JP3035298U - 料理配膳容器 - Google Patents

料理配膳容器

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JP3035298U
JP3035298U JP1996008859U JP885996U JP3035298U JP 3035298 U JP3035298 U JP 3035298U JP 1996008859 U JP1996008859 U JP 1996008859U JP 885996 U JP885996 U JP 885996U JP 3035298 U JP3035298 U JP 3035298U
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JP
Japan
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container
chopsticks
chopstick
dish
serving
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Application number
JP1996008859U
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English (en)
Inventor
輝義 三宅
Original Assignee
中国パール販売株式会社
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】質感を有する高級な外観となすと共に、料理盛
りつけ後も安定的且つ容易に持ち運べ、箸を使用する際
の便宜の良い料理配膳容器を提供する。 【解決手段】圧空,真空成形により底浅に形成されたプ
ラスチック製の容器本体1の全周縁に、指で摘める程度
の幅を有する水平状に張り出した鍔部6を設け、この鍔
部6又は蓋体15の上面の適宜箇所に箸を収納可能な大
きさの箸凹部8を設けて形成する。容器の持ち運びは鍔
部6を両手で把持して行なえ、食事中に箸を休めるとき
には箸凹部8に箸を入れておける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、仕出し料理や会席料理、弁当などの盛り付けや配膳に使用されるプ ラスチック製の料理配膳容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の料理配膳容器の一例を示しており、これは、プラスチックを用い 、熱成形により、略々横長矩形状の底部12から浅く立ち上げた周壁13で複数 の収納凹部14に区画された容器本体11と、容器本体11の上面を被覆する蓋 体15とを形成し、収納凹部14内に盛りつけた料理を、容器本体11に蓋体1 5を被せて持ち運び、配膳するために用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のものは、慶事や弔事などの式事用料理の配膳用としては容器に質感や高 級感がなく、そのため、容器本体11とは別体に、容器本体11の底部が収納さ れ得る大きさの箱型の底体16を設け、同図(B)に示すように、この底体16 に容器本体11を収納して支持させ、容器全体に重厚さを醸しだすようにするこ とが多かった。
【0004】 また、従来のものは、容器本体11に把手部や支持部が無いため、料理を盛り つけた後に容器を持ち運び難く、とりわけ容器の一部分に料理が多く盛られると 料理の重みで容器が撓むことがあるため、料理の汁などをこぼさないように容器 を水平に保持して運搬したり配膳したりする際の便宜が悪かった。上記底体16 を用いれば、容器本体11が底体16上で水平状態で支持されるため、運搬の便 宜をある程度は良くすることができるが、容器本体11と別体に底体16を設け たのでは、包装コストが高くなるため得策ではない。
【0005】 また、箸などの食器類は、これら容器とは別に配膳されるが、容器と一体であ れば配膳し忘れる虞れがなくなり、さらに、食事中に箸を休めるときは容器の端 縁に箸を載せることが多いが、誤って落下させる虞れもあり、容器内に箸を安定 的に置くことができれば箸使用上の都合が良く、衛生上も好ましいものとなる。
【0006】 そこで、本考案はこのような問題点を踏まえ、質感のある高級外観の容器とな し得ると共に、料理を盛りつけた後も、安定的且つ容易に容器を持ち運ぶことが でき、また、箸を使用する際に箸の収納部が合理的に形成された料理配膳容器を 提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案の料理配膳容器は、圧空,真空成形により、底 浅に形成されたプラスチック製容器本体の周壁上周縁に、外側方に幅広に、好ま しくは約20mm以上張り出させてなる鍔部を設けて形成したことを特徴とする ものである。周縁に鍔部を設けることにより、かなりの質感が生じて高級外観の 容器となり、而も、鍔部により容器の剛性が増して容器が撓みに難くなり、この 鍔部を把持して容器を容易に持ち運ぶことができる。 また、鍔部に箸を収納可能な大きさの箸凹部を設けることにより、この箸凹部 に箸を入れて容器と共に持ち運んだり配膳したりすることでき、食事中に箸を休 めるときは、箸凹部に箸を入れておくことができる。 箸凹部は、蓋体上面の適宜箇所に設けても上記と同様の効果を得ることができ る。 鍔部上面には、装飾のための化粧や模様、広告などを施してもよい。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の好適な一実施例を図面を参照して説明する。 図1〜図3において、1は容器本体、2は蓋体であり、何れもポリエチレンテ レフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンなどの熱成形可 能なプラスチックを用い、圧空,真空成形などのサーモフォーミング法により形 成されている。
【0009】 容器本体1は、底部3から周壁4を浅く立ち上げて収納凹部5を画成し、周壁 4の上周縁を適宜な幅水平状に張り出した鍔部6となすと共に、その端部を若干 下向きに湾曲させた折り返し縁7として形成されている。
【0010】 鍔部6は、容器に質感を与えると共に手で把持可能であって後述の箸凹部を形 成可能な幅、例えば周壁4の上端から少なくとも20mm程度水平状に張り出し た幅(図2中符号D)で、容器本体1の全周に連続形成されている。 鍔部6は、容器本体1の前後両側で幅を異ならせて形成することもできるが、 全周を一定の幅に設けることが容器の剛性を高める上で最も好ましい。また、鍔 部6は、水平な平坦面に形成することができるが、外周縁に向かってわずかな下 り傾斜に形成し、さらには上面が凸湾曲状のわずかな下り曲面に形成することが 好ましく、これらによりラッピングフィルムで包装した場合の密封性を高めるこ とができる。
【0011】 また、容器本体1の正面側の鍔部6a内には、箸(図示せず)よりも若干大き い長さ及び幅を有する箸凹部8を形成することができ、この箸凹部8内に箸を収 納して容器と一体に持ち運んだり、食事中に箸を休めるために箸を置いたりでき るようになっている。料理の種類により、スプーンやフォークなどの箸以外の食 器が用いられるときは、箸凹部8は使用される食器に対応した大きさ及び形状と することができる。
【0012】 蓋体2は、容器本体1の上面を被覆し得る大きさ及び形状を有し、その周縁9 を上記鍔部6の上面に接合し得る幅に設けると共に端部を上記折り返し縁7に嵌 合可能な突出縁10として形成されている。 図3で破線で示すように、この蓋体2の上面の適宜の箇所に上記箸凹部8を設 けるようにしてもよい。
【0013】 本例の配膳容器によれば、容器本体1に料理を盛りつけ、箸凹部8に箸を収納 した後、蓋体2を被せ、或いはラッピングフィルムで包装して容器ごと料理を持 ち運び、配膳し、或いは市販に供することができる。 容器本体1の全周縁に鍔部6が形成されているので、質感によって容器外観に 高級感が生じ、盛りつけた食品を豪勢に且つおいしそうに見せることができる。 また、鍔部6により、容器をひねる方向に対する剛性が増し、盛られた料理の重 さによって撓みなどの変形が生じ難くなると共に、鍔部6を両手で把持して容易 且つ安定的に容器を持ち運ぶことができるようになる。 また、蓋体2は、周縁9を鍔部6の上面に接合させて容器本体1に被着し、箸 凹部8も蓋体2で被覆されるので、容器運搬中に、箸が抜け落ちたり料理が溢れ 落ちたりする虞れはなく、さらに、食事中に箸を休めるときは、箸凹部8内に箸 を置いておけば、箸が容器から不用意に落下する虞れがなく、箸の取扱いの便宜 に優れ、箸が汚れないので衛生上も好ましい。
【0014】 なお、鍔部6の上面には、容器デザイン上の特徴を現出するため、種々の模様 や化粧を施したり、販売店名の広告などの表示を施したりしてもよい。 また、本考案の容器は、蓋体2の代わりにラッピングフィルムを用いることに より容器本体1単独で使用することができ、また、従来例の如き箱状の底体と組 み合わせて使用することもできる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の料理配膳容器によれば、鍔部により容器の質感が向上し、容器外観に 高級感が生じて盛りつけた食品を豪勢に且つおいしそうに見せることができると 共に、鍔部を両手で把持して容器を安定的且つ容易に持ち運ぶことが可能となり 、運搬及び配膳の便宜を良くすることができる。 また、鍔部に箸が収納され得る箸凹部が形成されているので、箸を収納して容 器と一体に配膳できると共に、食事中に箸を休める際に箸を置いておくことがで き、箸使用上の便宜が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の料理配膳容器の分解斜視図
である。
【図2】図1の容器本体の略平面図である。
【図3】図1のA−A線端面図である。
【図4】従来の料理配膳容器を示し、(A)は分解斜視
図、(B)は要部断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 3 底部 4 周壁 5 収納凹部 6 鍔部 7 折り返し縁 8 箸凹部 9 周縁 10 突出縁

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧空,真空成形により底浅に形成された
    プラスチック製の容器本体の周壁上周縁に、外側方に幅
    広に張り出した鍔部を設けてなる料理配膳容器。
  2. 【請求項2】 鍔部を周壁上端から約20mm以上外側
    方に張り出して設けた請求項1に記載の料理配膳容器。
  3. 【請求項3】 鍔部に箸を収納可能な大きさの箸凹部を
    設けた請求項1又は2に記載の料理配膳容器。
  4. 【請求項4】 蓋体上面の適宜箇所に箸を収納可能な大
    きさの箸凹部を設けた請求項1又は2に記載の料理配膳
    容器。
JP1996008859U 1996-09-02 1996-09-02 料理配膳容器 Expired - Lifetime JP3035298U (ja)

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