JPH048347A - 生体磁場計測における磁場発生源の推定方法 - Google Patents

生体磁場計測における磁場発生源の推定方法

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JPH048347A
JPH048347A JP2110013A JP11001390A JPH048347A JP H048347 A JPH048347 A JP H048347A JP 2110013 A JP2110013 A JP 2110013A JP 11001390 A JP11001390 A JP 11001390A JP H048347 A JPH048347 A JP H048347A
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Kensuke Sekihara
謙介 関原
Nagaaki Ooyama
永昭 大山
Hideaki Haishi
秀昭 羽石
Toshio Honda
本田 捷夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生体表面の磁場分布を測定し、そのデータから
生体内部の磁場発生源の分布を推定し表示する生体磁場
計測装置における磁場発生源の推定方法に関する。
〔従来の技術〕
生体外部の磁場測定値から生体内部の電流分布の推定は
通常以下のように行なわれる。
以下、ここでは生体磁場計測でも代表的な脳磁計測を例
として説明する。
座標系第1図にように定義する7図ではr、の位置にベ
クトルq、で表わされた電流が存在すると仮定する。脳
磁気計測の分野では脳の境界を球面と仮定できる限りこ
のような孤立した電流ベクトルを仮定でき、これを電流
ダイポールと呼ぶ。
また、第1図でr、は測定点の座標である。
さて、脳内にN個の電流ダイポールを仮定すると、r、
の点での磁束密度ベクトルB、はで表わされる。
通常、磁束計で測定できるのはB、の法線成分である。
さて、r、の位置で実際に得られる測定値をり、とする
また、各ダイポールの位置および電流ベクトルの推定値
を°を付けて表わすと推定値から計算される仮想的な測
定値り、は である。ここで、コスト関数を と定義する。(3)式は推定データと実際の測定データ
との一致度を表わす。
従来、最適推定値は上の(3)式で定義されたqNとし
て求められた。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の事かられかる通り、従来の推定手法においては、
生体内の磁場発生源、つまりは電流ダイポールの個数N
は既知でなければならなかった。
もし、実際の電流ダイポールの数と異なる数Nを設定し
て上記コスト関数を最小にするrxt・・ray qz
、・t Q Nの解を求めるとその解は実際の生体の電
流分布と異なるものとなってしまう。
そこで、本発明のひとつの目的は磁場発生源の数、つま
り対象とする生体内の電流ダイポールの数が正確に知ら
れていない場合でも正しくその生体内の電流分布を示す
解を得ることができる磁場発生源の推定方法を提供する
にある。
本発明の別の目的は実際に存在する数より多い数の電流
ダイポールが仮定されて逆問題法による推定値の特定が
成されたとき、実際に存在する数の電流ダイポールを示
す解が自動的に得られる磁場発生源の推定方法を提供す
るにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、対象とする生体の外部の複数の測定点にてこ
の生体から発生する磁場を測定して上記の生体内の電流
分布を推定する方法において、予想される生体内の電流
ダイポールの数より多い数の推定電流ダイポールを仮定
し、前記の磁場測定値の分布とこれらの推定電流ダイポ
ールが作る磁場の分布の差を示す量に加えて仮定した各
推定電流ダイポールが単独に作る磁場の大きさの総和。
もしくはそのα乗(αは正の実数)の総和を含むコスト
関数が最小となる各推定電流ダイポールを求める点を特
徴とする。
本発明の別の特徴は実施例の説明に示される。
〔作用〕
上記のように、実際に存在するより多い数の推定電流ダ
イポールから算呂した磁場の分布と実測された磁場の分
布との一致度が向上するよう推定値を変位させて行くと
、推定値に過剰な自由度が導入されてしまうので、実際
の電流分布と異なる解が得られる可能性が高い。これに
対し、仮定した各推定電流ダイポールのが単独に作る磁
場の大きさの総和、もしくはそのα乗の総和は、推定値
の過剰な自由度をおさえる働きを有するので、正しい解
が得られる。つまりは生体内の電流ダイポール(独立し
た磁場発生源)の数が正確に分っていなくても正しい電
流分布が推定できる。とくに各推定電流ダイポールが上
記の複数の測定点の位置に単独に作る磁場の大きさ(磁
場のノルム、つまり磁場の測定点に関する根自乗和)の
総和、もしくはそのα乗の総和をコスト関数に加味した
場合には、解が実存する電流ダイポールより測定立寄り
に訊って求められる傾向を防ぐことができる。
ただし、一般的に言えば得られる解は、はぼ同じ位置に
重なる複数の電流ベクトルを含むものとなる。このほぼ
同し位置に重なる複数の電流ベクトルの合成ベクトルは
、実際に生体内に含まれるひとつの電流ダイポールを示
している。もし累乗の指数として○〈αく1なるαをを
採用すれば、このコスト関数を最小とする解は、このよ
うなほぼ同一位置に重なる複数の電流ベクトルを含まな
い。つまりこのような複数の電流ベクトルのうちひとつ
を除いて残りはベクトルの大きさがほぼゼロとなるので
、自動的に実際に生体に含まれる数の電流ダイポールが
推定できる。
〔実施例〕
脳に討死を例として本発明の実施例を説明する。
脳磁測定は第1図に示さ戯るごとく、磁束計10を点1
2−1から12y4のように1点二点動かしながら頭部
のまわりの測定点におけるニジ;の法線成分を測定して
行く。さて、このようにして測定された頭部周囲の測定
点から磁場発生源となっている脳内の電流ダイポールの
空間座標と電流ベクトルの推定を本発明を用いて以下の
通りに行なうことができる。
頭部表面の測定点の個数をMとし、1がらMまで番号付
けを行なう、第m番目の測定点の位置をベクトルrsで
表わし、その点における磁場の測定値をDlと表記する
電流ダイポールが脳の内部にN個含まれていると仮定す
る1本発明はこのダイポールの正確な個数が既知でない
場合でも適用できるものであり、ひとまずNは脳内部に
存在すると予想されるダイポールの個数より多めに設定
しておく。
このように仮定した推定電流ダイポールの推定位置をr
。、推定電流ベクトルをq4で表わす。ここでn=1.
2.・・・、Nである。このように仮定された電流ダイ
ポールが前記の計測点に作る磁場D□(m=1.・・、
M)を計算により求める。つまり、Dゎは推定した電流
ダイポールがら求めた仮想的な磁場計測値と呼ぶことが
できる。頭部表面を球面で近似し、この球の中心を座標
原点とすれば、D、は次式で計算される。
次に後で詳述する最適化演算により、仮定した電流ダイ
ポールの位置推定値ro、電流ベクトル推定値q、を変
位させて行き、コスト関数が最小となる推定値を求める
。このコスト関数として、本実施例では次式のものを用
いる。
Em+  rz+  ”’+  r’H; Qll  
Qzy ”’+  qN)m=1 ダイポールがそれぞれ単独に作る磁場の総和とする。こ
こでは、Es(qitQz+・・・IQN)の具体的な
形は ここで、(4)式右辺第1項は実際に測定された磁場の
分布と仮定された電流ダイポールが作る磁場の分布との
一致度を表わす項であり、それぞれの分布を行ベクトル
G、及びGで示せばG  −G12と表わすことができ
る。ただし、ただし、 であり、さらに8m6は である。
一方、(4)式の第2項は仮定された個々の電流で計算
する。すなわちn番目の電流ダイポールがm番目の測定
点位置につくる磁場の法線成分(検出コイル面と垂直な
成分)g“ を(7)式によりm=1.2.・・・9M
についてそれぞれ算出し、それぞれを成分とする行ベク
トル9゜の大きさ、つまりn番目の電流ダイポールが作
る磁場のノルム8゜1を算出する。具体的には、各成分
g−のm(IQ定点)に関する根自乗和を算出する。仮
定された各推定電流ダイポールかについてそれぞれが単
独に作る磁場19.1をこのように求め、さらにそのn
(推定電流ダイポール)に関する総和を求めたのが(5
)式のEsである。
(5)式によって表わされるEs(qt・・・、qN)
は実際に當まれるダイポールの個数よりも多くのダイポ
ールを仮定したことによって導入される過剰な自由度を
おさえる働きをする。このことを理論的に厳密に証明す
ることは、本発明の対象とする脳内の磁場発生源推定の
ような非線型逆問題の場合にはむずかしいが、線型逆問
題の場合には数学的に証明することができる。この証明
については羽石他rCT画像再構成にシミュー・テッド
アニーリングを用いる場合のコスト関数について解析」
、アプライド・オプティックス、印刷中(H,Hane
ishi et al、 ”An analysis 
of costfunction used in s
in+ulated annealing for C
Timage reconstruction”、 A
pplied 0ptics 1nPress、)に示
される。
さらに、上述のように各推定電流ダイポールが作る磁場
として各測定点で作る磁場を採用してコスト関数に加味
することにより、誤って実存するより測定点寄りの電流
ダイポールが推定されることを防止することができる。
(5)式に含まれるWは(4)式右辺第1項と第2項の
重みづけを行なう定数であり、後はど述べる最適化演算
に際してコスト関数の変化ΔEを計算する際に(4)式
の第1項あるいは第2項のどちらかからだけの寄与に片
よらないように、あらかじめ試みにΔEを計算してみる
ことによりWを設定する。
さて、本発明を実施する際に(4)式中のEsの項とし
ては(5)式を直接用いてもよいが、これを拡張した を用いるとさらに好ましい。ここで累乗の指数αは正の
実数である。
(5)′式のαの役割は次の通りである。
本発明においては脳内部に含まれると予想されるダイポ
ールの個数より多くのダイポールを仮定し推定を行なう
。したがって、複数個のダイポールがほぼ同一場所に推
定される場合が起りうる。
(5)′式のαはこのような場合において得られる解の
性質を決めるものである。今、2個のダイポールu、v
がほぼ同一場所に推定される場合、すなわち−泊rvの
場合を例として説明すると(1)O<αく1の場合、u
、v番目のダイポールの電流ベクトルQ−+Q−のどち
らかが非常に小斗0となる。つまり、空間座標がほぼ重
なる複数個のダイポールのうちの一個の電流ベクトルが
本来その位置に存在するダイポールの電流ベクトルに近
いものとなり、他のダポールの電流ベクトルの大きさは
ほぼゼロになる。
(2)α〉1の場合、q、:q、となり、またこれらの
値はr、”、r、の位置に本来存在するダイポールの電
流ベクトルの値の約1/2となる。
(3)α=1の場合、q、+q、が本来r、:#r、の
位置に存在するダイポールの電流ベクトル値に近いもの
になるが1q21と1q、1の比はどのような値となる
かは予ilDできない。
つまりαは1以外とするのが好ましく、なかでも0〈α
〈1(例えばα=1/2)とするのか最も好ましい。
次に(4)式により、くわしくはさらに(5)式もしく
は(5)′式のいずれかにより定義されたコスト関数E
 (ri+ ”’  rN; qx+ ”’r QN)
を最小とする推定値r r*+ q。(n=1.・・・
N)を求める最適化演算について詳述する。コスト関数
Eはその変数に関し非線型であり、局所的な最小値を持
つ、したがって、従来知られている非線型最適化手法で
は真の最小値(大域的最小値)を求めることは不可能で
ある。本実施例ではこのような場合でも大域的最小値を
求めることのできる最近提案されたシミュレーテイッド
・アニーリング(simulated anneali
ng)を採用している。
以下第2図を参照して説明する。
まず、上述した数Nの電流ダイポールを仮定し、それぞ
れの座標r、(n=1.・・・、N)、および電流ベク
トルQ C(n ” l +・・、N)の推定値を初期
値として設定する。なお、ダイポール座標rn (n”
It 2+ ”・+ N)は変数X。(n=1゜2、・
・・、N)として、また各ダイポールの電流ベクトルQ
 e (n ” 1 t 2 H”’ + N )は変
数X。(n=N+1.N+2.・・・・・、2N)とし
て設定される。さらに実測され、記録されている磁場計
測値り。(m=1.・・・、M)を用いて、前に詳述し
たコスト関数Eの値を算出する。(ステップ101)以
下、×4の値の微少変位を与え(これを試行という)、
その変位により生じるコスト関数Eの変化ΔEを参照し
てこの試行を受け入るかどうか判断し、徐々に各X、の
値を最適値に近付けて行く。
まず、十分大きくパラメータTを設定する。TはΔE>
0でも変化を受け入れる確率を決めるパラメータであり
、温度と呼ばれる。試し計算によりΔEを計算し、ex
p (−八E/T)=0.8−0.9となるようにTを
設定する。また、変数r1゜・・・ rNに対して一回
の試行における変位量1Δq1を設定する。(ステップ
102)は予想されるlqlの最大値の1/10〜1/
1000程度が適切である。
次に、試行のくり返しの制御のためのパラメータNア、
N工、N2にそれぞれ初期値ゼロを設定する。(ステッ
プ103) 次に試行の対象となる変数xnをひとつ選び(ステップ
106)、変化量ベクトルΔX、を決める(ステップ1
07)。これは変数x、が座標であるなら (Δxa)、=lΔrlsinθCO5ψ(Δx、)−
=lΔrlsinθcosψ(Δx、)2=lΔrlc
osθ を用い、N8が電流ベクトルであるなら(ΔXゎ)工=
1Δqlsinθcosψ(ΔX、)、=lΔqlsi
nθCO8ψ(Δx、)、=IΔqlcosθ を用いて、θをOくθ〈2πの一様乱数で、ψをOくψ
(πの一様乱数を発生して決める。
次にステップ108では上記の変数X。をX、+ΔX、
でおきかえる。つまり試行を実行する。
さらにステップ109では変位ΔX8を与える前と後の
コスト関数Eの差ΔEを ΔE”E(Xl、・−・、X、+ΔX++t  ”’r
  xzx)E(xl、−・、x、、”’*  X2N
)   (10)から計算する。次にステップ111で
ΔEくOであれば変位ΔXユを受け入れる。すなわちX
。+ΔXゎを新しいX、とじたままステップ112゜1
05を介して次の変数×11の試行のためにステップ1
06にもどる。また、ΔE>Oである場合はステップ1
13,114および116に示されるように温度Tに依
存するある確率P(ΔE)=exp(−ΔE/T)に従
がって変位Δ×。を受け入れるか、拒絶するかを決める
。変位を受け入れると決められれば、×1+ΔX1を新
しいX、としたままステップ115,105を介してス
テップ106にもどる。一方変位を拒絶すると決められ
た場合はステップ117でX、及びコスト関数Eを元の
値にもどし、ステップ118,105を介してステップ
106に戻る。
このような一連のステップを各変数について。
つまりn=1〜2Nまでひととおり行ない、トータルで
これをNTTII″x回くり返す。N T″′&Xとし
ては例えば100〜400程度の値が適当であろう。
ここで、第2図のフローチャートのステップ112にお
けるN1はコスト関数を減らす方向の変位で受けいれら
れたものの数、ステップ115におけるN2はコススト
関数を増やす方向の変位で受け入れられたものの数、ス
テップ118におけるN3は拒絶された変位の数である
。ステップ105で、NT 回の試行が終了したことが
判明したときステップ119に進み、変位を受け入れる
確率を定める温度Tを下げるか否かの判定を行なう。す
なわち、受けいれられた試行のうちコスト関数を増やし
た回数N4がコスト関数を減らした回数N2に近い値に
なるか否かをINよ−N2/Nの値により判定する。こ
の値がε (Eはたとえば0.02程度)以上であれば
、温度Tを変えずにステップ103にもどり、さらにN
T 回の試行をくり返す、  I N、−N、 l /
Nの値がεを下回った場合にはステップ120に進み、
温度Tを下げることによりΔE>Oとするような変位を
受け入れる確率を下げてからステップ103にもどって
同様にNT1回の試行をくり返えす。
ステップ120における温度Tの下げ方としては本実施
例ではTkをに番目の温度段階として、T、=ξTm−
1とする方法をとる。このときξとしては0.9〜0.
95程度の値を用いる。別の下げ方Tk=T、/ (1
+k)あるいはTI=T、/log(e+k)も文献、
■、スス−ファースト シミュレーテッドアニーリング
」フィジックス レタースA Vol、122. p1
57.1987 (H,Szu et al、。
’Fast Simulated Annealing
”、 Physics LettersA、 Vol、
122. P2S5.1987)に提案されている。
以上のようにして、温度Tを徐々に下げながら各変数の
変位のNTI’lax’回の試行を何巡かくり返すに従
がい、各変数は最適値に近づいて行き、受け入れられる
変位は徐々に少なくなる。ステップ118にてN、+N
2=Oと判定されたとき、つまり試行された変位のうち
受け入れられたものがなくなったときコスト関数を最小
とする変数、つまり最適な電流ダイポールの位置と電流
ベクトルが求められたので、シミュレーテッドアニーリ
ングの演算を終了する。
以上、本実施例では最適化演算に5imulateda
nnealingを用いる事を例とて説明したが、本発
明はこれに限るものではない。局所的最小値を含む関数
から真の最小値を見出すことのできる他のアルゴリズム
、例えば J、 H,Holland氏提案のGenetic A
lgorithmなども用いることができる。このアル
ゴリズムについては(J、 H,Ho1land rA
daptation in Naturaland A
rtificial SystemsJ The Un
iversity ofMichigan Press
 197g)で提案された議論されている。
またあらかじめダイポールの存在する領域が先験的に知
られている場合には以下のようにしてこの先験情報を最
適化演算の中に組み入れることができる。
すなわち、この場合には(4)式のかわりにE(rよ、
 r2゜ r N :  Qt+  Q2! 、qN) m=1 十Et(rx+・・・、rN) で計算されるEを最小にする各推定値を求める。
ここでE、は次のように定義する。
1)r□、・・・+  rNがすべてあらかじめ設定さ
れた領域に存在する場合、E、(rl、・・rN)=0
2)r□、・・、rNのどれかがあらかしめ設定された
領域を呂た場合、E L(rt + ”’ + r )
l) = AここでAはそのときの温度Tに対して十分
大きな値、すなわち exp (−A/T) 斗  ○
であるような値である。このようにE、を定義すること
により、各r、があらかじめ設定された領域から出るよ
うな変位を受け入れる確率はゼロに近いものとなり、あ
らかじめ設定された領域内で E (rx+  ”°r  rx;  Q1?  ”’
   QN)を最小とするような推定値を求めることが
できる。
〔発明の効果〕
以上のごとく本発明によれば脳内に含まれる電流ダイポ
ールの数を正確に知らない場合でもダイポールの座標、
電流ベクトル値を正確に推定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の脳磁計測の概念図と、磁場源
推定の際の座標系を示す。 第2図(a)、(b)は上記実施例のシミュレーテッド
アニーリングのフローチャートを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、生体の活動にともなって発生する磁場を複数の測定
    点で測定し、得られた複数の磁場測定値の分布から前記
    生体の内部の電流分布を推定する推定方法において、前
    記生体内に存在すると予想されるより多くの数の推定電
    流ダイポールを仮定し、前記の磁場測定値の分布と前記
    の仮定された推定電流ダイポールが作る磁場の分布との
    差を示す第1の量と前記推定電流ダイポールの各々が単
    独で作る磁場の大きさの総和を示す第2の量を少なくと
    も含むコスト関数が最小となる各電流ダイポールを求め
    て前記電流分布を推定することを特徴とする生体磁場計
    測における磁場発生源の推定方法。 2、前記第2の量は、前記の仮定された各推定電流ダイ
    ポールが前記複数の測定点の各々に作る磁場の法線成分
    の測定点に関する根自乗和の電流ダイポールに関する総
    和であることを特徴とする請求項1の推定方法。 3、前記第2の量は、前記の仮定された各推定電流ダイ
    ポールが前記複数の測定点の各々に作る磁場の法線成分
    の測定点に関する根自乗和のα乗(αは正の実数)の電
    流ダイポールに関する総和であることを特徴とする請求
    項1の推定方法。 4、α≠1である請求項3の推定方法。 5、0<α<1である請求項3の推定方法。 6、前記コスト関数は前記第1の量と前記第2の量の線
    形和である請求項1の推定方法。7、生体の活動にとも
    なって発生する磁場を複数の測定点で測定し、得られた
    複数の磁場測定値から前記生体の内部の電流分布を推定
    する推定方法において、前記生体内に存在すると予想さ
    れるより多くの数の推定電流ダイポールを仮定し、前記
    の磁場測定値の分布と前記の仮定された推定電流ダイポ
    ールが作る磁場の分布との差を示す第1の量と前記推定
    電流ダイポールの各々が単独で作る磁場の大きさの総和
    を示す第2の量を少なくとも含むコスト関数の変化を参
    照しながら前記推定電流ダイポール位置及び電流ベクト
    ルの各々の変位の試行をくり返し、変位が前記コスト関
    数を減ずるもののときこの変位を受け入れ、一方変位が
    前記コスト関数を増加させるもののとき温度Tに関する
    ある確率でこの変位を受け入れ、上記温度Tを徐々に低
    下させながら上記変位の試行をくり返して前記コスト関
    数を最小とする各推定電流ダイポールを特定することを
    特徴とする生体磁場計測における磁場発生源の推定方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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