JP3033302B2 - 管の継ぎ目部熔接装置 - Google Patents
管の継ぎ目部熔接装置Info
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- tube
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に長尺管の継ぎ目部
を熔接するのに好適な管の継ぎ目部熔接装置に関する。
を熔接するのに好適な管の継ぎ目部熔接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄肉板を円筒成形して成る管の継
ぎ目部を熔接する場合には、走行装置によって熔接トー
チをワーク(管)の全長にわたって走行させ、ワークの
全長にわたって継ぎ目部を熔接するようにしていた。
ぎ目部を熔接する場合には、走行装置によって熔接トー
チをワーク(管)の全長にわたって走行させ、ワークの
全長にわたって継ぎ目部を熔接するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の熔接方法においては、熔接トーチをワークの全長に
わたって走行させるため、走行装置が大掛かりとなる問
題があった。また、ワークの全長にわたって継ぎ目部を
精度良く押さえることが非常に困難であり、各ワークご
との点検調整が面倒であった。また、ワークの内部に熔
接用のシールガスを送る必要があるが、これが容易でな
い等の問題があった。
来の熔接方法においては、熔接トーチをワークの全長に
わたって走行させるため、走行装置が大掛かりとなる問
題があった。また、ワークの全長にわたって継ぎ目部を
精度良く押さえることが非常に困難であり、各ワークご
との点検調整が面倒であった。また、ワークの内部に熔
接用のシールガスを送る必要があるが、これが容易でな
い等の問題があった。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、管の継ぎ目部を精度良く熔接することができ、か
つ、その構造も簡単とすることのできる管の継ぎ目部の
熔接装置を提供することを目的とする。
ので、管の継ぎ目部を精度良く熔接することができ、か
つ、その構造も簡単とすることのできる管の継ぎ目部の
熔接装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、薄肉
板を筒状に成形して成る管の継ぎ目部を熔接部によって
熔接する装置であって、熔接対象の管の内側に挿入され
かつ係止部を介して当該管を係止する芯金と、この芯金
を一方向に搬送して前記管を前記熔接部に引き込む搬送
部とを具備する構成とし、この搬送部は、前記管の先端
が前記搬送部の始点に到達すると当該管および前記芯金
を一方向に同時に搬送し、前記管の先端が前記搬送部の
終点に到達すると当該管のみに搬送力を伝達する構成と
したことを前記課題の解決手段とした。
板を筒状に成形して成る管の継ぎ目部を熔接部によって
熔接する装置であって、熔接対象の管の内側に挿入され
かつ係止部を介して当該管を係止する芯金と、この芯金
を一方向に搬送して前記管を前記熔接部に引き込む搬送
部とを具備する構成とし、この搬送部は、前記管の先端
が前記搬送部の始点に到達すると当該管および前記芯金
を一方向に同時に搬送し、前記管の先端が前記搬送部の
終点に到達すると当該管のみに搬送力を伝達する構成と
したことを前記課題の解決手段とした。
【0007】
【作用】本発明においては、搬送部を駆動すると、熔接
対象の管の内側に自身の一部が挿入された芯金の突出部
分が搬送部に当接して芯金が一方向に搬送され、搬送さ
れる芯金の係止部を介して係止された管が熔接部の直下
に引き込まれ、管の先端から後端へ向けて継ぎ目部が熔
接される。この継ぎ目部の熔接の間、管の先端が搬送部
の始点に到達すると、管の熔接完了部分および芯金の管
先端からの突出部分が搬送部に同時に当接し、管および
芯金が同時に一方向に搬送される。管の先端が搬送部の
終点に到達すると、管の熔接完了部分のみが搬送部全体
に当接し、芯金の管先端からの突出部分は搬送部の終点
から離間し、芯金は停止し、管のみがさらに一方向に搬
送される。これにより、管全体にわたって継ぎ目部に熔
接が行われる。管の後端が搬送部から離れたら、搬送部
の逆駆動により芯金が他方向に搬送され、芯金が元の位
置に復帰して次のワークの熔接に取り掛かる。
対象の管の内側に自身の一部が挿入された芯金の突出部
分が搬送部に当接して芯金が一方向に搬送され、搬送さ
れる芯金の係止部を介して係止された管が熔接部の直下
に引き込まれ、管の先端から後端へ向けて継ぎ目部が熔
接される。この継ぎ目部の熔接の間、管の先端が搬送部
の始点に到達すると、管の熔接完了部分および芯金の管
先端からの突出部分が搬送部に同時に当接し、管および
芯金が同時に一方向に搬送される。管の先端が搬送部の
終点に到達すると、管の熔接完了部分のみが搬送部全体
に当接し、芯金の管先端からの突出部分は搬送部の終点
から離間し、芯金は停止し、管のみがさらに一方向に搬
送される。これにより、管全体にわたって継ぎ目部に熔
接が行われる。管の後端が搬送部から離れたら、搬送部
の逆駆動により芯金が他方向に搬送され、芯金が元の位
置に復帰して次のワークの熔接に取り掛かる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1ないし図12
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0009】図中、符号10は芯金、符号20は搬送
部、符号30は熔接部を示している。これら符号10、
20、30によって本実施例の管の継ぎ目部の熔接装置
が基本構成されている。
部、符号30は熔接部を示している。これら符号10、
20、30によって本実施例の管の継ぎ目部の熔接装置
が基本構成されている。
【0010】本実施例における管の継ぎ目部熔接装置
は、薄肉板を筒状に成形して成る管1の継ぎ目部2(図
2参照)を熔接する装置である。熔接対象の管1は、円
筒状の他、角筒状であってもよく、継ぎ目部2を熔接す
るものであればよい。
は、薄肉板を筒状に成形して成る管1の継ぎ目部2(図
2参照)を熔接する装置である。熔接対象の管1は、円
筒状の他、角筒状であってもよく、継ぎ目部2を熔接す
るものであればよい。
【0011】前記芯金10は、熔接対象の管1の先端か
ら管1の内側に一部が挿入される筒状の芯金本体11
と、芯金本体11の後端部から同軸的に後方に延びる小
径部12と、この小径部12の先端に取り付けられた爪
部(係止部)13とから構成されている。この爪部13
は起立可能とされており、芯金本体11を管1内に挿入
する間は挿入方向と逆方向に倒して芯金本体11の挿入
作業を円滑に行えるようになっており、また芯金本体1
1の挿入作業完了後は管1の後端から突出させて起立さ
せ管1の後端縁部に引っ掛けるようになっている。
ら管1の内側に一部が挿入される筒状の芯金本体11
と、芯金本体11の後端部から同軸的に後方に延びる小
径部12と、この小径部12の先端に取り付けられた爪
部(係止部)13とから構成されている。この爪部13
は起立可能とされており、芯金本体11を管1内に挿入
する間は挿入方向と逆方向に倒して芯金本体11の挿入
作業を円滑に行えるようになっており、また芯金本体1
1の挿入作業完了後は管1の後端から突出させて起立さ
せ管1の後端縁部に引っ掛けるようになっている。
【0012】さらに、芯金本体11および小径部12の
上壁部には熔接用のシールガスを噴出させるガス噴出孔
14が多数設けられている。このため、図3に示すよう
に、芯金本体11の断面は、ガス噴出孔14がある側に
凹部11aが形成され、溶融の落下等を考慮してガス噴
出孔14が塞がれずに済む隙間が設けられている。ま
た、小径部12の先端にはシールガスを芯金本体11内
部に供給するガス供給孔15が設けられている。なお、
爪部13とワークWの後端との間にはワークWを傷付け
ないためのリング16が環着されている。
上壁部には熔接用のシールガスを噴出させるガス噴出孔
14が多数設けられている。このため、図3に示すよう
に、芯金本体11の断面は、ガス噴出孔14がある側に
凹部11aが形成され、溶融の落下等を考慮してガス噴
出孔14が塞がれずに済む隙間が設けられている。ま
た、小径部12の先端にはシールガスを芯金本体11内
部に供給するガス供給孔15が設けられている。なお、
爪部13とワークWの後端との間にはワークWを傷付け
ないためのリング16が環着されている。
【0013】前記搬送部20は、前記芯金10を一方向
に水平搬送させるものであり、芯金10を左右から挟む
形で左右一対の駆動部21、22から構成されている。
各駆動部21、22はチェーン23を駆動させる構成と
されている。各チェーン23のリンク24aまたはピン
24bには、図1および図4に示すように、芯金本体1
1に対面して当接する断面半円状の凹部25aを有する
把持部25が一体に取り付けられている。この芯金本体
11に凹部25aが対面する範囲における把持部25
は、各チェーン23のリンク24aまたはピン24bの
内側に配置されたスプリング26付きの押圧板27によ
って芯金本体11に向けて押圧されている。即ち、搬送
部20においては、常に複数列の把持部25によって、
芯金本体11が左右から把持されていることになる。
に水平搬送させるものであり、芯金10を左右から挟む
形で左右一対の駆動部21、22から構成されている。
各駆動部21、22はチェーン23を駆動させる構成と
されている。各チェーン23のリンク24aまたはピン
24bには、図1および図4に示すように、芯金本体1
1に対面して当接する断面半円状の凹部25aを有する
把持部25が一体に取り付けられている。この芯金本体
11に凹部25aが対面する範囲における把持部25
は、各チェーン23のリンク24aまたはピン24bの
内側に配置されたスプリング26付きの押圧板27によ
って芯金本体11に向けて押圧されている。即ち、搬送
部20においては、常に複数列の把持部25によって、
芯金本体11が左右から把持されていることになる。
【0014】前記熔接部30は、熔接対象の管1の継ぎ
目部2に熔接する装置であって、熔接トーチ等が使用さ
れる。この熔接部30の入側には管1の搬送精度を確保
するとともに管1の未熔接部を熔接部30に案内するシ
ームガイドを備えた入側ダイス31が配置されている。
熔接部30の直下には熔接時にワークWのシーム面の密
着と適度の加工を加える熔接クランプシューダイス33
が配置されている。熔接部30の出側には熔接後に溶湯
が凝固する過程で熔接が開口するのを防ぐ出側ダイス3
3が配置されている。これら入側ダイス31、熔接クラ
ンプシューダイス32、出側ダイス33は熔接後の管1
を直ちに冷却する放熱部を兼用している。
目部2に熔接する装置であって、熔接トーチ等が使用さ
れる。この熔接部30の入側には管1の搬送精度を確保
するとともに管1の未熔接部を熔接部30に案内するシ
ームガイドを備えた入側ダイス31が配置されている。
熔接部30の直下には熔接時にワークWのシーム面の密
着と適度の加工を加える熔接クランプシューダイス33
が配置されている。熔接部30の出側には熔接後に溶湯
が凝固する過程で熔接が開口するのを防ぐ出側ダイス3
3が配置されている。これら入側ダイス31、熔接クラ
ンプシューダイス32、出側ダイス33は熔接後の管1
を直ちに冷却する放熱部を兼用している。
【0015】次に、上記の管の継ぎ目部熔接装置の作用
を図5ないし図12を参照して説明する。
を図5ないし図12を参照して説明する。
【0016】(1)図5に示すように、図示しないワー
ク支持部に乗せたワーク(管)Wをその先端側から搬送
部20および芯金支持部に水平状態に支持された芯金1
0の小径部12に被せる。この時、芯金10の後端の爪
部13はワークWを被せる方向に倒れ抵抗を起こさな
い。そして、図6に示すように、ワークWの後端部から
芯金10の爪部13が突出して爪部13が起立する。
ク支持部に乗せたワーク(管)Wをその先端側から搬送
部20および芯金支持部に水平状態に支持された芯金1
0の小径部12に被せる。この時、芯金10の後端の爪
部13はワークWを被せる方向に倒れ抵抗を起こさな
い。そして、図6に示すように、ワークWの後端部から
芯金10の爪部13が突出して爪部13が起立する。
【0017】(2)図7に示すように、搬送部20の左
右の駆動部21、22を駆動させ、芯金10を一方向に
搬送すると、芯金10の後端の爪部13によって係止さ
れたワークWは入側ダイス31を通って先端部が熔接部
30の直下に搬送される。この時からワークWの先端部
からの継ぎ目部2の熔接が開始される。
右の駆動部21、22を駆動させ、芯金10を一方向に
搬送すると、芯金10の後端の爪部13によって係止さ
れたワークWは入側ダイス31を通って先端部が熔接部
30の直下に搬送される。この時からワークWの先端部
からの継ぎ目部2の熔接が開始される。
【0018】(3)図8に示すように、ワークWの先端
部が搬送部20の始点に到達すると、ワークWの先端部
が各駆動部21、22の把持部25によって把持され、
各駆動部21、22の搬送力が芯金10とワークWに同
時に伝達され、芯金10と同時にワークWが同一方向に
搬送開始される。その間、ワークWの継ぎ目部2が熔接
される。
部が搬送部20の始点に到達すると、ワークWの先端部
が各駆動部21、22の把持部25によって把持され、
各駆動部21、22の搬送力が芯金10とワークWに同
時に伝達され、芯金10と同時にワークWが同一方向に
搬送開始される。その間、ワークWの継ぎ目部2が熔接
される。
【0019】(4)図9に示すように、ワークWの先端
部が搬送部20の終点に到達すると、ワークWの前に位
置する芯金10は各駆動部21、22の把持部25から
離れ、ワークWにのみ各駆動部21、22の駆動力が伝
達される。芯金10の動きは停止し、図10に示すよう
に、ワークWのみが一方向に搬送される。なお、ワーク
Wの管内摩擦によって芯金10が引きずられないよう
に、芯金10の端部に環着したリング16に突起16a
を設けてストッパー17に当てるようにしてもよい。
部が搬送部20の終点に到達すると、ワークWの前に位
置する芯金10は各駆動部21、22の把持部25から
離れ、ワークWにのみ各駆動部21、22の駆動力が伝
達される。芯金10の動きは停止し、図10に示すよう
に、ワークWのみが一方向に搬送される。なお、ワーク
Wの管内摩擦によって芯金10が引きずられないよう
に、芯金10の端部に環着したリング16に突起16a
を設けてストッパー17に当てるようにしてもよい。
【0020】(5)ワークWの後端まで継ぎ目部2の熔
接が終了したら、ワークWは搬送部20の下流側に排出
される。ワークWの排出後は、図11および図12に示
すように、搬送部20の駆動部21、22を逆駆動して
芯金10を元の位置まで戻し、次のワークWの熔接に備
える。
接が終了したら、ワークWは搬送部20の下流側に排出
される。ワークWの排出後は、図11および図12に示
すように、搬送部20の駆動部21、22を逆駆動して
芯金10を元の位置まで戻し、次のワークWの熔接に備
える。
【0021】本実施例においては、以下の効果を奏す
る。
る。
【0022】(a) ワークWは搬送部20の駆動部2
1、22によって搬送するが、搬送の精度を入側ダイス
31、熔接クランプシューダイス32、出側ダイス33
によって得るようにしているため、極めて簡単な構造で
ワークWの走行精度を得ることができ、継ぎ目部2の熔
接を精度よく行うことができる。このため、1品ごとの
ワークWの熔接具合の点検調整もほぼ不要となる。
1、22によって搬送するが、搬送の精度を入側ダイス
31、熔接クランプシューダイス32、出側ダイス33
によって得るようにしているため、極めて簡単な構造で
ワークWの走行精度を得ることができ、継ぎ目部2の熔
接を精度よく行うことができる。このため、1品ごとの
ワークWの熔接具合の点検調整もほぼ不要となる。
【0023】(b)芯金10先端のガス供給孔から芯金
10にシールガスを供給し、このシールガスを芯金のガ
ス噴出孔を通してワークW内部に供給することができ、
容易かつ効果的なシールガスの供給ができる。
10にシールガスを供給し、このシールガスを芯金のガ
ス噴出孔を通してワークW内部に供給することができ、
容易かつ効果的なシールガスの供給ができる。
【0024】(c)従来のような押込み機構で後ろから
ワークWを押し込み、次に熔接完了部を前からエアチャ
ック等の引っ張り機構で把持して引き出す方向に比べる
と、本実施例は、始めに芯金の搬送によってワークWを
熔接部に引き込み、次に芯金と同時にワークWを同一方
向に搬送し、最後にワークのみを同一方向に搬送してワ
ークWの全体に亙って熔接作業を行うようにしている。
したがって、ワークWが常に同一方向に同一の力で連続
して搬送されることとなっている。その結果、従来のよ
うな押し出し機構と引っ張り機構との間で生じる速度差
の問題や、両機構間でワークWを受け渡しする際に力の
不連続部(つなぎ目)が生じる問題がなくなる。したが
って、ワークWに熔接欠陥が生ぜず、高い熔接精度およ
び高い熔接品質を得ることができる。
ワークWを押し込み、次に熔接完了部を前からエアチャ
ック等の引っ張り機構で把持して引き出す方向に比べる
と、本実施例は、始めに芯金の搬送によってワークWを
熔接部に引き込み、次に芯金と同時にワークWを同一方
向に搬送し、最後にワークのみを同一方向に搬送してワ
ークWの全体に亙って熔接作業を行うようにしている。
したがって、ワークWが常に同一方向に同一の力で連続
して搬送されることとなっている。その結果、従来のよ
うな押し出し機構と引っ張り機構との間で生じる速度差
の問題や、両機構間でワークWを受け渡しする際に力の
不連続部(つなぎ目)が生じる問題がなくなる。したが
って、ワークWに熔接欠陥が生ぜず、高い熔接精度およ
び高い熔接品質を得ることができる。
【0025】(d)本実施例は、搬送部20の駆動部2
1、22がチェーン駆動とされ、機械的に搬送方向が切
り替わる仕組みであるから、エアシリンダ機のソレノイ
ドバルブ等のシーケンス電気制御による切り替えが不要
である。したがって、装置の簡素化を図ることができ
る。
1、22がチェーン駆動とされ、機械的に搬送方向が切
り替わる仕組みであるから、エアシリンダ機のソレノイ
ドバルブ等のシーケンス電気制御による切り替えが不要
である。したがって、装置の簡素化を図ることができ
る。
【0026】(e)芯金は、芯金本体を取り替え可能と
して、芯金本体をワークの内径に応じて数種類用意して
ユニット化すれば、一つの芯金で数種類のワークに対応
させることができる。
して、芯金本体をワークの内径に応じて数種類用意して
ユニット化すれば、一つの芯金で数種類のワークに対応
させることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る管の
継ぎ目部熔接装置によれば、搬送部による芯金の搬送に
よって熔接対象の管を熔接部に引き込むとともに、管の
継ぎ目部を熔接しながら芯金と同時に搬送し、最後に管
のみを同一方向に搬送する構成としたから、管全体に亙
って継ぎ目部の熔接を高精度および高品質でしかも効率
よく行うことができる。このため、管ごとの熔接具合の
点検調整もほぼ不要となる。さらに搬送部に力の不連続
部が形成されないため、熔接欠陥が生ぜず、熔接精度お
よび熔接品質をより一層高いものとすることができる。
しかも、かかる効果を簡易な構造で得ることができる。
継ぎ目部熔接装置によれば、搬送部による芯金の搬送に
よって熔接対象の管を熔接部に引き込むとともに、管の
継ぎ目部を熔接しながら芯金と同時に搬送し、最後に管
のみを同一方向に搬送する構成としたから、管全体に亙
って継ぎ目部の熔接を高精度および高品質でしかも効率
よく行うことができる。このため、管ごとの熔接具合の
点検調整もほぼ不要となる。さらに搬送部に力の不連続
部が形成されないため、熔接欠陥が生ぜず、熔接精度お
よび熔接品質をより一層高いものとすることができる。
しかも、かかる効果を簡易な構造で得ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す管の継ぎ目部熔接装置
の平面図である。
の平面図である。
【図2】同装置の熔接部における正断面図である。
【図3】同装置の正断面図である。
【図4】同装置の芯金の正断面図である。
【図5】同装置の作用を示す概略図である。
【図6】同装置の作用を示す概略図である。
【図7】同装置の作用を示す概略図である。
【図8】同装置の作用を示す概略図である。
【図9】同装置の作用を示す概略図である。
【図10】同装置の作用を示す概略図である。
【図11】同装置の作用を示す概略図である。
【図12】同装置の作用を示す概略図である。
1 管 10 芯金 20 搬送部 30 熔接部 W ワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21C 37/08 B23K 37/02 B23K 37/053 B23K 37/06
Claims (1)
- 【請求項1】 薄肉板を筒状に成形して成る管の継ぎ目
部を熔接部によって熔接する装置において、熔接対象の
管の内側に自身の一部が挿入されかつ係止部を介して当
該管を係止する芯金と、この芯金を一方向に搬送して前
記管を前記熔接部に引き込む搬送部とを具備し、この搬
送部は、前記管の先端が前記搬送部の始点に到達すると
当該管および前記芯金を一方向に同時に搬送し、前記管
の先端が前記搬送部の終点に到達すると当該管のみに搬
送力を伝達する構成とされていることを特徴とする管の
継ぎ目部熔接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324816A JP3033302B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 管の継ぎ目部熔接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324816A JP3033302B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 管の継ぎ目部熔接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05169139A JPH05169139A (ja) | 1993-07-09 |
JP3033302B2 true JP3033302B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=18169994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3324816A Expired - Lifetime JP3033302B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 管の継ぎ目部熔接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033302B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101304976B1 (ko) * | 2013-04-16 | 2013-09-06 | 대원강업주식회사 | 압축선스프링 연마장치 |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP3324816A patent/JP3033302B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05169139A (ja) | 1993-07-09 |
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