JP3034989U - ホイールキャップのインナーカバー - Google Patents

ホイールキャップのインナーカバー

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JP3034989U
JP3034989U JP1996008555U JP855596U JP3034989U JP 3034989 U JP3034989 U JP 3034989U JP 1996008555 U JP1996008555 U JP 1996008555U JP 855596 U JP855596 U JP 855596U JP 3034989 U JP3034989 U JP 3034989U
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JP
Japan
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wheel
cover sheet
wheel cap
automobile
tire
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JP1996008555U
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English (en)
Inventor
茂 樽見
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建設ゴム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のディスクブレーキパッドの摩耗粉末
の飛散によるホイールキャップへの付着汚染を防止す
る。 【解決手段】 自動車のタイヤホイールとホイールキャ
ップとの間に、円形状のカバーシートを装着し、当該カ
バーシートを前記タイヤホイールに両面接着テープで貼
着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車のディスクブレーキパッドの摩耗粉末の飛散によるホイール キャップへの付着汚染を防止するホイールキャップのインナーカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のホイールキャップが、ディスクブレーキパッドの摩耗粉末で汚 れると、ホイールクリーナーと称する洗剤を使用して洗浄にしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、ブレーキパッドに耐摩耗性の少ないパッドを装着している自動車の 場合には、500KMも走行すると、また、耐摩耗性の大きいパッドを装着する 自動車の場合であっても、2000〜3000KMも走行すると、再び、ホイー ルキャップが黒ずんで汚れ始めるため、頻繁にホイールクリーナーで洗浄せねば ならない。 その汚染原因としては、ブレーキパットの摩耗粉末がホイールキャップの通孔か ら飛散する際、当該通孔周辺に付着することにより引き起こされる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、前記の課題を解決するために、自動車のタイヤホイール とホイールキャップとの間に、円形状のカバーシートを装着し、当該カバーシー トを前記タイヤホイールに両面接着テープで貼着するように構成してなるホイー ルキャップのインナーカバーを提供したのである。
【0005】 要するに、ホイールキャップの内側に円形状のカバーシートを装着することで 、ブレーキパットの摩耗粉末が、ホイールキャップの表面側へ飛散しないように し、これにてホイールキャップへのブレーキパットの摩耗粉末の付着汚染を防止 し、ホイールキャップを長期間に亙って綺麗に保持するのである。
【0006】
【考案の実施の形態】
先ず、本考案に係るカバーシートSは、難燃性の塩化ビニールシートを素材と し、その厚みが0.5mm程度で、外径が36cm程度の円形状の形態に形成し ている。 カバーシートSの外周部には、当該カバーシートSを装着する自動車のホイール サイズの大小に合わせてカットするための、同心円状の切取線1を6本程度描出 表示している。この切取線1の線上には、ホイールサイズを示す数値を予め表示 しておくと便利である。 2は同心円状の切取線1の最内周部の内周位置の線上に打ち抜き形成した通気孔 であって、カバーシートSを8等分する放射方向に形成している。 3はタイヤホイールWの取付ボルト・ナット4に合致する位置に打ち抜き形成し た通孔であって、カバーシートSの内周部を4等分する位置と5等分する位置の 放射方向へ向かって若干長孔状に打ち抜き形成している。 この通孔3は、ホイールキャップCに化粧用ナット(図示せず)の頭部が露呈す るタイプの場合に、後から通孔3を明ける必要がないため便利である。 また、通孔3は、化粧用ナットが露呈しないタイプのホイールキャップCの場合 には、ホイール内部への冷却空気の取り入れ口として有効に機能する。 5はバルブ用の切り欠きである。
【0007】 そこで、前記のカバーシートSを自動車のタイヤホイールWに取り付けるには 、ホイールキャップCを取り外し、必要に応じて、例えば、ホイールサイズが小 さすぎるような場合には、予め、カバーシートSの外周部を適宜の切取線1を目 安にして切り取り加工する。 先ず、図2に示すように、自動車のタイヤホイールWの内周位置の膨出部6付近 の4、5箇所に、両面接着テープ7を貼着する。 次いで、タイヤホイールWのボルト・ナット4の位置を目安にして、本考案に係 るカバーシートSの通孔3を合致させた上で、両面接着テープ7の部分にカバー シートSを押し付けることで、当該カバーシートSをタイヤホイールWの表面側 に貼着固定する。 その上で、ホイールキャップCをタイヤホイールWに嵌め込むことで、カバーシ ートSの取付作業が完了する。
【0008】 前記のようにホイールキャップCの内側へカバーシートSを取り付けた状態で 車輪が回転し、それがブレーキングされると、その際のブレーキパットの粉末は 、本考案のカバーシートSで表面側への飛散が防止され、図3に矢視するように 、タイヤホイールWの内側へ向かって放散される。 また、車輪回転時には、外部空気が通気孔2や通孔3の部分から、タイヤホイー ルWの内側位置へかけて適度に流れ込むことにより、ブレーキディスクの冷却効 果を損なうこともない。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、前記のように、自動車のタイヤホイールとホイールキャップとの間 に、円形状のカバーシートを装着し、当該カバーシートを前記タイヤホイールに 両面接着テープで貼着するように構成してなるホイールキャップのインナーカバ ーを提供したので、ブレーキパットの摩耗粉末が、ホイールキャップの表面側へ 飛散することが防止され、その為、ホイールキャップへのブレーキパットの摩耗 粉末の付着汚染を防止し、ホイールキャップを長期間に亙って綺麗に保持するこ とができる。 その上、カバーシートの外周部に、同心円状の切取線を描出表示した場合には、 当該カバーシートをホイールサイズに合わせて手軽にカットして使用に供するこ とができる。 また、カバーシートの内周部を4等分する位置と5等分する位置に、タイヤホイ ールのボルト穴に合致する通孔を打ち抜き形成した場合には、ホイールキャップ に化粧用ナットが露呈するタイプのホイールキャップにも、その儘取り付けるこ とができて便利である。 また、同心円状の切取線の最内周部の内周位置に穿設した通気孔や、カバーシー トの内周部を4等分する位置と5等分する位置に打ち抜き形成した通孔により、 外部空気がホイール内部へ効果的に取り込まれ、その結果、ブレーキディスクの 冷却効果を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホイールキャップのインナーカバーを示す正面
図である。
【図2】自動車のタイヤホイールとインナーカバーとホ
イールキャップを分離した状態を示す斜視図である。
【図3】インナーカバーを自動車のタイヤホイールとホ
イールキャップとの間に介在させた状態を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
S カバーシート C ホイールキャップ W タイヤホイール 1 切取線 2 通気孔 3 通孔 4 ボルト・ナット 5 切り欠き 6 膨出部 7 両面接着テープ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のタイヤホイールとホイールキャ
    ップとの間に、円形状のカバーシートを装着し、当該カ
    バーシートを前記タイヤホイールに両面接着テープで貼
    着するように構成したことを特徴とするホイールキャッ
    プのインナーカバー。
  2. 【請求項2】 カバーシートの外周部に、当該カバーシ
    ートをホイールサイズに合わせてカットするための、同
    心円状の切取線を描出表示してなる請求項1に記載のホ
    イールキャップのインナーカバー。
  3. 【請求項3】 切取線の最内周部の放射位置に通気孔を
    穿設し、カバーシートの中央部寄りの放射位置には、タ
    イヤホイールのボルト・ナット用通孔を打ち抜き形成し
    てなる請求項2に記載のホイールキャップのインナーカ
    バー。
JP1996008555U 1996-08-23 1996-08-23 ホイールキャップのインナーカバー Expired - Lifetime JP3034989U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009002487A1 (en) * 2007-06-25 2008-12-31 Henkel Ag & Co. Kgaa Method of attaching wheel overlays
JP2009137396A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Toyota Motor Corp 車両用ホイールおよびホイールキャップ

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WO2009002487A1 (en) * 2007-06-25 2008-12-31 Henkel Ag & Co. Kgaa Method of attaching wheel overlays
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