JP2530551Y2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2530551Y2
JP2530551Y2 JP1989112644U JP11264489U JP2530551Y2 JP 2530551 Y2 JP2530551 Y2 JP 2530551Y2 JP 1989112644 U JP1989112644 U JP 1989112644U JP 11264489 U JP11264489 U JP 11264489U JP 2530551 Y2 JP2530551 Y2 JP 2530551Y2
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JP
Japan
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flange portion
container
flange
outer peripheral
peripheral edge
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晴雄 小櫃
澄男 斉藤
晶子 児玉
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Kao Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、折目線を介して固定部と可動部とが形成さ
れている蓋体を容器本体の口部に着脱自在に被冠した容
器に関するものである。
〔従来の技術〕
折目線を介して固定部と可動部とが形成されている蓋
体を容器本体の口部に着脱自在に被冠した容器に関する
従来の技術としては、実公昭59-23710号公報、実公昭59
-24684号公報に記載のものが知られている。
上記各公報に記載されている従来の技術について説明
すると、実公昭59-23710号公報には、折目線を介して固
定部と可動部とに二分された蓋体の下向きに垂下する外
周縁に内向きに突出する膨出突起が複数個あり、該膨出
突起が本体口部に延設された断面U字形状のフランジ部
の突縁部に係合するようになしてあると共に、蓋体の可
動部に摘みを有する開閉蓋付き容器が記載されている。
また、実公昭59-24684号公報には、容器(容器本体)
部の後縁側フランジ部に係止するアンダーカット及び容
体部の後方両側のフランジ部に差し込むための2本のア
ンダーカットをその両内側面に設けた固定蓋側(固定
部)と容体部の前縁側フランジ部に係止するアンダーカ
ット(突起)を設けた開閉蓋側(可動部)をヒンジ部
(折目線)を介して連結した被蓋部を容体部に嵌合して
あると共に、開閉蓋側に設けたアンダーカットに沿って
摘みを突出した容器が記載されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の従来の技術は以下のような問題
点を有していた。
即ち、実公昭59-23710号公報に記載の開閉蓋付き容器
または実公昭59-24684号公報に記載の容器は、摘みが配
設されている位置に突起(膨出突起またはアンダーカッ
ト)も配設されているので、摘みを引き上げて蓋体の可
動部を容器本体の口部から開放する構造の容器として
は、摘みの位置において蓋体と容器本体の口部とが引っ
掛り易く、蓋体の開放がしずらいという課題があった。
従って、本考案の目的は、常時は蓋体の可動部が容器
本体の口部から開放されることがないように係合され、
且つ蓋体を容器本体の口部から開放するときには摘みを
引き上げて蓋体の可動部を開放し易いようになしてある
容器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、折目線を介して固定部と略矩形状の可動部
とが形成されている蓋体を容器本体の略矩形状の口部に
着脱自在に被冠した容器において、上記口部に形成され
ているフランジ部に係合する2つの第1突起を、上記折
目線に直交する方向の相対向する上記可動部の外周縁部
の内面に設け、上記口部に形成されているフランジ部に
係合する第2突起を、上記折目線に対向する上記外周縁
部の内面に設け、且つ上記口部を開放するための摘みを
上記外周縁部の2つの隅部にそれぞれ外側に向けて延設
してあると共に、上記第1突起と上記第2突起との間に
上記摘みをそれぞれ所定間隔を有して介在させ、上記可
動部の外周縁部は、上記フランジ部に嵌合する略逆U字
状をなすと共に外側と内側との双方において下方へ垂下
する第1スカート部と第2スカート部とを有し、該第1
スカート部の内面に、上記第1突起及び上記第2突起が
形成されており、上記摘みが該第1スカート部の下端か
ら外方向にそれぞれ延設され、上記フランジ部は、第1
フランジ部と該第1フランジ部から上方に略垂直に延設
されて略逆U字状をなす第2フランジ部とからなり、該
第2フランジ部と該第1フランジ部とを連絡する垂直壁
の内面にその高さ方向略中央に位置させて、上記第2ス
カート部と係合する突条が形成されていることを特徴と
する容器を提供することによって上記目的を達成したも
のである。
[作用] 本考案によれば、蓋体の可動部の外周縁部において摘
みと突起とがそれぞれ異なる位置に配設されているた
め、常時は蓋体の可動部がその突起で容器本体の口部の
フランジ部に係合して開放することがなく、開放時には
摘みを引き上げるだけで蓋体の可動部を口部から容易に
開放することができる。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第6図に示す実施例に基づいて本考
案を説明する。尚、各図中、第1図は本考案の容器の一
実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示す容器におけ
る蓋体の可動部が開放された状態を示す斜視図、第3図
は第1図に示す容器本体のフランジ部を拡大して示す断
面図、第4図は第1図に示す容器の蓋体の裏面を示す斜
視図、第5図は第3図に示す容器本体のフランジ部に嵌
合する蓋体の外周縁部を示す第3図に相当する断面図、
第6図は係合状態にある蓋体と容器本体の関係の要部を
拡大して示す断面図である。
本実施例の容器Bは、第1図に示す如く、容器本体1
の口部に蓋体2が着脱自在に被冠されて構成されてい
る。該蓋体2は、折目線3を介して固定部21と可動部22
とから形成されており、後述の如く固定部21が容器本体
1の口部に固定され、折目線3を介して可動部22が該口
部に対して開放容易に構成されている。
即ち、上記容器本体1の口部周縁には、第2図及び第
3図に示す如く、第1フランジ部1Aと、該第1フランジ
部1Aから上方に略垂直に延設されて略逆U字状を呈する
第2フランジ部(フランジ部)1Bとが形成されている。
そして、該第2フランジ部(フランジ部)1Bと該第1フ
ランジ部1Aとを連絡する垂直壁の内面にその高さ方向略
中央に位置させて突条1Cが全周に亘って形成されてお
り、上記蓋体2を後述の如く容器本体1に係止するよう
に構成されている。
一方、前記蓋体2は、前述の如く、固定部21と可動部
22とから構成され、該固定部21及び可動部22それぞれの
平面形状に沿う全周に亘って溝部21A、22Aが形成されて
いる。
而して、上記可動部22の溝部22Aを隔てた該蓋体2の
外周縁部22Bは、前記容器本体1のフランジ部1Bに嵌合
するように略逆U字状を呈して形成されている。略逆U
字状の該外周縁部22Bには、その外側と内側との双方に
おいて下方へ垂下する第1スカート部22Cと第2スカー
ト部22Dとがそれぞれ対向して形成され、該外周縁部22B
がそのスカート部22C、22Dを介して上記容器本体1のフ
ランジ部1Bに嵌合して該可動部22が容器本体1に係合す
るように構成されている。更に、上記第1スカート部22
Cの内面には、第4図に示す如く、前記折目線3に直交
する方向で相対向する第1突条(第1突起)22E、22E
と、該折目線3に対向する第2突条(第2突起)22Fと
がそれぞれ形成され、且つ各第1突条22E、22Eと、第2
突条22Fとが所定間隔を隔てた位置に形成されている。
そして、第1突条22Eと第2突条22Fとの間に該蓋体2の
隅部が位置するようになされている。このように構成す
ることによって可動部22がその外周縁部22Bを介して容
器本体1のフランジ部1Bに嵌合された状態下で、第1突
条22E、第2突条22Fが該フランジ部1Bの延設端縁に係合
して該可動部22が容器本体に係止されるようになってい
る。また、上記外周縁部22Bの各隅部には、容器本体1
を開放する際に用いられる摘み23、23が上記第1スカー
ト部22Cの下端から外方向に延設されている。
また、前記固定部21には上記可動部22と同様に外周縁
部21B、第1スカート部21C及び第2スカート部21Dがそ
れぞれ形成されており、固定部21が容器本体1に係合す
るように構成されている。そして、該固定部21の第1ス
カート部21Cの内面には、第3突条21Eが周方向全周に亘
って形成されており、上述の如く容器本体1のフランジ
部1Bの延設端縁全周に亘って係合し、該固定部21を容器
本体1のフランジ部1Bに強く固定し、固定部21が容器本
体1から開放し難く構成されている。
尚、該固定部21及び上記可動部22それぞれの第1スカ
ート部21C、22Cの境界には、前記折目線3の両端に連な
る切り込み4、4が形成されている。
本実施例の容器Bは、以上の如く構成されているた
め、蓋体2を容器本体1に被冠する際には、蓋体2の略
逆U字形状の外周縁部21B、22Bをこれらに対応して設け
られた略逆U字形状の容器本体1のフランジ部1Bに押し
付けると、固定部21は、その外周縁部21Bの両側の第1
スカート部21C、第2スカート部21Dがその第3突条21E
及び容器本体1の突条1Cを介して弾力的に僅かに拡開
し、完全に押し込んだ状態で第3突条21Eが容器本体1
のフランジ部1Bの延設端縁全周に係合し、またフランジ
部1Bの突条1Cは第2スカート部21Dを押圧して、固定部2
1が容器本体1に強く固定される。一方、可動部22はそ
れぞれ間欠的に形成された1対の第1突条22E及び第2
突条22Fによって容器本体1のフランジ部1Bの延設端縁
と間欠的に係合する。そのため、可動部22は固定部21に
比べて係合強度が弱く、しかも摘み23のある外周縁部22
Bの部分には突条がなく容器本体1との係合強度が弱い
ため、摘みを軽く引き上げるだけで可動部22を容易に開
放することができる。尚、フランジ部1Bの突条1Cは第2
スカート部22Dを押圧している。勿論、本実施例の容器
Bは、蓋体2の固定部21、可動部22が共に容器本体1の
フランジ部1Bと確実に嵌合するため密閉性に優れたもの
である。
尚、本考案における突起の形状は上記実施例に何等制
限されるものではない。
また、本考案の容器は、ポリプロピレン等の合成樹脂
製を用いてインジェクション成形等することによって容
易に成形することができる。
〔考案の効果〕
本考案の容器は、常時は蓋体の可動部が本体口部から
開放されることがないように係合され、且つ摘みを引き
上げて蓋体の可動部を本体口部から開放するときには蓋
体を開放し易いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の容器の一実施例を示す斜視図、第2図
は第1図に示す容器における蓋体の可動部が開放された
状態を示す斜視図、第3図は第1図に示す容器本体のフ
ランジ部を拡大して示す断面図、第4図は第1図に示す
容器の蓋体の裏面を示す斜視図、第5図は第3図に示す
容器本体のフランジ部に嵌合する蓋体の外周縁部を示す
第3図に相当する断面図、第6図は係合状態にある蓋体
と容器本体の関係の要部を拡大して示す断面図である。 1;容器本体 1B;(第2)フランジ部 2;蓋体、3;折目線 21;固定部、22;可動部 22B;外周縁部 22E;第1突条(第1突起) 22F;第2突条(第2突起)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折目線を介して固定部と略矩形状の可動部
    とが形成されている蓋体を容器本体の略矩形状の口部に
    着脱自在に被冠した容器において、 上記口部に形成されているフランジ部に係合する2つの
    第1突起を、上記折目線に直交する方向の相対向する上
    記可動部の外周縁部の内面に設け、 上記口部に形成されているフランジ部に係合する第2突
    起を、上記折目線に対向する上記外周縁部の内面に設
    け、 且つ上記口部を開放するための摘みを上記外周縁部の2
    つの隅部にそれぞれ外側に向けて延設してあると共に、
    上記第1突起と上記第2突起との間に上記摘みをそれぞ
    れ所定間隔を有して介在させ、 上記可動部の外周縁部は、上記フランジ部に嵌合する略
    逆U字状をなすと共に外側と内側との双方において下方
    へ垂下する第1スカート部と第2スカート部とを有し、
    該第1スカート部の内面に、上記第1突起及び上記第2
    突起が形成されており、上記摘みが該第1スカート部の
    下端から外方向にそれぞれ延設され、 上記フランジ部は、第1フランジ部と該第1フランジ部
    から上方に略垂直に延設されて略逆U字状をなす第2フ
    ランジ部とからなり、該第2フランジ部と該第1フラン
    ジ部とを連絡する垂直壁の内面にその高さ方向略中央に
    位置させて、上記第2スカート部と係合する突条が形成
    されていることを特徴とする容器。
JP1989112644U 1989-09-26 1989-09-26 容 器 Expired - Lifetime JP2530551Y2 (ja)

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JPH0353463U JPH0353463U (ja) 1991-05-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5249394A (en) * 1975-10-20 1977-04-20 Toho Rayon Kk Production of fibrous water expaded body
JPS5923710U (ja) * 1982-08-04 1984-02-14 ティーディーケイ株式会社 ビ−ズインダクタ

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