JP3035052B2 - 端末用網制御装置 - Google Patents
端末用網制御装置Info
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Description
の間に接続され、ノーリンギング着信によって起動さ
れ、電話回線を介した端末装置に対するデータ通信を介
在制御する端末用網制御装置に関する。
気、ガス、水道等の使用量を電話回線を介して収集する
自動検針装置等に使用される。具体的には、該端末用網
制御装置は、電気、ガス、水道等の使用量を計測する端
末装置と電話回線との間に接続され、電話回線を介して
自動検針装置等のセンタ装置からノーリンギング着信で
起動され、端末装置とセンタ装置との間の電話回線を介
したデータ通信を介在制御し、これにより端末装置で計
測した使用量データをセンタ装置に収集するために使用
される。
ノーリンギング着信による起動は、電話回線の電圧極性
を反転してから、ノーリンギング呼び出し信号が供給さ
れることにより行われる。このノーリンギング着信を検
出するために、電話回線の電圧極性の反転を検出する必
要があるが、これは電話回線の電圧極性が−48ボルト
から+48ボルトに変化することを整流回路および電圧
比較回路等によって検出することによって行い、これに
より極性反転検出信号を発生している。
リンギング着信における電話回線の電圧極性の反転の検
出は、電話回線の電圧極性が−48ボルトから+48ボ
ルトに変化することを整流回路および電圧比較回路等に
よって検出して行い、検出信号を発生しているが、従来
の端末用網制御装置では、データ通信が終了し、電話回
線の電圧極性が+48ボルトから−48ボルトに戻る場
合にも、同様な極性反転検出信号が発生してしまうた
め、これにより端末用網制御装置は再度起動がかかり、
これにより端末用網制御装置は再動作し、電力が無駄に
消費されるという問題がある。
その目的とするところは、データ通信終了時の起動を防
止し、無駄な電力の消費を防止し、低電力化を図った端
末用網制御装置を提供することにある。
め、本発明の端末用網制御装置は、端末装置と電話回線
との間に接続され、電話回線の極性反転を検出すること
によって起動され、電話回線を介した端末装置に対する
データ通信を介在制御するノーリンギング着信方式の端
末用網制御装置であって、前記データ通信の終了時に制
御信号を発生する制御信号発生手段と、該制御信号発生
手段から発生する前記制御信号によって前記データ通信
の終了時に発生する極性反転による起動を無効にする起
動無効手段とを有することを要旨とする。
終了時に制御信号を発生し、該制御信号によってデータ
通信の終了時に発生する極性反転による起動を無効にし
ている。
る。
網制御装置の構成を示すブロック図である。同図に示す
端末用網制御装置は、電話回線に接続される端子T1,
T2を介して整流回路1が接続され、該整流回路1によ
って電話回線からの電圧を全波整流し、この整流電圧を
極反検出部2および網制御部4に供給するようになって
いる。
部であり、例えばマイクロコンピュータ等で構成され、
前記整流回路1からの整流電圧によって作動し、電話回
線を介した端末装置のデータ通信を介在制御するもので
あるが、該データ通信の終了時には制御信号を発生する
制御信号発生手段を有している。
流電圧に基づいて端子T1,T2に供給される電話回線
の電圧極性の反転を検出する部分であり、該極反検出部
2からの検出信号は起動信号制御部3に供給されてい
る。起動信号制御部3は極反検出部2からの検出信号に
基づいて網制御部4に起動信号を供給して、網制御部4
を起動するようになっている。また、起動信号制御部3
は図示のようにフリップフロップから構成されている
が、インバータからなる論理回路6を介して動作マスク
部5に接続され、論理回路6を介して反転された動作マ
スク部5の出力信号によってリセット状態に設定される
ようになっている。
了時に網制御部4から出力される前記制御信号を供給さ
れ、これにより前記起動信号制御部3をリセット状態に
設定する前記出力信号を発生するようになっている。
ように、網制御部4に接続された入力端子INに一端が
接続された抵抗51を有し、該抵抗の他端はトランジス
タ52のベースに接続されている。該トランジスタ52
はエミッタがアースされ、コレクタは電源電圧とアース
との間に直列接続された抵抗53とコンデンサ54との
接続点に接続されている。また、抵抗53とコンデンサ
54との接続点はバッファ55を介して出力端子OUT
に接続され、該出力端子は前記論理回路6を介して起動
信号制御部3に接続されている。
部5の動作を示しているが、図2(b)の(イ)に示す
ような制御信号が前記網制御部4から入力端子INに供
給されると、これにより前記トランジスタ52はオン
し、該トランジスタ52の出力電圧、すなわち抵抗53
とコンデンサ54との接続点の電圧は図2(b)の
(ロ)に示すように低レベルに低下した後、抵抗53と
コンデンサ54との時定数によって決まる所定時間後に
図示のように高レベルに戻る。そして、このトランジス
タ52の出力電圧はバッファ55を介して図2(b)の
(ハ)に示すような信号波形として論理回路6に供給さ
れ、論理回路6で反転され、起動信号制御部3をリセッ
ト状態にするようになっている。すなわち、動作マスク
部5は網制御部4から供給される図2(b)の(イ)に
示すような比較的短いパルスであるワンショット信号を
所定時間幅を有する図2(b)の(ハ)に示すようなパ
ルス信号に変換する機能を有するものである。以上のよ
うに構成される端末用網制御装置の作用を図3に示すタ
イミングチャートを参照して説明する。
ーリンギング着信が発生し、これにより端子T1,T2
が接続されている電話回線の電圧が図3の(イ)に示す
ように時刻t1からt3にかけて−48ボルトから+4
8ボルトに反転すると、端子T1,T2間に印加される
電話回線の電圧を全波整流する整流回路1の出力電圧
は、図3の(ロ)に示すように変化する。すなわち、時
刻t1より前のように−48ボルトが印加されている場
合および極性が反転して、時刻t3以降のように+48
ボルトが印加されている場合には、これらの電圧−48
V,+48Vを整流し、所定の電圧を出力しているが、
時刻t1〜t3のように時刻t2でゼロクロスして変化
する場合には、電話回線間の電圧の絶対値は48ボルト
よりも小さいので、この電圧を全波整流した整流回路1
の出力電圧も小さな電圧となり、図示の時刻t1〜t3
の間のように整流回路1は低レベルの電圧信号を出力す
る。
線の電圧極性の反転により電話回線の電圧が−48ボル
トから+48ボルトに変化して、ノーリンギング着信が
行われると、この+48ボルトに重畳して、データが伝
送され、電話回線を介して端末装置と図示しないセンタ
装置との間でデータ通信が行われるが、このデータ通信
が終了すると、図3の(イ)の時刻t4〜t7で示すよ
うに電話回線の電圧極性は元の状態に戻るために+48
ボルトから−48ボルトに変化するが、この場合にも整
流回路1は同様に低レベルの電圧信号を出力する。従来
は、この電圧信号によってデータ通信終了時にも端末用
網制御装置に起動がかかっていたものであるが、本発明
の端末用網制御装置では以下に説明するようにこの影響
を除去し、データ終了時の再起動を防止している。
ノーリンギング着信により電話回線の電圧極性が反転
し、整流回路1が前述したように低レベルの電圧信号を
出力すると、この低レベル電圧信号は極反検出部2に供
給される。極反検出部2は、この低レベル電圧信号を所
定の基準電圧Eと比較し、該基準電圧よりも低い場合
に、図3の(ハ)に示すように低レベル出力信号を発生
する。
は、起動信号制御部3に供給され、該低レベル出力信号
の立ち上がりで起動信号制御部3はセットされ、図3の
(ニ)に示すような出力信号を発生し、該出力信号を網
制御部4に供給し、網制御部4を起動する。
した端末装置とセンタ装置との間のデータ通信を介在制
御し、これにより端末装置が計測した例えば電気、水
道、ガスのような使用量データをセンタ装置に伝送し、
これにより自動検針機能を達成する。
3の(ヘ)および図2(b)の(イ)に示すようなワン
ショットの前記制御信号を動作マスク部5に供給する。
また、電話回線の電圧極性は図3の(イ)の時刻t4〜
t7に示すように時刻t6のゼロクロスを経て+48ボ
ルトから−48ボルトに反転復帰する。
供給すると、動作マスク部5は図3の(ト)に示すよう
に低レベルの出力信号を論理回路6に供給する。論理回
路6は、この出力信号を反転し、図3の(チ)に示すよ
うな出力信号を起動信号制御部3に供給し、この出力信
号の間、起動信号制御部3をリセット状態にセットす
る。
終了における反転復帰時の電話回線の電圧変化によって
整流回路1が時刻t4〜t7に示すように低レベルの電
圧信号を発生し、この電圧信号の立ち上がりによって起
動信号制御部3が駆動されたとしても、この時点におい
ては起動信号制御部3はリセット状態にセットされてい
るので、起動信号制御部3は作動しない。従って、デー
タ通信終了における電話回線の電圧極性の反転復帰によ
って端末用網制御装置は再起動されることがないのであ
る。
ワンショットの制御信号の時間幅を引き延ばす時間幅は
図2(a)に示すように抵抗53とコンデンサ54の時
定数によって適宜設定されるが、この時間幅はデータ通
信終了時点の極性反転継続時間に応じて設定すればよい
ものである。
データ通信の終了時に制御信号を発生し、該制御信号に
よってデータ通信の終了時に発生する極性反転による起
動を無効にしているので、データ通信終了時に端末用網
制御装置が無駄に起動されることがなくなり、無駄な電
力の消費を防止し、経済化を図ることができる。
構成を示すブロック図である。
動作マスク部の回路および各部の波形を示す図である。
すタイミングチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 端末装置と電話回線との間に接続され、
電話回線の極性反転を検出することによって起動され、
電話回線を介した端末装置に対するデータ通信を介在制
御するノーリンギング着信方式の端末用網制御装置であ
って、前記データ通信の終了時に制御信号を発生する制
御信号発生手段と、該制御信号発生手段から発生する前
記制御信号によって前記データ通信の終了時に発生する
極性反転による起動を無効にする起動無効手段とを有す
ることを特徴とする端末用網制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002564A JP3035052B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 端末用網制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002564A JP3035052B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 端末用網制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191522A JPH05191522A (ja) | 1993-07-30 |
JP3035052B2 true JP3035052B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=11532871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4002564A Expired - Lifetime JP3035052B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 端末用網制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035052B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP4002564A patent/JP3035052B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05191522A (ja) | 1993-07-30 |
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