Bに切り抜いた一対 の差込片31B、31B(又は一対の差込孔)を、第1重ね板30Aの一対の差 込孔31A、31A(又は一対の差込片)に差し込んで重ね、底板10Aに連設 した一対の三角板40A、40Aを折り曲げ、第1斜板20Aに連設した一対の 三角板50A、50Aを折り曲げ、第1重ね板30Aに連設した一対の三角板6 0A、60Aを折り曲げると共に、各三角板50Aの差込片51A、各三角板6 0Aの差込片61Aを、各三角板40Aの差込孔41A、41Aに差し込んで、 三角板50Aと三角板60Aとを合わせたものを三角板40Aに重ね合わせ、壁 板10Bに連設した一対の三角板40B、40Bを折り曲げ、第2斜板20Bに 連設した一対の三角板50B、50Bを折り曲げ、第2重合板30Bに連設した 一対の三角板60B、60Bを折り曲げると共に、各三角板50Bの差込片51 B、各三角板60Bの差込片61Aを、各三角板40Bの差込孔41B、41B に差し込んで、三角板50Bと三角板60Bとを合わせたものを三角板40Bに 重ね合わせてなり、第1斜板20A(又は第1斜板20A及び第1重ね板30A )の切抜き(又は切欠き)a及び第2斜板20B(又は第2斜板20B及び壁板 10B)の切抜き(又は切欠き)bに、それぞれ商品A及びBを嵌着して展示す るものである。
【0005】 本考案において、構造強度を維持するための重要な構成要素として、底板10 に連設した一対の三角板40、40と、斜板20に連設した一対の三角板50、 50と背板30に連設した一対の三角板60、60とを合わせたもの、並びに、 底板10Aに連設した一対の三角板40A、40Aと、第1斜板20Aに連設し た一対の三角板50A、50Aと第1重ね板30Aに連設した一対の三角板60 A、60Aとを合わせたものは、完全に一致させて重合する必要がある。同様に 壁板10Bに連設した一対の三角板40B、40Bと、第2斜板20Bに連設し た一対の三角板50B、50Bと第2重ね板30Bに連設した一対の三角板60 B、60Bとを合わせたものは、完全に一致させて重合する必要がある。これら の場合、各三角板40、50、60、40A、50A、60A、40B、50B 、60Bは、いずれも2等辺直角三角形が望ましいが、展示する商品の状況等に よって、前記各三角板は、鈍角又は鋭角の等辺又は不等辺三角形を選んで重合さ せるようにすることができる。
【0006】
【考案の実施の形態1】 本考案の実施の形態が図1乃至図4に示されている。図1に示すように、1枚 の段ボールにそれぞれ折線を介して、底板10、斜板20、背板30、2等辺直 角三角形状の三角板40、40、50、50、60、60、差込片51、51、 61、61をそれぞれ連設する。この場合、第2重ね板30Bの横寸法は、第1 重ね板30Aの横寸法より小さく形成する。三角板40は三角板50と三角板6 0とを合わせたものに等しく、形成する。 底板10、斜板20及び背板30を順次折り曲げて三角筒状とする。 三角板40を折り曲げてその外側に三角板50と60とを折り曲げて重ねると 共に、三角板50の差込片51と三角板60の差込片61とを、三角板40の差 込孔41、41に差し込んで、三角板40に三角板50と三角板60と合わせた ものを完全に重合させる。 次いで、斜板20及び背板30に切り込んだ切り込みdに商品Dを嵌め込んで 、図4に示すように商品を展示することができる。
【0007】
【考案の実施の形態2】 本考案の実施の形態2が図5乃至図9に示されている。図5に示すように、1 枚の段ボールにそれぞれ折線を介して、底板10A、第1斜板20A、第1重ね 板30A、壁板10B、第2斜板20B、第2重ね板30B、2等辺直角三角形 状の三角板40A、40A、50A、50A、60A、60A、40B、40B 、50B、50B、60B、60B、差込片51A、51A、61A、61A、 51B、51B、61B、61Bをそれぞれ連設する。この場合、三角板40A は三角板50Aと三角板60Aとを合わせたものに等しく、三角板40Bは三角 板50Bと三角板60Bとを合わせたものに等しく形成する。 底板10A、第1斜板20A及び第1重ね板30Aを順次折り曲げて三角筒状 とし、壁板10B、第1斜板20B及び第2重ね板30Bを順次折り曲げて三角 筒状とし、第2重ね板30Bに切込んだ一対の差込片31B、31Bを、第1重 ね板30Aの差込孔31A、31Aに差し込んで、第1重ね板30Aと第2重ね 板30Bとを連結して重ねる。 三角板40Aを折り曲げてその外側に三角板50Aと60Aとを折り曲げて重 ねると共に、三角板50Aの差込片51Aと三角板60Aの差込片61Aとを、 三角板40Aの差込孔41A、41Aに差し込んで、三角板40Aに三角板50 Aと三角板60Aと合わせたものを完全に重合させる。 三角板40Bを折り曲げてその外側に三角板50Bと60Bとを折り曲げて重 ねると共に、三角板50Bの差込片51Bと三角板60Bの差込片61Bとを、 三角板40Bの差込孔41B、41Bに差し込んで、三角板40Bに三角板50 Bと三角板60Bと合わせたものを完全に重合させる。 次いで、第1重ね板30A上に商品Eをのせて、図9に示すように商品を展示 することができる。
【0008】
【考案の実施の形態3】 本考案の実施の形態が図10及び図11に示されている。本例のディスプレイ 台の展開図及び組立は、図5、図6、図7、図8、及び図9に示すものと同様で あるが、図10に示すように、第1斜板20A及び第1重ね板30Aに切り込ん だ切抜きa及び第2斜板20Bに切り込んだ切抜きbに、図11に示すように、 それぞれ商品A及びBを嵌着して展示するものである。
【0009】
以上のように、本考案ディスプレイ台は、1枚の段ボール又は厚紙で製作でき 、折り曲げと差込みだけで糊付やワイヤ止めは必要でなく、組立も簡単迅速にで きる強みがある。また、製作品の運搬移動又は組立を分解した後は、平板として 積み重ねられるので極めて便利である。ディスプレイ台としては、両側の2重構 造の三角板によって構造強度が維持されるので重量商品の展示に好適である。
【提出日】平成8年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、商品を展示する際に使用される段ボール又は厚紙製のディスプレイ 台に関するものである。
【0002】
従来の上記ディスプレイ台は、2枚以上の段ボール又は厚紙を貼り合わせ又は ワイヤ止めして、組み立てるものが多く、製作に手間がかかる上に、鉄亜鈴等の 重量商品を陳列するには構造強度が不足していた。
【0003】
本考案は、1枚の段ボール紙又は厚紙で簡単迅速に組み立てられる上に、重量 商品を陳列しても耐える強度を有する段ボール又は厚紙製のディスプレイ台を提 供するものである。
【0004】
本考案ディスプレイ台は、上記課題を解決するため、図示するように、底板1 0に連設した斜板20を折り曲げ、斜板20に連設した背板30を折り曲げて三 角筒状に形成すると共に、底板10に連設した一対の三角板40、40を折り曲 げ、斜板20に連設した一対の三角板50、50を折り曲げ、背板30に連設し た一対の三角板60、60を折り曲げると共に、各三角板50の差込片51、各 三角板60の差込片61を、各三角板40の差込孔41、41に差し込んで、三 角板50と三角板60とを合わせたものを三角板40に重ね合わせ、斜板20又 は斜板20及び背板30の切抜き又は切欠きdに、商品Dを嵌着して展示するも のである。 また、本考案ディスプレイ台は、底板10Aに連設した第1斜板20Aを折り 曲げ、第1斜板20Aに連設した第1重ね板30Aを折り曲げて三角筒状に形成 すると共に、底板10Aに連設した壁板10Bを起立し、壁板10Bに連設した 第2斜板20Bを折り曲げ、第2斜板20Bに連設した第1重ね板30Aより縦 又は横寸法の小さい第2重ね板30Bを折り曲げて三角筒状に形成し、第1重ね 板30A上に第2重ね板30Bをのせて、第2重ね板30Bに切り抜いた一対の 差込片又は差込孔31B、31Bを、第1重ね板30Aの一対の差込孔又は差込 片 31A、31Aに差し込んで重ね、底板10Aに連設した一対の三角板40A 、40Aを折り曲げ、第1斜板20Aに連設した一対の三角板50A、50Aを 折り曲げ、第1重ね板30Aに連設した一対の三角板60A、60Aを折り曲げ ると共に、各三角板50Aの差込片51A、各三角板60Aの差込片61Aを、 各三角板40Aの差込孔41A、41Aに差し込んで、三角板50Aと三角板6 0Aとを合わせたものを三角板40Aに重ね合わせ、壁板10Bに連設した一対 の三角板40B、40Bを折り曲げ、第2斜板20Bに連設した一対の三角板5 0B、50Bを折り曲げ、第2重合板30Bに連設した一対の三角板60B、6 0Bを折り曲げると共に、各三角板50Bの差込片51B、各三角板60Bの差 込片61Bを、各三角板40Bの差込孔41B、41Bに差し込んで、三角板5 0Bと三角板60Bとを合わせたものを三角板40Bに重ね合わせてなり、第1 重ね板30A上に商品Eをのせて展示するものである。 更に、本考案ディスプレイ台は、上記課題を解決するために、図示するように 、底板10Aに連設した第1斜板20Aを折り曲げ、第1斜板20Aに連設した 第1重ね板30Aを折り曲げて三角筒状に形成すると共に、底板10Aに連設し た壁板10Bを起立し、壁板10Bに連設した第2斜板20Bを折り曲げ、第2 斜板20Bに連設した第2重ね板30Bを折り曲げて三角筒状に形成し、第1重 ね板30A上に第2重ね板30Bをのせて、第2重ね板30Bに切り抜いた一対 の差込片又は差込孔31B、31Bを、第1重ね板30Aの一対の差込孔又は差 込片 31A、31Aに差し込んで重ね、底板10Aに連設した一対の三角板40 A、40Aを折り曲げ、第1斜板20Aに連設した一対の三角板50A、50A を折り曲げ、第1重ね板30Aに連設した一対の三角板60A、60Aを折り曲 げると共に、各三角板50Aの差込片51A、各三角板60Aの差込片61Aを 、各三角板40Aの差込孔41A、41Aに差し込んで、三角板50Aと三角板 60Aとを合わせたものを三角板40Aに重ね合わせ、壁板10Bに連設した一 対の三角板40B、40Bを折り曲げ、第2斜板20Bに連設した一対の三角板 50B、50Bを折り曲げ、第2重合板30Bに連設した一対の三角板60B、 60Bを折り曲げると共に、各三角板50Bの差込片51B、各三角板60Bの 差込片61Bを、各三角板40Bの差込孔41B、41Bに差し込んで、三角板 50Bと三角板60Bとを合わせたものを三角板40Bに重ね合わせてなり、第 1斜板20A又は第1斜板20A及び第1重ね板30Aの切抜き又は切欠きaと 、第2斜板20B又は第2斜板20B及び壁板10Bの切抜き又は切欠きbとに 、それぞれ商品AとBとを嵌着して展示するものである。
【0005】 本考案において、構造強度を維持するための重要な構成要素として、底板10 に連設した一対の三角板40、40と、斜板20に連設した一対の三角板50、 50と背板30に連設した一対の三角板60、60とを合わせたもの、並びに、 底板10Aに連設した一対の三角板40A、40Aと、第1斜板20Aに連設し た一対の三角板50A、50Aと第1重ね板30Aに連設した一対の三角板60 A、60Aとを合わせたものは、完全に一致させて重合する必要がある。同様に 壁板10Bに連設した一対の三角板40B、40Bと、第2斜板20Bに連設し た一対の三角板50B、50Bと第2重ね板30Bに連設した一対の三角板60 B、60Bとを合わせたものは、完全に一致させて重合する必要がある。これら の場合、各三角板40、50、60、40A、50A、60A、40B、50B 、60Bは、いずれも2等辺直角三角形が望ましいが、展示する商品の状況等に よって、前記各三角板は、鈍角又は鋭角の等辺又は不等辺三角形を選んで重合さ せるようにすることができる。
【0006】
【考案の実施の形態1】 本考案の実施の形態が図1乃至図4に示されている。図1に示すように、1枚 の段ボールにそれぞれ折線を介して、底板10、斜板20、背板30、2等辺直 角三角形状の三角板40、40、50、50、60、60、差込片51、51、 61、61をそれぞれ連設する。この場合、第2重ね板30Bの横寸法は、第1 重ね板30Aの横寸法より小さく形成する。三角板40は三角板50と三角板6 0とを合わせたものに等しく、形成する。 底板10、斜板20及び背板30を順次折り曲げて三角筒状とする。 三角板40を折り曲げてその外側に三角板50と60とを折り曲げて重ねると 共に、三角板50の差込片51と三角板60の差込片61とを、三角板40の差 込孔41、41に差し込んで、三角板40に三角板50と三角板60と合わせた ものを完全に重合させる。 次いで、斜板20及び背板30に切り込んだ切抜き又は切欠きdに商品Dを嵌 め込んで、図4に示すように商品を展示することができる。
【0007】
【考案の実施の形態2】 本考案の実施の形態2が図5乃至図9に示されている。図5に示すように、1 枚の段ボールにそれぞれ折線を介して、底板10A、第1斜板20A、第1重ね 板30A、壁板10B、第2斜板20B、第2重ね板30B、2等辺直角三角形 状の三角板40A、40A、50A、50A、60A、60A、40B、40B 、50B、50B、60B、60B、差込片51A、51A、61A、61A、 51B、51B、61B、61Bをそれぞれ連設する。この場合、三角板40A は三角板50Aと三角板60Aとを合わせたものに等しく、三角板40Bは三角 板50Bと三角板60Bとを合わせたものに等しく形成する。 底板10A、第1斜板20A及び第1重ね板30Aを順次折り曲げて三角筒状 とし、壁板10B、第1斜板20B及び第2重ね板30Bを順次折り曲げて三角 筒状とし、第2重ね板30Bに切込んだ一対の差込片又は差込孔31B、31B を、第1重ね板30Aの差込孔31A、31Aに差し込んで、第1重ね板30A と第2重ね板30Bとを連結して重ねる。 三角板40Aを折り曲げてその外側に三角板50Aと60Aとを折り曲げて重 ねると共に、三角板50Aの差込片51Aと三角板60Aの差込片61Aとを、 三角板40Aの差込孔41A、41Aに差し込んで、三角板40Aに三角板50 Aと三角板60Aと合わせたものを完全に重合させる。 三角板40Bを折り曲げてその外側に三角板50Bと60Bとを折り曲げて重 ねると共に、三角板50Bの差込片51Bと三角板60Bの差込片61Bとを、 三角板40Bの差込孔41B、41Bに差し込んで、三角板40Bに三角板50 Bと三角板60Bと合わせたものを完全に重合させる。 次いで、第1重ね板30A上に商品Eをのせて、図9に示すように商品を展示 することができる。
【0008】
【考案の実施の形態3】 本考案の実施の形態が図10及び図11に示されている。本例のディスプレイ 台の展開図及び組立は、図5、図6、図7、図8、及び図9に示すものと同様で あるが、図10に示すように、第1斜板20A及び第1重ね板30Aに切り込ん だ切抜きaと第2斜板20Bに切り込んだ切抜きbとに、図11に示すように、 それぞれ商品AとBとを嵌着して展示するものである。
【0009】
以上のように、本考案ディスプレイ台は、1枚の段ボール又は厚紙で製作でき 、折り曲げと差込みだけで糊付やワイヤ止めは必要でなく、組立も簡単迅速にで きる強みがある。また、製作品の運搬移動又は組立を分解した後は、平板として 積み重ねられるので極めて便利である。ディスプレイ台としては、両側の2重構 造の三角板によって構造強度が維持されるので重量商品の展示に好適である。
【図1】本考案ディスプレイ台の実施の形態を示す展開
図である。
図である。
【図2】図1を組立てたときの斜視図である。
【図3】図1の組立中の説明図である。
【図4】図2のものに商品を展示中の斜視図である。
【図5】本考案ディスプレイ台の別の実施の形態を示す
展開図である。
展開図である。
【図6】図5を組立てたときの斜視図である。
【図7】図5の組立中の説明図である。
【図8】図5の組立中の説明図である。
【図9】図6のものに商品を展示中の斜視図である。
【図10】本考案ディスプレイ台の更に別の実施の形態
を示す組立時の斜視図である。
を示す組立時の斜視図である。
【図11】図10のものに商品を展示中の斜視図であ
る。
る。
10、10A 底板 20 斜め板 20A 第1斜板 30 背板 30A 第1重ね板 10B 壁板 20B 第2斜板 30B 第2重ね板 31、41、31A、41A、41B 差込孔 40、50、60、40A、50A、60A、40B、
50B、60B 三角板 51、61、51A、61A、51B、61B 差込片 a,b,d 切抜き
50B、60B 三角板 51、61、51A、61A、51B、61B 差込片 a,b,d 切抜き
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ディスプレイ台
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ディスプレイ台の実施の形態を示す展開
図である。
図である。
【図2】図1を組立てたときの斜視図である。
【図3】図1の組立中の説明図である。
【図4】図2のものに商品を展示中の斜視図である。
【図5】本考案ディスプレイ台の別の実施の形態を示す
展開図である。
展開図である。
【図6】図5を組立てたときの斜視図である。
【図7】図5の組立中の説明図である。
【図8】図5の組立中の説明図である。
【図9】図6のものに商品を展示中の斜視図である。
【図10】本考案ディスプレイ台の更に別の実施の形態
を示す組立時の斜視図である。
を示す組立時の斜視図である。
【図11】図10のものに商品を展示中の斜視図であ
る。
る。
【符号の説明】 10、10A 底板 20 斜め板 20A 第1斜板 30 背板 30A 第1重ね板 10B 壁板 20B 第2斜板 30B 第2重ね板31A 差込孔又は差込片 31B 差込片又は差込孔 41、41A、41B 差込孔 40、50、60、40A、50A、60A、40B、
50B、60B 三角板 51、61、51A、61A、51B、61B 差込片 a,b,d 切抜き又は切欠き
50B、60B 三角板 51、61、51A、61A、51B、61B 差込片 a,b,d 切抜き又は切欠き
Claims (3)
- 【請求項1】 底板10に連設した斜板20を折り曲
げ、斜板20に連設した背板30を折り曲げて三角筒状
に形成すると共に、底板10に連設した一対の三角板4
0、40を折り曲げ、斜板20に連設した一対の三角板
50、50を折り曲げ、背板30に連設した一対の三角
板60、60を折り曲げると共に、各三角板50の差込
片51、各三角板60の差込片61を、各三角板40の
差込孔41、41に差し込んで、三角板50と三角板6
0とを合わせたものを三角板40に重ね合わせ、斜板2
0(又は斜板20及び背板30)の切抜き(又は切欠
き)dに、商品Dを嵌着して展示することを特徴とする
ディスプレイ台。 - 【請求項2】 底板10Aに連設した第1斜板20Aを
折り曲げ、第1斜板20Aに連設した第1重ね板30A
を折り曲げて三角筒状に形成すると共に、底板10Aに
連設した壁板10Bを起立し、壁板10Bに連設した第
2斜板20Bを折り曲げ、第2斜板20Bに連設した第
1重ね板30Aより縦又は横寸法の小さい第2重ね板3
0Bを折り曲げて三角筒状に形成し、第1重ね板30A
上に第2重ね板30Bをのせて、第2重ね板30Bに切
り抜いた一対の差込片31B、31B(又は一対の差込
孔)を、第1重ね板30Aの一対の差込孔31A、31
A(又は一対の差込片)に差し込んで重ね、底板10A
に連設した一対の三角板40A、40Aを折り曲げ、第
1斜板20Aに連設した一対の三角板50A、50Aを
折り曲げ、第1重ね板30Aに連設した一対の三角板6
0A、60Aを折り曲げると共に、各三角板50Aの差
込片51A、各三角板60Aの差込片61Aを、各三角
板40Aの差込孔41A、41Aに差し込んで、三角板
50Aと三角板60Aとを合わせたものを三角板40A
に重ね合わせ、壁板10Bに連設した一対の三角板40
B、40Bを折り曲げ、第2斜板20Bに連設した一対
の三角板50B、50Bを折り曲げ、第2重合板30B
に連設した一対の三角板60B、60Bを折り曲げると
共に、各三角板50Bの差込片51B、各三角板60B
の差込片61Aを、各三角板40Bの差込孔41B、4
1Bに差し込んで、三角板50Bと三角板60Bとを合
わせたものを三角板40Bに重ね合わせてなり、第1重
ね板30A上に商品Eをのせて展示することを特徴とす
るディスプレイ台。 - 【請求項3】 底板10Aに連設した第1斜板20Aを
折り曲げ、第1斜板20Aに連設した第1重ね板30A
を折り曲げて三角筒状に形成すると共に、底板10Aに
連設した壁板10Bを起立し、壁板10Bに連設した第
2斜板20Bを折り曲げ、第2斜板20Bに連設した第
2重ね板30Bを折り曲げて三角筒状に形成し、第1重
ね板30A上に第2重ね板30Bをのせて、第2重ね板
30Bに切り抜いた一対の差込片31B、31B(又は
一対の差込孔)を、第1重ね板30Aの一対の差込孔3
1A、31A(又は一対の差込片)に差し込んで重ね、
底板10Aに連設した一対の三角板40A、40Aを折
り曲げ、第1斜板20Aに連設した一対の三角板50
A、50Aを折り曲げ、第1重ね板30Aに連設した一
対の三角板60A、60Aを折り曲げると共に、各三角
板50Aの差込片51A、各三角板60Aの差込片61
Aを、各三角板40Aの差込孔41A、41Aに差し込
んで、三角板50Aと三角板60Aとを合わせたものを
三角板40Aに重ね合わせ、壁板10Bに連設した一対
の三角板40B、40Bを折り曲げ、第2斜板20Bに
連設した一対の三角板50B、50Bを折り曲げ、第2
重合板30Bに連設した一対の三角板60B、60Bを
折り曲げると共に、各三角板50Bの差込片51B、各
三角板60Bの差込片61Aを、各三角板40Bの差込
孔41B、41Bに差し込んで、三角板50Bと三角板
60Bとを合わせたものを三角板40Bに重ね合わせて
なり、第1斜板20A(又は第1斜板20A及び第1重
ね板30A)の切抜き(又は切欠き)a及び第2斜板2
0B(又は第2斜板20B及び壁板10B)の切抜き
(又は切欠き)bに、それぞれ商品A及びBを嵌着して
展示することを特徴とするディスプレイ台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007139U JP3035399U (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | ディスプレイ台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007139U JP3035399U (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | ディスプレイ台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035399U true JP3035399U (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=43170213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996007139U Expired - Lifetime JP3035399U (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | ディスプレイ台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035399U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014195614A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 紀伊産業株式会社 | 物品陳列・収納台 |
-
1996
- 1996-07-02 JP JP1996007139U patent/JP3035399U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014195614A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 紀伊産業株式会社 | 物品陳列・収納台 |
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