JP3035118U - 表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は公知のものより部品点数が少ない一
部材からなり、使用者でも組み立ての扱いが容易に理解
できる構成にし、任意に取り外しができることを考案の
目的とするものである。 【構成】 バネ弾力により先端を閉じるクリップ（１
ａ），（１ｂ）の一側のハンドル片（５ａ）の内側に、
９０度の角度に屈曲した金属線先端部（４ａ）が挿入可
能な支持筒（２）と、金属線主部（４ｂ）を側部から挟
持着脱自在な弾性を有する挟持片（３）を併設し、所用
の広告表示板類（８）を金属線（４ａ），（４ｂ）を介
し容易に挟着保持させる構造にするものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は主として紙や布等で制作される広告用の表示板類をクリップにより容 易に店頭等のディスプレーに取り付ける部材である。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種のクリップは金属製クリップのハンドル部の中心に穴を明け、他端 に表示板を取り付けた金属線の先端を円状に屈曲させてハンドル部の穴に合わせ 、取付具のカシメにより取り付けている為め作業工程が多い、又表示板の所用完 了時にはクリップと表示板が容易に分離できずクリップの再利用が不可能である 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

金属製クリップを合成樹脂製にし防錆性や外観を向上させ、部品点数を減らし 加工作業を容易にし、使用完了時にクリップの再利用を可能にする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

該目的を達成するための本考案の概要を図１〜図３を参照して説明すると、バ ネ弾力により先端を閉じる合成樹脂製のクリップ（１ａ），（１ｂ）の一側のハ ンドル片（５ａ）の内側に９０度の角度に屈曲した金属線先端部（４ａ）が挿入 可能な支持筒（２）と、金属線主部（４ｂ）を側部から挟持着脱自在な弾性を有 する挟持片（３）を一体成形により併設し、先ず金属線先端部（４ａ）を支持筒 （２）に挿入して、次に金属線主部（４ｂ）を挟持片（３）に挟持し固定する、 離脱は先ず挟持片（３）より金属線主部（４ｂ）を外し、次に支持筒（２）より 金属線先端部（４ａ）を分離する。

【０００５】

【考案の効果】

部品点数を減らし取り付けを容易にした為、表示板取り付け作業が早くコスト が廉価である、又表示板の所用の目的を完了した後は容易にクリップから金属線 に取り付けた表示板を取り外し、クリップを再利用する事ができる為実用上の効 果は顕著である。

【図面の簡単な説明】

【図１】支持筒と挟持片を併設したクリップ本体の一側
と金属線先端部の斜視図。

【図２】クリップ本体の側面図。

【図３】表示板を装着した本考案表示具の正面図。

【図４】表示板を装着した従来の表示具の正面図。

【符号の説明】

（１ａ）クリップ本体 （１ｂ）クリップ本体 （２） 支持筒 （３） 挟持片 （４ａ）金属線先端部 （４ｂ）金属線主部 （５ａ）ハンドル片 （５ｂ）ハンドル片 （６） 板バネ （７） 表示具 （８） 表示板 （９） 金属クリップ本体 （１０）金属線取り付け具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一端に表示板を固定する金属線と、その
   金属線の他端に連結するクリップから成る表示板用支持
   具において、上記金属線の他端部を線主部に対して９０
   度の角度で屈曲させ、上記クリップの内部に屈曲先端部
   が挿入可能な支持筒を設け、線主部を側部から挟持可能
   な弾性を有する挟持片を設けて、金属線を固定し又任意
   に離脱可能にする事を特徴とする表示板支持具。