JP3032089U - 傘 - Google Patents

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JP3032089U
JP3032089U JP1996005146U JP514696U JP3032089U JP 3032089 U JP3032089 U JP 3032089U JP 1996005146 U JP1996005146 U JP 1996005146U JP 514696 U JP514696 U JP 514696U JP 3032089 U JP3032089 U JP 3032089U
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加煌 陳
勝奎 郭
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美河 祥介
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆる「サクラ骨」構造の傘において、支
骨取付時の作業性を向上する。 【解決手段】 親骨取付部と該親骨取付部に枢着される
支骨取付部22とからなる連結部材の親骨取付部を親骨
に挿通固定し、支骨取付部22に設けられた支骨嵌入孔
22a内に2本の支骨17の一端部17a,17bをま
とめて嵌入固定する。該支骨取付部22と同一材料・同
一形状・同一の大きさの連結部材23を下ろくろに枢着
し、連結部材23に設けられた支骨嵌入孔に2本の支骨
17の他端部をまとめて嵌入固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、「サクラ骨」と称される傘骨構造を有する傘に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な傘は、上ろくろに放射線状に取り付けられた複数の親骨の各本中途部 に、1本ずつの支骨端部が枢支連結されており、この支骨の他端部が下ろくろに 連結される傘骨構造になっている。 これに対し、傘製造業界で一般に「サクラ骨」と称される傘骨構造がある。図 7〜図10がこの「サクラ骨」構造を有する傘の従来技術を示す図である。傘1 は、中棒2と、中棒2に摺動自在に外嵌された下ろくろ3と、中棒2の上端部に 固着された上ろくろ(図示していない)と、中棒2の下端部に固着された手元( 図示していない)と、傘骨を構成する複数本の親骨6と支骨7、及び張布8とか ら主構成されている。
【0003】 複数本の親骨6は、その各一端部が上ろくろに枢支されて放射状に開閉自在と されている。薄板状の細幅金属線条である支骨7は、親骨6の2倍の本数設けら れる。一例として親骨8本、支骨16本として説明する。各支骨7をそれぞれ7 A〜7Pとし、その各一端部を7a〜7p、各他端部を7a´〜7p´とする。 図8に模式図で示すように、傘1に組付け前の状態において、支骨7の一端部 7a〜7pはそれぞれ隣接する2本ずつに組分けされ(7aと7b、7cと7d 、…7oと7p)、各組の端部近傍が結束具9によって結束される。一方、他端 部7a´〜7p´は、前記一端部7a〜7pの結束に関して組分けされた組内の 一方の支骨と、その支骨に隣接しかつ他組に属する支骨とが2本ずつ組分けされ (7b´と7c´、7d´と7e´、…7p´と7a´)、各組他端部近傍が結 束具9によってそれぞれ結束される。なお、結束される位置は、親骨50cm、 支骨20〜24cmの極一般的なサイズの傘においては、それぞれ端部から3〜 5cm程度のところ(支骨の長さの12.5%〜25%)である。
【0004】 この状態で、結束された2本の一端部が、連結部材10を用いて親骨6の中途 部に枢着される(図9参照)。また、他端部も、図10に示すように、2本ずつ 結束された状態で下ろくろ3の抱き針に枢着される。 開傘時には、連結部材10によって結束された各2本の支骨7,7が中央部が 最も離間するように弾性変形し、親骨の数(この場合は8枚)の花弁を有する花 のような形状となる。この「サクラ骨」構造の傘は、典型的な傘骨構造に比べて 支骨の本数が2倍となるので、一般的な傘骨構造よりも強靱で、強風時などの使 用に適している。また、サクラの花状の支骨の構造はデザイン的にも優れている 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、「サクラ骨」構造は、前述のように傘への組付け作業に先立っ て支骨7の両端部近傍をそれぞれ2本ずつ結束する作業が必要であり、一般の傘 の製造に比べ作業工程が多く煩雑である。更に、結束された複数本の支骨7の両 端部をそれぞれ下ろくろ3と親骨6中途部とに連結する作業は、取付作業に係る 支骨以外の支骨が作業の邪魔となり、一般的な傘の組立作業に比べて作業性が悪 くなるという欠点もある。
【0006】 また、一般の構造の傘に比べ支骨7の本数が2倍になるため、重くなるという 問題もある。 本考案の課題は、「サクラ骨」構造の傘の製造工程における作業性を向上する ことである。また、「サクラ骨」構造の傘に特有の重さを解消することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案の傘は、上ろくろ14に放射状に枢着される複数本の合成樹脂製 親骨16と、該親骨16の2倍の本数の合成樹脂製薄板状細幅条材からなる支骨 17と、親骨16と支骨17とを連結するための合成樹脂製第1連結部材20と 、下ろくろ13と支骨17をを連結するための合成樹脂製第2連結部材23とを 有し、前前記第1連結部材20はそれぞれ一体成形された親骨取付部21と略棒 状部材である支骨取付部22とを備えており、該親骨取付部21には筒状部21 aと一対の枢支片21b,21bとが設けられ、筒状部21aには前記親骨16 の中途部が挿通固定されるとともに、一対の枢支片21b,21b間には前記支 骨取付部22の長手方向一端側が枢着されており、支骨取付部22には長手方向 他端側が開口するように支骨嵌入孔22aが設けられ、該支骨嵌入孔22aには 2本の支骨17,17の一端部が嵌入固定され、かつ、第2連結部材23は前記 支骨取付部22と同一材料かつ同一形状の部材であって、該第2連結部材23に 設けられた支骨嵌入孔23aには2本の支骨17,17の他端部が嵌入固定され ることを特徴とする(請求項1)。
【0008】 これにより、傘の製造工程中の傘骨の組付時において従来のように支骨の両端 部を親骨及び下ろくろへの取付けに応じて結束する作業が不要となるので、作業 が簡略化される。また、従来のように支骨を結束してから組付作業を行う場合に は作業に係る支骨以外の支骨が作業の障害となっていたがそのような障害がない ため、作業が容易である。したがって、傘製造の作業性が大幅に向上される。ま た、連結部材は合成樹脂材料を用いて一体成形可能となり、金属部材のような加 工が不要で部品形状も揃うので、作業が容易であり、かつコストダウンの点から も有利である。
【0009】 さらに、第1連結部材(連結部材20)においては親骨取付部と支骨取付部と を別部材としたので、取付作業が容易となる。また、第1連結部材の支骨取付部 と第2連結部材(連結部材23)とを同一の部材としたので、部材製造の労力及 びコストが軽減される。また、親骨、支骨、連結部材等がそれぞれ合成樹脂製で あるため、傘自体が軽くなって傘の使用性が向上されるとともに、組付作業時の 取り扱いが容易となり、作業性も向上される。
【0010】 また、本考案の傘は、前記第1連結部材20及び第2連結部材23に、それぞ れの支骨嵌入孔22a,23aに嵌入された各2本の支骨17,17を貫通し、 かつ支骨嵌入孔22a,23aに対向する両外壁部に達する金属細線24が埋入 されることを特徴とする(請求項2)。したがって、支骨と連結部材とを強固に 固着することができる。
【0011】 さらに、本考案の傘は、前記上ろくろ14と親骨16とは合成樹脂製連結部材 によって連結されており、該連結部材は略棒状部材であってその長手方向一端側 が上ろくろ14に枢着されるとともに、該連結部材には長手方向他端側に開口す る親骨嵌入孔が設けられており、各親骨16の一端部が該親骨嵌入孔に嵌入固定 される構造とされることが有利である(請求項3)。これにより、親骨と上ろく ろとの取付けの作業性も向上される。
【0012】 また、本考案の傘は、支骨取付部22が支骨17の12.5〜25%の長さに 形成され、かつ、支骨嵌入孔22aの長さは支骨取付部22の全長の30%以上 とされることが好ましい(請求項4)。これにより、薄板状細幅条である支骨1 7は十分に撓んでそのばね力を発揮することができ、かつ、支骨17が容易に抜 け落ちることを防止可能である。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の一形態である傘11は、通常金属製中空棒からなる中棒12と 、中棒12の上端部に固着された上ろくろ14と、中棒12に摺動可能に外嵌さ れた下ろくろ13と、中棒12の下端に固着された手元15と、傘骨を構成する 親骨16及び支骨17と、張布18とから主構成される。
【0014】 親骨16は、好ましくはFRP(繊維強化プラスチック)製であるが、他の合 成樹脂製または金属製であってもよい。また、断面形状は円形、馬蹄形等どのよ うな形状であってもよい。支骨17もまた、好ましくはFRP(繊維強化プラス チック)製であるが、他の合成樹脂製または金属製であってもよく、細幅の薄板 状に形成されている。
【0015】 支骨17は、前記親骨16の2倍の本数設けられる。本実施形態においては一 例として親骨8本、支骨16本として説明する。支骨17の各本を17A〜17 Pとし、その各一端部を17a〜17p、各他端部を17a´〜17p´とする と、各支骨17A〜17Pは、2本ずつに組分けされて(17Aと17B、17 Cと17D、…17Oと17P)、その各組の2本の一端部(17aと17b、 17cと17d、…17oと17p)が親骨16の各中途部に取り付けられた連 結部材20に嵌入されることによって取り付けられる。
【0016】 連結部材20は、親骨取付部21と支骨取付部22とからなる樹脂製部材であ り、好ましくは硬質合成樹脂、特にポリカーボネイト製である。親骨取付部21 と支骨取付部22とはそれぞれ一体成形されている。親骨取付部21は、筒状部 21aとその筒状部21aの外周部から突出する一対の枢支片21b,21bと を有する。支骨取付部22は略棒状部材であって、長手方向一端部側が開口した 嵌入孔22aが設けられている。前記筒状部21aには親骨16が挿通固定され 、一対の枢支片21b,21b間には支骨取付部22の他端側がピンなどによっ て枢着される。
【0017】 前記嵌入孔22aには、前述のように、2本の支骨17の前記一端部(17a と17b、17aと17b、17cと17d、…17oと17p)がそれぞれ嵌 入される。この際支骨17は、支骨取付部22の回動方向(図2に矢印イで示す )に、薄板状である支骨17の板厚面側が向くような方向で嵌入される。 なお、嵌入孔22aは支骨2本の端部が嵌入されて容易に抜け落ちない程度の 大きさに形成されるため、嵌入された2本の支骨17は支骨取付部22に固定さ れる。
【0018】 また、支骨取付部22の大きさに関しては、薄板状細幅条である支骨17が十 分に撓んでそのばね力を発揮するような構造とするためには、親骨50cm、支 骨20〜24cmの一般的サイズの傘において、全長3〜5cm(支骨の12. 5〜25%)程度とされることが好ましい。かつ、支骨17の抜け落ちを防止す るためには、支骨嵌入孔22aの長さは少なくとも支骨取付部22の全長の30 %以上、好ましくは50%とされる。
【0019】 更に、好ましくは、支骨17を支骨取付部22に更に強固に固定するため、支 骨取付部22の外方から金属細線24を圧入し貫通する(いわゆる「かしめ鋲」 )。この場合、金属細線24は、2本の支骨を完全に貫通し、且つその両端部は 支骨嵌入孔22aの外壁部にまで達するが、支骨取付部22の外方へ突出しない ようにすることが安全性の観点から好ましい。
【0020】 支骨17の各他端部17a´〜17p´は、下ろくろ13に枢着された連結部 材23に設けられた支骨嵌入孔23aに嵌入固定される。この際、前述のとおり 2本ずつ組分けされた各組の支骨の一方と、その一方に隣合う支骨であって且つ 同組の他方の支骨ではない支骨との2本の支骨の他端部(17a´と17b、1 7b´と17c、…17o´と17p、17p´と17a)が、2本ずつまとめ て一つの支骨嵌入孔23aに嵌入されている。
【0021】 連結部材23は、前記支骨取付部22と同一材料・同一形状・同一の大きさの 部材であることが好ましい。これにより、部品製造時の労力及びコストの点から も有利となる。当然ながら、薄板状細幅条である支骨17が十分に撓んでそのば ね力を発揮するような構造としかつ支骨17の抜け落ちを防止するために好まし い連結部材23及び支骨嵌入孔23aの長さについても、前述の支骨取付部22 及びその支骨嵌入孔22aの好ましい長さと同様である。
【0022】 ただし、連結部材23は必ずしも支骨取付部22と同じにする必要はなく、長 手方向一端側が開口する支骨嵌入孔を有する樹脂製の筒状部材であれば、支骨取 付部22と異なる材料・形状・大きさの部材を用いることも可能である。また、 支骨取付部22の場合と同様に金属細線24を圧入して支骨17他端部と連結部 材23とを強固に固定することが好ましい。
【0023】 親骨16と上ろくろ14との取付に関する好ましい形態として、上ろくろ14 の抱き針に連結部材を枢着する。該連結部材には、上ろくろ取付け側と反対側端 に開口する親骨嵌入孔が設けられており、この親骨挿通孔に親骨16の端部が挿 通固定される。この連結部材も、硬質合成樹脂、特にポリカーボネイト製が好ま しい。また、支骨取付部22及び連結部材23の場合と同様に金属細線24を圧 入して親骨16と連結部材とを強固に固定することが好ましい。
【0024】 上述の構成によれば、傘11の製造工程中の傘骨の組付時において、従来のよ うに支骨の両端部を親骨及び下ろくろへの取付けに応じて結束する作業が不要と なるので、作業が簡略化される。また、従来のように支骨を結束してから組付作 業を行う場合には、作業に係る支骨以外の支骨が作業の障害となっていたが、支 骨1本ずつを連結部材20,23に嵌入する作業においてはそのような障害がな いため、作業が容易である。したがって、傘製造の作業性が大幅に向上される。
【0025】 また、支骨を合成樹脂で形成する場合には、弾性と強度とを兼ね備え且つ軽い 支骨を形成することが可能となり、連結部材20,23への嵌入時の取り扱いが し易く、更に作業性を向上可能である。また、傘自体も軽く形成されるため、使 用性も向上される。この場合、支骨はFRPを用いて形成することが特に好まし い。
【0026】 なお、支骨17の各一端部17a〜17pを連結部材20の支骨取付部22に 嵌入固定した上で更に金属細線24を圧入することによって、支骨17と連結部 材20とを更に強固に固着することができる。 同様に、支骨17の各他端部17a´〜17p´を連結部材23に嵌入固定し た上で更に金属細線24を圧入することによって、支骨17と連結部材23とを 更に強固に固着することができる。
【0027】 なお、本考案は上述の構成に限定されるものではなく、例えば金属細線24の 圧入にかえて、またはそれに加えて、支骨嵌入孔内面又は支骨の嵌入部分に接着 剤を塗布してから嵌入することによって、支骨と連結部材20,23を固定して もよい。
【0028】
【考案の効果】
請求項1に記載の本考案によれば、傘の製造工程中の傘骨の組付時において従 来のように支骨の両端部を親骨及び下ろくろへの取付けに応じて結束する作業が 不要となるので、作業が簡略化される。また、従来のように支骨を結束してから 組付作業を行う場合には作業に係る支骨以外の支骨が作業の障害となっていたが そのような障害がないため、作業が容易である。したがって、傘製造の作業性が 大幅に向上される。また、連結部材は合成樹脂材料を用いて一体成形可能となり 、金属部材のような加工が不要で部品形状も揃うので、作業が容易であり、かつ コストダウンの点からも有利である。
【0029】 さらに、第1連結部材(連結部材20)においては親骨取付部と支骨取付部と を別部材としたので、取付作業が容易となる。また、第1連結部材の支骨取付部 と第2連結部材(連結部材23)とを同一の部材としたので、部材製造の労力及 びコストが軽減される。また、親骨、支骨、連結部材等がそれぞれ合成樹脂製で あるため、傘自体が軽くなって傘の使用性が向上されるとともに、組付作業時の 取り扱いが容易となり、作業性も向上される。
【0030】 また、請求項2に記載の本考案によれば、支骨と連結部材とを強固に固着する ことができる。 さらに、請求項3に記載の本考案によれば、親骨と上ろくろとの取付けの作業 性も向上される。 また、請求項4に記載の本考案によれば、薄板状細幅条である支骨17は十分 に撓んでそのばね力を発揮することができ、かつ、支骨17が容易に抜け落ちる ことを防止可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】支骨取付部22付近の構造を示す分解斜視図で
ある。
【図2】支骨17の親骨16への取付構造を示す断面図
である。
【図3】傘11の斜視図である。
【図4】傘11の全体構造を示すための、張布を除いた
簡略図である。
【図5】支骨取付部22の横断面図である。
【図6】支骨17の下ろくろ13への取付構造を示す断
面図である。
【図7】従来技術である「サクラ骨」構造の傘1を示す
図である。
【図8】支骨7の傘への組付前の作業工程を説明するた
めの模式図である。
【図9】支骨7の親骨6への取付構造を示す分解斜視図
である。
【図10】支骨7の下ろくろ3への取付構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
11 傘 13 下ろくろ 16 親骨 17(17A〜17P)支骨 17a〜17p 支骨一端部 17a´〜17p´ 支骨他端部 20 連結部材(第1連結部材) 21 親骨取付部 22 支骨取付部 22a,23a 支骨嵌入孔 23 連結部材(第2連結部材) 24 金属細線

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ろくろ(14)に放射状に枢着される
    複数本の合成樹脂製親骨(16)と、該親骨(16)の
    2倍の本数の合成樹脂製薄板状細幅条材からなる支骨
    (17)と、親骨(16)と支骨(17)とを連結する
    ための合成樹脂製第1連結部材(20)と、下ろくろ
    (13)と支骨(17)をを連結するための合成樹脂製
    第2連結部材(23)とを有し、前前記第1連結部材
    (20)はそれぞれ一体成形された親骨取付部(21)
    と略棒状部材である支骨取付部(22)とを備えてお
    り、該親骨取付部(21)には筒状部(21a)と一対
    の枢支片(21b,21b)とが設けられ、筒状部(2
    1a)には前記親骨(16)の中途部が挿通固定される
    とともに、一対の枢支片(21b,21b)間には前記
    支骨取付部(22)の長手方向一端側が枢着されてお
    り、支骨取付部(22)には長手方向他端側が開口する
    ように支骨嵌入孔(22a)が設けられ、該支骨嵌入孔
    (22a)には2本の支骨(17,17)の一端部が嵌
    入固定され、かつ、第2連結部材(23)は前記支骨取
    付部(22)と同一材料かつ同一形状の部材であって、
    該第2連結部材(23)に設けられた支骨嵌入孔(23
    a)には2本の支骨(17,17)の他端部が嵌入固定
    されることを特徴とする傘。
  2. 【請求項2】 前記第1連結部材(20)及び第2連結
    部材(23)には、それぞれの支骨嵌入孔(22a,2
    3a)に嵌入された各2本の支骨(17,17)を貫通
    し、かつ支骨嵌入孔(22a,23a)に対向する両外
    壁部に達する金属細線(24)が埋入されることを特徴
    とする請求項1に記載の傘。
  3. 【請求項3】 前記上ろくろ(14)と親骨(16)と
    は合成樹脂製連結部材によって連結されており、該連結
    部材は略棒状部材であってその長手方向一端側が上ろく
    ろ(14)に枢着されるとともに、該連結部材には長手
    方向他端側に開口する親骨嵌入孔が設けられており、各
    親骨(16)の一端部が該親骨嵌入孔に嵌入固定される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の傘。
  4. 【請求項4】 支骨取付部(22)は支骨(17)の1
    2.5〜25%の長さに形成され、かつ、支骨嵌入孔
    (22a)の長さは支骨取付部(22)の全長の30%
    以上とされることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の傘。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015016272A (ja) * 2012-01-11 2015-01-29 シャンユ ティエンハン インダストリー アンド トレイド シーオー.,エルティーディー 風防傘骨

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