JP3033508B2 - 生体内活動部位推定方法 - Google Patents

生体内活動部位推定方法

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    • A61B5/369Electroencephalography [EEG]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭皮などの生体体
表面上で測定された電磁場分布に基づいて、生体内の電
流ダイポールを推定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】生体内電流ダイポール推定は、従来よ
り、例えば、人間の頭皮上で測定した電磁場分布から脳
内の活動部位を推定する手法として用いられている。脳
内の活動部位を知ることによって、脳の高次機能や脳内
疾患部位に関する知見を得ることができる。
【0003】以下、脳内の活動部位を推定する場合を例
に挙げて、生体内電流ダイポールを求める一般的な方法
を説明する。脳内の神経細胞(ニューロン)が外部から
の刺激によって興奮すると、ニューロン同士を結ぶ結線
(軸索)をパルス状の電流が流れるが、その電流によっ
て頭部の周囲に微弱な電磁場が生じる。その電磁場の源
泉を電流ダイポール(以下、ダイポールと呼ぶ)と呼ば
れる電流素片でモデル化し、ダイポールの6個のパラメ
ータ(位置を指定する3成分、方向を指定する2成分、
および大きさ)を推定することによって、脳内活動部位
を推定する。
【0004】ダイポールのパラメータを推定する方法と
しては、大きく分けて2つの方法が知られている。一つ
には、ダイポールの6つのパラメータを未知とし、電磁
場の測定値
【0005】
【数1】 とダイポール・モデルから計算される理論値
【0006】
【数2】 との二乗誤差
【0007】
【数3】 を最小にするようなパラメータ
【0008】
【数4】 を推定する方法である。ここで、nは測定点の数、mは
ダイポールの数、yiはi番目の測定点における電磁場
の測定値、fiはダイポールによってi番目の測定点に
生じる電磁場の理諭値である。電磁場の測定値と理論値
の成分をまとめてベクトル表示したものが、それぞれ
【0009】
【外1】 であり、(…)Tは転置を表す。また、
【0010】
【外2】 はi番目の測定点の座標であり、
【0011】
【数5】 はj番目のダイポール・パラメータであり、
【0012】
【外3】 は、それぞれ、j番目のダイポールの位置、方向及び大
きさを表す。
【0013】これらのダイポール・パラメータを推定す
る方法としては、例えば、Levenberg-Marquardt法やシ
ンプレックス法などの非線形最適化アルゴリズムが用い
られている。これら非線形最通化アルゴリズムに関して
は、例えば、文献1:今野浩、山下浩著、「非線形計画
法」、日科技連、1987年に詳しい。電流ダイポール
推定の他の方法、特に活動部位が広がりを持っている場
合の推定方法としては、擬逆行列(またはMoore-Penros
eの一般逆行列)を用いた方法が知られている。この方
法では、電磁場の理論式が
【0014】
【数6】 のように、ダイポールの大きさの成分に関して線形関数
になっていることを利用する。具体的には、脳の形状を
多面体の集合で近似し、ダイポールの位置と方向を多面
体上にあらかじめ固定しておき、その大きさqjを未知
パラメータとして求めるものである。このとき、Fはマ
トリクスで表され、式(2)はベクトル形式
【0015】
【数7】 で書くことができる。例えば脳波計を用いて測定した電
場分布(電位分布)からダイポールを推定する場合、F
のij成分は
【0016】
【数8】 となる。ここでYは球面調和関数、r,θ,φとr',θ',
φ'はそれぞれ測定点とダイポールの位置を極座標表示
したものである。∇'はダイポール位置の座標に関する
微分演算子、R(r,r')は、rとr'の関数で、境界条
件から定まる。また、超伝導量子干渉素子(SQUI
D:Superconducting Quantum InterferenceDevice)磁
束計を用いて測定した磁場分布からダイポールを推定す
る場合は、
【0017】
【数9】 となる。μ0は真空の透磁率である。
【0018】
【外4】 は、i番目の測定点における、頭部モデル表面に対する
法線ベクトルである。このとき、二乗誤差
【0019】
【数10】 を最小にするベクトル
【0020】
【外5】 は、Fの擬逆行列F+を用いて、
【0021】
【数11】 と求められる。擬逆行列を用いたダイポール推定方法と
しては、例えば、特開平6−343613号公報(文献
2)や特開平6−343614号公報(文献3)に開示
されたものなどがある。
【0022】図6は、擬逆行列を用いた従来の方法での
処理を示すフローチャートである。まず、診断対象領域
すなわち活動部位の推定を行いたい領域に対し、格子点
群を均等に配置する(ステップ51)。その後、各格子
点上の電流源を最小ノルム法により求め(ステップ5
2)、値の大きな電流源が存在する格子点の付近に、他
の格子点群を移動する(ステップ53)。格子点相互の
間隔のうち最小の間隔が所定値以下であるかを判断し
(ステップ54)、所定値以下であれば収束したものと
して処理を終了し、所定値以下でなければ、ステップ5
1に戻る。
【0023】この方法では、推定の精度を向上させるた
めに、格子点の距離を変化させながら推定を行っている
が、以下に述ベる、ダイポール数の推定、雑音への対処
などの問題は考慮されていない。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイポール推定
方法には、以下に述べるような問題点がある。まず、非
線形最適化アルゴリズムを用いた方法では、通常、1個
から3個程度のダイポールを用いて活動部位を推定する
が、脳内活動部位の個数をあらかじめ知ることは不可能
なので、例えば、1個から3個までのそれぞれの数ごと
にダイポールがその数だけ存在するというダイポール・
モデルを用いて推定し、最もよい推定結果を採用するよ
うにしている。ところが、二乗誤差Eを推定の良さの基
準に用いた場合、ダイポールの数を増やせば増やすほど
二乗誤差は小さく出るという性質があるため、正しいダ
イポールの個数が分からないという問題点が生じる。そ
の例として、2個のダイポールで生成した磁場分布に対
し、モデル・ダイポールの数を1個から11個まで用い
て推定したときの二乗誤差の変化を図6に示す。図にお
いて、縦軸は(平均)二乗誤差(Mean Square Residua
l, MSR)の対数表示、横軸はモデル・ダイポールの
数である。この図から、モデル・ダイポールの数が増え
るほど二乗誤差が減少していくのが分かる。したがっ
て、二乗誤差を評価基準とした場合には、真のダイポー
ル数は2個であるにもかかわらず、11個のモデル・ダ
イポールを用いた場合の推定が最もよいことになってし
まい、誤った結果を与える。また、このアルゴリズムを
用いた場合、1回の推定に時間がかかる上に、モデル・
ダイポールの個数を変えて何度も推定する必要があるた
め、計算負荷が大きく、推定に時間を要していた。
【0025】他方、擬逆行列を用いた方法では、脳を近
似した多面体の要素ごとに、数百個から10000個の
ダイポールを配置し、各ダイポールの大きさを求める。
この場合、行列の乗算のみで推定できるので、比較的推
定時間は短くてすむ。また、活動部位が広がりを持って
いる場合でも、その広がりを表現できるという特長があ
る。しかし、擬逆行列を用いた方法は、線形モデルを用
いているため、雑音に弱いという欠点があった。その理
由は次のようなものである。
【0026】擬逆行列F+は、特異値分解を用いて、
【0027】
【数12】 と書ける。ここで、
【0028】
【外6】 は、それぞれ、マトリクスU,Vにおけるi番目の列ベ
クトル、λiは行列Fの特異値で、和は0でない特異値
について行う。測定データに雑音がない場合、擬逆行列
を測定データに乗算することによって、正しいダイポー
ル分布
【0029】
【数13】 を得ることができ、この
【0030】
【外7】 が、二乗誤差を最小にする、最小ノルムを持つ解ベクト
ルとなる。ところが、測定データに雑音
【0031】
【外8】 がある場合、式(9)に
【0032】
【数14】 を代入すると、
【0033】
【数15】 となり、特に、小さな特異値λiに対して右辺第2項が
異常に大きな値を示し、ダイポールの大きさの推定値が
発散してしまう。
【0034】本発明の目的は、以上に述ベた従来手法の
問題点、すなわち、非線形最適化アルゴリズムを用い二
乗誤差を基準とした場合にはダイポールの個数の推定が
不可能であること、また、擬逆行列を用いて広がりを持
つ活動部位を推定する場合には雑音の影響を受けてダイ
ポールの大きさが発散すること、などを鑑み、ダイポー
ルの正しい個数の推定が可能であり、かつ、耐雑音性の
高いダイポール推定手法による生体内活動部位推定方法
を提供することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明の生体内活動部位
推定方法は、生体体表面上で測定された電磁場分布及
び生体の形状データを入力とし、測定された電磁場分布
の源泉として1個または複数の電流ダイポールを生体の
内部に仮定し、電流ダイポールの方向、大きさ及び個数
を推定する生体内活動部位推定方法において、電流ダイ
ポールによって生じる電磁場分布の理論値と測定された
電磁場分布との誤差を最小にするように、各電流ダイポ
ールの方向および大きさを推定する第1の工程と、推定
された電流ダイポールの優先順位を決定する第2の工程
と、誤差、電磁場分布を測定した測定点の数及び電流ダ
イポールの個数から、評価関数Lを計算する第3の工程
と、優先順位に基づいて電流ダイポールの数を変更する
第4の工程と、評価関数Lに基づいて雑音分布を推定す
る第5の工程と、雑音分布を用いて、電流ダイポールの
分布の方向と大きさと個数を出力する第6の工程と、を
有する。
【0036】本発明では、具体的には、初期値を与えた
後、所定の終了条件を満足するまで第1の工程、第2の
工程、第3の工程及び第4の工程を繰り返し実行し、そ
ののち、第5の工程と第1の工程を実施し、それから第
6の工程を実行するようにすることが好ましい。
【0037】すなわち本発明では、従来手法で用いられ
ていた二乗誤差に代わって、モデルの複雑さを考慮した
新しい評価関数Lを用いる。例えば、モデルの複雑さを
パラメータの数(すなわち、ダイポールの数)で評価
し、あまり多くのパラメータを用いることを抑制するよ
うな評価関数を用いる。具体的には、例えば、以下のよ
うに定義されるストラクチュラル・リスク(Structural
Risk)を評価関数LSRMとして用いる。
【0038】
【数16】 ここで、Eは電磁場分布の測定値と理論値との二乗誤
差、n,mは、それぞれ、測定点の数とダイポール・パ
ラメータの数(すなわち、ダイポールの個数)である。
ηは、式(11)が確率1−ηで成立することを表す。また
VC(m)は、モデルのVapnik-Chervonenkis(VC)次
元と呼ばれるもので、モデルの多様性、あるいは表現力
の指標となる量である。したがって、モデルのパラメー
タ数とともにこのVC次元は大きくなり、また式(11)の
分母CSRMも小さくなって、LSRM全体としては値が大き
くなる。
【0039】本発明では、この新しい評価基準LSRM
最小にするダイポール・モデルが最適なモデルであると
する。従来の方法では、モデルのパラメータが多くなる
ほど二乗誤差が小さくでてしまい、真のダイポール数が
分からないという問題点があったが、本発明で用いてい
る評価関数LSRMでは、ダイポール・パラメータ数とと
もにCSRMも小さくなるため、あまりに多いパラメータ
を用いるとLSRMを最小化するという観点からは不利に
なる。このようなメカニズムにより、本発明では、ダイ
ポール数の個数の推定が可能となる。この新しい評価関
数LSRMの中において、CSRMは、多すぎるパラメータの
使用を抑制するペナルティ項のような働きをしていると
みなせる。評価関数LSRMが個数推定に有効であること
の理論的基盤は、例えば、V. N. Vapnik, "The Nature
of Stastical Learning Theory",Springer, NY, 1995
(文献4)に詳しい。
【0040】本発明では、式(11)に示す評価関数のほ
か、後述する発明の実施の形態から明らかになるよう
に、例えば、記述長LMDLに基づく評価関数も可能であ
り、また、赤池の情報量基準LAICをそのまま評価関数
として使用することができる。記述長LMDLによる評価
関数は、式(11)による評価関数を簡略化したものとみな
すことができる。
【0041】ところで、従来手法、特に非線形最適化ア
ルゴリズムを用いた方法では、個数推定が可能な式(11)
を評価関数として用いたとしても、モデル・ダイポール
の個数を変えて何度も推定を行い、各推定ごとの評価値
SRMを比較する必要があるため、推定に時間がかかる
という問題点があった。本発明では、最初に例えば擬逆
行列を用いてダイポール分布を推定し、得られたダイポ
ール分布から不要なダイポールを削除するか、または、
優先順位の高いダイポールを付加しながらダイポール数
を推定する。擬逆行列を用いた方法では、行列の乗算の
みでダイポール推定が行えるため、逐次計算が必要な非
線形最適化アルゴリズムを用いた方法に比較して、短時
間で個数推定が可能となる。擬逆行列による方法とは、
具体的には、電流ダイポールの位置情報及び電磁場分布
の測定点の配置から決定される行列を特異値分解し、そ
の特異値の大きさの情報を用いて電流ダイポールの方向
と大きさを推定する方法である。
【0042】さらに、上述のLSRMが最小となったと
き、そのときの二乗誤差が雑音分布の大きさに等しいこ
とを利用することにより、擬逆行列を用いたダイボール
推定の耐雑音性を向上させることが可能となる。具体的
には、式(9)における和を、二乗誤差が雑音分布に等し
くなるまでにとどめて、
【0043】
【数17】 とするのである。ここで
【0044】
【外9】 は、推定された雑音分布の大きさである。本発明では、
和を上式のように変更することによって、モデルが雑音
にまで過剰に適合してしまうのを抑止し、耐雑音性の高
い推定を可能にしている。この場合には、電流ダイポー
ルの大きさと方向とは、例えば、電流ダイポールの位置
情報及び電磁場分布の測定点の配置から決定される行列
を特異値分解し、雑音分布と誤差の情報を用いることに
よって推定される。
【0045】なお、本発明における上述の優先順位とし
ては、各電流ダイポールの大きさの絶対値の順や、
各電流ダイポールによって生じる電磁場分布と測定され
た電磁場分布との誤差の大きさの順などが、用いられ
る。
【0046】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の
一形態の生体内活動部位推定方法の具体的な実行手順を
示すフローチャートである。以下で用いる記号として
は、特に言及しない限り、上述してきた記号の説明に従
うものとする。また、以下では、生体(以下、被験者と
呼ぶ)の頭皮上で測定された電磁場分布から、脳内の活
動部位を推定する方法について説明するが、本発明は、
脳内の活動部位の推定に限定されるものではない。例え
ば、被験者の胸部で電磁場分布を測定し、心臓内の活動
部位を推定する場合であっても、ここで述べるのと同様
の方法を採用することができる。さらには、消化器官や
筋肉中での活動部位の推定にも用いることができる。
【0047】まず、ステップ1において、ループのカウ
ンタ変数kを0に初期化し、被験者の頭部上のn箇所で
測定された電磁場分布のデータ、及び被験者の頭部形状
に関するデータを読み込む。電磁場分布の測定には、電
場分布(すなわち脳波)を測定する場合は脳波計を、磁
場分布を測定する場合にはSQUID磁束計を用いる。
測定点は、通常、被験者の頭皮上に、例えば20から1
50箇所で設定される。測定の際には、測定点の座標や
頭部の基準点(例えば鼻根、左右の耳など)も同時に記
録しておく。頭部形状は、例えば、MRI(磁気共鳴イ
メージング)装置やX線CT(コンピュータ断層写真)
スキャナなどを用いて測定する。実際の頭部形状の代わ
りとして、例えば頭部を球で近似したモデルを用いても
よい。球モデルを用いた場合には、推定精度が多少劣る
が、計算負荷を軽減する効果がある。
【0048】次に、ステップ2では、ステップ1におい
て読み込んだ頭部形状データに基づいて、被験者の頭部
を多面体、例えば三角形の集合で近似し、格子点を生成
する。頭部を三角形の集合で近似した例を図3に示す。
この頭部モデルは、MRIを用いて撮影された頭部断層
画像から構成されたものである。さらに、脳内活動部位
のモデルとして、各三角形の面内に大きさ1の単位ダイ
ポールを配置する。このときのモデル・ダイポールの数
をmとする。このとき、ダイポールの方向を未知のもの
としこの方向を求めるようにしてもよいが、ダイポール
の方向を例えば三角形の面に対して垂直に固定して、以
降の計算を進めることも可能である。ダイポールの方向
をこのように設定するのは、皮質にある神経細胞の軸索
が、皮質の表面に対してほぼ垂直になっているという生
理学的知見に基づいている。以下、本実施の形態では、
ダイポールの方向を上述のように三角形の面に対して垂
直に固定し、大きさのみを求める場合について説明する
が、方向を未知とする場合も、全く同様な方法で推定す
ることが可能である。
【0049】格子点を生成したら、ステップ3におい
て、擬逆行列を用いてダイポール分布を推定する。最初
にループを回るときや、後述するステップ9でループか
ら抜け出す条件を満足していないときには、まだ雑音分
布が求められていないので、ダイポール分布
【0050】
【外10】 の推定には式(9)を用いる。ダイポール分布を推定した
後、ダイポールによって生成される電磁場分布
【0051】
【数18】 と測定された電磁場分布
【0052】
【外11】 との二乗誤差Ekを計算し、ステップ4に進む。ステッ
プ3においては、ダイポール分布を推定する際に、式
(9)に表わされる和において、行列Fを特異値分解した
ときの特異値の大きさを考慮しながらダイポール分布を
求めるようにしてよい。例えば、最大特異値λ0との比
λi/λ0が、ある適当な数αよりも大きいものだけにつ
いて和を取るようにする。これによって推定値の発散を
防ぐことができる。さらに、ステップ3においては、雑
音の推定が完了している場合であれば、式(12)を用いて
電流ダイポールの大きさを推定する。推定された雑音分
布を考慮して、式(9)における和を式(12)のように変更
することにより、雑昔の影響を小さくすることが可能と
なる。
【0053】ステップ4では、雑音分布が推定されてい
るかどうか、すなわちループを抜け出すための条件が後
述するステップ9で満たされていたかどうかを調べ、雑
音分布が推定されていればステップ12へ進んでダイポ
ール分布
【0054】
【外12】 とダイポールの数mを出力して処理を終了し、雑音分布
が推定されていなければステップ5に進む。
【0055】ステップ5では、ステップ3で推定したダ
イポール分布
【0056】
【外13】 の各成分について、優先順位を算出し、優先順位に基づ
いて並べ替えを行う。実際に並べ替えを行う際には、ベ
クトル
【0057】
【外14】 の成分の指標を並べ替えて、例えば
【0058】
【数19】 とする。ただし、πは、成分を順番に並べ替える置換演
算子である。この操作に伴って、行列Fのij成分Fij
【0059】
【外15】 に置き換えれば、ステップ3で必要になる行列演算を変
更なしに全く同じ手続きで実行すことができる。優先順
位による並べ替えの方法としては、例えば、個々のダ
イポールの大きさの絶対値を基準とし、大きい順番に並
び替える方法や、個々のダイポールが単独で生成する
電磁場分布と測定された電磁場分布との二乗誤差を基準
とし、この二乗誤差の小さい順番に優先順位を決定する
方法がある。このステップ5の実行後、ステップ6に進
む。
【0060】ステップ6では、ステップ4で求めた二乗
誤差Ekと、測定点の数n及びダイポールの数mとに基
づいて、評価関数Lkを計算する。この評価関数LKとし
ては、例えば、式(11)で定義されるストラクチュラル
・リスクを用いたり、式(13)により定義される記述長
MDLを用いたり、式(14)で定義される赤池の情報量
基準LAICを用いたりすることができる。
【0061】
【数20】 記述長LMDLを定義する式(12)は、式(11)を簡略化した
ものと見なすことができ、したがって、記述量LMDL
評価関数Lkとして用いることにより、評価関数の計算
を軽減することができる。記述長を用いたパラメータ数
の推定に関する理論的基盤は、例えば、Rissanen, "Mod
eling by Shortest Data Description", Automatica, V
ol. 14., pp. 465-471, 1978(文献5)に詳しい。
【0062】また、式(14)に示す赤池の情報最基準L
AICを用いたパラメータ数の推定に関する理論的基盤
は、例えば、石黒ほか、情報量統計学、共立出版、l9
83(文献6)に詳しい。
【0063】ステップ6の実行後、ステップ7におい
て、ループのカウンタ変数kが0であるかどうかを調
べ、0であるならばステップ8に進み、0でないならス
テップ9へ進む。ステップ8では、カウンタ変数kに1
を加算してステップ3に戻る。一方、ステップ9では、
今回のループ実行時に求めた評価関数Lkと、前回のル
ープ実行時に求めた評価関数Lk-1とを比較し、Lk-1
kかどうかを判断する。推定が妥当であるほど評価関
数の値は小さくなるから、Lk-1>Lkということは順調
に収束に向かっていることを意味する。したがって、L
k-1>Lkのときは、ダイポール数を変えてダイポール分
布の推定を行うためにステップ10へ進む。一方、L
k-1≦Lkの場合は、一応の推定結果が得られている場合
であるから、雑音の影響を加味し、最終的な結果を得る
ために、ステップ11へ進む。
【0064】ステップ10では、ステップ6で決定した
優先順位に基づいて、ダイポ一ル数の変更を行う。ダイ
ポール数の変更の方法としては、ダイポール分布
【0065】
【外16】 の成分の中で最も小さな値を持つ成分
【0066】
【外17】 を削除し、ダイポール数mを1減らす方法と、ダイポ
ール分布
【0067】
【外18】 の成分の中で、今まで推定に用いられていなかったダイ
ポール群の中で優先順位の最も高い成分成分をダイポー
ル分布に付加し、ダイポール数mに1を加算する方法と
がある。ダイポール数を変更したら、ステップ8でルー
プのカウンタ変数kに1を加算した後、ステップ3に戻
る。
【0068】また、ステップ11では、Lkの最小値を
与えるダイポール数で推定したときの二乗誤差Ekを雑
音分布の大きさ
【0069】
【外19】 の推定値とする。ステップ11の実行後、ステップ3に
戻る。
【0070】以上述べた処理を実行することにより、最
終的には、ステップ12において、推定されたダイポー
ル分布(ダイポールの方向と大きさ)及びダイポールの
個数が出力され、処理が終了する。
【0071】次に、ダイポールの個数推定に対する本発
明の有効性を評価した結果を説明する。ここでは、3個
のテスト・ダイポールを用いて生成したシミュレーショ
ンデータに対し、1〜11個までのモデル・ダイポール
を用いて推定したときの評価関数Lの変化を求めた。結
果を図3に示す。図において、縦軸は評価関数Lの値
(ここでは評価関数としてストラクチュラル・リスクを
用いた)、横軸はモデル・ダイポールの数である。図示
されるように、評価関数Lの値は、テスト・ダイポール
の数とモデル・ダイポールの数が一致した時に最小値と
なっている。これより、本発明で用いられる新しい評価
基準(ここではストラクチュラル・リスク)が、ダイポ
ールの個数推定に有効であることが分かる。ここでは、
テスト・ダイポールが3個の場合を示したが、テスト・
ダイポールを1個、2個、さらに4個とした場合でも、
同様の個数推定が可能である。
【0072】脳内活動部位が広がりを持っており、かつ
測定データに雑音が混入している場合に、擬逆行列を用
いて推定を行った。推定の対象となるシミュレーション
・データは、図4のように広がりを持ったダイポール・
モデルを用いて生成し、20%の正規乱数を付加したも
のである。推定結果を図5に示す。図5(a)は、本発明
に基づく方法を適用した場合の結果を示し、図5(b)
は、擬逆行列を用いた従来の方法を真正直に適用した場
合の結果を示したものである。図4及び図5(a)では、
電流ダイポール(縦軸)の強度が、×10-10A・mのオ
ーダであるのに対し、図5(b)ではA・mであり、これら
の間には1010倍程度の相違があることに注意する必要
がある。本発明の方法によれば、本来のダイポール分布
の中心の位置をとらえることができたのに対し、従来の
方法では、雑音の影響を受けて分布の振幅が発散してお
り、分布の中心位置も分からなくなっている。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、二乗誤差
を評価関数として用いる従来方法では不可能であったダ
イポールの個数推定が、可能になるという効果がある。
また、本方法では、まず擬逆行列を用いて推定を行い、
その後に不要なダイポールを変更するという方法を用い
ているため、個数の変更と評価関数の比較とを繰り返し
実行する必要がある従来の方法よりも高速な個数推定が
可能となる。さらに、雑音分布の推定値を利用すること
により、雑音に強いダイポール推定の構築が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の生体内活動部位推定方
法での処理を示すフローチャートである。
【図2】頭部形状を多面体で近似した例を示す図であ
る。
【図3】モデル・ダイポール数と評価関数Lの値との関
係を示すグラフである。
【図4】広がりを持った活動部位に対応するシミュレー
ション・データを示す図である。
【図5】図4に示すシミュレーション・データに対して
推定を行った結果を示す図であり、(a)は本発明に基づ
く方法で推定した結果を示す図、(b)は擬逆行列を用い
た従来の方法によって推定した結果を示す図である。
【図6】擬逆行列を用いた従来のダイポール推定手法で
の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】非線形最適化アルゴリズムを用いた従来のダイ
ポール推定方法におけるモデル・ダイポール数と二乗誤
差の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1〜12 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/04 - 5/053

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体体表面上で測定された電磁場分布
    及び前記生体の形状データを入力とし、前記測定された
    電磁場分布の源泉として1個または複数の電流ダイポー
    ルを前記生体の内部に仮定し、前記電流ダイポールの方
    向、大きさ及び個数を推定する生体内活動部位推定方法
    において、 前記電流ダイポールによって生じる電磁場分布の理論値
    と前記測定された電磁場分布との誤差を最小にするよう
    に、前記各電流ダイポールの方向および大きさを推定す
    る第1の工程と、 前記推定された電流ダイポールの優先順位を決定する第
    2の工程と、 前記誤差、前記電磁場分布を測定した測定点の数及び前
    記電流ダイポールの個数から、評価関数Lを計算する第
    3の工程と、 前記優先順位に基づいて前記電流ダイポールの数を変更
    する第4の工程と、 前記評価関数Lに基づいて雑音分布を推定する第5の工
    程と、前記雑音分布を用いて、 前記電流ダイポールの分布の方
    向と大きさと個数を出力する第6の工程と、を有するこ
    とを特徴とする生体内活動部位推定方法。
  2. 【請求項2】 初期値を与えた後、所定の終了条件を満
    足するまで前記第1の工程、前記第2の工程、前記第3
    の工程及び前記第4の工程を繰り返し実行し、そのの
    ち、前記第5の工程と前記第1の工程を実施し、前記第
    6の工程を実行する、請求項1に記載の生体内活動部位
    推定方法。
  3. 【請求項3】 前記評価関数Lとして、前記誤差、前記
    電磁場分布の測定点の数及び前記電流ダイポールの個数
    から計算されるストラクチュラル・リスク(structural
    risk)を用いる請求項1または2に記載の生体内活動
    部位推定方法。
  4. 【請求項4】 前記評価関数Lとして、前記誤差、前記
    電磁場分布の測定点の数及び前記電流ダイポールの個数
    から計算される記述長を用いる請求項1または2に記載
    の生体内活動部位推定方法。
  5. 【請求項5】 前記評価関数Lとして、前記誤差、前記
    電磁場分布の測定点の数及び前記電流ダイポールの個数
    から計算される赤池の情報基準を用いる請求項1または
    2に記載の生体内活動部位推定方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の工程において、前記優先順位
    の低い順に電流ダイポールを削除していく請求項1また
    は2に記載の生体内活動部位推定方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の工程において、前記優先順位
    の高い順に電流ダイポールを付加していく請求項1また
    は2に記載の生体内活動部位推定方法。
  8. 【請求項8】 前記優先順位として、各電流ダイポール
    の大きさの絶対値の順を用いる請求項1、2、6及び7
    のいずれか1項に記載の生体内活動部位推定方法。
  9. 【請求項9】 前記優先順位として、各電流ダイポール
    によって生じる電磁場分布と前記測定された電磁場分布
    との誤差の大きさの順を用いる請求項1、2、6及び7
    のいずれか1項に記載の生体内活動部位推定方法。
  10. 【請求項10】 前記第5の工程の実行後に前記第1の
    工程において電流ダイポールの大きさと方向を求める方
    法として、前記電流ダイポールの位置情報及び電磁場分
    布の測定点の配置から決定される行列を特異値分解し、
    前記雑音分布と前記誤差の情報を用いて電流ダイポール
    の方向と大きさを推定する、請求項2に記載の生体内活
    動部位推定方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の工程において前記電流ダイ
    ポールの大きさと方向を求める方法として、前記電流ダ
    イポールの位置情報及び電磁場分布の測定点の配置から
    決定される行列を特異値分解し、その特異値の大きさの
    情報を用いて電流ダイポールの方向と大きさを推定する
    請求項1または2に記載の生体内活動部位推定方法。
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