JP3031278U - ロングスパッツ用緊締具 - Google Patents
ロングスパッツ用緊締具Info
- Publication number
- JP3031278U JP3031278U JP1996005108U JP510896U JP3031278U JP 3031278 U JP3031278 U JP 3031278U JP 1996005108 U JP1996005108 U JP 1996005108U JP 510896 U JP510896 U JP 510896U JP 3031278 U JP3031278 U JP 3031278U
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- Japan
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- attached
- rubber band
- shoe
- long
- wires
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- Expired - Lifetime
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 登山靴の内部に雪や雨が入り込むのを防止し
たり、登山者の脛部を保護するためのロングスパッツを
登山靴に簡単且つ堅固に装着するためのロングスパッツ
用緊締具を提供する。 【構成】 ロングスパッツ本体1の下端両側部に、ワイ
ヤー7A,7Bの一端部を、当該一端部に環状部8A,
8Bが形成されるように取付ける。当該ワイヤー7A,
7Bの自由端部を相手方の一端部に形成してある環状部
8A,8B内を挿通させる。当該挿通した自由端部の一
方に掛止金具15を具えたゴムバンド11を取付け、他
方にフック金具14を取付ける。ワイヤー7A,7Bを
登山靴2の裏側を通し、登山靴2の甲側においてゴムバ
ンド11を介しワイヤー7A,7Bを締着させるように
した。
たり、登山者の脛部を保護するためのロングスパッツを
登山靴に簡単且つ堅固に装着するためのロングスパッツ
用緊締具を提供する。 【構成】 ロングスパッツ本体1の下端両側部に、ワイ
ヤー7A,7Bの一端部を、当該一端部に環状部8A,
8Bが形成されるように取付ける。当該ワイヤー7A,
7Bの自由端部を相手方の一端部に形成してある環状部
8A,8B内を挿通させる。当該挿通した自由端部の一
方に掛止金具15を具えたゴムバンド11を取付け、他
方にフック金具14を取付ける。ワイヤー7A,7Bを
登山靴2の裏側を通し、登山靴2の甲側においてゴムバ
ンド11を介しワイヤー7A,7Bを締着させるように
した。
Description
【0001】
本考案は登山靴の内部に雪や雨が入り込むのを防止したり、登山者の脛部を保 護するために用いるロングスパッツを登山靴に密着させるためのロングスパッツ 用緊締具に関するものである。
【0002】
ロングスパッツは、登山靴の内部に雪や雨が入り込むのを防止したり、登山者 の脛部を寒さから守ったりするものであるから、登山靴に密着できるものでなけ ればならず、登山中に上方にづれ上がったり、簡単に外れたりするものであって はならない。
【0003】 そのため、従来のロングスパッツにおいては、スパッツ本体の下端部一側にゴ ムバンドを取付け、このゴムバンドを靴底を通してスパッツ本体の下端部他側に 引っ張り、ゴムバンドの先端に付設した環状金具を、スパッツ本体の下端部他側 に設けた係止具に係着させ、当該ゴムバンドが有するテンションを利用してスパ ッツ本体を登山靴に密着させるようにしている。
【0004】
しかしながら、この従来型ロングスパッツ用緊締具によった場合、徒行中、靴 底に位置することとなるゴムバンドが岩角や氷結角部等に接触することによって 切れ易いため常にスペアのゴムバンドを携行しなければならないという煩わしさ があった。 また、登山靴に装着する際も、ゴムバンドの収縮力に抗して先端部を引っ張っ て靴底を回す操作が大変面倒であるという問題点があった。
【0005】 なお、このゴムバンドに代えてワイヤーによって係止するようにしたロングス パッツも提案されている。しかしながら、ワイヤー自体にはゴムバンドのような 伸縮性がないので、ロングスパッツ本体の下端部においてワイヤーの先端を係止 するのに多くの手間が掛かると共に、徒行中にワイヤーが次第に緩んでくるとい う欠点がある。
【0006】 そこで、本考案は前記した従来のロングスパッツ用緊締具の不具合をなくし、 靴底を通す部分は切れ難いワイヤーにして耐久性を向上させると共に、ワイヤー の先端にゴムバンドを取付け、当該ゴムバンドを介して登山靴の甲部側において 一対のワイヤーを係着させるようにして、ゴムバンドが岩角等には接触しないよ うになしたゴムバンドの切れ難い構造のロングスパッツ用緊締具を提供すること を目的とするものである。
【0007】
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、登山靴の甲部から登山 者の脛部全体を覆って登山靴の内部に雪や雨が入り込むのを防止すると共に、登 山者の脛部を寒さから守るロングスパッツを、登山靴に緊着するためのロングス パッツ用緊締具において、ロングスパッツ本体は長手方向に沿って付設したファ スナーによって開閉自在となっていて、ファスナーを閉じた状態では筒状をなす ようになっており、当該筒状をなすロングスパッツ本体の下端両側部に、所定の 長さを有する一対のワイヤーの一端部を、当該一端部に環状部が形成されるよう にしてそれぞれ取付けると共に、当該ワイヤーの自由端部をそれぞれ相手方の一 端部に形成してある前記環状部内を挿通させ、当該挿通した自由端部の一方にゴ ムバンド、他方に当該ゴムバンドに付設した掛止金具をフックさせるフック金具 を取付けてなり、前記一対のワイヤーをそれぞれ登山靴の裏側を通して登山靴の 甲部側に引き上げ、前記ゴムバンドを引っ張って、ゴムバンドに付設してある掛 止金具を前記フック金具にフックさせて登山靴に装着するように構成したことを 特徴とするロングスパッツ用緊締具である。
【0008】 本考案ロングスパッツ用緊締具によれば、靴底に位置するのは切れ難いワイヤ ーであるから耐久性がこれまでより格段に向上すると共に、当該ワイヤーは登山 靴の甲部側において伸縮自在なゴムバンドを介して係着されるので、ワイヤーが 徒行中に緩んでくるといった不具合もなく、しかもゴムバンドは登山靴の甲部側 に位置することとなるので切れることがなく、従来のようにゴムバンドのスペア を用意する必要もなくなるものである。
【0009】 また、一対のワイヤーの自由端はそれぞれ他方のワイヤーの固定部側である一 端部に形成されている環状部内を挿通させるようにしてあるので、ワイヤーがバ ラケルようなことがなく、登山靴に装着するのも非常に楽になる。
【0010】
以下、本考案に係るロングスパッツ用緊締具の具体的構成を図示の実施例に基 づき詳細に説明する。 図1は本考案ロングスパッツ用緊締具の一実施例を示す説明図、図2は本考案 緊締具を用いてロングスパッツ本体を登山靴に装着した状態の側面図、図3は同 装着状態の斜視図である。
【0011】 図中1は撥水性の良好なゴアテックス(登録商標)のような生地によって作成 されたロングスパッツ本体を示す。当該本体1は登山靴2の甲部から登山者の脛 部全体を覆うことのできる大きさを有しており、前面長手方向に沿って付設した ファスナー3によって左右に開閉自在となっていて、ファスナー3を閉じた状態 では筒状をなすようになっている。
【0012】 なお、前記ファスナー3は長手方向に沿って縫着した補助布4によって外側に は露出しないようになっている。また、ロングスパッツ本体1の下端開口部周縁 には、当該開口部を絞り込むことのできる平ゴムのような弾性部材5を封入して あると共に、登山靴2に装着したとき先端となる部分の裏側には登山靴2の靴紐 等に係止することのできるフック6を取付けてあって登山靴2に密着できるよう になっている。
【0013】 次に、7A及び7Bはファスナー3を閉じた状態で筒状をなすロングスパッツ 本体1の下端開口両側部に、その一端部をそれぞれ取付けたワイヤーであり、当 該一端部には図1に示すように自由に動ける環状部8A及び8Bが形成されるよ うになっている。すなわち、ワイヤー7A及び7Bの一端部をそれぞれ僅かに折 り返して止め金具9によって止め付け環状部8A,8Bを形成し、当該環状部8 A,8Bをロングスパッツ本体1の下端開口両側部に付設した止め金具10によ って外れぬよう抑えるようにしたもので、止め金具10内において環状部8A, 8Bは自由に動けるようになっているものである。
【0014】 一方、ワイヤー7Aの自由端部は、相手方ワイヤー7Bの一端部に形成してあ る前記環状部8B内を挿通させ、当該挿通した自由端部に強靱な材質からなるゴ ムバンド11を適宜厚手の連結布12を介して付設する。 また、ワイヤー7Bの自由端部は、相手方ワイヤー7Aの一端部に形成してあ る前記環状部8A内を挿通させ、当該挿通した自由端部に取付けた厚手の補強布 13にフック金具14を付設してある。
【0015】 前記ゴムバンド11の先端付近裏側にはワイヤー7Bの自由端部に取付けてあ る前記フック金具14にフックさせる掛止金具15を取付けてあって、前記一対 のワイヤー7A,7Bを互いに逆の方向に向け登山靴2の裏側を通して登山靴2 の甲部側に引き上げ、伸縮性を有する前記ゴムバンド11を引っ張って、当該ゴ ムゴムバンド11に付設してある掛止金具15を前記フック金具14にフックさ せて登山靴2に装着するものである。
【0016】 従って、ワイヤー7A,7Bの自由端部同士を係着させるゴムバンド11は登 山靴2の甲部側に位置することとなり、当該ゴムバンドが岩角等に接触して切れ るといった従来の不具合点を解消することができるものである。また、ゴムバン ド11が登山靴2の甲部側に位置するので、裏側を通すより格段に操作性がよく なり、脱着に要する時間も短縮できる。
【0017】
このように、本考案ロングスパッツ用緊締具によれば、ゴムバンドのスペアを 用意しなければならない煩わしさから解放されると共に、ワイヤーは登山靴の甲 部側において伸縮自在なゴムバンドを介して係着されるのでワイヤーが徒行中に 緩んでくるといった不具合も解消することができるものである。
【0018】 なお、ワイヤーの自由端部同士をバックルを用いて係止することもできるが、 この方法であると冬期には雪が凍り付き外せなくなるという欠点がある。 しかしながら、本考案によればこのような欠点をなくすることができるものであ る。また、一対のワイヤーの自由端はそれぞれ他方のワイヤーの固定部側である 一端部に形成されている環状部内を挿通させるようにしてあるので、ワイヤーの 位置が定まり非常に扱い易い緊締具となるものである。
【図1】本考案ロングスパッツ用緊締具の一実施例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図2】本考案緊締具を用いてロングスパッツ本体を登
山靴に装着した状態の側面図である。
山靴に装着した状態の側面図である。
【図3】同装着状態の斜視図である。
1:ロングスパッツ本体 2:登山靴 3:ファスナー 4:補助布 5:弾性部材 6:フック 7A:ワイヤー 7B:ワイヤー 8A:環状部 8B:環状部 9:止め金具 10:止め金具 11:ゴムバンド 12:連結布 13:補強布 14:フック金具 15:掛止金具
Claims (1)
- 【請求項1】 登山靴の甲部から登山者の脛部全体を覆
って登山靴の内部に雪や雨が入り込むのを防止すると共
に、登山者の脛部を寒さから守るロングスパッツを、登
山靴に緊着するためのロングスパッツ用緊締具におい
て、ロングスパッツ本体は長手方向に沿って付設したフ
ァスナーによって開閉自在となっていて、ファスナーを
閉じた状態では筒状をなすようになっており、当該筒状
をなすロングスパッツ本体の下端両側部に、所定の長さ
を有する一対のワイヤーの一端部を、当該一端部に環状
部が形成されるようにしてそれぞれ取付けると共に、当
該ワイヤーの自由端部をそれぞれ相手方の一端部に形成
してある前記環状部内を挿通させ、当該挿通した自由端
部の一方にゴムバンド、他方に当該ゴムバンドに付設し
た掛止金具をフックさせるフック金具を取付けてなり、
前記一対のワイヤーをそれぞれ登山靴の裏側を通して登
山靴の甲部側に引き上げ、前記ゴムバンドを引っ張っ
て、ゴムバンドに付設してある掛止金具を前記フック金
具にフックさせて登山靴に装着するように構成したこと
を特徴とするロングスパッツ用緊締具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996005108U JP3031278U (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | ロングスパッツ用緊締具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996005108U JP3031278U (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | ロングスパッツ用緊締具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3031278U true JP3031278U (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=43166231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996005108U Expired - Lifetime JP3031278U (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | ロングスパッツ用緊締具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3031278U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106061301A (zh) * | 2014-02-21 | 2016-10-26 | 金天基 | 护脚套及鞋底钉 |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP1996005108U patent/JP3031278U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106061301A (zh) * | 2014-02-21 | 2016-10-26 | 金天基 | 护脚套及鞋底钉 |
JP2017508083A (ja) * | 2014-02-21 | 2017-03-23 | キム、チェオン・キ | スパッツ及びアイゼン |
CN106061301B (zh) * | 2014-02-21 | 2019-03-12 | 金天基 | 护脚套及鞋底钉 |
US10834981B2 (en) | 2014-02-21 | 2020-11-17 | Cheon Ki KIM | Spats and crampons |
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