JP3032059B2 - ディレイ試験方法 - Google Patents

ディレイ試験方法

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JP3032059B2 JP3290010A JP29001091A JP3032059B2 JP 3032059 B2 JP3032059 B2 JP 3032059B2 JP 3290010 A JP3290010 A JP 3290010A JP 29001091 A JP29001091 A JP 29001091A JP 3032059 B2 JP3032059 B2 JP 3032059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路内パスのディレイ
試験を行うディレイ試験方法に関するものである。
【0002】回路内のゲートやパスにディレイ故障が存
在していた場合には、この回路を実際の製品に組み込ん
だときに動作エラーが発生する。
【0003】そこで、この種の試験が行われており、特
にLSIに関しては、その高集積化及び高速化に伴い、
ディレイ特性を調べるACテスト,内部ゲートやパスの
オーバーディレイを調べるディレイテストが必須なもの
となっている。
【0004】
【従来の技術】この種の試験を行う従来の装置は、試験
の対象となる回路のパス上に基本ゲート,ラッチ,フリ
ップフロップのみが存在していることを前提としてお
り、したがって、RAMやROMが存在するパスは試験
の対象外となっていた。
【0005】そこで従来においてはメモリ部分が付加回
路で切り出され、このメモリ部分単体で機能テストが行
われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】メモリ単体の機能テス
トではメモリ部分が試験対象の回路から切り出されるの
で、実際にそのメモリが使用されるパスが試験されず、
しかも、テスト内容が縮退故障などの静的なものに限ら
れるので、ディレイ故障などの動的な故障を検出できな
かった。
【0007】したがって、メモリのアドレス入力,デー
タ入力,データ出力,制御入力のパスについて動的な試
験を行って製品の動作を完全に保証することが不可能で
あった。
【0008】本発明は上記従来の事情に鑑みて為された
ものであり、その目的は、メモリを含むパスの動的な試
験を行うことが可能となる方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明:図1におい
て、試験の対象となる回路10の入力ピン12から該回
路10に内蔵されたメモリ14のアドレス入力端子16
に至る入力パス18と該メモリ14のデータ出力端子2
0から該回路10の出力ピン22に至る出力パス24と
を確保し(ステップ100)、前記回路10の入力ピン
12から入力パス18を介して回路内蔵メモリ14のア
ドレス入力端子16に与えられるメモリ読出アドレスを
切り替え(ステップ102)、回路内蔵メモリ14の読
出アドレスが切り替えられてから予め設定された時間が
経過するまでに前記出力ピン22の信号値が変化したか
否かを調べる(ステップ104)。
【0010】第2発明:図2において、試験の対象とな
る回路30の第1入力32から該回路30に内蔵された
メモリ34のアドレス入力端子36に至るアドレス入力
用パス38と該回路30の第2入力40から該メモリ3
4のデータ書込入力42に至るデータ書込用入力パス4
4とを確保し(ステップ200)、前記回路30の第1
入力32からアドレス入力用パス38を介して回路内蔵
メモリ34のアドレス入力端子36に固定のメモリ書込
アドレスを与え(ステップ202)、前記回路30の第
2入力40からデータ書込用入力パス44を介して回路
内蔵メモリ34のデータ書込入力42に対し予め設定さ
れたタイミングでデータの書き込み動作を行い(ステッ
プ204)、回路内蔵メモリ34のデータ出力端子46
から前記回路30の出力ピン48に至る出力パス50を
確保し(ステップ206)、期待した値が回路内蔵メモ
リ34のデータ出力端子46から出力パス50を介して
出力されているか否かを前記回路30の出力ピン48よ
り取り込んだ信号値で調べる(ステップ208)。
【0011】
【作用】第1発明は、切り替えられる読出アドレスに異
なる値が予め書き込まれていることを前提としており、
メモリ14の読出アドレスを切り替えてその読出データ
の値が切替時から定時間内に変化するか否かを調べる。
【0012】第2の発明は、同一アドレスに所定のタイ
ミングで書き込み動作を行い、その書き込みが正常に行
われたか否かを調べるもので、書込データ,ライトイネ
ーブル信号,チップセレクト信号の各入力パスを試験で
きる。
【0013】図3は一般的なRAM(400)のブロッ
ク構成を示しており、同図のRAM400はデコーダ3
00,302,ドライバ304,セレクタ306,RA
Mブロック308,コントローラで構成されている。
【0014】そして、デコーダ300,302にはn本
のアドレス信号線(AD0〜ADn-1)が、コントローラ
310にはm本のデータ入力信号線(DI0〜Dm-1),
ライトイネーブル信号線(WE),チップセレクト信号
線(CS),m本のデータ出力信号線(D00〜D0m-
1)が接続されている。
【0015】また図4にはこのRAM400の入出力機
能が真理値表の形で説明されており、図5,図6に書き
込み時,読み出し時のタイミングチャートが示されてい
る。
【0016】図7は第1発明のアドレス切替試験を説明
するものであり、RAM400の入力アドレスを変えて
それらに異なる値(0,1)を予め書き込む。
【0017】そして、値が書き込まれたアドレスを切り
替え、一定の時間内(アクセスタイムTACC+入出力パ
スのディレイ量)にRAM400の出力値が正常に変化
(0→1)したか否かを調べる。
【0018】図8及び図9は第2発明を説明するもので
あり、図8ではデータ入力のセットアップ試験とホール
ド試験が、また図9ではチップセレクトのセットアップ
試験とリリースタイム試験が、各々行われる。
【0019】図8のセットアップ試験は、同一アドレス
のデータ値(DIi)を切り替え、ライトイネーブル
(WE)の後縁変化で切り替え後のデータ値(DIi)
がRAM400に取り込まれているか否かを調べる。
【0020】例えば、RAM400のあるアドレスに初
期値’0’を書き込んだ後に値’1’を書き込むために
データ値を切り替え、RAM400のセットアップタイ
ムを考慮したタイミングでライトイネーブル信号をパル
ス変化させる。
【0021】その際に、データ書き込み側のパス部分で
ディレイ故障が存在していた場合、書込データの変化が
遅れ、値’0’の時点でライトイネーブル信号(WE)
の後縁変化がRAM400へ入力されるので、同アドレ
スの値は’0’のままとなる。
【0022】また、データ書き込み側のパス部分でディ
レイ故障が存在していなかった場合には、書込データ値
が’1’に変化してからライトイネーブル信号(WE)
の後縁変化がRAM400へ入力されるので、同アドレ
スの値は’1’に変化する。
【0023】したがって、以上の動作を行ってから上記
アドレスの値を読み出してその値が、’0’か’1’か
を調べることにより、データ書き込みのパス部分にディ
レイ故障が存在しているかを判定することが可能とな
る。
【0024】他方、同図のホールド試験は、上述のセッ
トアップ試験と同様なデータの書き込みを行うが、この
書き込み時RAM400のホールドタイムを考慮してラ
イトイネーブルをパルス変化させる。
【0025】例えば、RAM400のあるアドレスへ
値’0’のデータを書き込んでからこれを値’1’に書
き替えるためにデータ値を切り替え、RAM400のホ
ールドタイムを考慮したタイミングでライトイネーブル
信号(WE)をパルス変化させる。
【0026】その際にライトイネーブル入力のパス部分
でディレイ故障が存在していた場合、データの書き替え
にライトイネーブル信号(WE)が遅れるので、同アド
レスのデータ値は’0’のままとなる。
【0027】また、ライトイネーブル入力のパス部分で
ディレイ故障が存在していなかった場合には、ライトイ
ネーブル信号(WE)の変化後に値’1’の書替データ
がRAM400へ入力されるので、同アドレスの値は’
1’に変化する。
【0028】したがって、以上の動作を行ってから上記
アドレスの値を読み出してその値が’0’か’1’かを
調べることにより、ライトイネーブル入力のパス部分で
ディレイ故障が存在しているか否かを判定することが可
能となる。
【0029】図9においてはチップセレクト入力のパス
部分に関するディレイ故障の有無が調べられており、同
図のセットアップ試験ではRAM400のあるアドレス
に’0’を書き込んでから値’1’を書き込むために、
チップセレクト信号(CS)をDOWN(RAMチップ
を選択する値への変化)変化させる。
【0030】さらに、セットアップタイムを考慮してラ
イトイネーブル(WE)をパルス変化させ、その後に同
アドレスの値を読み出す。
【0031】この読み出し値が’1’となっていた場合
にはチップセレクト入力のパス部分がチップセレクト信
号(CS)のDOWN変化に対して正常であることが確
認されるが、読み出し値が’0’となっていた場合には
そのパス部分のディレイ故障が検出される。
【0032】また同図のリリースタイム試験では、チッ
プセレクト信号(CS)をUP変化させ、リリースタイ
ムを考慮してライトイネーブル信号(WE)をパルス変
化させる。
【0033】そして、同アドレスの値を読み出し、その
値が’0’となっていた場合にはチップセレクトのパス
部分がチップセレクト信号(CS)のUP変化に対して
正常であることが確認されるが、読み出し値が’1’の
場合にはそのパス部分にディレイ故障が存在していると
判断できる。
【0034】
【実施例】図10にはディレイ試験機の構成が示されて
おり、キーボード1000から入力された指示に従って
LSI1002のディレイ試験が試験機本体1004で
開始される。
【0035】この例ではLSI1002にRAM100
6が内蔵されており、LSI1002の試験結果は試験
機本体1004からディスプレイ1008へ出力され、
試験機の操作者に表示される。
【0036】図11にはRAM1006のみが内蔵され
たLSI1002が示されており、同図において、IA
D0,IAD1,IDI,IWE,ODOはLSI10
02に設けられた第1アドレス入力,第2アドレス入
力,データ入力,ライトイネーブル入力,データ出力の
端子若しくはその信号を各々示し、AD0,AD1,D
I,WE,DOはRAM1006に設けられた第1アド
レス入力,第2アドレス入力,データ入力,ライトイネ
ーブル入力,データ出力の端子若しくはその信号を各々
示す。
【0037】また、TAD,TDT,TWE,TDOは端子IA
DO,AD0間,端子IDI,DI間,端子IWE,W
E間,端子DO,ODO間のパスディレイを各々示して
いる。
【0038】以下、アドレス切替試験(図7参照)とセ
ットアップ試験及びホールド試験(図8参照)を図12
と図13及び図14に基づいて順次説明する。
【0039】/* アドレス試験 */ 図12において、信号IADOが’0’,IDA1が’
1’,IDIが’0’,IWEが’N’ネガティブパル
ス(1→0→1)となる第1パターン”0,1,0,
N”をLSI1002へ入力し、RAM1006のアド
レス(0,1)Bに値’0’を書き込む(その結果、R
AM出力信号DO,LSI出力信号ODOの値が’0’
となる)。
【0040】次に第2パターン”1,1,1,N”をL
SI1002へ入力し、RAM1006のアドレス
(1,1)Bに値’1’を書き込む(その結果、RAM
出力信号DO,LSI出力信号ODOの値が’1’とな
る)。
【0041】さらに、第3パターン”0,1,1,1”
をLSI1002へ入力してパスIADO→AD0→R
AM1006→DO→ODOを活性化し、アドレス
(0,1)Bを読み出し、パス出力の値を’0’とす
る。
【0042】最後に、第4パターン”1,1,1,1”
をLSI1002へ入力してアドレス(1,1)Bを読
み出し、パス出力の値を’1’とする(以上、ステップ
100,102:パス確保及びアドレス切替)。
【0043】そして、アドレス切替時からパス出力の値
変化(’0’→’1’)が生ずる時刻を測定を開始し、
所定の時間T(=TAD+TACC+TDO,TACC:RAM1
006のアクセスタイム)が経過するまでにその変化が
生じた場合には、前述の上記パスディレイ故障が存在し
ていないことを確認する。
【0044】また、所定の時間内にパス出力の値変
化(’0’→’1’)が生じなかった場合には、そのパ
スにディレイ故障が存在していたことを確認できる(以
上、ステップ104)。
【0045】なお、時間Tはキーボード1000の操作
で予め設定する。また、この試験はROMに対しても有
効であり、その際には、異なる値が書き込まれている一
対のアドレスを定め、両者を切り替える。
【0046】/* セットアップ試験 */ 図13において、最初に”0,0,0,N”の第1パタ
ーンをLSI1002へ入力し、アドレス(0,0)B
へ値’0’のデータを書き込む。
【0047】次いで”0,0,0,1”の第2パターン
をLSI1002へ入力し、パス部分IDI→DI及び
IWE→WEを活性化する。
【0048】さらに、”0,0,1,N”の第3パター
ンをLSI1002へ入力し、アドレス(0,0)Bの
値を書き替える(’0’→’1’)とともに、信号IW
E(WE)をパルス変化させる(以上、ステップ20
0,202,204)。
【0049】ここで、RAM1006において信号DI
の信号WEに対するセットアップタイムをTRSTで表
し、正常時には確実なセットアップが可能でディレイ故
障時にはセットアップが失敗する正の補正時間を△tRS
Tで表すと、信号IWIのパルス後縁の変化時刻は信号
IDIが切り替えられてから、TS=TDT+TRST−TW
E+△tRSTの時間が経過する時刻と定められる(実際に
は素子のばらつきをさらに考慮することが望ましく、こ
の値はキーボード1000から入力する)。
【0050】したがって、セットアップが成功していた
場合には値が’1’のデータがRAM1006のアドレ
ス(0,0)Bから出力され、セットアップが失敗して
いた場合(パス部分IDI→DIにディレイ故障が存在
している)には値が’0’のデータが出力される。
【0051】このため、最後に”0,0,1,1”の第
4パターンがLSI1002へ入力され、アドレス
(0,0)BのRAMデータが端子DOから端子ODO
に読み出される。
【0052】その際に読み出されたデータの値が’1’
のときにはデータ書込入力のパス部分(IDI→DI)
にディレイ故障が存在していないことを確認でき、ま
た、読み出されたデータの値が’0’の時には、セット
アップが失敗したことから、データ書込入力のパス部分
(IDI→DI)にディレイ故障が存在していることを
確認できる。
【0053】/* ホールド試験 /* ホールド試験においてもセットアップ試験と同一のパタ
ーン(第1〜第4)がLSI1002に印加される。
【0054】但し、ホールド試験は、本来は取り込まな
いはずの信号DIの変化を信号WEの遅れでRAM10
06が取り込んでしまう誤動作の有無を調べることを目
的としており、このため、第3パターンにおける信号I
WEのパルス後縁の変化時刻を信号IDIが変化してか
ら時間THが経過した後と定める。
【0055】その時間THは、TRHDを信号DIの信号
WEに対するRAM1006のホールドタイムとし、正
常時には確実なホールドを行え、かつ、ディレイ故障時
にはホールドに失敗する正の補正時間を△tRHDとする
と、TH=TDT−TRHD−TWE−△tRHDで表せ、これを
キーボード1000の操作で予め設置する。
【0056】したがって、第4パターンをLSI100
2へ入力すると、ライトイネーブル入力のパス部分(I
WE→WE)にディレイ故障が存在していない場合に
は、値’0’のデータが端子ODOから出力される。
【0057】また、そのパス部分(IWE→WE)にデ
ィレイ故障が存在している場合には、値’1’のデータ
が端子ODOから出力される。
【0058】/* より具体的な試験 /* 図15にはRAM1006の入力側と出力側にフリップ
フロップ1500,1502を設けたLSI1002が
示されており、このため、LSI1002にはそれらフ
リップフロップ1500,1502のクロック入力端子
CLK1,CLK2が追加されている。
【0059】このLSI1002の入力CLK1,CL
K2,IAD0,IAD1,IDI,IWEには図16
の第1パターン〜第8パターンが順に入力され、第1パ
ターンから第4パターンの入力で(0,0)Bと(0,
1)Bのアドレスに値’0’,’1’が各々書き込まれ
る。
【0060】そして、第5パターンの入力でフリップフ
ロップ1500の初期値を’0’に設定し、信号D0の
値が’0’から’1’へ変化したときの値(’1’)を
フリップフロップ1502に取り込ませるために、フリ
ップフロップ1502の初期値を第6パターンの入力
で’0’に設定する。
【0061】さらに、試験すべきパス(CLK1→フリ
ップフロップ1500→AD0→RAM1006→D0
→フリップフロップ1502→DT)を第7パターンの
入力で活性化する。
【0062】次いで、第8パターンをLSI1002へ
入力して信号CLK1,CLK2をパルス変化させ、上
記パスのデータ値変化(’0’→’1’)をフリップフ
ロップ1502に取り込む。
【0063】ここで、パス部分(CLK1→フリップフ
ロップ1500→AD0)のディレイをTAD,パス部分
(DO→フリップフロップ1502→DT)のディレイ
TD0,パス部分(CLK2→フリップロップ1502→
CK)のディレイをTCK2,データのクロックに対する
フリップフロップ1502のセットアップタイムをTFS
T,フリップフロップ1502が正常時にはセットアッ
プを行え、かつ、ディレイ故障時にはセットアップを失
敗する正の補正時間を△tFSTで各々表すと、信号CL
K2のパルス後縁は信号CLK1のパルス後縁が変化し
てからTC=TAD+TACC+TDO+TFST−TCK2+△tF
STの時間が経過した時刻と定められる(時間TCはキー
ボード1000の操作で設定する)。
【0064】最後に、第9パターンをLSI1002へ
入力してフリップフロップ1502の出力を端子ODO
から取り出し、そのフリップフロップ出力の値が’1’
か’0’かを調べる。
【0065】例えば、端子ODOから取り出された信号
値が’0’の場合には、パス(CLK1→フリップフロ
ップ1500→AD0→RAM1006→DO→フリッ
プフロップ1502→DT)にディレイ故障が存在して
いると確認できる。
【0066】以上のように、LSI1002内のパス上
にメモリ(RAMやROM)が存在していても、そのパ
スのディレイ試験を行え、したがって、LSI1002
の動的な動作を保証して製品の信頼性を著しく高めるこ
とが可能となる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路内のパス上にメモリが存在している場合であっても、
このパスを試験してそのディレイ故障を検出できるの
で、前述した静的な機能テストも併用することにより、
回路の動的な動作保証と静的な動作保証の双方を同時に
行なって製品の信頼性を飛躍的に向上させることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の原理説明図である。
【図2】第2発明の原理説明図である。
【図3】RAMブロック図である。
【図4】RAMの入出力機能説明図である。
【図5】RAM書き込み時のタイミングチャートであ
る。
【図6】RAM読み出し時のタイミングチャートであ
る。
【図7】アドレス切り替え試験の説明図である。
【図8】データ入力系セットアップ/ホールド試験の説
明図である。
【図9】チップセレクト用セットアップ/リリースタイ
ム試験の説明図である。
【図10】実施例の構成説明図である。
【図11】RAMのみで構成されたLSIの説明図であ
る。
【図12】アドレス切替試験の説明図である。
【図13】セットアップ試験の説明図である。
【図14】ホールド試験の説明図である。
【図15】RAMの入出力側にフリップフロップが設け
られたLSIの説明図である。
【図16】RAMの入出力側にフリップフロップが設け
られたLSIのアドレス切替試験説明図である。
【符号の説明】
1000 キーボード 1002 LSI 1004 試験機本体 1006 RAM 1008 ディスプレイ 1500 フリップフロップ 1502 フリップフロップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験の対象となる回路(10)の入力ピ
    ン(12)から該回路(10)に内蔵されたメモリ(1
    4)のアドレス入力端子(16)に至る入力パス(1
    8)と該メモリ(14)のデータ出力端子(20)から
    該回路(10)の出力ピン(22)に至る出力パス(2
    4)とを確保し(100)、 前記回路(10)の入力ピン(12)から入力パス(1
    8)を介して回路内蔵メモリ(14)のアドレス入力端
    子(16)に与えられるメモリ読出アドレスを切り替え
    (102)、 回路内蔵メモリ(14)の読出アドレスが切り替えられ
    てから予め設定された時間が経過するまでに前記出力ピ
    ン(22)の信号値が変化したか否かを調べる(10
    4)、 ことを特徴としたディレイ試験方法。
  2. 【請求項2】 試験の対象となる回路(30)の第1入
    力(32)から該回路(30)に内蔵されたメモリ(3
    4)のアドレス入力端子(36)に至るアドレス入力用
    パス(38)と該回路(30)の第2入力(40)から
    該メモリ(34)のデータ書込入力(42)に至るデー
    タ書込用入力パス(44)とを確保し(200)、 前記回路(30)の第1入力(32)からアドレス入力
    用パス(38)を介して回路内蔵メモリ(34)のアド
    レス入力端子(36)に固定のメモリ書込アドレスを与
    え(202)、 前記回路(30)の第2入力(40)からデータ書込用
    入力パス(44)を介して回路内蔵メモリ(34)のデ
    ータ書込入力(42)に対し予め設定されたタイミング
    でデータの書き込み動作を行い(204)、 回路内蔵メモリ(34)のデータ出力端子(46)から
    前記回路(30)の出力ピン(48)に至る出力パス
    (50)を確保し(206)、 期待した値が回路内蔵メモリ(34)のデータ出力端子
    (46)から出力パス(50)を介して出力されている
    か否かを前記回路(30)の出力ピン(48)より取り
    込んだ信号値で調べる(208)、 ことを特徴としたディレイ試験方法。
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