JP3032272B2 - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP3032272B2
JP3032272B2 JP2274868A JP27486890A JP3032272B2 JP 3032272 B2 JP3032272 B2 JP 3032272B2 JP 2274868 A JP2274868 A JP 2274868A JP 27486890 A JP27486890 A JP 27486890A JP 3032272 B2 JP3032272 B2 JP 3032272B2
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征一郎 福島
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は監視装置に関し、詳しくは店舗、倉庫、催事
場などの監視対象を撮像し、その画像を選択的に表示す
る監視装置に関する。
【従来の技術】
従来、この種の監視装置としては、店舗、倉庫、催事
場などの監視対象に数台から十数台ののテレビカメラを
設け、テレビカメラで撮像した画像を監視センター等に
集め、1台もしくは数台のモニタテレビに表示するもの
がある。こうした装置では、多数の画像を所定時間ずつ
切り換えて表示したり、監視センターからの指令に対応
した画像を表示するといった構成をとっている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる監視装置では、たかだかテレビ
カメラの設置台数分の画像しか得られないので、大きな
店舗や催事場などで一括して監視を行なおうとすると、
テレビカメラの設置台数を増やさなければならなかっ
た。また、どのテレビカメラの画像を表示するかを単に
時間もしくは監視センターからの指示によって決めてい
るため、盗難、侵入などの異常事態を的確に画像にとら
えることができないことも考えられた。 本発明は上記問題点を解決し、監視対象の多数の画像
を好適に処理することを目的としてなされた。 かかる目的を達成する本発明の構成について以下説明
する。
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の監視装置は、第1図に例示するよう
に、 店舗、倉庫、工場、催事場などの監視対象を撮像する
複数台の撮像手段M1と、 該撮像手段M1が撮像した画像を表示する監視画像表示
手段M2とを備えた監視装置において、 前記各撮像手段M1について少なくとも撮像方向を含む
撮像条件を変更する撮像条件変更手段M4と、 前記複数台の撮像手段M1毎に、前記撮像条件を複数記
憶する撮像条件記憶手段M5と、 前記監視対象に関連した検出信号を前記撮像条件決定
のために出力する検出信号出力手段M3と、 所定操作がなされると、前記検出信号に替わる信号を
前記撮像条件決定のために出力する操作手段M7と、 前記記憶された複数の撮像条件から前記検出信号と前
記操作手段M7の出力信号のいずれかに対応する条件を呼
び出し、前記撮像条件変更手段M2を駆動して、前記各撮
像手段M1の撮像条件を設定する撮像制御手段M6と を備えたことを特徴とする。 また、本発明の第2の監視装置は、 店舗、倉庫、工場、催事場などの監視対象を撮像する
複数台の撮像手段と、 該撮像手段が撮像した画像を表示する監視画像表示手
段とを備えた監視装置において、 前記各撮像手段について少なくとも撮像方向を含む撮
像条件を変更する撮像条件変更手段と、 前記各撮像手段の複数の前記撮像条件を前記各撮像手
段に対応つけた撮像条件テーブルを、複数記憶する撮像
条件テーブル記憶手段と、 前記監視対象に関連した検出信号を前記撮像条件決定
のために出力する検出信号出力手段と、 前記監視対象の監視状況の切替を決定する切替手段
と、 前記記憶された複数の撮像条件テーブルの一つを前記
監視状況に応じて選択するとともに、該選択された前記
撮像条件テーブルの前記撮像条件から前記検出信号に対
応する条件を呼び出し、前記撮像条件変更手段を駆動し
て、前記各撮像手段の撮像条件を設定する撮像制御手段
と を備えたことを特徴とする。
【作用】
上記構成を有する本発明の第1の監視装置は、監視対
象に関連した検出信号を検出信号出力手段M3が出力する
と、撮像制御手段M6により、この検出信号に対応する撮
像条件を撮像条件記憶手段M5から呼び出し、撮像条件変
更手段M4を駆動して、撮像手段M1の撮像条件を設定す
る。また、操作手段M7が所定操作を経て検出信号に替わ
る信号を出力すると、撮像制御手段M6による撮像条件の
撮像条件記憶手段M5からの呼び出しは、検出信号に替わ
る信号に基づいて行われ、当該信号に対応する撮像条件
が撮像手段M1の撮像条件に設定される。そして、このよ
うにして設定された条件で撮像手段M1が撮像した画像
は、監視画像表示手段M2により表示される。 検出信号出力手段M3が出力する監視対象に関連した検
出信号とは、例えばドアや窓に設置された侵入センサの
検出信号、金庫や陳列ケースの開扉信号、キャッシュデ
ィスペンサや金銭登録機などの使用信号、赤外線等を利
用した火災や侵入者の検出信号、工場で稼働するロボッ
トや加工機の動作信号、ゲーム機械の使用信号など、種
々のものを考えることができる。 検出信号出力手段M3の検出信号に替わる信号として操
作手段M7が所定操作を経て出力する信号とは、監視対象
である店舗、倉庫、工場、催事場などの監視箇所を所定
分解能で指し示すことができるマトリックススイッチ、
例えばタッチパネルから出力される信号とすることがで
きる。 また、本発明の第2の監視装置は、切替手段による監
視状況切替と検出信号出力手段による検出信号の出力を
受けると、撮像制御手段により、監視状況に応じた撮像
条件テーブルの選択と検出信号に対応した撮像条件の呼
び出しとを、撮像条件テーブル記憶手段に対して行い、
撮像条件変更手段を駆動して、撮像手段の撮像条件を設
定する。 切替手段が決定する監視状況の切替としては、客の出
入りする昼間の監視状況と無人となる夜間の監視状況の
切替、店舗であれば開店中の監視状況と閉店後の監視状
況の切替、店内の監視状況と倉庫の監視状況の切替や、
催事場などでは開場中の監視状況と閉場後の監視状況の
切替のほか、開門時の監視状況と閉門時のの監視状況の
切替のように人の流れが逆になる場合の監視状況の切
替、展示のみの催事での監視状況と販売を行なう催事で
の監視状況の切替などを例示することができる。
【実施例】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにする
ために、以下本発明の監視装置の好適な実施例について
説明する。第2図は、実施例としての監視装置のブロッ
ク図である。 図示するように、この監視装置は、周知のCPU等を備
えた電子制御装置1と、監視対象に配設されたセンサ群
3と、オペレータが種々の設定を行なうキーボード5
と、テレビカメラの制御を行なうジョイスティック7
と、10台のモニタテレビMTi(i=1,2,…10)と、タッ
チパネル12が組み込まれたディスプレイパネル15と、20
台のテレビカメラTVn(n=1,2,…20)およびその姿勢
制御装置CInとから構成されている。これらの装置は、
総て図示しないコンソールパネルに組み込まれている。
なお、本実施例では、モニタテレビMTiの台数をテレビ
カメラTVnの台数より少なくしたが、同数のモニタテレ
ビMTiを設けても差し支えない。また、テレビカメラTVn
より多い台数のモニタテレビMTiを用意して、1ないし
2台のモニタテレビMTiを例えば表示面積や解像力の大
きなメインモニタとして用い、重要な画像をメインモニ
タに重複して表示する構成とすることもできる。 電子制御装置1は、CPU21,ROM22,RAM24,タイマ26など
の素子の他、センサ群3に接続されその入力インターフ
ェースを司るセンサ入力ポート28、キーボード5および
ジョイスティック7からの信号を入力するキー入力ポー
ト30、ディスプレイパネル15の液晶パネル32を制御する
液晶パネルインタフェース34、タッチパネル12からのデ
ータ入力を制御するタッチパネルインタフェース36、テ
レビカメラTVn毎に設けられた姿勢制御装置CInのパン,
チルト,ズーム,フォーカス用の各モータを制御するカ
メラモータインタフェース38、テレビカメラTVnからの
画像信号を選択的にモニタテレビMTiに出力するビデオ
セレクタ40等を内蔵し、これらをコモンバス43で相互に
接続している。 なお、本実施例では、RAM24の一部を図示しないバッ
テリでバックアップする構成をとっている。バックアッ
プされたRAM24には、後述する撮像条件等のデータが保
存されるが、ROM22の一部をEEPROMとしたり、フレキシ
ブルディスクなどの外部記憶装置にデータを保存する構
成としても差し支えない。 センサ群3は、本実施例では、監視対象がスーパーマ
ーケットのような店舗であることから、キャッシュレジ
スタの使用状態を検出するセンサ(特に現金を収納する
引き出しの開閉を検出するセンサ)、店内の自動販売機
の扉の開閉を検出するセンサ、店舗の出入り口の自動扉
の開閉を検出するセンサ、非常口の開閉を検出するセン
サ、陳列ケースの開閉を検出するセンサ、などが設けら
れている。 キーボード5はジョイスティック7と共に、テレビカ
メラTVnを制御するものであり、ズームやフォーカスを
調整する矢印キー45、カメラ番号CNやテレビカメラ毎の
撮像条件番号PNあるいはそれらの群であるテーブル番号
TNを指定する設定キー47、カメラ番号等を入力するテン
キー49、などが設けられている。ジョイスティック7
は、テレビカメラTVnのパン(垂直軸回りの回転位置)
およびチルト(上下方向の回転位置)を決めるもので、
CPU21は、キー入力ポート30を介してジョイスティック
7の操作量を読み込み、これに応じた位置にテレビカメ
ラTVnを制御する。即ち、スティックを左右に倒すこと
でテレビカメラTVnをその方向にパンし、前後に倒すこ
とでチルトする。 かかる姿勢制御の行なわれるテレビカメラTVnの構成
について説明する。 テレビカメラTVnは、本実施例では、第3図に示すよ
うに、天井釣り下げ型のものであり、全体を天井に固定
するフランジ部51からアーム部52を介してレンズ部53と
カメラ本体55が取り付けられている。フランジ部51に
は、カメラ全体を回転・駆動する図示しないパン用モー
タが組み込まれており、更にアーム部52には、カメラ本
体55をこれを固定する固定部57ごと上下に回転・駆動す
る図示しないチルト用モータが組み込まれている。ま
た、カメラ本体55とレンズ部53には、焦点距離を調整す
るフォーカス用モータとズームの割合を調整するズーム
用モータ(いずれも不図示)とが組み込まれている。こ
れらのモータは、直接にはフランジ部51の上部に配設さ
れた姿勢制御装置CInにより駆動されているが、姿勢制
御装置CInは、カメラモータインタフェース38を介し
て、CPU21の指令を受けて各モータを制御している。従
って、CPU21は、所望のパン、チルト、ズーム(カメラ
の倍率)、フォーカス(焦点)を実現することができ
る。 20台のテレビカメラTVnからの各画像信号は、電子制
御装置1のテレビセレクタ40に入力され、ここで適宜選
択されて10台のモニタテレビMTiに出力される。画像信
号の選択の手法については後述する。 ディスプレイパネル15の液晶パネル32は、バックライ
トを備えた透過型のものであり、液晶パネルインタフェ
ース34により駆動される。CPU21は、予め入力されたデ
ータに基づき、液晶パネル32に、監視対象である店舗の
平面図に相当する図形を表示する。一方、液晶パネル32
の表面に配置されたタッチパネル12は、オペレータが指
もしくは専用のペンで押さえた位置を入力する装置であ
り、縦32横24程度の分解能を有する。タッチパネル12は
透明なので、オペレータは、タッチパネル12下の液晶パ
ネル32の表示を視認しつつ、所望の位置をタッチパネル
12を用いて入力することができる。タッチパネル12とそ
のインタフェース36により、CPU21は、押された位置に
対応する区画番号Qを読み取ることができる。なお、セ
ンサ群3からの信号とタッチパネル12からの信号は、い
ずれもCPU21に対しては、割込処理を要求する信号とし
て働く。 以上の構成を有する監視装置において、電子制御装置
1が実行する各種の処理について説明する。第4図はテ
レビカメラTVnの撮像条件を設定するルーチンを示すフ
ローチャート、第5図は定常的な監視を実行する処理ル
ーチンを示すフローチャート、第6図はセンサ群からの
信号やタッチパネル12の操作により割込処理として実行
される監視割込処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。撮像条件設定ルーチン(第4図)から説明する。 本実施例の監視装置を設置した際、撮像条件設定ルー
チンを実行することにより、各テレビカメラTVn毎に撮
像条件の設定が行なわれる。このルーチンが実行される
と、まずテーブル番号TNを指定する処理が行なわれる
(ステップ100)。本実施例の監視装置では、20台のテ
レビカメラTVnについての複数の撮像条件の組を何種類
か持つことができ、その一の組の撮像条件を特定する番
号をテーブル番号と呼ぶ。テーブル番号TNの指定は、キ
ーボード5の設定キー(TN)47を押してからテンキー49
を操作することにより行なわれる。 テーブル番号TNの設定に引き続いて、撮像条件の設定
を行なうカメラ番号CNの入力を行なう(ステップ11
0)。カメラ番号CNも、キーボード5の設定キー(CN)4
7とテンキー49との操作により入力する。こうしてカメ
ラ番号CNの入力を完了すると、入力された番号CNのテレ
ビカメラTVnからの画像をモニタテレビMTiの一つに表示
する(ステップ120)。 次に、タッチパネル12またはセンサ群3と撮像対象と
の関連を設定する処理を行なう(ステップ130)。これ
は、今から設定する撮像条件がどういう条件が成立した
時に優先的に表示するかを設定するものであり、例えば
設定しようとする撮像条件がキャッシュレジスタのアッ
プというものであれば、キャッシュレジスタの使用状態
を検出するセンサからの検出信号とその撮像条件とを関
連付けるのである。また、タッチパネル12の所定の場所
を押したときに液晶パネル32に表示された場所の画像を
表示する場合には、タッチパネル12の操作箇所と設定し
ようとする撮像条件とが関連づけられる。更に、これら
の関連は一対一である必要はなく、一つのセンサもしく
はタッチパネル12の一つの操作箇所に対して複数の撮像
条件を関連づけることも差し支えない。なお、両者を関
連付ける作業は、センサ群の一つ一つおよびタッチパネ
ル12の区画の一つ一つに割り当てられた番号をキーボー
ド5から入力し、特定の設定キー(PN)47を操作するこ
とにより行なわれる。 両者を関連付ける作業が完了した後、撮像条件番号PN
を決定する処理を行なう(ステップ140)。撮像条件番
号PNは、通常はそのテレビカメラTVnについて番号1か
らの連番として決定される。一つのテレビカメラTVnに
関して、最大128の撮像条件が設定可能である。 撮像条件番号PNが決まると、続いて、ステップ130で
設定した撮像対象を、液晶パネル32の対応する箇所を一
定の大きさでブリンクさせることにより表示する(ステ
ップ150)。この状態で、撮像画像がモニタテレビMTiに
表示されるているので、これを見ながらキーボード5の
矢印キー45を操作してテレビカメラTVnのズーム,フォ
ーカスを、一方、ジョイスティック7を操作して撮像方
向を決定するテレビカメラTVnの姿勢(パンとチルト)
の設定を行なう(ステップ160)。所望の画像が得られ
たところで設定キー(PN)47を再度操作し、撮像条件を
確定する(ステップ170)。こうして入力された撮像条
件は、第7図に示すように、各テーブル番号TN毎に、カ
メラ番号CN、関連付けられたセンサ番号Sまたはタッチ
パネルの区画番号Qおよびチルト,パン,フォーカス,
ズームの条件c,p,f,zと共に、バッテリによりバックア
ップされたRAM24の所定の領域に格納される。 なお、本実施例では、テーブルにまとめられたこのデ
ータをRAM24に記憶して用いるが、EEPROM等に書き込ん
で使用しても良い。その際、RAM24のデータがパリティ
エラー等を生じた場合にEEPROMのデータに切り換えて使
用する構成、停電などが生じたときのリカバリーを人手
に頼れない夜間にはRAM24のデータに代えてPROMのデー
タを用いる構成など、安全性を高める構成をとることも
できる。 続いて、全撮像条件の入力が完了したか否かの判断を
行ない(ステップ180)、終了していなければステップ1
10に戻って、カメラ番号CNの入力から上述した処理を繰
り返す。全撮像条件の入力が完了していれば、次に各テ
ーブルの条件入力が完了したか否かの判断を行なう(ス
テップ190)。店舗の場合、客の出入りする昼間と無人
となる夜間とでは、監視装置により監視する場所が相当
に異なるから、少なくとも2つのテーブルを作製して、
異なる内容の撮像条件の組を設定・記憶する。従って、
この場合には、上述した全処理が各テーブル毎に行なわ
れ、20台のテレビカメラTVnに関して128の撮像条件が2
組、最大5120点の撮像条件が設定されることになる。各
テーブルについての撮像条件の入力が完了すれば、「EN
D」に抜けて、本ルーチンを終了する。 以上説明した撮像条件の設定を完了した上で、監視装
置は使用される。実使用時には、監視装置は、監視処理
のルーチンを実行する。センサ等からの割込が発生して
いない場合には、第5図に示す定常監視処理ルーチンが
他の処理と共に繰り返し実行され、割込要因が発生した
場合には、第6図に示す割込処理ルーチンが起動されて
実行される。 定常監視処理ルーチンでは、まず時刻等の条件を判別
し(ステップ200)、タイマ26にて計測される時刻等が
予め定めた所定の条件、例えば店舗の閉店時刻となった
場合には、テーブルを切り換えるとしてテーブル番号TN
を切り換える処理を行なう(ステップ210)。こうした
条件としては、時刻の他、手動による切替指示などが考
えられる。特に条件が整っていなければ、それまでのテ
ーブル番号を継続する。 その後、タイマ26内で計時されているインターバルタ
イムIが経過したか否かの判断を行ない(ステップ22
0)、インターバルタイムIが経過する度に、各テレビ
カメラTVnの撮像条件をその番号PNに従って順次切り換
える共にビデオセレクタ40を制御して、モニタテレビMT
iの表示を切り換える処理を行なう(ステップ230)。更
に、切替後の画像を、図示しないビデオテープレコーダ
にコマ撮り録画し(ステップ240)、「NEXT」に抜けて
本ルーチンを終了する。この定常監視ルーチンは、その
他の定常的に実行されるルーチンと共に繰り返し実行さ
れ、インターバルタイムI毎に、モニタテレビMTiの画
像を順次切り換えてゆく。 こうした定常監視処理が実行されている間に、センサ
群3の一つが検出信号を出力して割込がかかったり、タ
ッチパネル12が操作されて割込がかかった場合には、第
6図に示す割込処理ルーチンが起動され、まず、検出信
号を出力したセンサ番号Sまたはタッチパネル12の操作
された区画番号Qに対応した撮像条件番号PNを読み出す
処理を行なう(ステップ300)。撮像条件番号PNの読み
出しは、例えば第7図に示したテーブルの第3欄をサー
チして、対応するセンサ番号Sもしくはタッチパネル12
の区画番号Qを捜し出し、これに対応する第2欄の撮像
条件番号PNを得ることにより実現することができる。な
お、センサ群3内の一つのセンサやタッチパネル12の一
つの区画について撮像条件が2以上存在することもあり
えるので、第3欄のサーチはテーブル全体に対して行な
い、該当する撮像条件が2以上あれば、これらを総てRA
M24の所定の領域に記憶しておく。 撮像条件番号PNを読みだした後、この番号PNに従っ
て、対応するカメラ番号CNのテレビカメラTVnの姿勢
(パン,チルト)やズーム,フォーカスを制御する(ス
テップ310)。テレビカメラTVnの各制御要素は、第7図
に示したテーブルの第4欄に記録されており、このデー
タc,p,f,zに従ってパン,チルト等を制御するのであ
る。 テレビカメラTVnを制御した後、ビデオセレクタ40を
切り替えて、姿勢等が制御されたテレビカメラTVnが撮
像した画像をモニタテレビMTiに表示する処理を行なう
(ステップ320)。その後、モニタテレビMTiに表示した
画像の撮像条件に関連する撮像条件が他にあるかを判別
し(ステップ330)、RAM24に記憶した関連条件の数だ
け、関連した撮像条件のテレビカメラTVnのパン等を制
御し、かつそのテレビカメラTVnの撮像した画像をモニ
タテレビMTiに表示する処理を繰り返す(ステップ34
0)。この結果、10台のモニタテレビMTiのうちの数台に
は、検出信号を出力したセンサまたはタッチパネル12の
操作された区画に関連した画像が表示されることにな
る。 かかる表示の際、画像を表示したモニタテレビMTiに
スーパーインポーズしたりや表示ランプを点灯する等の
方法で、センサ等の信号により切替表示された画像であ
ることを示しても良い。また、検出信号を出力したセン
サの位置をディスプレイパネル15上に表示しても良い。
スーパーインポーズとして日付や時刻、更に要因となっ
たセンサの番号などを用いることも好適である。 その後、ビデオテープレコーダによる画像の録画をコ
マ撮り録画に代えて連続録画とし(ステップ350)、「R
TN」に抜けて本ルーチンを終了する。ビデオテープレコ
ーダの録画を連続とするのは、センサ等からの検出信号
が入力したということは、現金の出し入れなどの事態が
発生したということであり、緊急事態の発生または発生
の可能性が生じたということであり、こうした事態に備
えて、より詳細な録画を得るためである。なお、タッチ
パネル12の操作により録画の表示を切り換えた場合に
は、連続録画に切り換えずにそのままコマ撮り録画を継
続することも考えられる。 以上説明した本実施例の監視装置によれば、店舗に配
設したセンサ群3からの検出信号が入力されたときもし
くは店舗を表示したディスプレイパネル15の所望の位置
に触れたとき、これらのセンサ群3もしくはタッチパネ
ル12の区画に対応付けられた画像を、直ちにモニタテレ
ビMTiに表示することができる。しかも、20台のテレビ
カメラTVnでありながら、そのパン,チルト,ズーム等
を制御することで、最大2560の画像を取り込んで表示す
ることができる。従って、例えば通常は店舗内の大まか
な画像を順次切り換えて表示し、キャッシュレジスタや
自動販売機等が使用されるときには、全体を撮影してい
たテレビカメラTVnを制御して、使用されるその機器の
周辺をアップで撮影し、機器周辺の詳細な画像を表示す
るといった使い方が可能になる。同一の場所を複数のテ
レビカメラTVnで同時に撮影するように関連付けておく
こともできるので、必要な場合には、異なる方向から撮
像した複数の画像を表示することができ、状況を一層詳
細に把握することが可能となる。また、タッチパネル12
を操作することで、所望の位置の画像を直ちに表示させ
ることもできる。 更に、本実施例では、センサやタッチパネル12の区画
により定まる撮像条件に、他の撮像条件を関連付けてお
くことができるので、所定の事態が発生したとき、効率
よくかつ的確に必要な画像を表示し録画することができ
る。例えば、防犯ボタンが押されたときに、押されたボ
タンの周辺の画像と共に、これに関連付けられた他の画
像として、逃走経路となりそうな出入口近傍の拡大画像
を同時に表示するといった構成をとることができる。 また、本実施例では、複数のテーブルを用意して複数
組の撮像条件を記憶することができるので、例えば昼間
と夜間のように撮影すべき対象を異ならせた方が効率の
良い場合、テーブルを切り換えることで容易に対応する
ことができる。1テーブル当たり最大2560の撮像条件を
記憶できることから、テーブルを2組持てば5120の撮像
条件を実現できることになり、監視をより確実なものに
することができる。こうしたテーブルの切替としては、
店舗であれば開店中と閉店後、店内と倉庫などを考える
ことができ、催事場などでは同様に開場中と閉場後のほ
か、開門時と閉門時のように人の流れが逆になる場合、
展示のみの催事と販売を行なう催事の場合などの使い分
けを考えることができる。なお、テーブルは2つに限る
必要はなく、一つでも良いし3以上であっても良い。 このほか本実施例では、監視対象を液晶パネル32によ
り表示しているので、店舗の模様替えや増改築などによ
り監視対象が変更された場合でも、データを変更するだ
けで簡単に対応することができる。また、データを入れ
換えるだけで、表示を変更できるので、機器の汎用性も
高いものとなっている。しかも、この液晶パネル32上に
タッチパネル12を配置し、オペレータが直接指等で表示
させたい区画を指示することができ、使い勝手に優れる
という特徴も有する。なお、このディスプレイパネル15
は、電子制御装置1から分離し、無線,超音波もしくは
赤外線によるリモートコントロール可能な構成としても
良い。リモートコントロール可能とすれば、モニタテレ
ビMTiが設置されたコンソールパネルの近くに常駐する
必要がなくなるので、複数台のモニタテレビMTiの全体
を視認できる位置を自由に選ぶことができ、全体を監視
しつつ、所望の区域の画像を自由に参照することができ
る。また、ディスプレイパネル15と共にキーボード5,ジ
ョイスティック7も分離して、撮像条件の設定やズーム
キーやジョイスティック7によるテレビカメラTVnの手
動操作などを可能にすることも好適である。 以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこ
うした実施例に何等限定されるものではなく、例えば1
台のテレビカメラ当たりの撮像条件の最大値を256など
に増やした構成、火災検出センサなどと組み合わせて防
災用に用いた構成、工場の生産ラインに適用してロボッ
トや自動加工機の運転と連動させ無人工場とした構成、
警備保障会社や警察・消防署などへの報知システムと連
動した構成あるいはパチンコホールなどの遊技場に適用
した構成など、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の第1の監視装置によれ
ば、各撮像手段について複数の撮像条件を記憶し、検出
信号出力手段からの検出信号や操作手段の所定操作を経
て検出信号に替わる信号が入力されたとき、これら信号
に対応する撮像条件を呼び出して撮像し、その画像を表
示する。従って、撮像手段の数よりも多い撮像条件を設
定することができ、監視対象に関連した検出信号や操作
手段からの信号に基づいて、撮像条件を切り換えて表示
でき、効率的で的確な監視を行なうことができるという
優れた効果を奏する。しかも、操作手段の操作の都度に
その操作に応じた撮像画像の表示ができるので、使い勝
手に優れる。 また、本発明の第2の監視装置によれば、複数の撮像
条件を各撮像手段に対応つけた撮像条件テーブルを撮像
条件テーブル記憶手段に複数記憶し、切替手段による監
視状況切替と検出信号出力手段による検出信号出力を受
けて撮像条件テーブルの選択と撮像条件の呼び出しを行
って撮像し、その画像を表示する。従って、撮像条件を
監視状況に応じて多様に設定できるので、監視対象をよ
り確実に監視できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を例示するブロック図、 第2図は本発明の一実施例としての監視装置の概略構成
図、 第3図はテレビカメラTVnの外観図、 第4図は実施例の監視装置の電子制御装置が実行する撮
像条件競ってルーチンを示すすフローチャート、 第5図は同じく定常監視処理ルーチンを示すフローチャ
ート、 第6図は監視割込処理ルーチンを示すフローチャート、 第7図は撮像条件などの記憶の様子を示す説明図、であ
る。 M1……撮像手段、M2……監視画像表示手段 M3……信号出力手段、M4……撮像条件変更手段 M5……撮像条件記憶手段 M6……撮像制御手段 1……電子制御装置、3……センサ群 12……タッチパネル 15……ディスプレイパネル、21……CPU CIn……姿勢制御装置 MTi……モニタテレビ、TVn……テレビカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 G08B 15/00 G08B 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】店舗、倉庫、工場、催事場などの監視対象
    を撮像する複数台の撮像手段と、該撮像手段が撮像した
    画像を表示する監視画像表示手段とを備えた監視装置に
    おいて、 前記各撮像手段について少なくとも撮像方向を含む撮像
    条件を変更する撮像条件変更手段と、 前記複数台の撮像手段毎に、前記撮像条件を複数記憶す
    る撮像条件記憶手段と、 前記監視対象に関連した検出信号を前記撮像条件決定の
    ために出力する検出信号出力手段と、 所定操作がなされると、前記検出信号に替わる信号を前
    記撮像条件決定のために出力する操作手段と、 前記記憶された複数の撮像条件から前記検出信号と前記
    操作手段の出力信号のいずれかに対応する条件を呼び出
    し、前記撮像条件変更手段を駆動して、前記各撮像手段
    の撮像条件を設定する撮像制御手段と を備えたことを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】店舗、倉庫、工場、催事場などの監視対象
    を撮像する複数台の撮像手段と、該撮像手段が撮像した
    画像を表示する監視画像表示手段とを備えた監視装置に
    おいて、 前記各撮像手段について少なくとも撮像方向を含む撮像
    条件を変更する撮像条件変更手段と、 前記各撮像手段毎の複数の前記撮像条件を前記各撮像手
    段に対応つけた撮像条件テーブルを、複数記憶する撮像
    条件テーブル記憶手段と、 前記監視対象に関連した検出信号を前記撮像条件決定の
    ために出力する検出信号出力手段と、 前記監視対象の監視状況の切替を決定する切替手段と、 前記記憶された複数の撮像条件テーブルの一つを前記監
    視状況に応じて選択するとともに、該選択された前記撮
    像条件テーブルの前記撮像条件から前記検出信号に対応
    する条件を呼び出し、前記撮像条件変更手段を駆動し
    て、前記各撮像手段の撮像条件を設定する撮像制御手段
    と を備えたことを特徴とする監視装置。
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