JP3031751B2 - 軒樋継手 - Google Patents

軒樋継手

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JP3031751B2
JP3031751B2 JP3171249A JP17124991A JP3031751B2 JP 3031751 B2 JP3031751 B2 JP 3031751B2 JP 3171249 A JP3171249 A JP 3171249A JP 17124991 A JP17124991 A JP 17124991A JP 3031751 B2 JP3031751 B2 JP 3031751B2
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JP
Japan
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joint body
eaves gutter
gutter
outer joint
ear
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JP3171249A
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Inventor
良徳 丸山
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Sewage (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軒樋の伸縮を吸収する
機能を有する軒樋継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の軒樋用伸縮継手は、外側継手体と
内側継手体とが止水材をはさんで、長さ方向に相対移動
可能に重ね合わられ、外側継手体と内側継手体のそれぞ
れの一方の端部に軒樋の一端が接着固定されていた。
【0003】このため接着剤ののりむらに起因する漏水
が往々にして起り、接続に当たっては軒樋を移動させる
必要があるために軒樋接続後の接続が難しく、又高所で
の施工では作業者にかかる負担が大きく、さらに構造上
外面に段差があり、大型で目立つので軒樋系統の美観を
損ねるという問題があった。
【0004】この問題を解決する軒樋継手として、外側
継手体と、外面左右に止水材を具える内側継手体とが相
対移動不能に重ね合わされ、両者間に、左右軒樋が摺動
自在に狭圧される軒樋継手が実公昭61−35641号
公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記軒樋継手に
おいては、接続される左右の軒樋が外側継手体と内側継
手体との間を摺動する際の継手内部へのゴミ、砂等の進
入防止、或いは長時間使用されている間に継手内部に溜
まるゴミ、砂等の除去等に特に考慮が払われておらず、
そのため内部に溜まるゴミ、砂等によって軒樋の伸縮を
吸収できないという欠点があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑み、継手内部への
ゴミ、砂等の進入防止を図ると共に仮に進入したとして
も継手外部へのゴミ、砂等の排出が容易に可能な、かつ
軒樋の挿入作業が容易な軒樋継手を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内面中央部に
ストッパー用突条を具え、両端縁に軒樋耳部が嵌合され
る耳部を具える外側継手体、この外側継手体の内側に重
ね合わされて、両端縁が対応する上記耳部のそれぞれに
差し込まれると共に、該耳部の両端に係合する係止片を
具える内側継手体からなり、一方の軒樋の端部と他方の
軒樋の端部が上記ストッパー用突条をはさんで上記外側
継手体と内側継手体との間に摺動自在に挟まれる軒樋継
手であって、内側継手体の両端末部に、先端部が鋭角に
形成された帯条のシール材が取着されている軒樋継手を
特徴とするものである。
【0008】また一方の端縁に、一方の軒樋耳部と軒樋
本体部とに嵌合・接着される耳部と本体部とを具えると
共に、他方の端縁に他方の軒樋耳部と嵌合される耳部を
具える外側継手体と、該外側継手体の内面中央部に設け
られるストッパー用突条と、該外側継手体の内側に重ね
合わされて、側縁が対応する耳部に差し込まれると共
に、該耳部と係合する係止片を具える内側継手体とが一
体的に形成され、かつ内側継手体の端末部に、先端部が
鋭角に形成された帯条のシール材が取着されている軒樋
継手を特徴とするものである。
【0009】また内側継手体の長さ方向の長さが、対応
する外側継手体の長さ方向の長さより長くされている軒
樋継手を特徴とするものである。また外側継手体の底部
に、一つ以上の開口部が設けられている軒樋継手を特徴
とするものである。
【0010】シール材は弾力性を有するゴム又は軟質プ
ラスチックで製作され、内側継手体、外側継手体及び内
側継手体と外側継手体とが一体化された軒樋継手は、金
属又は硬質プラスチックで製作される。
【0011】また内側継手体と外側継手体とが一体化さ
れた軒樋継手は、軒樋継手の片側が一方の軒樋に接着さ
れて使用される。
【0012】
【作用】内側継手体の端末部に取着されている先端部が
鋭角に形成された帯条のシール材が、軒樋の内面をシー
ルすると共に、軒樋が外側継手体と内側継手体との間で
摺動するときに、軒樋の内面を掻き押しする。これによ
って軒樋の内面のゴミ、砂等が軒樋継手内部に進入する
のが防止されると共に、軒樋のスムースな摺動が可能と
なる。
【0013】また仮に長時間の間に軒樋継手内部にゴ
ミ、ホコリ等が溜まったとしても、外側継手体の底部に
設けられた開口部より泥状になって排出される。
【0014】
【実施例】本発明の軒樋継手を以下の図面の実施例によ
り説明する。図1は本発明の軒樋継手の一実施例の平面
図、図2は図1のA−A断面図である。
【0015】1,2は接続される軒樋、3は外側継手
体、8は内側継手体である。本発明の軒樋継手は、外側
継手体3と内側継手体8とで構成されている。外側継手
体3は、軒樋1,2の外面形状にほぼ沿った形状を有
し、その両端縁には軒樋耳部5が嵌合される耳部6が形
成され、またその内面の長さ方向中央部に耳部6側から
他方の耳部6側まで上記内面に沿って伸びるストッパー
用突条4が形成されている。
【0016】耳部6は軒樋1,2の軒樋耳部5を嵌入可
能な大きさを有し、その耳縁には下向きの係止突起23
が設けられている。内側継手体8は軒樋1,2の内面形
状にほぼ沿う形状を有し、側縁24の両端部にはずれ止
めとなる係止片9が立ち上がっており、これら4個の係
止片9は耳部6の係止突起23内に係合される。
【0017】10はシール材で、図3,図4に示すよう
に、先端部15が鋭角に形成され、内側継手体8の両端
末部に帯条に接着されることにより取着される。軒樋
1,2は、それぞれの軒樋耳部5が外側継手体3の耳部
6に嵌入され、内側継手体8の係止片9が耳部6の係止
突起23内に係合され、外側継手体3と内側継手体8と
の間で、摺動自在に接合される。
【0018】内側継手体8の両端末部に取着された帯条
のシール材10は、軒樋1,2の内面をシールすると共
に、軒樋1,2が外側継手体3と内側継手体8との間で
摺動するときに、軒樋1,2の内面を掻き押しする。こ
れにより軒樋1,2の内面のゴミ、砂等が軒樋継手内部
に進入するのが防止される。従ってゴミ、砂等による軒
樋1,2の摺動が妨げられることなく軒樋1,2の摺動
がスムースに行われる図5は本発明の外側継手体と内側
継手体が一体化された軒樋継手の一実施例の平面図、図
6は図5のC−C断面図、図7は図5のD−D断面図で
ある。
【0019】19は外側継手体、20はストッパー用突
条、22は内側継手体で一体的に形成されている。外側
継手体19は、軒樋1,2の外面形状にほぼ沿った形状
を有し、その内面の長さ方向中央部に耳部18側から他
方の耳部18側まで上記内面に沿って伸びるストッパー
用突条20が形成されている。
【0020】外側継手体部19の一方の端縁には、軒樋
1の軒樋耳部5、軒樋本体部14に嵌入・接着される大
きさ及び形状の耳部18、本体部17が形成され、他方
の端縁には、軒樋2の軒樋耳部5と嵌合される耳部25
が形成されている。耳部25は図1に示されている耳部
6と同一の形状のものである。
【0021】ストッパー用突条20には、内側継手体2
2が一体的に形成されている。内側継手体22は、軒樋
2の内面形状にほぼ沿う形状を有し、軒樋と接着しない
外側継手体19側の長さ方向に伸び、その側縁26には
ずれ止めとなる係止片9が立ち上がっており、この2個
の係止片9は耳部25に係合される。
【0022】10はシール材で、先端部15が鋭角に形
成され、内側継手体22の端末部に帯条に接着されるこ
とにより取着されている。内側継手体22の端末部に接
着されることにより取着された帯条のシール材10は、
軒樋2の内面をシールすると共に、軒樋2が外側継手体
19と内側継手体22との間で,摺動するときに、軒樋
2の内面を鋭角に形成された先端部15により掻き押し
する。これにより軒樋1,2の内面のゴミ、砂等が軒樋
継手内部に進入するのが防止される。従ってゴミ、砂等
による軒樋2の摺動が妨げられることなく軒樋2の摺動
がスムースに行われる。
【0023】軒樋2は、シール材10が接着された内側
継手体22と外側継手体19との間を摺動し、軒樋1
は、外側継手体19に接着される。また内側継手体22
と外側継手体19との間に軒樋2をより容易に差し込む
ために、内側継手体22の長さ方向長さLは、対応する
外側継手体19の長さ方向長さMより長く(L>M)さ
れている。
【0024】図8は本発明の外側継手体の底部に開口部
が設けられている一実施例の平面図、図9は図8のE−
E断面図である。外側継手体3の底部16に開口部11
が設けられている。開口部11の形状は丸孔でも長孔で
もどのような形状のものでもよい。また開口部11は一
つ以上設けられていればよい。
【0025】この底部16に設けられた開口部11よ
り、仮にゴミ、ホコリ等が軒樋継手内部に長時間の間に
溜まったとしても泥状となって排出される。
【0026】
【発明の効果】内側継手体の両端末部に取着されている
先端部が鋭角に形成された帯条のシール材により、軒樋
の内面が良好にシールされると共に、軒樋が外側継手体
と内側継手体との間で摺動するときに、軒樋の内面を掻
き押しするので、軒樋の内面のゴミ、砂等が軒樋継手内
部に進入するのが防止される。
【0027】また軒樋継手の片側と軒樋との接着を地上
で行うことができるので、軒先の足場等高所での接着作
業をなくすことができ、軒樋の挿入作業が容易になる。
また内側継手体部の長さを対応する外側継手体部の長さ
より長くすることにより、更に軒樋の挿入作業を容易に
行うことができる。
【0028】また仮に長時間の間に軒樋継手内部にゴ
ミ、ホコリ等が溜まったとしても、外側継手体の底部に
設けられた開口部より泥状になって排出されるので、軒
樋継手内部にゴミ、ホコリ等が溜まることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軒樋継手の一実施例の平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図3のA部の拡大図である。
【図5】本発明の他の軒樋継手の一実施例の平面図であ
る。
【図6】図7のC−C断面図である。
【図7】図7のD−D断面図である。
【図8】本発明の外側継手体の底部に開口部が設けられ
ている一実施例の平面図である。
【図9】図8のE−E断面図である。
【符号の説明】
1,2 軒樋 3,19 外側継手体 4,20 ストッパー用突条 5 軒樋耳部 6,13,18,25 耳部 8,22 内側継手体 9,21 係止片 10 シール材 11 開口部 14 軒樋本体部 15 先端部 16 底部 17 本体部 23 係止突起 24,26 側縁

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面中央部にストッパー用突条を具
    え、両端縁に軒樋耳部が嵌合される耳部を具える外側継
    手体、この外側継手体の内側に重ね合わされて、両端縁
    が対応する上記耳部のそれぞれに差し込まれると共に、
    該耳部の両端に係合する係止片を具える内側継手体から
    なり、一方の軒樋の端部と他方の軒樋の端部が上記スト
    ッパー用突条をはさんで上記外側継手体と内側継手体と
    の間に摺動自在に挟まれる軒樋継手であって、内側継手
    体の両端末部に、先端部が鋭角に形成された帯条のシー
    ル材が取着されていることを特徴とする軒樋継手。
  2. 【請求項2】 一方の端縁に、一方の軒樋耳部と軒樋
    本体部とに嵌合・接着される耳部と本体部とを具えると
    共に、他方の端縁に他方の軒樋耳部と嵌合される耳部を
    具える外側継手体と、該外側継手体の内面中央部に設け
    られるストッパー用突条と、該外側継手体の内側に重ね
    合わされて、側縁が対応する耳部に差し込まれると共
    に、該耳部と係合する係止片を具える内側継手体とが一
    体的に形成され、かつ内側継手体の端末部に、先端部が
    鋭角に形成された帯条のシール材が取着されていること
    を特徴とする軒樋継手。
  3. 【請求項3】 内側継手体の長さ方向の長さが、対応す
    る外側継手体の長さ方向の長さより長くされていること
    を特徴とする請求項第1項もしくは第2項記載の軒樋継
    手。
  4. 【請求項4】 外側継手体の底部に、一つ以上の開口
    部が設けられていることを特徴とする請求項第1項、第
    2項もしくは第3項記載の軒樋継手。
JP3171249A 1991-07-11 1991-07-11 軒樋継手 Expired - Lifetime JP3031751B2 (ja)

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JPH0518066A JPH0518066A (ja) 1993-01-26
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101665240B1 (ko) * 2015-03-04 2016-10-25 (주)대우건설 원자력 발전소의 격납건물 시공용 전천후 가설 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101665240B1 (ko) * 2015-03-04 2016-10-25 (주)대우건설 원자력 발전소의 격납건물 시공용 전천후 가설 시스템

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