JP3034764U - 取っ手付きのシャッター式風呂蓋 - Google Patents

取っ手付きのシャッター式風呂蓋

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JP3034764U
JP3034764U JP1996008925U JP892596U JP3034764U JP 3034764 U JP3034764 U JP 3034764U JP 1996008925 U JP1996008925 U JP 1996008925U JP 892596 U JP892596 U JP 892596U JP 3034764 U JP3034764 U JP 3034764U
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hole
handle
insertion protrusion
bath lid
shutter
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Application number
JP1996008925U
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Inventor
和鋭 土田
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和鋭 土田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッター式風呂蓋に強度低下をおろす
ことなく、蓋内部に水の侵入せず、しかも周縁にでっぱ
りのない取っ手を設けること。 【解決手段】 シャッター式風呂蓋において、端部に位
置した細長板材1に上下に貫通した透孔4を設け、該透
孔4の内周形状とほぼ一致する外周状を有する筒状の挿
入突部6と該挿入突部6の上端開口に一体的に設けられ
たつば板7とからなる上側板材1の透孔4に上方からは
め込むと共に、前記挿入突部6に嵌合可能な筒状の挿入
突部9と該挿入突部9の下端開口に一体的に設けられた
つば板10からなる下側取っ手部材8の挿入突部6を前
記透孔4の下方からはめ込み、これら上側取っ手部材と
下側取っ手部材の結合により取っ手を形成せしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する利用分野】
この考案はシャッター式風呂蓋、詳しくは持ち運び易く、収納の際にフック等 に引っ掛けておくこともできる便利な取っ手付きのシャッター式風呂蓋に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
台形状の側面形状を有する中空の合成樹脂製細長板材をすだれ状に並列せしめ 、その底面同士をテープ状をした軟質合成樹脂片によって相互に連続したシャッ ター式風呂蓋は折り畳み可能で、収納にも場所をとらず、保温力においても優れ ている為、大いに使用されており、現在では風呂蓋の大半を占めるまでになって いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般に浴槽から湯を落とした不使用の状態においては、風呂蓋は水切りの為、 立てかけたり、壁面に設けたフックに引っ掛けて吊しておくことが多いが、シャ ッター式風呂蓋は本来折り畳み自在の為、立て掛けるのには向かず、簀巻状に巻 いて立て掛けると思いのほか場所を取ってしまい、一方フックに引っ掛けようと してもこのシャッター式風呂蓋は中空の細長板材をつなげて構成しているので、 この細長板材自体自体にフック用の透孔をあけるとそこから細長板材の内部へ水 が入ってしまうので、水密性保持の観点から好ましくなかった。
【0004】 又、風呂蓋は事故防止の為、一定の強度を有することが要求されているが、無 闇にフック用の透孔を設けたのでは、強度が著しく低下してしまうので同じく好 ましくなかった。なお、風呂蓋の外縁にフック用の環状体を取付ければ、強度低 下、水密性確保の問題はクリアーできるが、家庭用浴槽においては浴槽周縁から 壁が直接立上っているものも多く、風呂蓋の外縁にこのフック用の環状体になる でっぱりがあると、このでっぱりが邪魔になって風呂蓋と浴槽上面開口部との間 にすき間が出来てしまう不都合が生じ、これまた好ましくなかった。
【0005】 この考案はシャッター式風呂蓋に関する上記問題点を解決することを目的とす るものであり、強度を低下させることなく、風呂蓋内部へ水が侵入することもな く、使い勝手の良い、取っ手を有しフック等にも引っ掛けることができる、便利 なシャッター式風呂蓋を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、台形状の断面形状を有する中空の合成樹脂製細長板材1をすだれ 状に並列せしめ、その底面同士をテープ状をした軟質合成樹脂片2によって相互 に連結せしめた折り畳み自在のシャッター式風呂蓋において、端部に位置した細 長板材1に上下に貫通した透孔4を設け、該透孔4の内周形状とほぼ一致する外 周形状を有する筒状の挿入突部6と該挿入突部6の上端開口に一体的に設けられ たつば板7とからなる上側取っ手部材5の挿入突部6を前記細長板材1の透孔4 に上方からはめ込むと共に、前記挿入突部6に嵌合可能な筒状の挿入突部9と該 挿入突部9の下端開口に一体的に設けられたつば板10からなる下側取っ手部材 8の挿入突部9を前記透孔4の下方からはめ込み、これら上側取っ手部材5と下 側取っ手部材8の結合により取っ手を形成し、又、台形状の断面形状を有する中 空の合成樹脂製細長板材1をすだれ状に並列せしめ、その底面同士をテープ状を した軟質合成樹脂片2によって相互に連結せしめた折り畳み自在のシャッター式 風呂蓋において、端部に位置した細長板材1に上下に貫通した透孔4を設け、該 透孔4の内周形状とほぼ一致する外周形状を有する筒状の挿入突部6´と該挿入 突部6´の上端開口に一体的に設けられたつば板7とからなる上側取っ手部材5 ´の挿入突部6´を前記細長板材1の透孔4に上方からはめ込むことにより取っ 手を形成して上記課題を解決せんとするものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1はこの考案の係る取っ手付きのシャッター式風呂蓋の一実施形態の上方か ら見た斜視図、図2はその下側から見た斜視図、図3はその要部の拡大断面図、 図4は一部だけを抜き取って描いた部分斜視図である。
【0008】 図中1は台形状の側面状態を有する中空の合成樹脂製細長板材であり、すだれ 状に並列され、その底面同士はテープ状をした軟質合成樹脂片2によって相互に 連結され、風呂蓋本体3となっている。そして、この風呂蓋本体3の端部に位置 した細長板材1a,1bにはその壁面を上下に貫いて横長楕円形の透孔4があけ られている。 なお、この実施形態においては透孔4の長径は80mm、短形は15mm程度 であるが、必要に応じて他の寸法を選択しても良い。
【0009】 一方、5は上側取っ手部材であり、前記透孔4の内周形状と同形で、わずかに 小さく形成された外周形状を有する筒状をした挿入突部6と該挿入突部6の上部 開口に一体的に設けられたつば板7とからなっており、この実施形態においては 、つば板7の断面形状は図3及び図4に示す如く、細長板材1の外側にぴったり と重なる様に上方が平らになった山形に形成されている。
【0010】 更に、8は前述の上側取っ手部材5と対になる下側取っ手部材であり、上側取 っ手部材5の挿入突部6に嵌合可能な内径を有し、透孔4の内周にぴったり嵌る 外周形状を有する筒状の挿入突部9と該挿入突部9の下部開口に一体的に設けら れたつば部10とからなっている。そして、この下側取っ手部材8のつば部10 は平板状で可能な限り薄く形成されている。これら上側取っ手部材5及び下側取 っ手部材8は共に細長板材1と同質の合成樹脂を素材としている。
【0011】 なお、上側取っ手部材5の挿入突部6の下端開口部の外縁には係上用の小さな フック11が突設されてこれに対応して下側取っ手部材8の挿入突部9の外周壁 には小さな係合凹部14が設けられている。そして、この上側取っ手部材5及び 下側取っ手部材8は、図3に示す如く細長板材1の透孔4の上下からその挿入突 部6,9が挿入され、フック11及び係合突部14で弾性的に相互に係合され、 細長板材1にトンネル状になった取っ手が形成されている。 なお、この実施形態においては上側取っ手部材5と下側取っ手部材8とはフッ ク11及び係合突部14によって弾性的に係合されているが、溶着その他公知の 手段によって固定あるいは係合する様にしても良いことはもちろんである。
【0012】 又、つば板7と細長板材1の表面との接着固定は、挿入突部6及び9の係合が 確実に行われておれば、特に必要ないが、より確実性を期するなら、図3に示す 様に細長板材1の表面から一体的に固定用小円柱12を突設し、つば板7に設け た固定用透孔13から小円柱12の先端を突起させ、その突起部を傘状に加熱変 形させて固着する様にすれば良く、接着、溶着その他適宜手段を用いてもよいこ とはもちろんである。
【0013】 次に、図5に基づいてこの取っ手付きのシャッター式風呂蓋の他の実施形態に ついて説明する。 この実施形態においては下側取っ手部材8は省略されており、上側取っ手部材 5´の挿入突部6´が細長板材1の透孔4の下面にまで達している。この実施形 態においては透孔4の下部の内周壁と挿入突部6´の外周壁とは溶着、接着その 他の方法ですき間をなくすことが内部への水の侵入を防止するために必要である が、前記実施形態に比して部品点数が少なくてすむメリットがある。
【0014】 なお、上記実施形態はいずれも取っ手を細長板材1の中央付近に1つづつ設け ているが、2つづつあるいはそれ以上適宜設けても良いことはもちろんである。
【0015】
【考案の効果】
この考案に係る取っ手付きのシャッター式風呂蓋は上述の通りの構成を有する ものであり、風呂蓋として要求されている強度を保持しながら使い勝手の良い取 っ手を設けており、周縁にはでっぱりがない為、浴槽の周縁から壁面が直接立上 った狭い浴室にも何ら支障もなく用いることができ、極めて実用的である。又、 壁面に設けたフック等に吊しておくことができ、水切りも良く、収納スペースを 取らず、大変便利である。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る取っ手付きのシャッター式風呂
蓋の一実施形態の上方から見た斜視図。
【図2】その下側から見た斜視図。
【図3】その要部の拡大断面図。
【図4】その一部だけを抜き取って描いた部分斜視図。
【図5】他の実施形態の要部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 細長板材 2 軟質合成樹脂片 3 風呂蓋本体 4 透孔 5 上側取っ手部材 6 挿入突部 7 つば板 8 下側取っ手部材 9 挿入突部 10 つば板 11 フック 12 小円柱 13 固定用透孔 14 係合凹部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台形状の断面形状を有する中空の合成樹
    脂製細長板材1をすだれ状に並列せしめ、その底面同士
    をテープ状をした軟質合成樹脂片2によって相互に連結
    せしめた折り畳み自在のシャッター式風呂蓋において、
    端部に位置した細長板材1に上下に貫通した透孔4を設
    け、該透孔4の内周形状とほぼ一致する外周形状を有す
    る筒状の挿入突部6と該挿入突部6の上端開口に一体的
    に設けられたつば板7とからなる上側取っ手部材5の挿
    入突部6を前記細長板材1の透孔4に上方からはめ込む
    と共に、前記挿入突部6に嵌合可能な筒状の挿入突部9
    と該挿入突部9の下端開口に一体的に設けられたつば板
    10からなる下側取っ手部材8の挿入突部9を前記透孔
    4の下方からはめ込み、これら上側取っ手部材5と下側
    取っ手部材8の結合により取っ手を形成せしめたことを
    特徴とする取っ手付きのシャッター式風呂蓋。
  2. 【請求項2】 台形状の断面形状を有する中空の合成樹
    脂製細長板材1をすだれ状に並列せしめ、その底面同士
    をテープ状をした軟質合成樹脂片2によって相互に連結
    せしめた折り畳み自在のシャッター式風呂蓋において、
    端部に位置した細長板材1に上下に貫通した透孔4を設
    け、該透孔4の内周形状とほぼ一致する外周形状を有す
    る筒状の挿入突部6´と該挿入突部6´の上端開口に一
    体的に設けられたつば板7とからなる上側取っ手部材5
    ´の挿入突部6´を前記細長板材1の透孔4に上方から
    はめ込んで取っ手を形成せしめたことを特徴とする取っ
    手付きのシャッター式風呂蓋。
  3. 【請求項3】 細長板材1に設けられた透孔4が複数本
    の指が入る程度の長径を有する略楕円形であることを特
    徴とする請求項(1)又は(2)記載の取っ手付きのシ
    ャッター式風呂蓋。
JP1996008925U 1996-08-16 1996-08-16 取っ手付きのシャッター式風呂蓋 Expired - Lifetime JP3034764U (ja)

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