JP3033278B2 - ロータリエンコーダ - Google Patents

ロータリエンコーダ

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JP3033278B2
JP3033278B2 JP3240996A JP24099691A JP3033278B2 JP 3033278 B2 JP3033278 B2 JP 3033278B2 JP 3240996 A JP3240996 A JP 3240996A JP 24099691 A JP24099691 A JP 24099691A JP 3033278 B2 JP3033278 B2 JP 3033278B2
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signals
encoder
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浩二 吉岡
裕明 玉江
恵市 冨士川
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体の回転位置を検
出するためのロータリエンコーダに関し、特に3相AC
サーボモータに組み込まれて使用されるインクリメンタ
ルエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】各種機械の駆動用に使われるサーボモー
タには、ブラシ付きのDCサーボモータとブラシのない
ACサーボモータ(DCブラシレスサーボモータ)があ
り、近年モータ保守の容易さからACサーボモータの需
要が増している。サーボ系の位置検出器にもさまざまな
種類があるが、近年サ−ボモータに組み込まれて使用さ
れるロータリエンコーダが普及している。ACサーボモ
ータに組み込まれるエンコーダはインクリメンタルエン
コーダとアブソリュートエンコーダに大別される。イン
クリメンタルエンコーダは各種機械のACサーボモータ
に取付けられ広く使用されており、ACサーボ用エンコ
ーダとして主流を占めている。一方アブソリュートエン
コーダは原点復帰動作が不要なことから多関節ロボット
をはじめとする大型のロボット用サーボモータなどに普
及している。以下に従来のインクリメンタルエンコーダ
について説明する。図7は従来のインクリメンタルエン
コーダの構成を示している。図において、71は発光素
子、72は回転スリット板、73は受光素子、74は波
形整形回路、75は信号伝送回路である。出力信号は図
8に示すように、回転方向が判別できるように互いに9
0度の位相差を有するA,B2相の信号と、1回転1パ
ルスの原点基準Z信号と、ACサ−ボモ−タの相励磁切
り換えのためのコミュテ−ション信号U,V,Wを備え
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、出力信号線の数が多いため、量産性が悪
く、機器への誤配線,信号線自身の断線も起こりやすい
という問題点があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、エンコーダの出力信号線の数を減らし、量産性が高
く信頼性の高いインクリメンタルエンコーダを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインクリメンタルエンコーダは、90度の位
相差を有するA,B2相のインクリメンタル信号および
1回転中の原点を示す基準信号Zおよび3相ACサーボ
モータの相励磁切り換え信号(コミュテーション信号)
U,V,Wとを出力する波形整形回路と、上記U,V,
W,Zの4信号を入力しZ信号がアクティブでないとき
はU,V,Wの3ビット信号を、Z信号がアクティブな
ときは000または111の3ビット信号を出力するビ
ット変換回路と、このビット変換回路が出力する上記3
ビットの信号をシリアル変換して出力するパラレル/シ
リアル変換回路とを備えている。
【0006】
【作用】この構成によって、Z,U,V,W相の信号を
3ビット信号としてシリアルに1回線で電送できるため
エンコーダからの出力信号数を減らすことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の全体構成を示す機能ブロック
図である。本回路は発光素子11、回転スリット板1
2、受光素子13、波形整形回路14、ビット変換回路
15、パラレル/シリアル変換回路16と信号伝送回路
17により構成される。上記構成により従来のインクリ
メンタルエンコーダと同様に発光素子11、回転スリッ
ト板12、波形整形回路14を通して得られるインクリ
メンタル信号A,Bと原点信号Zと3相励磁切り換え信
号U,V,WのうちZ,U,V,Wの4信号はビット変
換回路15により、図1においてZ信号がアクティブな
ときはC1,C2,C3が0,0,0または1,1,1
のビットの信号に変換される。その具体例として図2に
ビット変換回路15を示す。これはZ,U,V,Wの4
信号をこれらの情報を含んだ3ビット信号に変換する回
路である。また図3はこのとき生成される信号のタイミ
ングパターン図である。図3の上部4信号は本回路に入
力されるZ,U,V,Wの4信号を示すものである。下
部3信号C1,C2,C3は本回路によりエンコードさ
れた情報ビットパターンを示す。そしてここから出た3
ビットのパラレル信号をパラレル/シリアル変換回路1
6によってシリアル信号Cに変換し、信号伝送回路17
よりインクリメンタル信号A,B2回線とZ,U,V,
Wの4信号の情報を持ったシリアル信号Cの1回線の合
計3回線によってエンコーダ信号の伝送を行う。以上の
ような構成のロータリエンコーダにより、従来6信号を
伝送するために差動出力方式を用いた場合、電源を含め
合計14本の電線が必要であるが、この方式では電源を
含めて3信号の伝送だけであるので、合計8本の電線で
構成することが可能となる。
【0008】本発明のエンコーダ信号を受信するには専
用の受信回路が必要である。図4に上記エンコーダ送信
回路に対応する受信回路の実施例を示す。本回路はイン
クリメンタル信号インターフェース部42、シリアル信
号インターフェース部43、シリアル/パラレル変換回
路44、デコード回路45により構成される。エンコー
ダ41から出力したインクリメンタル信号はそのままイ
ンクリメンタル信号インターフェース部42によって電
圧変換され出力する。一方エンコーダから出力したC信
号はシリアル信号インターフェース部43によって電圧
変換された後、シリアル/パラレル変換回路44によっ
てシリアル−パラレル変換され、パラレルC1,C2,
C3のデータとなる。このデータC1,C2,C3をデ
コーダ回路45によって図5に示す内部ROMテーブル
によってデコードし、元のZ,U,V,Wの信号に変換
する。
【0009】図6は本受信回路のCW方向およびCCW
方向時のデコード例を示す。Z信号が検出された時はエ
ンコーダ側より送信される信号は000のパターンを持
つが、受信側でデコードされるU,V,Wの各信号はZ
信号検出前の信号を保持する形で出力される。この例で
はU相の位相遅れが生じるが、Z相信号幅は3相励磁切
り換え信号U,V,Wに比べて機械角で小さいため、モ
ータトルクへの影響は少ない。
【0010】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本エンコー
ダの送受信の回路は3相励磁信号の信号パターンが、ハ
ミング距離が1であること、また000および111の
パターンを持たないといった性質があるので、シリアル
通信信号に特別に検査符号を付加する必要がなく、最小
限の伝送ビットパターンで送受信でき、高速応答性に優
れる特徴を有する。また従来14本必要としていた信号
線の数を8本にまで削減することができ、量産性と信頼
性を高めたロータリエンコーダを実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクリメンタルエンコーダの回路構
成図
【図2】ビット変換回路の回路図
【図3】本発明のインクリメンタルエンコーダの動作波
形図
【図4】本発明のインクリメンタルエンコーダ信号の受
信側回路図
【図5】3ビット情報信号デコード回路の回路図
【図6】本発明のインクリメンタルエンコーダ信号の受
信信号図
【図7】従来のインクリメンタルエンコーダの回路構成
【図8】従来のインクリメタルエンコーダの信号波形図
【符号の説明】
14 波形整形回路 15 ビット変換回路 16 パラレル/シリアル変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−305317(JP,A) 特開 平2−204899(JP,A) 特開 平3−210422(JP,A) 実開 平3−36914(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01B 7/00 - 7/34 G01B 11/00 - 11/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 90度の位相差を有するA,B2相のイ
    ンクリメンタル信号および1回転中の原点を示す基準信
    号Zおよび3相ACサーボモータの相励磁切り換え信号
    (コミュテーション信号)U,V,Wとを出力する波形
    成形回路と、上記U,V,W,Zの4信号を入力しZ信
    号がアクティブでないときはU,V,Wの3ビット信号
    を、Z信号がアクティブなときは000または111の
    3ビット信号を出力するビット変換回路と、ビット変換
    回路が出力する上記3ビットの信号をシリアル変換して
    出力するパラレル/シリアル変換回路とを備えたロータ
    リエンコーダ。
JP3240996A 1991-09-20 1991-09-20 ロータリエンコーダ Expired - Fee Related JP3033278B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101345305B1 (ko) 2011-11-23 2013-12-27 주식회사 트론 자극 검출 소자 및 이를 이용한 엔코더

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