JP3034374U - ダッシュボード - Google Patents

ダッシュボード

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JP3034374U
JP3034374U JP1996005757U JP575796U JP3034374U JP 3034374 U JP3034374 U JP 3034374U JP 1996005757 U JP1996005757 U JP 1996005757U JP 575796 U JP575796 U JP 575796U JP 3034374 U JP3034374 U JP 3034374U
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dashboard
light
reflected
windshield
automobile
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JP1996005757U
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Inventor
祐助 真田
Original Assignee
祐助 真田
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1)自動車のフロントガラスから入った光
がダッシュボードの表面に反射し、その陰影がフロント
ガラスの内側に映り運転者の視野を遮っていた。(2)
ダッシュボード上に物品を置いた時、振動に対する摩擦
力が小さいので物品が落下することがあった。(3)ダ
ッシュボード表面は、特に夏場の温度上昇が激しくなる
ことがあった。 【解決手段】 ダッシュボード1の表面に光吸収材3を
設けることによって、反射光がなくなり自動車の前方が
見やすく、ダッシュボード上の物品が落下するこもな
く、温度上昇が押さえられた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車の内側に映るダッシュボード表面の反射光を消滅さす材料に 関するものであり、更にダッシュボード上の摩擦性と放熱性を考慮したものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラリー用スポーツカーでは外部のボンネット表面に艶消しを施したもの があったが自動車内部まで考慮したものはない。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
この考案は自動車内部の光反射により前方の視野を遮る部分があるため、それ を改善し更に改良を加えることにより本考案は下記3点を解決するものである。 (1) 自動車のフロントガラスから入った光がダッシュボードの表面に反射 してフロントガラスの内側に映り運転者の視野を部分的に遮るという問題点を有 していた。 (2) ダッシュボード表面が堅く仕上げられているために物品を置いた時、 振動に対する摩擦力が小さいので物品が滑落するという問題点を有していた。何 故なら、ダッシュボード表面が滑らかに仕上げられているので摩擦力が小さいた めであった。 (3) ダッシュボード表面は、特に夏場の温度上昇が激しくなるという問題 点があった。何故なら、プラスチックと金属で造られているので放熱性が悪いた めであった。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、フロントガラスにダッシュボード表面の陰影反射光 が映りにくくすると共に、ダッシュボード上に置いた物品の滑落、並びにダッシ ュボード表面の温度上昇を押さえた反射、滑落、温度上昇防止材を提供するもの である 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ダッシュボード1の表面上に光吸収材3を設けた ことを特徴とする自動車のダッシュボード用光吸収材。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案におけるダッシュボード用光吸収材は、自動車のダッシュボード1表面 上に設けるものである。そして、上記自動車用ダッシュボード光吸収材3は、ダ ッシュボード1に外部からの入射光がダッシュボード1表面で反射し、フロント ガラス2の内側にダッシュボード1の陰影が映り運転者の視野を遮っていた。よ って、ダッシュボード1表面に光吸収材を設けることにより外光を吸収するので 反射しないため、フロントガラス内側にダッシュボード1表面の陰影反射光5が 映ることはない。
【0007】 なお、ダッシュボード1上に置いた物品は車の急ハンドルを切った時の遠心力 や振動により移動して落下することがあった。しかし、ダッシュボード1上に摩 擦係数の大きな素材である光吸収材を設けると振動による移動をなくすことがで きる。
【0008】 また、夏場のダッシュボード1表面の温度上昇も押さえることもできる。何故 なら、この光吸収材は表面に凹凸があり、その上空気孔があるので熱伝導性が少 ないため断熱性が向上し、車内の温度上昇がしにくいためである。
【0009】
【実施例】
以下この考案の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例 に記載されている構成方法、構成装置、構成内容、構成部品の寸法、材質、形状 、その相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲をそ れらのみに限定するものでなく、単なる説明例にすぎない。
【0010】 本考案の、ダッシュボード用光吸収材を図1により説明する。 この光吸収材は、例えば(株)日本オートメーションが開発した商品名『ダー スボンド』をダッシュボード1の表面の形状に合わせて取り付けたものである。 この状態を図1(イ)で示す。なお、取り付ける方法として、接着剤等で貼り付 けるが、本材は摩擦係数が大きいのでダッシュボード1表面に置くだけでも充分 な効果を奏する。
【0011】 従来は、フロントガラス2の内側にダッシュボード1表面の陰影が映り視野の 一部を遮っていたので、次に取り付け図1(ロ)によりこの作用を詳細に説明す る。外光4がフロントガラス2を通過した光はダッシュボード1表面上の光吸収 材3が吸収するので反射光5がなくなり、視点6にはフロントガラス2下方部に 映らなくなる。よって、前方視野が良くなる。この光吸収材3は(株)日本オー トメーションの『ダースボンド』黒色を使ったが、その他黒色で光吸収材の紙、 布、スポンジ等の合成樹脂、また艶消し塗料を塗布することで同じ効果を奏する 物であれば良好な結果が得られる。
【0012】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案はこのような実施例に何等 限定され るものでなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得 ることは勿論である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したとおり構成されているので、次に記載する効果を奏す る。
【0014】 光吸収材をダッシュボード上に設けることによりダッシュボード表面に外光が 入射しても、光吸収力が強くフロントガラス内側にダッシュボード表面の陰影反 射が減少するので、前方の視野が確保でき、安全運転ができる。
【0015】 ダッシュボード上に置いた物品は急ハンドルを切った時や振動時にも大きな摩 擦力と振動の吸収力が良くなったので物品が滑落しなくなった。
【0016】 この光吸収材は、空気孔を持ったものなので断熱効果が良くなり夏場でもダッ シュボード表面の温度上昇を押さえることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部断面図である。
【符号の説明】 1・・・ダッシュボード 2・・・フロントガラス 3・・・光吸収材 4・・・外光 5・・・反射光 6・・・視点
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 ダッシュボード
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のダッシュボード(1)の表面に
    光吸収材(3)を設けた事を特徴とするダッシュボード
    用光吸収材
JP1996005757U 1996-05-30 1996-05-30 ダッシュボード Expired - Lifetime JP3034374U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020169024A (ja) * 2016-03-23 2020-10-15 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020169024A (ja) * 2016-03-23 2020-10-15 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
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