JP2892311B2 - 傘 - Google Patents

Info

Publication number
JP2892311B2
JP2892311B2 JP13875696A JP13875696A JP2892311B2 JP 2892311 B2 JP2892311 B2 JP 2892311B2 JP 13875696 A JP13875696 A JP 13875696A JP 13875696 A JP13875696 A JP 13875696A JP 2892311 B2 JP2892311 B2 JP 2892311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting member
bone
support
rib
umbrella
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13875696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09313228A (ja
Inventor
加煌 陳
勝奎 郭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP13875696A priority Critical patent/JP2892311B2/ja
Publication of JPH09313228A publication Critical patent/JPH09313228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2892311B2 publication Critical patent/JP2892311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、「サクラ骨」と称
される傘骨構造を有する傘に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な傘は、上ろくろに放射線状に取
り付けられた複数の親骨の各本中途部に、1本ずつの支
骨端部が枢支連結されており、この支骨の他端部が下ろ
くろに連結される傘骨構造になっている。これに対し、
傘製造業界で一般に「サクラ骨」と称される傘骨構造が
ある。図7〜図10がこの「サクラ骨」構造を有する傘
の従来技術を示す図である。傘1は、中棒2と、中棒2
に摺動自在に外嵌された下ろくろ3と、中棒2の上端部
に固着された上ろくろ(図示していない)と、中棒2の
下端部に固着された手元(図示していない)と、傘骨を
構成する複数本の親骨6と支骨7、及び張布8とから主
構成されている。
【0003】複数本の親骨6は、その各一端部が上ろく
ろに枢支されて放射状に開閉自在とされている。薄板状
の細幅金属線条である支骨7は、親骨6の2倍の本数設
けられる。一例として親骨8本、支骨16本として説明
する。各支骨7をそれぞれ7A〜7Pとし、その各一端
部を7a〜7p、各他端部を7a´〜7p´とする。図
8に模式図で示すように、傘1に組付け前の状態におい
て、支骨7の一端部7a〜7pはそれぞれ隣接する2本
ずつに組分けされ(7aと7b、7cと7d、…7oと
7p)、各組の端部近傍が結束具9によって結束され
る。一方、他端部7a´〜7p´は、前記一端部7a〜
7pの結束に関して組分けされた組内の一方の支骨と、
その支骨に隣接しかつ他組に属する支骨とが2本ずつ組
分けされ(7b´と7c´、7d´と7e´、…7p´
と7a´)、各組他端部近傍が結束具9によってそれぞ
れ結束される。なお、結束される位置は、親骨50c
m、支骨20〜24cmの極一般的なサイズの傘におい
ては、それぞれ端部から3〜5cm程度のところ(支骨
の長さの12.5%〜25%)である。
【0004】この状態で、結束された2本の一端部が、
連結部材10を用いて親骨6の中途部に枢着される(図
9参照)。また、他端部も、図10に示すように、2本
ずつ結束された状態で下ろくろ3の抱き針に枢着され
る。開傘時には、連結部材10によって結束された各2
本の支骨7,7が中央部が最も離間するように弾性変形
し、親骨の数(この場合は8枚)の花弁を有する花のよ
うな形状となる。この「サクラ骨」構造の傘は、典型的
な傘骨構造に比べて支骨の本数が2倍となるので、一般
的な傘骨構造よりも強靱で、強風時などの使用に適して
いる。また、サクラの花状の支骨の構造はデザイン的に
も優れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「サク
ラ骨」構造は、前述のように傘への組付け作業に先立っ
て支骨7の両端部近傍をそれぞれ2本ずつ結束する作業
が必要であり、一般の傘の製造に比べ作業工程が多く煩
雑である。更に、結束された複数本の支骨7の両端部を
それぞれ下ろくろ3と親骨6中途部とに連結する作業
は、取付作業に係る支骨以外の支骨が作業の邪魔とな
り、一般的な傘の組立作業に比べて作業性が悪くなると
いう欠点もある。
【0006】また、一般の構造の傘に比べ支骨7の本数
が2倍になるため、重くなるという問題もある。本発明
の課題は、「サクラ骨」構造の傘の製造工程における作
業性を向上することである。また、「サクラ骨」構造の
傘に特有の重さを解消することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明の傘は、複数本の親骨16と、該親骨16の2倍の本
数の薄板状細幅条材からなる支骨17と、親骨16と支
骨17とを連結するための合成樹脂製第1連結部材20
と、下ろくろ13と支骨17とを連結するための合成樹
脂製第2連結部材23とを有し、前記第1連結部材20
は各親骨16中途部に枢着されるとともに該第1連結部
材に設けられた支骨嵌入孔22aにはそれぞれ2本の支
骨17,17の一端部が嵌入固定されており、第2連結
部材23は下ろくろ13に回動可能に取り付けられると
ともに該第2連結部材に設けられた支骨嵌入孔23aに
はそれぞれ2本の支骨17,17の他端部が嵌入固定さ
れていることを特徴とする(請求項1)。
【0008】これにより、傘の製造工程中の傘骨の組付
時において、従来のように支骨の両端部を親骨及び下ろ
くろへの取付けに応じて結束する作業が不要となるの
で、作業が簡略化される。また、従来のように支骨を結
束してから組付作業を行う場合には作業に係る支骨以外
の支骨が作業の障害となっていたがそのような障害がな
いため、作業が容易である。したがって、傘製造の作業
性が大幅に向上される。
【0009】また、連結部材は合成樹脂材料を用いて一
体成形可能となり、金属部材のような加工が不要で部品
形状も揃うので、作業が容易であり、かつコストダウン
の点からも有利である。また、本発明の傘は、前記第1
連結部材20がそれぞれ一体成形された親骨取付部21
と支骨取付部22とを備え、親骨取付部21は親骨16
を挿通固定する筒状部21aと支骨取付部22を枢着す
るための一対の枢支片21b,21bを有し、支骨取付
部22は略棒状部材であってその長手方向一端側が親骨
取付部21に枢支されるとともに、支骨嵌入孔22aが
他端側端部に開口して設けられており、かつ前記第2連
結部材23は前記支骨取付部22と同一材料かつ同一形
状の部材であることを特徴とする(請求項2)。
【0010】これにより、第1連結部材においては親骨
取付部と支骨取付部とを別部材としたので、取付作業が
容易となる。また、第1連結部材の支骨取付部と第2連
結部材とを同一の部材としたので、部材製造の労力及び
コストが軽減される。更に、本発明の傘は、前記第1連
結部材20及び第2連結部材23にそれぞれの支骨嵌入
孔22a,23aに嵌入された2本の支骨17,17を
貫通し、かつ支骨嵌入孔22a,23aに対向する両外
壁部に達する金属細線24が埋入されることを特徴とす
る(請求項3)。
【0011】これにより、支骨17と連結部材20,2
3とを強固に固着することができる。また、この金属細
線を用いた固着強化方法に換えて、あるいはこれに加え
て、第1連結部材20及び第2連結部材23それぞれの
支骨嵌入孔22a,23aと該支骨嵌入孔22a,23
aに嵌入される2本の支骨17,17の嵌入部分とが、
接着剤で接着されてもよい(請求項4)。
【0012】なお、前記支骨17は、FRP(繊維強化
プラスチック)製であることが好ましい(請求項5)。
これにより、傘自体が軽くなって傘の使用性が向上され
るとともに、支骨取付作業時の取り扱いが容易となり、
作業性が向上される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態である傘1
1は、通常金属製中空棒からなる中棒12と、中棒12
の上端部に固着された上ろくろ14と、中棒12に摺動
可能に外嵌された下ろくろ13と、中棒12の下端に固
着された手元15と、傘骨を構成する親骨16及び支骨
17と、張布18とから主構成される。
【0014】親骨16は、好ましくはFRP(繊維強化
プラスチック)製であるが、他の合成樹脂製または金属
製であってもよい。また、断面形状は円形、馬蹄形等ど
のような形状であってもよい。支骨17もまた、好まし
くはFRP(繊維強化プラスチック)製であるが、他の
合成樹脂製または金属製であってもよく、細幅の薄板状
に形成されている。
【0015】支骨17は、前記親骨16の2倍の本数設
けられる。本実施形態においては一例として親骨8本、
支骨16本として説明する。支骨17の各本を17A〜
17Pとし、その各一端部を17a〜17p、各他端部
を17a´〜17p´とすると、各支骨17A〜17P
は、2本ずつに組分けされて(17Aと17B、17C
と17D、…17Oと17P)、その各組の2本の一端
部(17aと17b、17cと17d、…17oと17
p)が親骨16の各中途部に取り付けられた連結部材2
0に嵌入されることによって取り付けられる。
【0016】連結部材20は、親骨取付部21と支骨取
付部22とからなる樹脂製部材であり、好ましくは硬質
合成樹脂、特にポリカーボネイト製である。親骨取付部
21と支骨取付部22とはそれぞれ一体成形されてい
る。親骨取付部21は、筒状部21aとその筒状部21
aの外周部から突出する一対の枢支片21b,21bと
を有する。支骨取付部22は略棒状部材であって、長手
方向一端部側が開口した嵌入孔22aが設けられてい
る。前記筒状部21aには親骨16が挿通固定され、一
対の枢支片21b,21b間には支骨取付部22の他端
側がピンなどによって枢着される。
【0017】前記嵌入孔22aには、前述のように、2
本の支骨17の前記一端部(17aと17b、17aと
17b、17cと17d、…17oと17p)がそれぞ
れ嵌入される。この際支骨17は、支骨取付部22の回
動方向(図2に矢印イで示す)に、薄板状である支骨1
7の板厚面側が向くような方向で嵌入される。なお、嵌
入孔22aは支骨2本の端部が嵌入されて容易に抜け落
ちない程度の大きさに形成されるため、嵌入された2本
の支骨17は支骨取付部22に固定される。
【0018】また、支骨取付部22の大きさに関して
は、薄板状細幅条である支骨17が十分に撓んでそのば
ね力を発揮するような構造とするためには、親骨50c
m、支骨20〜24cmの一般的サイズの傘において、
全長3〜5cm(支骨の12.5〜25%)程度とされ
ることが好ましい。かつ、支骨17の抜け落ちを防止す
るためには、支骨嵌入孔22aの長さは少なくとも支骨
取付部22の全長の30%以上、好ましくは50%とさ
れる。
【0019】更に、好ましくは、支骨17を支骨取付部
22に更に強固に固定するため、支骨取付部22の外方
から金属細線24を圧入し貫通する(いわゆる「かしめ
鋲」)。この場合、金属細線24は、2本の支骨を完全
に貫通し、且つその両端部は支骨嵌入孔22aの外壁部
にまで達するが、支骨取付部22の外方へ突出しないよ
うにすることが安全性の観点から好ましい。
【0020】支骨17の各他端部17a´〜17p´
は、下ろくろ13に枢着された連結部材23に設けられ
た支骨嵌入孔23aに嵌入固定される。この際、前述の
とおり2本ずつ組分けされた各組の支骨の一方と、その
一方に隣合う支骨であって且つ同組の他方の支骨ではな
い支骨との2本の支骨の他端部(17a´と17b、1
7b´と17c、…17o´と17p、17p´と17
a)が、2本ずつまとめて一つの支骨嵌入孔23aに嵌
入されている。
【0021】連結部材23は、前記支骨取付部22と同
一材料・同一形状・同一の大きさの部材であることが好
ましい。これにより、部品製造時の労力及びコストの点
からも有利となる。当然ながら、薄板状細幅条である支
骨17が十分に撓んでそのばね力を発揮するような構造
としかつ支骨17の抜け落ちを防止するために好ましい
連結部材23及び支骨嵌入孔23aの長さについても、
前述の支骨取付部22及びその支骨嵌入孔22aの好ま
しい長さと同様である。
【0022】ただし、連結部材23は必ずしも支骨取付
部22と同じにする必要はなく、長手方向一端側が開口
する支骨嵌入孔を有する樹脂製の筒状部材であれば、支
骨取付部22と異なる材料・形状・大きさの部材を用い
ることも可能である。また、支骨取付部22の場合と同
様に金属細線24を圧入して支骨17他端部と連結部材
23とを強固に固定することが好ましい。
【0023】親骨16と上ろくろ14との取付に関する
好ましい形態として、上ろくろ14の抱き針に連結部材
を枢着する。該連結部材には、上ろくろ取付け側と反対
側端に開口する親骨嵌入孔が設けられており、この親骨
挿通孔に親骨16の端部が挿通固定される。この連結部
材も、硬質合成樹脂、特にポリカーボネイト製が好まし
い。また、支骨取付部22及び連結部材23の場合と同
様に金属細線24を圧入して親骨16と連結部材とを強
固に固定することが好ましい。
【0024】上述の構成によれば、傘11の製造工程中
の傘骨の組付時において、従来のように支骨の両端部を
親骨及び下ろくろへの取付けに応じて結束する作業が不
要となるので、作業が簡略化される。また、従来のよう
に支骨を結束してから組付作業を行う場合には、作業に
係る支骨以外の支骨が作業の障害となっていたが、支骨
1本ずつを連結部材20,23に嵌入する作業において
はそのような障害がないため、作業が容易である。した
がって、傘製造の作業性が大幅に向上される。
【0025】また、支骨を合成樹脂で形成する場合に
は、弾性と強度とを兼ね備え且つ軽い支骨を形成するこ
とが可能となり、連結部材20,23への嵌入時の取り
扱いがし易く、更に作業性を向上可能である。また、傘
自体も軽く形成されるため、使用性も向上される。この
場合、支骨はFRPを用いて形成することが特に好まし
い。
【0026】なお、支骨17の各一端部17a〜17p
を連結部材20の支骨取付部22に嵌入固定した上で更
に金属細線24を圧入することによって、支骨17と連
結部材20とを更に強固に固着することができる。同様
に、支骨17の各他端部17a´〜17p´を連結部材
23に嵌入固定した上で更に金属細線24を圧入するこ
とによって、支骨17と連結部材23とを更に強固に固
着することができる。
【0027】なお、本発明は上述の構成に限定されるも
のではなく、例えば金属細線24の圧入にかえて、また
はそれに加えて、支骨嵌入孔内面又は支骨の嵌入部分に
接着剤を塗布してから嵌入することによって、支骨と連
結部材20,23を固定してもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、傘の
製造工程中の傘骨の組付時において従来のように支骨の
両端部を親骨及び下ろくろへの取付けに応じて結束する
作業が不要となるので、作業が簡略化される。また、従
来のように支骨を結束してから組付作業を行う場合には
作業に係る支骨以外の支骨が作業の障害となっていたが
そのような障害がないため、作業が容易である。したが
って、傘製造の作業性が大幅に向上される。また、連結
部材は合成樹脂材料を用いて一体成形可能となり、金属
部材のような加工が不要で部品形状も揃うので、作業が
容易であり、かつコストダウンの点からも有利である。
【0029】請求項2に記載の本発明によれば、第1連
結部材(連結部材20)においては親骨取付部と支骨取
付部とを別部材としたので、取付作業が容易となる。ま
た、第1連結部材の支骨取付部と第2連結部材(連結部
材23)とを同一の部材としたので、部材製造の労力及
びコストが軽減される。請求項3または4に記載の本発
明によれば、支骨と連結部材とを強固に固着することが
できる。
【0030】請求項5に記載の本発明によれば、傘自体
が軽くなって傘の使用性が向上されるとともに、支骨取
付作業時の取り扱いが容易となり、作業性が向上され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】支骨取付部22付近の構造を示す分解斜視図で
ある。
【図2】支骨17の親骨16への取付構造を示す断面図
である。
【図3】傘11の斜視図である。
【図4】傘11の全体構造を示すための、張布を除いた
簡略図である。
【図5】支骨取付部22の横断面図である。
【図6】支骨17の下ろくろ13への取付構造を示す断
面図である。
【図7】従来技術である「サクラ骨」構造の傘1を示す
図である。
【図8】支骨7の傘への組付前の作業工程を説明するた
めの模式図である。
【図9】支骨7の親骨6への取付構造を示す分解斜視図
である。
【図10】支骨7の下ろくろ3への取付構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
11 傘 13 下ろくろ 16 親骨 17(17A〜17P)支骨 17a〜17p 支骨一端部 17a´〜17p´ 支骨他端部 20 連結部材(第1連結部材) 21 親骨取付部 22 支骨取付部 22a,23a 支骨嵌入孔 23 連結部材(第2連結部材) 24 金属細線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−15004(JP,A) 特開 平7−155216(JP,A) 実開 平7−16617(JP,U) 実開 平3−44415(JP,U) 実開 平7−20827(JP,U) 登録実用新案3010652(JP,U) 実公 昭32−8753(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45B 25/02 A45B 3/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の親骨(16)と、該親骨(1
    6)の2倍の本数の薄板状細幅条材からなる支骨(1
    7)と、親骨(16)と支骨(17)とを連結するため
    の合成樹脂製第1連結部材(20)と、下ろくろ(1
    3)と支骨(17)とを連結するための合成樹脂製第2
    連結部材(23)とを有し、前記第1連結部材(20)
    は各親骨(16)中途部に枢着されるとともに該第1連
    結部材に設けられた支骨嵌入孔(22a)にはそれぞれ
    2本の支骨(17,17)の一端部が嵌入固定されてお
    り、第2連結部材(23)は下ろくろ(13)に回動可
    能に取り付けられるとともに該第2連結部材に設けられ
    た支骨嵌入孔(23a)にはそれぞれ2本の支骨(1
    7,17)の他端部が嵌入固定されていることを特徴と
    する傘。
  2. 【請求項2】 前記第1連結部材(20)はそれぞれ一
    体成形された親骨取付部(21)と支骨取付部(22)
    とを備え、親骨取付部(21)は親骨(16)を挿通固
    定する筒状部(21a)と支骨取付部(22)を枢着す
    るための一対の枢支片(21b,21b)を有し、支骨
    取付部(22)は略棒状部材であってその長手方向一端
    側が親骨取付部(21)に枢支されるとともに、支骨嵌
    入孔(22a)が他端側端部に開口して設けられてお
    り、かつ、前記第2連結部材(23)は前記支骨取付部
    (22)と同一材料かつ同一形状の部材であることを特
    徴とする請求項1に記載の傘。
  3. 【請求項3】 前記第1連結部材(20)及び第2連結
    部材(23)には、それぞれの支骨嵌入孔(22a,2
    3a)に嵌入された2本の支骨(17,17)を貫通
    し、かつ支骨嵌入孔(22a,23a)に対向する両外
    壁部に達する金属細線(24)が埋入されることを特徴
    とする請求項1または2に記載の傘。
  4. 【請求項4】 前記第1連結部材(20)及び第2連結
    部材(23)それぞれの支骨嵌入孔(22a,23a)
    と該支骨嵌入孔(22a,23a)に嵌入される2本の
    支骨(17,17)の嵌入部分とが、接着剤で接着され
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    傘。
  5. 【請求項5】 前記支骨(17)は、FRP(繊維強化
    プラスチック)製であることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の傘。
JP13875696A 1996-05-31 1996-05-31 Expired - Fee Related JP2892311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13875696A JP2892311B2 (ja) 1996-05-31 1996-05-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13875696A JP2892311B2 (ja) 1996-05-31 1996-05-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09313228A JPH09313228A (ja) 1997-12-09
JP2892311B2 true JP2892311B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=15229455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13875696A Expired - Fee Related JP2892311B2 (ja) 1996-05-31 1996-05-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2892311B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN202396642U (zh) * 2012-01-11 2012-08-29 黄自力 防风伞骨架
CN110403314A (zh) * 2019-08-02 2019-11-05 中国地质大学(武汉) 一种基于柔性机构的雨伞骨架及儿童雨伞

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09313228A (ja) 1997-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5368407A (en) Ring binder carrier rails
WO1997015738A1 (en) Fast-erecting tent
EP0919351A3 (en) Fiber-Reinforced resin molded article and method of manufacturing the same
JP2892311B2 (ja)
JP3032089U (ja)
JPS60181388A (ja) 撚線ケーブル組立体とその製造方法
JP2000514906A (ja) モジュール自立素子にプラスチック材料製アクセサリーを結合するとともに該モジュール自立素子を自動車の車体構造要素に固定する装置
US5931175A (en) Umbrella rib assembly having light grooved rib reinforced with resilient rib
JPS6321777B2 (ja)
JPS6235383Y2 (ja)
JPH0734890Y2 (ja) 造 花
JP3503283B2 (ja) トラス構造体
JPH03131282A (ja) 中部材入りシャフト及び中部材入り釣竿
JP3010652U (ja) 傘の親骨用ジョイント器の取付構造
JPH0325655Y2 (ja)
JPH01124403A (ja) こうもりがさなどの補強材及びその使用
JPH05192209A (ja) 傘骨接続部材
JPH0411604Y2 (ja)
JPS61191496A (ja) 人形等用植毛部材の製造方法
JPH03879A (ja) ケーブルエンド
JP3003454U (ja) 傘における骨格の連結構造
JPH0636678Y2 (ja) 接ぎ木用支持具
CN2294619Y (zh) 一种夹子装置
JP3042554U (ja) 苗木の接ぎ木用クリップ
JPS5893531A (ja) 自転車用ハンドルポストおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080226

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100226

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110226

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110226

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120226

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees