JP3032941B2 - 歯科インプラント - Google Patents
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- A61C8/005—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
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- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
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- A61B17/66—Alignment, compression or distraction mechanisms
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- A61B17/666—Alignment, compression or distraction mechanisms for jaw bones, e.g. subcutaneous distractors with external access for alveolar distraction
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、義歯や鋳造冠等の歯科
補綴物を固定するため、下顎又は上顎の骨内に埋め込ん
で固定される歯科インプラントに関するものである。
補綴物を固定するため、下顎又は上顎の骨内に埋め込ん
で固定される歯科インプラントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】骨内に埋め込まれるフィクスチャ−部
と、該フィクスチャ−の先端部に取り付けられるアバッ
トメント部とを備え、義歯等の歯科補綴物を固定するた
めに使用される歯科インプラントとして、従来、種々の
形状と長さを持つものが知られている。これら従来のイ
ンプラントは、骨への埋入部分が単一の構造で、その埋
入方法から1回法と2回法構造に分けられている。1回
法用インプラントは、口腔内に露出する支台(アバット
メント)を持つもので、2回法用インプラントは、この
支台を持たず、一定期間後に支台を装着するものであ
る。
と、該フィクスチャ−の先端部に取り付けられるアバッ
トメント部とを備え、義歯等の歯科補綴物を固定するた
めに使用される歯科インプラントとして、従来、種々の
形状と長さを持つものが知られている。これら従来のイ
ンプラントは、骨への埋入部分が単一の構造で、その埋
入方法から1回法と2回法構造に分けられている。1回
法用インプラントは、口腔内に露出する支台(アバット
メント)を持つもので、2回法用インプラントは、この
支台を持たず、一定期間後に支台を装着するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インプラントは、それを埋め込むためにかなりの骨量を
必要としたので、例えば、老齢によって萎縮した上下歯
槽骨等、垂直的骨欠損に対して、インプラントを埋入す
るだけの骨量がない場合は、必要量の骨移植を行なわな
い限り、インプラントによる治療を断念しなければなら
なかった。
インプラントは、それを埋め込むためにかなりの骨量を
必要としたので、例えば、老齢によって萎縮した上下歯
槽骨等、垂直的骨欠損に対して、インプラントを埋入す
るだけの骨量がない場合は、必要量の骨移植を行なわな
い限り、インプラントによる治療を断念しなければなら
なかった。
【0004】一方、ロシアの医学者であるイリザロフ
(Ilizarov G.A.)が1988年に記載し
たデイストラクション オステオジェネシス(Dist
raction Osteogenesis)は、骨と
軟組織の形態修正に35年以上の良好な成績をおさめ、
変形治療や短縮症など骨の長さの異常に対する治療に応
用できるとして注目を浴びている。この方法は、整形外
科領域だけでなく、顎口腔領域でも、垂直的な骨増量に
は応用されていないものの、下顎の長さや、幅径の改善
に応用可能とされ、実験的に検討されている。
(Ilizarov G.A.)が1988年に記載し
たデイストラクション オステオジェネシス(Dist
raction Osteogenesis)は、骨と
軟組織の形態修正に35年以上の良好な成績をおさめ、
変形治療や短縮症など骨の長さの異常に対する治療に応
用できるとして注目を浴びている。この方法は、整形外
科領域だけでなく、顎口腔領域でも、垂直的な骨増量に
は応用されていないものの、下顎の長さや、幅径の改善
に応用可能とされ、実験的に検討されている。
【0005】このように、実質的骨欠損や骨の変形治
療、萎縮に対して、骨形態を回復させるために骨量の増
量を計るという発想は、医学分野で多くの可能性を持っ
ている。この考えは、連続的刺激力(Continuo
us stimulatingforce)に骨造成能
や粘膜増量能があるという概念に基づいたDistra
ction Osteogenesisという独創的な
アイデアを礎としているのである。
療、萎縮に対して、骨形態を回復させるために骨量の増
量を計るという発想は、医学分野で多くの可能性を持っ
ている。この考えは、連続的刺激力(Continuo
us stimulatingforce)に骨造成能
や粘膜増量能があるという概念に基づいたDistra
ction Osteogenesisという独創的な
アイデアを礎としているのである。
【0006】一方、歯科インプラントの臨床、研究で
は、現在に至るまで、骨造成を行なうという上記発想は
なく、いずれも与えられた骨に対してインプラント体を
埋入することしか行なわれていない。そこで本発明は、
一義的な骨移植を行なわなくても、上記Distrac
tion Osteogenesisのアイデアを応用
して、インプラント埋め込みに必要な骨量を確保または
造成し、口腔内にしっかりと固定することのできる歯科
インプラントを提供することを課題としている。
は、現在に至るまで、骨造成を行なうという上記発想は
なく、いずれも与えられた骨に対してインプラント体を
埋入することしか行なわれていない。そこで本発明は、
一義的な骨移植を行なわなくても、上記Distrac
tion Osteogenesisのアイデアを応用
して、インプラント埋め込みに必要な骨量を確保または
造成し、口腔内にしっかりと固定することのできる歯科
インプラントを提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる歯科インプラントは、骨内に固定されるフィク
スチャ−部が、複数の部材を長さ調節可能に結合して構
成されていることを特徴としている。具体的には、雌ね
じを有する筒状の外部材に、雄ねじを有する棒状の中部
材を螺着一体化した構造とするのが好ましい。
め、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる歯科インプラントは、骨内に固定されるフィク
スチャ−部が、複数の部材を長さ調節可能に結合して構
成されていることを特徴としている。具体的には、雌ね
じを有する筒状の外部材に、雄ねじを有する棒状の中部
材を螺着一体化した構造とするのが好ましい。
【0008】
【作用】本発明のインプラントは、フィクスチャ−部を
上顎骨又は下顎骨に埋め込むとともに、適当な時期にそ
の長さを伸ばして、骨表面の粘膜をテント状に持ちあげ
ることにより、骨造成能や粘膜増量能があるConti
nuous stimulating forceを作
用させて、粘膜を持ちあげた空間部分のインプラント周
囲に生理的な骨誘導を行なうことができる。このため、
特別な骨移植をしなくてもインプラント周囲に必要な量
の骨が造成され、インプラントを強固に保持できるので
ある。
上顎骨又は下顎骨に埋め込むとともに、適当な時期にそ
の長さを伸ばして、骨表面の粘膜をテント状に持ちあげ
ることにより、骨造成能や粘膜増量能があるConti
nuous stimulating forceを作
用させて、粘膜を持ちあげた空間部分のインプラント周
囲に生理的な骨誘導を行なうことができる。このため、
特別な骨移植をしなくてもインプラント周囲に必要な量
の骨が造成され、インプラントを強固に保持できるので
ある。
【0009】
【実施例】以下、図面に表された本発明の実施例につい
て具体的に説明する。本実施例では、フィクスチャー部
の可変構造を外部材の雌ネジに螺合する雄ネジが切られ
た棒状の中部材を備えた2重ネジ構造で示した具体例と
して示す。図1乃至図4は本発明の1実施例としての上
顎用インプラントSを表すもので、この上顎用インプラ
ントSは、ねじ式に結合される外部材1と中部材2、及
び外部材の下側の端部に取り付け可能なアバットメント
(支台)3及びヒ−リングキャップ4を備えている。
て具体的に説明する。本実施例では、フィクスチャー部
の可変構造を外部材の雌ネジに螺合する雄ネジが切られ
た棒状の中部材を備えた2重ネジ構造で示した具体例と
して示す。図1乃至図4は本発明の1実施例としての上
顎用インプラントSを表すもので、この上顎用インプラ
ントSは、ねじ式に結合される外部材1と中部材2、及
び外部材の下側の端部に取り付け可能なアバットメント
(支台)3及びヒ−リングキャップ4を備えている。
【0010】外部材1は、下側端部が開口し、上側端部
に内向フランジ5が設けられた筒状体として形成され、
前記内向フランジ5の中央部には雌ねじ6が切られたね
じ穴7が設けられている。また、外部材1の下部内周部
には、ヒ−リングキャップ4またはアバットメント3を
螺着するための取付用雌ねじ部8が設けられている。外
部材1の下端部には、六角ナット部9が設けられてい
る。
に内向フランジ5が設けられた筒状体として形成され、
前記内向フランジ5の中央部には雌ねじ6が切られたね
じ穴7が設けられている。また、外部材1の下部内周部
には、ヒ−リングキャップ4またはアバットメント3を
螺着するための取付用雌ねじ部8が設けられている。外
部材1の下端部には、六角ナット部9が設けられてい
る。
【0011】中部材2は、外周部に雄ねじ10の切られ
た棒体の上端部に上端部材11が設けられ、下端部には
一文字状(十文字状でもよい)のドライバ−係合用溝1
2が切られた端部材13が一体に設けられている。
た棒体の上端部に上端部材11が設けられ、下端部には
一文字状(十文字状でもよい)のドライバ−係合用溝1
2が切られた端部材13が一体に設けられている。
【0012】この上顎用インプラントSは、図5に示す
ように、人の上顎骨Uに外部材1を口腔内から埋め込
み、これにねじ込まれている中部材3をドライバ−で回
して、その上端部を上方へ突出させる。外部材1の下端
部にはヒ−リングキャップ4を螺着しておく。すると、
中部材の上端部が上顎洞Cの内部へ突出し、その上端部
材11で粘膜Nを持ち上げる。このため、持ち上げられ
た粘膜と上顎骨Uの間に空間部が形成される。図中、I
は従来のインプラントであり、Dは下顎骨、Gは眼球で
ある。また、Tは、口腔内面の粘膜であり、施術時に
は、この粘膜Tを切り開いてインプラントを埋め込む。
ように、人の上顎骨Uに外部材1を口腔内から埋め込
み、これにねじ込まれている中部材3をドライバ−で回
して、その上端部を上方へ突出させる。外部材1の下端
部にはヒ−リングキャップ4を螺着しておく。すると、
中部材の上端部が上顎洞Cの内部へ突出し、その上端部
材11で粘膜Nを持ち上げる。このため、持ち上げられ
た粘膜と上顎骨Uの間に空間部が形成される。図中、I
は従来のインプラントであり、Dは下顎骨、Gは眼球で
ある。また、Tは、口腔内面の粘膜であり、施術時に
は、この粘膜Tを切り開いてインプラントを埋め込む。
【0013】この状態で適当な期間(例えば6か月間)
放置すると、図6に示すように、上顎洞Cの内部へ持ち
上げられた粘膜Nの下側の空間部分に骨が造成されて、
インプラントの中部材2も骨に埋め込まれた状態とな
り、インプラントSが強固に固定されるのである。すな
わち、上記外部材1と中部材2とは、骨内に埋め込まれ
るフィクスチャー部を構成する。この状態となったら、
外部材1の開口部の螺子部にアバットメント(支台)3
を口腔内の粘膜Tの外側に露出するように螺着する。こ
のアバットメント3を利用して、義歯等の補綴物を取り
付ければよい。アバットメントの取り付け法として溶接
法を採用することもできる。
放置すると、図6に示すように、上顎洞Cの内部へ持ち
上げられた粘膜Nの下側の空間部分に骨が造成されて、
インプラントの中部材2も骨に埋め込まれた状態とな
り、インプラントSが強固に固定されるのである。すな
わち、上記外部材1と中部材2とは、骨内に埋め込まれ
るフィクスチャー部を構成する。この状態となったら、
外部材1の開口部の螺子部にアバットメント(支台)3
を口腔内の粘膜Tの外側に露出するように螺着する。こ
のアバットメント3を利用して、義歯等の補綴物を取り
付ければよい。アバットメントの取り付け法として溶接
法を採用することもできる。
【0014】このインプラントSは、従来の分類によれ
ば2回法用インプラントに含まれるが、骨内での維持を
もとに開発されたインプラント体の構造や骨親和性を追
求している材料学的な従来のインプラントとは病理生理
学的および構造学的に発想を異にしている。すなわち、
このインプラントは、Continuous stim
ulating forceが骨造成能や粘膜増量能が
あるという概念に基づいたDistraction O
steogenesisという独創的なアイデアを基に
するもので、骨量が少ない上顎骨で逆に固有の上顎洞を
狭くすることで骨量の造成を計る設計となっている。
ば2回法用インプラントに含まれるが、骨内での維持を
もとに開発されたインプラント体の構造や骨親和性を追
求している材料学的な従来のインプラントとは病理生理
学的および構造学的に発想を異にしている。すなわち、
このインプラントは、Continuous stim
ulating forceが骨造成能や粘膜増量能が
あるという概念に基づいたDistraction O
steogenesisという独創的なアイデアを基に
するもので、骨量が少ない上顎骨で逆に固有の上顎洞を
狭くすることで骨量の造成を計る設計となっている。
【0015】そして、独創的な2重螺子構造を持ち、イ
ンプラント自体の長さを変えることができるもので、理
論的には、当初埋入した状態の約2倍程度にまで伸ばす
ことができる。さらに、中部材が上顎洞粘膜を挙上でき
るため、その周囲に骨誘導を行なえるという優れた特徴
を持つ。中部材は、その構造上、骨内でアンカ−の役目
を果たす。しかもこのインプラントは、上顎洞側、口腔
側ともに皮質骨に囲まれたBicortical St
ructureを持つことができるため、良好な維持力
を発揮できるのである。
ンプラント自体の長さを変えることができるもので、理
論的には、当初埋入した状態の約2倍程度にまで伸ばす
ことができる。さらに、中部材が上顎洞粘膜を挙上でき
るため、その周囲に骨誘導を行なえるという優れた特徴
を持つ。中部材は、その構造上、骨内でアンカ−の役目
を果たす。しかもこのインプラントは、上顎洞側、口腔
側ともに皮質骨に囲まれたBicortical St
ructureを持つことができるため、良好な維持力
を発揮できるのである。
【0016】つぎに、図7、図8は、下顎用インプラン
トBの実施例をあらわす。このインプラントBは、外部
材21、中部材22、ヒ−リングキャップ23および端
部材24を備えている。外部材21は上下に開口する筒
状であり、外周面には比較的目の粗い雄ねじ27が、ま
た、内周面には比較的目の細かい雌ねじ28がそれぞれ
切られている。外部材21の下端部には、ラッパ状の案
内部29が設けられている。
トBの実施例をあらわす。このインプラントBは、外部
材21、中部材22、ヒ−リングキャップ23および端
部材24を備えている。外部材21は上下に開口する筒
状であり、外周面には比較的目の粗い雄ねじ27が、ま
た、内周面には比較的目の細かい雌ねじ28がそれぞれ
切られている。外部材21の下端部には、ラッパ状の案
内部29が設けられている。
【0017】中部材22は、外周部に前記外部材の雌ね
じ28に螺合する雄ねじ31が切られた棒状に形成さ
れ、その上端部にはヒ−リングキャップ23が、また、
下端部には端部材24がそれぞれ螺着される。ヒ−リン
グキャップ23の形状は、前記インプラントSにおける
ものとほぼ同様であり、端部材24には、ドライバ−係
合用の溝(一文字または十文字)32が形成されてい
る。
じ28に螺合する雄ねじ31が切られた棒状に形成さ
れ、その上端部にはヒ−リングキャップ23が、また、
下端部には端部材24がそれぞれ螺着される。ヒ−リン
グキャップ23の形状は、前記インプラントSにおける
ものとほぼ同様であり、端部材24には、ドライバ−係
合用の溝(一文字または十文字)32が形成されてい
る。
【0018】このインプラントBは、図9に示すよう
に、中部材22を螺着した外部材21を下顎骨Dに埋め
込む。このとき、中部材に取り付けられたヒ−リングキ
ャップ23が外部材21の上端部に殆ど密着する状態ま
で、中部材22を外部材21にねじ込んでおく。この埋
め込み直後は、ヒ−リングキャップ23が若干口腔内の
粘膜Tを持ち上げ、中部材22の下端部に取り付けられ
ている端部材24が顎の下側の皮膚Lを押し下げた状態
となる。このため、中部材が皮下直下に位置し、触診で
きる。この状態で適当期間(例えば約2週間)観察す
る。
に、中部材22を螺着した外部材21を下顎骨Dに埋め
込む。このとき、中部材に取り付けられたヒ−リングキ
ャップ23が外部材21の上端部に殆ど密着する状態ま
で、中部材22を外部材21にねじ込んでおく。この埋
め込み直後は、ヒ−リングキャップ23が若干口腔内の
粘膜Tを持ち上げ、中部材22の下端部に取り付けられ
ている端部材24が顎の下側の皮膚Lを押し下げた状態
となる。このため、中部材が皮下直下に位置し、触診で
きる。この状態で適当期間(例えば約2週間)観察す
る。
【0019】上記観察期間が経過したら、以後は中部材
22を毎日少量(例えば約2mm)づつねじ込んで行
く。図10は、術後約1か月経過後の状態をあらわすも
ので、約2週間で中部材22は皮下直下から口腔側へ刺
し込まれ、口腔粘膜Tが伸展されている。この状態で約
6か月観察する。
22を毎日少量(例えば約2mm)づつねじ込んで行
く。図10は、術後約1か月経過後の状態をあらわすも
ので、約2週間で中部材22は皮下直下から口腔側へ刺
し込まれ、口腔粘膜Tが伸展されている。この状態で約
6か月観察する。
【0020】図11は術6か月後の状態をあらわすもの
で、インプラントBの周囲に骨の新生が観察される。
で、インプラントBの周囲に骨の新生が観察される。
【0021】図12はインプラントBの周囲に骨が造成
され、該インプラントがしっかりと保持された状態をあ
らわすもので、ヒ−リングキャップを取り外して、粘膜
Tの外側の口腔内に突出するアバットメント25が取り
付けられている。このアバットメントに義歯や鋳造冠等
を取り付ける。
され、該インプラントがしっかりと保持された状態をあ
らわすもので、ヒ−リングキャップを取り外して、粘膜
Tの外側の口腔内に突出するアバットメント25が取り
付けられている。このアバットメントに義歯や鋳造冠等
を取り付ける。
【0022】この下顎用インプラントBは、初回手術時
に口腔内からのみの操作しかいらず、皮膚面に大きな切
開を加える必要がない。また、2次手術時にも、Con
tinuous stimulating force
を加えるためのねじの回転に必要な僅かな量の皮膚切開
しか必要でない。中部材が、その構造上、骨内でアンカ
−の役目を果たすこと、および、皮質骨に囲まれたBi
cortical Structureを持つことがで
きるため、良好な維持力を発揮できることも上記上顎用
インプラントSの場合と同様である。なお、図示例では
口腔内の骨を造成したが、このインプラントBを逆向き
に埋め込むことにより、下顎下縁に骨造成を行うことも
できる。
に口腔内からのみの操作しかいらず、皮膚面に大きな切
開を加える必要がない。また、2次手術時にも、Con
tinuous stimulating force
を加えるためのねじの回転に必要な僅かな量の皮膚切開
しか必要でない。中部材が、その構造上、骨内でアンカ
−の役目を果たすこと、および、皮質骨に囲まれたBi
cortical Structureを持つことがで
きるため、良好な維持力を発揮できることも上記上顎用
インプラントSの場合と同様である。なお、図示例では
口腔内の骨を造成したが、このインプラントBを逆向き
に埋め込むことにより、下顎下縁に骨造成を行うことも
できる。
【0023】なお、下顎用のインプラントとしては、上
記口腔内から埋め込むタイプのほかに、下顎下縁から皮
膚切開を必要とするタイプのものがあり、このタイプ用
として、図13、14に示すような、それぞれの外部材
を連結できるプレ−トP(Symphysis Pla
te)の使用も可能である。
記口腔内から埋め込むタイプのほかに、下顎下縁から皮
膚切開を必要とするタイプのものがあり、このタイプ用
として、図13、14に示すような、それぞれの外部材
を連結できるプレ−トP(Symphysis Pla
te)の使用も可能である。
【0024】以上に、上顎用、および下顎用のインプラ
ントの具体例を挙げて説明したが、本発明のインプラン
トはこれらの具体例に限定されるものではなく、形状、
寸法とも種々設計変更することができる。上記図示例で
は、外部材と中部材をねじで長さ可変に結合している
が、長さを適宜調節することのできる他の構造を採用す
ることも可能である。また、図示例のような外部材と中
部材の2重構造以外に、3重以上の構造とすることも可
能である。
ントの具体例を挙げて説明したが、本発明のインプラン
トはこれらの具体例に限定されるものではなく、形状、
寸法とも種々設計変更することができる。上記図示例で
は、外部材と中部材をねじで長さ可変に結合している
が、長さを適宜調節することのできる他の構造を採用す
ることも可能である。また、図示例のような外部材と中
部材の2重構造以外に、3重以上の構造とすることも可
能である。
【0025】本発明のインプラントの材質としては、人
体に無害で強度の優れた材料、例えば従来公知のインプ
ラント材料であるチタンやチタン合金等を使用すること
ができる。
体に無害で強度の優れた材料、例えば従来公知のインプ
ラント材料であるチタンやチタン合金等を使用すること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかる歯
科インプラントは、そのフィクスチャ−部の長さが可変
であるから、骨の少ない部分に対しても、これを埋め込
んで粘膜を持ち上げ、その周囲に新たな骨を造成するこ
とが可能となった。本発明は、Continuous
stimulating forceに骨造成能や粘膜
増量能があるという概念に基づいたDistracti
on Osteogenesisという独創的なアイデ
アを利用して、インプラントの周囲に必要な骨を造成
し、該インプラントを強固に保持するもので、従来のイ
ンプラントとは基本的に発想の異なる画期的なものとい
える。
科インプラントは、そのフィクスチャ−部の長さが可変
であるから、骨の少ない部分に対しても、これを埋め込
んで粘膜を持ち上げ、その周囲に新たな骨を造成するこ
とが可能となった。本発明は、Continuous
stimulating forceに骨造成能や粘膜
増量能があるという概念に基づいたDistracti
on Osteogenesisという独創的なアイデ
アを利用して、インプラントの周囲に必要な骨を造成
し、該インプラントを強固に保持するもので、従来のイ
ンプラントとは基本的に発想の異なる画期的なものとい
える。
【図1】中部材の平面図である。
【図2】上顎用インプラントの外部材に中部材およびヒ
−リングキャップを螺着した状態における一部(右半
分)縦断面図である。
−リングキャップを螺着した状態における一部(右半
分)縦断面図である。
【図3】ヒーリングキャップを外した状態における下面
図である。
図である。
【図4】アバットメントを取り付けた状態における縦断
面図である。
面図である。
【図5】上顎用インプラントを上顎骨に埋め込む術直後
の説明図である。
の説明図である。
【図6】その術6か月後の説明図である。
【図7】下顎用インプラントにおけるフィクスチャ−部
の結合状態をあらわす縦断面図である。
の結合状態をあらわす縦断面図である。
【図8】その下面図である。
【図9】下顎用インプラントを下顎骨に埋め込んだ術直
後の説明図である。
後の説明図である。
【図10】その術1か月後の説明図である。
【図11】その術6か月後の説明図である。
【図12】そのアバットメント取り付け状態をあらわす
説明図である。
説明図である。
【図13】外部材連結プレ−トの正面図である。
【図14】その側面図である。
S 上顎用インプラント B 下顎用インプラント U 上顎骨 C 上顎洞 D 下顎骨 1 外部材 2 中部材 3 アバットメント 6 雌ねじ 10 雄ねじ 21 外部材 22 中部材
Claims (2)
- 【請求項1】フィクスチャー部が、上顎骨又は下顎骨に
埋め込んだ状態で、その長さを伸ばして骨表面の粘膜を
持ち上げることができるように、複数の部材を長さ調節
可能に結合して構成されていることを特徴とする歯科イ
ンプラント。 - 【請求項2】フィクスチャー部が、内周部に雌ねじの切
られた筒状の外部材と、該外部材の雌ねじに螺合する雄
ねじが切られた棒状の中部材とを備え、これら外部材と
中部材とが長さ調節可能に螺着一体化されている請求項
1に記載の歯科インプラント。
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-
1995
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