JPH11252535A - 監視カメラシステム - Google Patents
監視カメラシステムInfo
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- JPH11252535A JPH11252535A JP5096698A JP5096698A JPH11252535A JP H11252535 A JPH11252535 A JP H11252535A JP 5096698 A JP5096698 A JP 5096698A JP 5096698 A JP5096698 A JP 5096698A JP H11252535 A JPH11252535 A JP H11252535A
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- JP
- Japan
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- camera
- movable
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- vehicle
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
済み、不審者などの追跡を確実に実行し得るシステムを
容易に構築することにある。 【解決手段】 所定の監視領域を撮像する固定カメラ1
と、固定カメラ1の撮像領域内に存在する被写体の状態
を検出するビデオセンサ5と、車両のナンバープレート
を撮像する車両カメラ3と、その撮像されたナンバープ
レートを画像処理して車両ナンバーを読み取るナンバー
読取装置11及びその読み取られた車両ナンバーを予め
登録された車両ナンバーと照合する照合装置12と、所
定の角度範囲で駆動し広域の監視領域を有する可動カメ
ラ2と、可動カメラ2の動作モードを設定可能とし、そ
の動作モードにより可動カメラを高速で駆動する駆動装
置8と、ビデオセンサ5又は照合装置12からの出力信
号に基づいて、選択された動作モードに応じて可動カメ
ラ2を駆動手段8により制御するコントローラ14とか
らなる。
Description
に関し、詳しくは、屋内又は屋外の状況をテレビジョン
カメラにより監視する監視カメラシステムに関する。
ティシステムとして、ビルや駐車場などの屋内又は屋外
の状況を監視するためにテレビジョンカメラ(以下、T
Vカメラと称す)が使用され、このTVカメラで所定の
監視領域を撮像した画像信号をモニタ装置に表示するこ
とにより、その状況を集中的に監視する監視カメラシス
テムが開発されている。
ッシブセンサ、超音波センサや赤外線センサ等のセンサ
類とTVカメラとで構成されているのが一般的である。
このシステムでは、前述のセンサ類を監視領域の所定箇
所に配置すると共に、その監視領域を視野に持つ固定式
又は可動式のTVカメラを所定箇所に設置している。
不審者が侵入したり火災が発生したりする等、その監視
領域において異常な状況が発生すると、その異常な状況
を前述のセンサ類で検出し、この検出信号に基づいてブ
ザー等により警報を発した後、TVカメラで撮像した画
像を管理室内のモニタ装置に表示させ、そのモニタ画面
を監視するようにしている。
常発生箇所に対応したTVカメラを選択してモニタ画面
に切り替え表示し、また、TVカメラが可動式の場合に
は、TVカメラを上下又は水平方向に適宜可動させてそ
の視野領域及び焦点位置等を設定し、モニタ画面に表示
する。
前述したセンサ類以外にも、その代わりとして、例えば
固定式のTVカメラのビデオセンサを使用することも可
能である。そのTVカメラの視野領域内で移動する不審
者などをビデオセンサにより検出し、その検出信号に基
づいて異常状況を警報するようにしたものもある。
うに従来の監視カメラシステムでは、監視領域における
異常な状況をセンサ類で検出し、この検出信号に基づい
てブザー等により警報を発した後、TVカメラで異常状
況を撮像することによりモニタ画面で監視するようにし
ている。
とTVカメラで構成される監視手段とを別々のシステム
で構築しなければならず、独立したこれらシステムを単
に組み合わせることにより全体の監視カメラシステムを
構築しているにすぎないため、センサ類による警報とT
Vカメラによる監視とを一致させることが困難で、TV
監視の実効果を上げにくいというのが現状であった。
を配置しなければならない場合があり、また、固定式の
TVカメラを設置する場合も、その監視領域によって多
数のTVカメラを設置しなければならず、コスト面、施
工面や運用面で困難性を伴うことが多い。
合、固定式のTVカメラよりも設置数が少なくて済む
が、可動式のTVカメラは低速駆動であるため、センサ
類による警報時に、不審者などの移動にTVカメラを追
従させることが困難となり、そのTVカメラで不審者を
捕捉して追跡しきれない場合がある。
されたもので、その目的とするところは、多数のTVカ
メラを設置することなく、必要最小限のTVカメラを使
用するだけで済み、不審者などの追跡を確実に実行し得
るシステムを容易に構築した監視カメラシステムを提供
することにある。
の技術的手段として、本発明は、固定カメラ又は車両ナ
ンバー読取用カメラによる被写体の状態検出と可動カメ
ラによる監視とからなる両システムを関連づけて融合さ
せることにより単一のシステムで構築したもので、以下
の点を特徴とする。 予め設定された所定の監視領域を撮像するように固
定された固定カメラと、前記固定カメラの撮像領域内に
存在する被写体の状態を検出する検出手段と、所定の角
度範囲で駆動することにより広域の監視領域を有する可
動カメラと、前記可動カメラの視野領域及び焦点位置等
の動作モードを設定可能とし、その動作モードにより前
記可動カメラを高速で駆動する駆動手段と、前記検出手
段からの出力信号に基づいて、前記設定された所定の動
作モードを選択し、この選択された動作モードに応じて
前記可動カメラを駆動手段により制御する制御手段とか
らなる。 車両のナンバープレートを撮像する領域が設定され
た車両ナンバー読取用カメラと、前記車両ナンバー読取
用カメラで撮像されたナンバープレートを画像処理して
車両ナンバーを読み取る車両ナンバー読取手段及びその
車両ナンバー読取手段により読み取られた車両ナンバー
を予め登録された車両ナンバーと照合する照合手段と、
所定の角度範囲で駆動することにより広域の監視領域を
有する可動カメラと、前記可動カメラの視野領域及び焦
点位置等の動作モードを設定可能とし、その動作モード
により前記可動カメラを高速で駆動する駆動手段と、前
記照合手段からの出力信号に基づいて、前記設定された
所定の動作モードを選択し、この選択された動作モード
に応じて前記可動カメラを駆動手段により制御する制御
手段とからなる。 予め設定された所定の監視領域を撮像するように固
定された固定カメラと、前記固定カメラの撮像領域内に
存在する被写体の状態を検出する検出手段と、車両のナ
ンバープレートを撮像する領域が設定された車両ナンバ
ー読取用カメラと、前記車両ナンバー読取用カメラで撮
像されたナンバープレートを画像処理して車両ナンバー
を読み取る車両ナンバー読取手段及びその車両ナンバー
読取手段により読み取られた車両ナンバーを予め登録さ
れた車両ナンバーと照合する照合手段と、所定の角度範
囲で駆動することにより広域の監視領域を有する可動カ
メラと、前記可動カメラの視野領域及び焦点位置等の動
作モードを設定可能とし、その動作モードにより前記可
動カメラを高速で駆動する駆動手段と、前記検出手段又
は照合手段からの出力信号に基づいて、前記設定された
所定の動作モードを選択し、この選択された動作モード
に応じて前記可動カメラを駆動手段により制御する制御
手段とからなる。
メラ又は車両ナンバー読取用カメラ及び前記可動カメラ
の少なくともいずれかが複数台で構成され、1台又は複
数台の固定カメラの検出手段又は車両ナンバー読取用カ
メラの照合手段の出力に基づいて、1台又は複数台の可
動カメラを選択して駆動するように構成することが可能
である。
メラ又は車両ナンバー読取用カメラ及び前記可動カメラ
の少なくともいずれかが複数台で構成され、前記制御手
段は、1台又は複数台の固定カメラの検出手段又は車両
ナンバー読取用カメラの照合手段の出力に基づいて、警
戒レベルに応じた複数段階の監視モードのうちから所定
段階の監視モードを選択し、この選択された監視モード
に応じて前記可動カメラを駆動手段により制御すること
が可能である。
メラ又は車両ナンバー読取用カメラ及び前記可動カメラ
から得られたそれぞれの映像を所定の記録媒体に記録す
ると共にモニタ装置に表示するように構成することが可
能である。
にて照合された車両ナンバーが予め登録された車両ナン
バーと一致しない車両と判断された際には、不一致信号
を出力すると共に前記可動カメラにより前記車両を追尾
するように構成することが可能である。
の実施形態を以下に詳述する。尚、図1は監視カメラシ
ステムの構成ブロック図、図2は監視カメラシステムの
処理フローを示す。また、図3及び図4は各TVカメラ
の設置例を示す。
1に示すように監視領域の所定箇所に設置された固定の
TVカメラ1(以下、固定カメラと称す)と高速駆動可
動なTVカメラ2(以下、可動カメラと称す)と車両ナ
ンバー読取用のTVカメラ3(以下、車両カメラと称
す)とを具備し、例えば、図3及び図4に示すように駐
車場の出入口を含むビル内部を監視領域aとした場合、
前述の固定カメラ1、可動カメラ2及び車両カメラ3を
その監視領域aの大きさや形状などに応じて必要数(1
〜n)だけ所定箇所に配置する。
撮像する固定視野を持ち、監視領域の広さに応じて複数
台設置される。また、可動カメラ2は駆動機構(図示せ
ず)によって水平及び垂直方向に高速で駆動する可動視
野を持つ。更に、車両カメラ3は通過又は駐車している
車両mのナンバープレートpを撮像するための視野を持
ち、固定的に設置される。
像処理装置4(検出手段)では、固定カメラ1で撮像さ
れた画像信号を画像処理し、その画像処理装置4に内蔵
されたビデオセンサ5により、固定カメラ1の監視領域
内における被写体の状態、例えば不審者などの人物nや
車両mなどの状態を検出する。
ビデオテープ(記録媒体)を有するモニタ録画装置6を
介してモニタTV7(モニタ装置)が接続され、これら
モニタ録画装置6及びモニタTV7により固定カメラ1
で撮像された画像を監視者が確認できるようになってい
る。また、固定カメラ1が複数台の時は、画像合成切換
装置(図示せず)を介してモニタ録画装置及びモニタT
Vにより確認可能となる。
検出は、前述したビデオセンサ5以外に、他のセンサ類
などの検出手段を使用することも可能である。また、固
定カメラ1で検出する被写体としては、前述した人物n
や車両m以外に、その他の様々な物体が可能で、土石流
や津波の監視も実現できる。
で駆動するための駆動装置8(駆動手段)に接続されて
いる。この駆動装置8は、可動カメラ2の視野領域及び
焦点位置等の動作モードを予め自由に設定してデータと
して記憶させることができ、前述した固定カメラ1のビ
デオセンサ5による検出信号に基づいて、予め設定され
た視野領域及び焦点位置等の動作モードから最適な動作
モードを選択し、その動作モードで可動カメラ2を水平
及び垂直方向に高速で駆動する。
可動カメラ2のうち、人物n又は車両mを撮像するのに
最適な可動カメラ2を即座に選択して駆動させることが
できる。即ち、1台の固定カメラ1に対して1台の可動
カメラ2だけでなく、1台の固定カメラ1に対して複数
台の可動カメラ2をシステム制御することや、複数台の
固定カメラ1に対して1台又は複数台の可動カメラ2を
システム制御することが可能である。
前述の固定カメラ1と同様、モニタ録画装置9を介して
モニタTV10が接続され、これらモニタ録画装置9及
びモニタTV10により可動カメラ2で撮像された画像
を監視者が確認できるようになっている。
エンドレス回転機構を搭載し、16倍のズーム機能を具
備するものが好適で、その回転可能角度は、水平回転角
で360度、垂直回転角で90度、また、回転速度は、
水平回転速度が240度/秒、垂直回転速度が120度
/秒を備えることが望ましい。
11(車両ナンバー読取手段)が接続され、車両カメラ
3により撮像された画像信号を画像処理して、その所定
の画像処理に基づいて車両mのナンバープレートpから
車両ナンバーを読み取ってその車両mを特定する。尚、
このナンバー読取装置11による車両ナンバーの読み取
りは、例えば、監視領域aにおいて車両mが進入する所
定箇所に配設された車両検知センサ(図示せず)によ
り、そのセンシング領域を通過する車両mについて実行
される。また、ナンバー読取装置11には照合装置12
(照合手段)が接続され、この照合装置12は、ナンバ
ー読取装置11により読み取られた車両ナンバーを予め
登録された車両ナンバーと照合する。
出力及び照合装置12の出力をコントローラ14(制御
手段)にそれぞれ接続する。また、このコントローラ1
4には、前述した可動カメラ2の駆動装置8が接続さ
れ、固定カメラ1のビデオセンサ5及び照合装置12か
らの出力信号に基づいて、駆動装置8により人物n又は
車両mを撮像するのに最適な可動カメラ2を複数台の中
から選択し、この選択された1台又は複数台の可動カメ
ラ2を人物n又は車両mに向けて高速で駆動する。この
時、その人物n又は車両mに合わせて高速可動カメラ2
の視野領域及び焦点位置等の動作モードを適正に設定
し、その視野領域内に前記人物n又は車両mの状態を捕
捉して追跡可能な状態とする。
例を考慮した場合、コントローラ14では、複数台の固
定カメラ1(F1〜F4)におけるビデオセンサ5から
の出力信号に基づいて、警戒レベルに応じた複数段階の
監視モードのうちから所定段階の監視モードを手動又は
自動で選択し、この選択された監視モードに応じて複数
台の可動カメラ2(D1〜D4)のうちから所望の可動
カメラ2(D1〜D4)を選択して高速で駆動させるこ
とが可能であり、これにより確実な被写体の状態の追跡
が実現できる。
ば、図6(a)や(b)に示すように固定カメラ1(F
1〜F4)に対して所定の可動カメラ2(D1〜D4)
を図中矢印のように駆動させることが可能である。図6
(a)は低次の警戒レベルに応じた監視モードの一例を
示し、図6(b)は同図(a)よりも高次の警戒レベル
に応じた監視モードの一例を示している。
メラ1(F1〜F4)に対応する単一或いは複数の可動
カメラ2(D1〜D4)が駆動されるようになっている
が、図6(a)に示す監視モードにおいても、固定カメ
ラ1(F1〜F4)のうちの特定の固定カメラ1のビデ
オセンサ5からの出力信号により、図6(b)に示す監
視モードで設定されている複数の可動カメラ2を高速で
駆動させることも可能である。例えば、図6(a)に示
す監視モードにおける固定カメラ1(F3)に対応して
図6(b)に示す監視モードにおける可動カメラ2(D
1,D3,D4)を高速で駆動し、警戒レベルを個別に
高次にすることも可能である。
ドの部分的な設定も可能であり、固定カメラ1のビデオ
センサ5からの出力信号により、ある部分的監視モード
から他の部分的監視モードへ、或いは通常の監視モード
への自動切換、更には異なった警戒レベルの監視モード
への自動切換が可能である。尚、以上の説明では固定カ
メラ1を例示しているが、固定カメラ1を車両カメラ3
に置き換えることも可能である。
ラ1或いは車両カメラ3と可動カメラ2とを縦横に組み
合わせて自在に駆動させることができるので、複数段階
の多重構造を持つ監視モードの選択制御を行わせること
が可能である。
パネル操作装置15が接続されており、このタッチパネ
ル操作装置15では、タッチパネル画面にモニタTVに
よる監視状態を表示したり、そのタッチパネル画面から
特定の固定カメラ1、可動カメラ2又は車両カメラ3を
選択して手動でリモートコントロールしたり、また、タ
ッチパネル操作又はテンキー操作によりデータ設定し、
そのデータを保存したり又はプリンタ13へのプリント
出力など外部出力したりすることが可能である。
ラシステムの処理フローを図2に示し、図1の構成ブロ
ック図を参照しながらシステム動作を以下に詳述する。
戒設定をOFFとした状態であれば、監視領域aの所定
箇所に設置された固定カメラ1の映像の出力信号に基づ
いて、通常画面として4分割画面が設定され、モニタ録
画装置6により(デジタル)録画が行われると同時にモ
ニタTV7(固定用)に各固定カメラ1で撮像された画
像が画面表示される。また、可動カメラ2についても同
様に、通常画面として4分割画面が設定され、モニタ録
画装置9により(デジタル)録画が行われると同時にモ
ニタTV10(可動用)に各可動カメラ2で撮像された
画像が画面表示される。
戒設定をONとした状態であれば、複数の固定カメラ1
のうち、少なくともいずれか一つの固定カメラ1の視野
領域内に不審者などの人物nや車両mが侵入すると、そ
の固定カメラ1の画像処理装置4のビデオセンサ5から
出力される検出信号がコントローラ14に入力される。
この検出信号に基づいて人物n又は車両mの被写体の状
態を撮像するのに最適な位置に設置された可動カメラ2
をコントローラ14が制御選択する。これと同時にタッ
チパネル操作装置15において警戒警報を発すると共に
その検出データの処理により状態表示を行う。
可動カメラ2は、コントローラ14から出力される制御
信号により人物n又は車両mに向けて水平及び垂直方向
に高速で駆動される。この時、コントローラ14からの
制御信号により駆動装置8は、予め設定された視野領域
及び焦点位置等の動作モードのうちから、ビデオセンサ
5からの検出信号に基づいて所望の視野領域及び焦点位
置等の動作モードを選択し、その動作モードで可動カメ
ラ2を高速で駆動して人物n又は車両mの被写体の状態
を的確に捕捉する。その後、ビデオセンサ5による新た
な検出信号が入力されるごとに人物n又は車両mを捕捉
し続けるためにその可動カメラ2を順次駆動させて追跡
する。
た固定カメラ1の視野領域外へその人物n又は車両mが
移動しても、その人物n又は車両mを他の固定カメラ1
で撮像することが可能であり、その他の固定カメラ1の
ビデオセンサ5による検出信号でもって前述したように
可動カメラ2を高速で駆動させて人物n又は車両mを捕
捉し続けて追跡できる。
に人物n又は車両mが移動した場合でも、固定カメラ1
のビデオセンサ5による検出信号に基づいて、複数台の
可動カメラ2の中から、人物n又は車両mを撮像するた
めの最適な位置にある可動カメラ2を選択することがで
きるので、最初に人物n又は車両mを捕捉した可動カメ
ラ2とは別の可動カメラ2を連動させて人物n又は車両
mを捕捉して追跡することが可能である。
くともいずれか1台の固定カメラ1の視野領域内に人物
n又は車両mが侵入し、前述の固定カメラ1の画像処理
装置4のビデオセンサ5から出力される検出信号に基づ
いて、前述したように1台又は複数台の可動カメラ2を
高速で駆動して監視を実行する。この時、コントローラ
14では、警戒レベルに応じた複数段階の監視モードの
うち、前述のビデオセンサ5からの検出信号に基づいて
所定段階の監視モードを選択し、この選択された監視モ
ードに応じて1台又は複数台の可動カメラ2を駆動装置
8により制御する。
面として4分割画面が設定され、モニタ録画装置9によ
り(デジタル)録画が行われると同時にモニタTV10
(可動用)にその画像が自動切換えにより画面表示され
る。これとは別に、警報画面として1画面が設定され、
モニタ録画装置9により(デジタル)録画が行われると
同時に前述とは別のモニタTV10' (警戒用)にその
画像が画面表示される。一方、固定カメラ1について
は、通常画面として4分割画面が設定され、モニタ録画
装置6により(デジタル)録画が行われると同時にモニ
タTV7にその画像が画面表示される。
や不審車などの車両mが監視領域aに侵入した場合に
は、いずれかの固定カメラ1のビデオセンサ5により検
出された人物n又は車両mを、最適位置にある可動カメ
ラ2を高速で駆動することにより捕捉して追跡する。更
に、車両mについては、車両カメラ3により撮像した車
両mをナンバー読取装置11により特定する。
車両mがそのセンシング領域を通過したことが検出され
ると、その検出信号に基づいて車両カメラ3により車両
mのナンバープレートpを撮像する。その車両カメラ3
から出力される画像信号をナンバー読取装置11により
画像処理してそのナンバープレートpに表記された車両
ナンバーを読み取る。
れた車両ナンバーを照合装置12により予め登録された
車両ナンバーと照合し、その車両mが登録車であると判
明した場合には、その登録車に関してデータ処理、プリ
ント出力及びデータ保存の一連の処理を実行する。
いて、ナンバー読取装置11で読み取られた車両ナンバ
ーの車両mが未登録車であると判明した場合には、コン
トローラ14では不審車又は手配車としての異常出力に
基づいて制御信号を出力し、前述した固定カメラ1によ
る検出の場合と同様、この制御信号に基づいて可動カメ
ラ2を駆動装置8により高速で駆動する。
面が設定され、前述した固定カメラ1による異常検知の
場合と同様、この可動カメラ2により車両mを捕捉して
追跡し、その車両mの車種や外形、色などをモニタTV
10' の画面表示で確認可能とする。
体の状態検出と可動カメラによるカメラ監視とを関連づ
けて融合させることにより単一のシステムで構築するこ
とができ、必要最小限のTVカメラの設置数でもって広
範囲に亘る監視領域を設定することができ、コスト面、
施工面、運用面で効率がよく、防犯、防災を目的とした
セキュリティシステムを容易に実現できる。
より、固定カメラによる被写体の状態検出でもってその
被写体の状態を可動カメラで即座に捕捉することがで
き、しかも、被写体の状態を確実に追跡することができ
て被写体の特定を迅速かつ容易に行うことができる。
示す構成ブロック図
ローチャート
例を示す平面図
例を示す正面図
設置例を示す平面図
検出に対して可動カメラを駆動制御する監視モードの二
例を示す表
Claims (7)
- 【請求項1】 予め設定された所定の監視領域を撮像す
るように固定された固定カメラと、前記固定カメラの撮
像領域内に存在する被写体の状態を検出する検出手段
と、所定の角度範囲で駆動することにより広域の監視領
域を有する可動カメラと、前記可動カメラの視野領域及
び焦点位置等の動作モードを設定可能とし、その動作モ
ードにより前記可動カメラを高速で駆動する駆動手段
と、前記検出手段からの出力信号に基づいて、前記設定
された所定の動作モードを選択し、この選択された動作
モードに応じて前記可動カメラを駆動手段により制御す
る制御手段とからなることを特徴とする監視カメラシス
テム。 - 【請求項2】 車両のナンバープレートを撮像する領域
が設定された車両ナンバー読取用カメラと、前記車両ナ
ンバー読取用カメラで撮像されたナンバープレートを画
像処理して車両ナンバーを読み取る車両ナンバー読取手
段及びその車両ナンバー読取手段により読み取られた車
両ナンバーを予め登録された車両ナンバーと照合する照
合手段と、所定の角度範囲で駆動することにより広域の
監視領域を有する可動カメラと、前記可動カメラの視野
領域及び焦点位置等の動作モードを設定可能とし、その
動作モードにより前記可動カメラを高速で駆動する駆動
手段と、前記照合手段からの出力信号に基づいて、前記
設定された所定の動作モードを選択し、この選択された
動作モードに応じて前記可動カメラを駆動手段により制
御する制御手段とからなることを特徴とする監視カメラ
システム。 - 【請求項3】 予め設定された所定の監視領域を撮像す
るように固定された固定カメラと、前記固定カメラの撮
像領域内に存在する被写体の状態を検出する検出手段
と、車両のナンバープレートを撮像する領域が設定され
た車両ナンバー読取用カメラと、前記車両ナンバー読取
用カメラで撮像されたナンバープレートを画像処理して
車両ナンバーを読み取る車両ナンバー読取手段及びその
車両ナンバー読取手段により読み取られた車両ナンバー
を予め登録された車両ナンバーと照合する照合手段と、
所定の角度範囲で駆動することにより広域の監視領域を
有する可動カメラと、前記可動カメラの視野領域及び焦
点位置等の動作モードを設定可能とし、その動作モード
により前記可動カメラを高速で駆動する駆動手段と、前
記検出手段又は照合手段からの出力信号に基づいて、前
記設定された所定の動作モードを選択し、この選択され
た動作モードに応じて前記可動カメラを駆動手段により
制御する制御手段とからなることを特徴とする監視カメ
ラシステム。 - 【請求項4】 前記固定カメラ又は車両ナンバー読取用
カメラ及び前記可動カメラの少なくともいずれかが複数
台で構成され、1台又は複数台の固定カメラの検出手段
又は車両ナンバー読取用カメラの照合手段の出力に基づ
いて、1台又は複数台の可動カメラを選択して駆動する
ように構成したことを特徴とする請求項1又は2、3記
載の監視カメラシステム。 - 【請求項5】 前記固定カメラ又は車両ナンバー読取用
カメラ及び前記可動カメラの少なくともいずれかが複数
台で構成され、前記制御手段は、1台又は複数台の固定
カメラの検出手段又は車両ナンバー読取用カメラの照合
手段の出力に基づいて、警戒レベルに応じた複数段階の
監視モードのうちから所定段階の監視モードを選択し、
この選択された監視モードに応じて前記可動カメラを駆
動手段により制御することを特徴とする請求項1又は
2、3記載の監視カメラシステム。 - 【請求項6】 前記固定カメラ又は車両ナンバー読取用
カメラ及び前記可動カメラから得られたそれぞれの映像
を所定の記録媒体に記録すると共にモニタ装置に表示す
るように構成したことを特徴とする請求項1又は2、3
記載の監視カメラシステム。 - 【請求項7】 前記照合手段にて照合された車両ナンバ
ーが予め登録された車両ナンバーと一致しない車両と判
断された際には、不一致信号を出力すると共に前記可動
カメラにより前記車両を追尾するように構成したことを
特徴とする請求項2又は3記載の監視カメラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05096698A JP3500296B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 監視カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05096698A JP3500296B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 監視カメラシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252535A true JPH11252535A (ja) | 1999-09-17 |
JP3500296B2 JP3500296B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=12873573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05096698A Expired - Fee Related JP3500296B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 監視カメラシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3500296B2 (ja) |
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1998
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