JP3034220U - 配管カバー - Google Patents

配管カバー

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JP3034220U
JP3034220U JP1996007519U JP751996U JP3034220U JP 3034220 U JP3034220 U JP 3034220U JP 1996007519 U JP1996007519 U JP 1996007519U JP 751996 U JP751996 U JP 751996U JP 3034220 U JP3034220 U JP 3034220U
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side plate
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JP1996007519U
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English (en)
Inventor
正 坂上
Original Assignee
株式会社タイヘイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス給湯機の配管を覆うカバーの運搬を容易
にし、運送コストを下げる。 【解決手段】 ガス給湯機の下部に設ける配管カバーは
矩形枠のカバー本体6と、カバー本体6の正面位置に着
脱自在に設けたフロントカバーとからなり、カバー本体
6は両側板9,9と正面上下位置に掛ける長尺の支持部
材7,8とをヒンジ部11を介して連結したもので、両
横辺の長さは支持部材の長さより短くされている。両側
板をたたんだときに左右の側板は重ならず、略平板状に
なるので、取扱い易く、梱包容積も小さくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
従来、蛇口から直にお湯を使用したい場合、水道配管と蛇口との途中にガス給 湯機を設け、給水と同時にガスで加熱するようになっている。ガス給湯機の容量 が大きい場合など、家の外側壁に設置する。このようなガス給湯機等の小型ガス 器具を設置するときに、下部に接続する配管を埃がかからないように覆うように し、外観も良くするカバーや枠体がある。本考案は、これら配管カバーに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
図8に示すように、ガス給湯機1が家の外側壁2に設置されるとき、地面(床 面)3に配管カバー(据置台)4が設置され、その上にガス給湯機1を固着する 。また、接続される水道配管、ガス配管によってガス給湯機1の高さ位置が決め られることもあり、配管カバー4はガス給湯機1に固着されて吊り下げられる状 態になることもある。また、配管カバー4はフロントカバー5を手前に外せるこ とができ、水抜き、ガスコックの操作を簡単に行えるようにしている。
【0003】 上記のように配管カバー4は一体物ではなく、図7に示すように、カバー本体 6とフロントカバー5とに分離でき、フロントカバー5の下部に爪孔5aが穿設 され、上部にねじ孔5bが明けられている。カバー本体6は上下に配した長尺の L金具(支持部材)7,8が、側板9の縦辺に間隔をあけて溶着されている。そ して、L金具7にねじ孔7a,L金具8に爪8aが形成され、フロントカバー5 を着脱自在にしている。この構造では、現場でガス給湯機1とカバー本体6のみ とをねじで固定することは容易であり作業性も良い。このとき、ブラケット10 を使用しないで取り付けても良い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ガス給湯機1の普及に伴い、配管カバー4の使用も増え、販売店で 配管カバー4のみを別口で複数扱うようになってきている。このため、配管カバ ー4を一度に複数個発送することも生じてきている。 しかしながら、上記の配管カバー4はコ字状であり、中央に空間が生じ、体積 が大きいので運送コストも割高になっている。また、連結した側板9,9を分離 すると、組立時に煩雑であり、完成時にフロントカバー5の着脱が容易になって いるかどうか点検する必要がある。また、運送コストが占める割合が大きいと販 売促進の障害ともなる。
【0005】 本考案は、複数個を販売店に送る場合など、運送コストが大きくならないよう にした配管カバーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、2つの長尺の支持部材を間隔を空けて平 行に配し、該2つの支持部材と一対の側板とを、前記支持部材の端部と前記一対 の側板の縦縁部両端との間にヒンジ部を介装して取り付け、該一対の側板の横辺 は、側板をヒンジ部により前記支持部材に倒したときに互いに重ならない長さに 形成され、前記2つの支持部材および一対の側板の縦縁部により形成される矩形 枠にフロントカバーを着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
【0007】 また、上記のように構成する配管カバーは、2つの長尺の支持部材を略水平に 上下に配し、一対の側板をヒンジ部を介して前記支持部材に対して直角に曲げて 上端をコ字状に形成し、該上端に給湯機を接続したことを特徴とする。また、支 持部材の水平部と側板に設けた水平部とをピンで回動自在に支持してヒンジ部を 構成する。 また、フロントカバーの下部に爪、フック等の係止部を備え、上部にねじ部を 備え、支持部材の水平部に補強板端部を規制する突起を形成し、前記補強板の水 平部に前記突起と係合する孔を形成して、側板の位置を支持したことを特徴とし 、側板およびフロントカバーをカラー鋼板で製作したものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案にかかる配管カバーは2つの支持部材と一対の側板の縦辺により矩形枠 を形成し、フロントカバーを矩形枠に着脱自在に装着するものであり、各側板の 上側横辺と上位置の支持部材とでコ字状に形成された上端に給湯機下部を連結し 、給湯機に接続されている配管を配管カバーで覆うものである。そして、必要に 応じてフロントカバーを外して配管の点検を行えるようになっている。 本考案の配管カバーはヒンジ部を介して支持部材と側板とが連結され、矩形枠 の内側に側板を倒し、支持部材と側板とを合わせたときに両側の側板どうしが重 ならないので略平板状にたたむことができ、取扱いがきわめて容易になる。また 、発送時の梱包容積が小さくなり、しかも重ね合わせができるので、従来と比較 して一度に複数個を同じコストで発送できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。配管カバー4はフロン トカバー5とカバー本体6とに別れており、フロントカバー5については従来品 と同じなので説明を省略する(図3参照)。なお、製作にあたっては側板9、フ ロントカバー5はカラー鋼板を使用して、見栄えを良くし色数も多くする。
【0010】 図1および図2に示すように、カバー本体6は、フロントカバー5の水平方向 の受け面7bを有する上位置に配した長尺のL金具(支持部材)7と、フロント カバー5を係止する爪(係止部)8aを形成した垂直面8bを有する下位置に配 した長尺のL金具8(支持部材)と、一対の側板9,9とからなっている。そし て、2つのL金具7,8の両端部にはヒンジ部11を備え、側板9の縦縁部を連 結し矩形枠を形成している。
【0011】 ヒンジ部11はL金具7,8の水平部7c,8cと、側板9に固定した断面L 字状の補強板12の水平部12aとを当接させピン13で回動自在に軸支したも のであり、L金具7,8の各水平部7c,8cはカバー本体6の内側に向いてい る。 図2に示すように、L金具7,8に対して側板9を直角に開いたときの補強板 12の端部に隣接して水平部7c,8cに突起7d,8dが形成され、突起7d ,8dは補強板12の端部に衝突して側板9の閉方向のストッパの役をしている 。また、側板9をL金具7,8に重ねたとき、補強板12に形成した孔12bが 突起7d,8dと整合し、側板9が簡単に開かないようにされている。また、L 金具7,8の端部は側板9の回動の支障にならないように略円弧状に切られてい る。
【0012】 側板9は上下部の横辺に沿って補強板12を固着し、側板9のフロントカバー 側の縁9aはわずかに内側に曲げられている。側板9の横辺の長さはL金具の長 さの半分より短く、たたんだときに重ならないようになっており、開口側縁9b は直角に曲げられその端部に溝9cを形成している。
【0013】 本考案の配管カバー4は、フロントカバー5とカバー本体6とに別れ、カバー 本体5はヒンジ部11を軸として側板9を閉じる(L金具に重ねる)ようにする と、まず、補強板12の端部が突起7d,8dを乗り越え、開口側縁9bの溝9 cにL金具7,8の水平部7c,8cが入り込むようになり、完全に閉じると図 1に示すように側板9がL金具7,8と平行状態になる。この状態でフロントカ バー5を重ね合わせても体積が最小となり(図4参照)、しかも略平板状となる ので扱いやすく運搬が容易であり、梱包して発送する場合でも運送コストを小さ くすることができる。
【0014】 また、カバー本体6を組む立てる場合、図3に示すように、側板9を左右に開 き、突起7d,8dの位置に補強板12の端部を合わせる。次に、フロントカバ ー5の下部に形成された爪孔5aをL金具8の爪8aに合わせてフロントカバー 5を装着し、双方のねじ孔5b,7aにねじ14を挿入し締め付ける。装着時は 、フロントカバー5の両縁は側板9の端部9aに重なりカバー本体6と一体化さ れる。 実際には、組み立てたカバー本体6は上部に配したねじ部15によってガス給 湯機1の下部に連結する。したがって、配管カバー4が地面に接地しているかど うかはガス給湯機1の取り付け高さ位置による。
【0015】 図5、図6に示すカバー本体6の上位置の支持部材7は、水平部7cのフロン トカバー側縁にねじ孔7aを有する受け面(垂下された面)7bを設け、もう一 方の縁に起立部7dを設けている。そして、支持部材7の両端に設けたヒンジ部 11は、水平部7cと側板9の折曲部(水平部)9dとをピン13で軸支させた 構造になっている。また、側板9の折曲部9dから起立部7dの高さ分、側板9 が延長されており、側板9の下部も同様な形状になっている。なお、折曲部9d 等において、剛性が弱い場合には補強材を溶着する。 上記、カバー本体6では、側板9の上下が対象になるので、側板の型は1つで すむ。また、側板9の端部9aの形状はフロントカバーに形成させ、側板9には 端部9aの形状は設けないようにする構成でも良い。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成したものであるので、配管カバーを運搬、発送す るときに、カバー本体は側板を支持部材に重ね合わせてほぼ平板状にすることが できるので、取扱い易く運搬が容易である。また、梱包容積を小さくしたので、 運送コストを安価にでき、広域に普及させることができる。 また、支持部材と側板とをピンで軸支したのでヒンジ部が形成され、別体のヒ ンジを取り付ける必要がないので、部品点数、組み付け工数が減り、コストを低 くすることができ、カラー鋼板にすることで塗装工程を減らし、同様にコストを 低くすることができる。また、支持部材に突起7d、側板側に孔12bを設けた ことにより、簡単に側板を直角に広げられ作業性が良い。また、給湯機に取り付 けた配管カバーは側板からフロントカバーが着脱できるので、外観も良く、配管 等の点検も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の配管カバーの、折りたた
んだ状態のカバー本体の斜視図である。
【図2】図1に示すカバー本体のヒンジ部の斜視図であ
る。
【図3】図1に示すカバー本体を備えた配管カバーの展
開図である。
【図4】図1に示す折りたたまれたカバー本体の側面図
である。
【図5】他の実施例の配管カバーに使用されるカバー本
体の斜視図である。
【図6】図5に示すカバー本体の側面図である。
【図7】従来の配管カバーの展開図である。
【図8】従来の配管カバーの使用例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 給湯機 4 配管カバー 5 フロントカバー 5a 係止部 5b ねじ部 7,8 支持部材 7c,8c 水平部 7d,8d 突起 9 側板 11 ヒンジ部 12 補強板 12a 水平部 12b 孔 13 ピン

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの長尺の支持部材を間隔を空けて平
    行に配し、該2つの支持部材と一対の側板とを、前記支
    持部材の端部と前記一対の側板の縦縁部両端との間にヒ
    ンジ部を介装して取り付け、該一対の側板の横辺は、側
    板をヒンジ部により前記支持部材に倒したときに互いに
    重ならない長さに形成され、前記2つの支持部材および
    一対の側板の縦縁部により形成される矩形枠にフロント
    カバーを着脱自在に取り付けたことを特徴とする配管カ
    バー。
  2. 【請求項2】 2つの長尺の支持部材を略水平に上下に
    配し、一対の側板をヒンジ部を介して前記支持部材に対
    して直角に曲げて上端をコ字状に形成し、該上端に給湯
    機を接続したことを特徴とする請求項1記載の配管カバ
    ー。
  3. 【請求項3】 支持部材の水平部と側板に設けた水平部
    とをピンで回動自在に支持してヒンジ部を構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の配管カバー。
  4. 【請求項4】 フロントカバーの下部に爪、フック等の
    係止部を備え、上部にねじ部を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の配管カバー。
  5. 【請求項5】 支持部材の水平部に補強板端部を規制す
    る突起を形成し、前記補強板の水平部に前記突起と係合
    する孔を形成して、側板の位置を支持したことを特徴と
    する請求項1記載の配管カバー。
  6. 【請求項6】 側板およびフロントカバーをカラー鋼板
    で製作したことを特徴とする請求項1記載の配管カバ
    ー。
JP1996007519U 1996-07-31 1996-07-31 配管カバー Expired - Lifetime JP3034220U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015114054A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 株式会社ガスター 固定構造及び給湯装置
JP2016053376A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 株式会社ガスター 配管カバー
JP2016090118A (ja) * 2014-11-02 2016-05-23 パーパス株式会社 配管カバーおよび給湯装置

Cited By (3)

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JP2016053376A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 株式会社ガスター 配管カバー
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