JP3031269B2 - ネットワーク端折り返し試験方法及び装置 - Google Patents

ネットワーク端折り返し試験方法及び装置

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JP3031269B2
JP3031269B2 JP8320826A JP32082696A JP3031269B2 JP 3031269 B2 JP3031269 B2 JP 3031269B2 JP 8320826 A JP8320826 A JP 8320826A JP 32082696 A JP32082696 A JP 32082696A JP 3031269 B2 JP3031269 B2 JP 3031269B2
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signal
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送路と交換機と
の間に配属されるディジタルトランスミッションインタ
フェース(「DTI」という)を試験する方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のDTI回路の試験方式として、
例えば特開昭64−41549号公報には、チャネル変
換器を用いることにより、開局時に指定すべきDTIの
局データを変更することなく、折り返しリンクを構成可
能とし、工事試験の期間を短縮し、人為的な入力ミスな
どの発生を防止する折り返しリンク方式が提案されてい
る。交換機と伝送路との間に配置されたDTI(図7の
12)の、伝送路への出力信号を局データに合致させて
接続ケーブルを用いてチャネル変換器(図7の211)
に接続し、チャネル変換器(図7の211)が有するチ
ャネル入れ替え作用によって、DTIの試験チャネルを
送受対向させる相手DTIと接続することにより、双方
のDTIから交換機側に対する折り返しリンクを形成し
てDTIを試験する折り返しリンク方法である。
【0003】なお、図7において、1はネットワーク
(NW)、2は中央制御装置(CC)、3は主記憶装置
(MM)、4は送信受信分配器(SRD)、5は制御メ
モリ(CM)、6は信号送信メモリ(SSM)、7は信
号受信メモリ、8は多重分離装置(MUX)、9、10
は加入者回路(LC)、15は送信バッファ(BF)、
16は受信バッファ(BF)、17は送信回路(S
I)、18は受信回路(RI)、21は折り返し試験時
のループ(LP)、211はチャネルコンバータ(C
V)、A,Bは加入者端末である。
【0004】すなわち、上記特開昭64−41549号
公報に記載の方式においては、図7を参照して、DTI
12からの時分割多重データはチャネル変換器(CV)
211にて送信チャネルを受信チャネルに入れ替えを行
いチャネル変換器211の出力はDTI12の受信回路
18に入力されて折り返しリンクが構成される。
【0005】また特開昭61−48266号公報には、
ネットワークと時分割多重回線との間に時分割多重回線
トランクを備えた時分割交換機において、時分割多重回
線トランク又は付加装置に特定のタイムスロット間を交
換する手段を設け、時分割多重回線トランク又は付加装
置を介してネットワークに対し折り返し回路を形成し、
交換手段により試験チャネル間について交換して、ネッ
トワーク側から試験信号を時分割多重回線トランクを介
してネットワーク側へ折り返して試験を行うことによ
り、通常の交換処理手順により試験可能とした時分割多
重回線折り返し試験方法が提案されている。DTI(図
7の12)の伝送路側の外部直近の位置またはDTIの
内部に、特定のタイムスロット相互を交換する手段(図
7の受信バッファ16内部または図7のループ21)を
付加して、この付加装置がDTIが伝送路へ送信する試
験チャネルの出力信号をDTIが伝送路から受信する他
のチャネルへの入力信号として折り返す作用によって、
交換機側に対して折り返しリンクを形成してDTIを試
験する時分割多重回線折り返し試験方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術は下
記記載の問題点を有している。
【0007】第1の問題点は、試験チャネルの試験信号
を交換機に導くための通話路を閉成あるいは解放する通
話路制御が複雑な点である。
【0008】その理由は、発信側のDTIと着信側のD
TIとの双方の、交換機側との間の試験チャネル信号を
それぞれ交換機内のネットワークに含まれる時間スイッ
チと空間スイッチを制御して形成する通話路を通過させ
て交換機内に取り込んでDTIを試験する方法であるか
らである。
【0009】第2の問題点は、DTI試験のために、試
験するすべてのDTIの伝送路側の信号端子を人手によ
りケーブル接続または付加装置接続する必要があり、試
験操作性が悪い点である。
【0010】その理由は、発信側のDTIあるいは発信
側と着信側の双方のDTIの伝送路側の外部で伝送路側
のチャネル信号を、折り返し付加回路あるいは対向させ
て接続する相手DTI装置と相互に接続して試験する方
法であるからである。
【0011】第3の問題点は、DTIを試験するための
システムの構成が大規模で複雑・多岐になる点である。
【0012】その理由は、DTIを交換機に接続して、
交換機全体を動作させることによってDTIを試験する
方法であるからである。
【0013】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、簡易にDTIを
接続して、簡易な試験操作と簡易な試験制御とによって
DTIを試験する小規模で簡便な試験装置を構成する。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ディジタルトランスミッションインタフ
ェース(「DTI」という)と接続する手段と、接続し
た前記DTIとの間で相互にかつ任意に試験信号を送受
信する手段と、前記DTIを試験するための試験制御お
よびオペレータとの間で試験に関する入出力操作制御を
行う試験制御装置と、を備え、前記DTIを試験するた
めの信号は、前記DTIの交換機側と伝送路側の双方を
接続したうえで信号送受信回路が前記DTIとの間で直
接に送受信し、交換機のネットワークスイッチを形成す
ることなく、前記DTIの発信側と着信側の双方の信号
を制御および監視できるようにしたものである。
【0015】また、DTIとの間で試験信号を送受信す
る際に、DTIが交換機に送信する任意のチャネル信号
を受信して、交換機がDTIに送信する任意のチャネル
に折り返してDTIに送信するネットワーク端折り返し
が可能なことも他の特徴である。
【0016】本発明の概要を以下に説明する。本発明に
おいては、接続手段を用いてDTIを試験装置に簡易に
接続し、オペレータが操作盤を操作してDTI試験を開
始すると、CPUは予めROMに格納された試験用プロ
グラム(以下「TP」と略記する)に記述した試験手順
命令を順に読み出し、解読し、指示された内容を実行す
ることによって所定のDTI試験を実行し、試験の結果
を操作盤の表示装置に表示する。
【0017】DTIを試験するための信号は、DTIの
交換機側と伝送路側の双方を接続したうえで信号送受信
回路がDTIとの間で直接に送受信するから、交換機の
ネットワークスイッチを形成することなく、DTIの発
信側と着信側の双方の信号を制御および監視できる。
【0018】また、試験用プログラム(TP)が予めネ
ットワーク端折り返し接続を指定して信号送受信を行う
場合には、DTIが交換機に送信する任意のチャネルの
信号をDTIが交換機から受信する任意の信号チャネル
に折り返して送信するように、受信信号を送信信号とし
て、バッファメモリ(DPM)上で書き写すことによっ
て任意にチャネル折り返し制御ができるから、例えばD
TIの伝送路側を相手DTIと対向接続しておいて一方
のDTIから交換機への出力チャネル信号を連鎖的にそ
れぞれ後位の次チャネルの入力に折り返すように指定す
るとともに他方のDTIから交換機への出力チャネル信
号はそのDTIの同じチャネルの入力に折り返すように
指定すれば、チャネル単位に必要であった交換機のネッ
トワークスイッチ制御手順を簡略化することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。
【0020】
【実施の形態1】図1は本発明の第1の実施の形態の全
体構成を示すブロック図である。図1を参照すると、試
験制御装置1は、装置全体を制御する装置であり、制御
を実行するマイクロプロセッサ(CPU)11と、DT
Iを試験する手順を規定した試験用プログラム(TP)
を格納する記憶手段であるROM12と、CPU11お
よび試験用プログラム(TP)が作業用に使用する作業
領域(RAM)13と、CPU11の外部入出力動作を
仲介する制御装置(IOC)14と、オペレータが試験
操作するための操作盤(CSL)15と、装置の各部に
クロックを供給する発振器(OSC)16と、装置の電
源を供給する電源装置(POW)17と、を備えて構成
されている。
【0021】またネットワーク端接続装置2は、接続し
たDTIとの間で互いに信号を送受信する装置であり、
信号を送受するためのバッファメモリ(DPM)21
と、送受信動作を制御する制御回路(SRCTL)22
と、送信回路1(INS1)23と、送信回路2(IN
S2)27と、受信回路1(DRP1)24と、受信回
路2(DRP2)28と、DTI3の伝送路信号引き込
み回路(LNK)25と、DTIを対向接続する相手装
置(TDTI)26と、DTI3を接続する接続装置
(CON)29と、を備えて構成されている。試験を行
う際に接続装置(CON)29を用いてDTI3を接続
して試験するものである。
【0022】次に本発明の第1の実施の形態の動作につ
いて説明する。
【0023】図1を参照すると、オペレータが接続装置
29を使用してDTI3を試験装置に接続しておいてか
ら、操作盤15を操作することによってDTI試験を開
始させると、CPU11が予めROM12に格納された
試験用プログラム(TP)の指示する試験処理手順に従
って装置の各部を動作制御しながらDTIを自動的に試
験し、試験結果を操作盤に表示してオペレータに通知す
るものである。
【0024】具体的には、まず試験用プログラム(T
P)は、実施すべき試験番号を初期化した後、内部で管
理する試験処理シーケンスに沿って規定した処理手順に
従ってDTI3およびTDTI26と、本装置とが相互
に送受するチャネルの接続条件を試験内容に応じてチャ
ネル接続表に設定する。また、各チャネルごとに配備さ
れたバッファメモリ(DPM)21の初期化と、IOC
14を介して接続した制御回路(SRCTL)22およ
びLNK25を制御して、それぞれ送受信動作の停止と
DTI3およびTDTI26相互の伝送路側を接続す
る。
【0025】次に、試験用プログラム(TP)は、バッ
ファメモリ(DPM)21にDTI3およびTDTI2
6の各試験チャネルごとの送信データを書き込んでか
ら、制御回路(SRCTL)22を制御して、DTI3
およびTDTI26と本装置との間での試験信号送受信
動作を開始させる。
【0026】制御を受けたSRCTL22は、DTI3
およびTDTI26それぞれへの送信回路1(INS
1)23と送信回路2(INS2)27および受信回路
1(DRP1)24と受信回路2(DRP2)28を制
御して、DTI3およびTDTI26との間でのそれぞ
れの信号送受信動作を駆動する。
【0027】SRCTL22から駆動された送信回路1
(INS1)23あるいは送信回路2(INS2)27
は、バッファメモリ(DPM)21に書かれている送信
チャネルごとの送信データを読み出す信号を、DPM2
1に送り、DPM21が要求に応じて出力する8ビット
パラレル形式の送信データを受け取ったうえで、送信用
のクロックとフレーム同期信号に同期して送信チャネル
順に規定されているシリアルフォーマットに変換してD
TI3あるいはTDTI26へ送り出す。
【0028】DTI3あるいはTDTI26との間で送
受信を行う時間は、IOC15を介してTPが予め任意
に設定する計測指定値に従って、SRCTL22に設け
た計数回路が送受信同期用のフレームパルス信号を計数
し、計測指定値に達するごとにCPU11に対するNM
I(ノンマスカブルインタラプト;マスク不能な割り込
み)割り込み信号を発生させることによってTPに知ら
せるから、TPが所要の時間に合わせて送受信動作の停
止を制御する。
【0029】DTI3とTDTI26は、送信回路1
(INS1)23あるいは送信回路2(INS2)27
から送られてきたチャネル順のシリアルデータを処理
し、伝送路用バイポーラ符号に変換して伝送回路へ送信
する。
【0030】以上の動作を経て、DTI3とTDTI2
6とが相互に送信信号を送信し合うことによりDTI3
とTDTI26は互いに相手から送信された信号を受信
し合うことになり、伝送路を経て相手からの信号を受信
したDTI3あるいはTDTI26は、送信回路と対で
設けられた受信回路によって受信信号をチャネル順にバ
イポーラ信号からユニポーラ符号に復号して上位の受信
回路1(DRP1)24あるいは受信回路2(DRP
2)28へ送る。
【0031】受信回路1(DRP1)24あるいは受信
回路2(DRP2)28は、送信動作と逆の動作により
DTI3あるいはTDTI26からのチャネル順のシリ
アルの受信データを8ビットパラレルに変換しながら受
信したチャネル順に受信用のDPM21に書き込み、C
PU11へ引き渡す。
【0032】CPU11は、試験用プログラム(TP)
の指示に従ってDTI3およびTDTI26に送信した
データと受信したデータとを比較照合して試験動作の結
果を判定して、その結果を操作盤(CSL)15の表示
装置に表示してオペレータに通知するものである。
【0033】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。本発明の実施例の全体構成は前記
実施の形態と同様とされる。試験制御装置(図1の1)
は、装置全体を制御する装置であり、CPU11は、装
置全体を制御するマイクロプロセッサである。ROM1
2は、DTIを試験する手順を規定したTPを内部に格
納するメモリである。RAM13は、CPUとTPが作
業用に使用するメモリである。IOC14は、CPUが
外部入出力機器・回路に対して行う入出力動作を仲介す
るIO制御装置である。CSL15は、オペレータが本
発明の実施例の装置(「本装置」ともいう)を制御する
ための操作盤である。OSC16は、本装置の各部が動
作するためのクロックを生成して供給する装置である。
POW17は、本装置の各部が動作するための電源を生
成して供給する装置である。
【0034】また、ネットワーク端接続装置2は、試験
制御装置1の制御を受けて接続されたDTIとの間で互
いに信号を送受信する回路であり、以下の各ブロックで
構成する。
【0035】DPM2は、本装置がDTIおよびTDT
I26との間で送受信する信号を一時的に格納するバッ
ファメモリであり、送受信回路の動作によりシーケンシ
ャルに読み出しまたは書き込みを行うためのポートと、
TPが試験のために任意に読み出しまたは書き込みを行
うためのポートの2ポートを備えたデェアルポートメモ
リを4面に備えて、各面ともDTIおよびTDTIが伝
送する信号フレームに収容する各チャネル単位に固有の
1アドレスを割り付けた複数フレーム分の領域を持つ。
【0036】DPM0 210は、交換機がDTI3へ
送信するデータを書き込むための送信用バッファメモリ
である。
【0037】DPM1 211は、交換機がDTI3か
ら受信するデータを書き込むための受信用バッファメモ
リである。
【0038】DPM2 212は、交換機がTDTI2
6へ送信するデータを書き込むための送信用バッファメ
モリである。
【0039】DPM3 213は、交換機がTDTI2
6から受信するデータを書き込むための受信用バッファ
メモリである。
【0040】SRCTL22は、本装置がDTIとの間
で行うチャネル信号送受信のために、DPMおよび送受
信回路を動作制御する回路である。
【0041】送信回路1(INS1)23は、本装置が
DTIに対して送信するためにDPMに書き込んである
送信チャネルごとの信号データを送信チャネル順に読み
出して所定のシリアルのビット列にフレーミング処理し
てDTIに送信する回路である。
【0042】受信回路1(DRP1)24は、本装置が
DTIから受信する所定のシリアルにフレーミングされ
たビット列のチャネル信号を受信して受信したチャネル
順に対応するDPMに書き込むための回路である。
【0043】LNK 25は、試験するために接続した
DTIの伝送路側の入出力信号を本装置の内部に接続す
る回路である。
【0044】TDTI 26は、本装置に接続したDT
Iが伝送路との間で送受信する相手装置である。TDT
Iの交換機側はDPMを介して本装置と任意に信号を送
受信する。
【0045】送信回路2(INS2)27は、本装置が
TDTIに対して送信するためにDPMに書き込んであ
る送信チャネルごとの信号データをチャネル順に読み出
して所定のシリアルのビット列にフレーミング処理して
TDTIに送信する回路である。
【0046】受信回路2(DRP2)28は、本装置が
TDTIから受信する所定のシリアルにフレーミングさ
れたビット列のチャネル信号を受信して受信したチャネ
ル順に対応するDPMに書き込むための受信回路であ
る。
【0047】CON 29は、DTIを本装置に接続す
る装置である。
【0048】また、DTI 3は、本実施例の装置に接
続して試験される被試験装置である。
【0049】本発明の実施例のDTI試験装置の動作を
特徴づけるものは、DPMを用いて構成するDTIとの
間でのデータ送受信方法であり、以下にその方法につい
て説明を加える。
【0050】DPM21は、DTI3への送信用に1面
とDTIからの受信用に1面、およびTDTI26への
送信用に1面とTDTI26からの受信用に1面の計4
面を設けて、それぞれが送信または受信を受け持つチャ
ネル順にアドレスを割り付けて、DTIあるいはTDT
Iと送受信する伝送フレーム単位で必要な試験信号の継
続時間に見合うフレーム分のアドレス領域を配備するも
のである。各アドレスの内容はそのアドレスに対応する
送信または受信チャネルの8ビットの被伝送データであ
る。
【0051】図2は、この4面のDPM0〜DPM3の
アドレス割付を示す図である。それぞれの面は、メモリ
内のデータが送信あるいは受信されるチャネル位置およ
び方向とメモリ番地とを対応づけるためのメモリ番地名
称を付して示してあり、括弧と数字はアドレスあたり8
ビット幅であることを示す。メモリ番地名称は、対象装
置名がDTIかTDTIかで区分し、方向を「S」また
は「R」で区分し、以下対応する伝送フレーム番号とフ
レーム内のチャネル番号で構成して示してあり、それぞ
れの番地内容は対応するDTIあるいはTDTIとの間
で、対応するフレームの対応するチャネルに送信または
受信する8ビットのチャネルデータである。
【0052】図3は、図2に示したDPMを介してDT
IおよびTDTIに対して、交換機側での折り返しを行
わず、また任意の1チャネルの送信チャネルを試験する
場合の動作を模式的に説明するための図である。図3に
は、DTI3、TDTI26、DPM0 210、DP
M3 213、試験制御装置1が示されており、DTI
3とTDTI26の伝送路信号端に送信端は「T」、受
信端に「R」の符号を付してある。
【0053】図3において、S1は、TPがDTI3の
フレーム0の送信チャネル1を試験するために、DPM
0 210のアドレスDTI_s_00−ch1番地に
試験用データAを書き込む動作を模式的に示したもので
ある。またS2は、TDTI26がDTI3から受信し
たチャネル1の受信データをTDTI26が上位に中継
したデータを格納するDPM3 213から、試験用プ
ログラム(TP)が受信アドレスTDTI_r_00−
ch1番地を指定して、その受信チャネルデータを読み
込む動作を模式的に示している。
【0054】試験用プログラム(TP)がDPM0 2
10に書き込んだチャネル信号は、送受信回路を経てD
TI3へ送信され、伝送路への送信端子Tから送信され
て対向接続された相手装置TDTI26の伝送路からの
受信端子Rで受信され、符号変換して受信回路に送られ
て、DPM3 213の受信チャネル対応のメモリ番地
内に格納される。これにより、試験用プログラム(T
P)は試験対象チャネルを経て送受信した試験データ
を、送信元のDPM0 210と受信先のDPM321
3の双方のメモリ内容を読み出して照合することによ
り、試験結果を判定することが可能である。
【0055】本実施例においては、従来技術において、
必要であった交換機のネットワークを閉成して、試験チ
ャネルの信号を交換機本体に引き込んで判定するための
制御処理を必要としない。
【0056】また、図3において、特定の一チャネルの
みを試験対象とした場合から、複数のチャネルを対象と
するように変えた場合には、TPがDPM0 210に
書き込む処理が複数となるだけであるから、DTIを介
してデータ送受信動作が行われる以前にすべてのチャネ
ルに対する送信データを書き込むことができ、一方DT
Iを介してデータ送受信動作が行われると、以降は、フ
レーム単位にチャネル0から31の全チャネルについて
の送受信が行われ、各チャネルごとに試験結果を照合す
る場合にも、IOCを制御して送受信動作を停止させた
後で静的に行うことが可能である。
【0057】本発明の実施例においては、従来技術にお
いて、試験チャネルごとに必要であった起動信号あるい
は応答信号の監視と応答監視後の呼び出し信号送出制御
などの動的な制御が必要ない。
【0058】次に、交換機側での折り返しを行う場合に
ついて説明する。
【0059】図4は、単位フレームであるチャネル0か
らチャネル31までの32チャネルを有するDTIおよ
びTDTIに対して、チャネル0から31をメッセージ
伝送チャネルとして動作させ、かつ交換機側で折り返し
を行って試験する場合を条件とした場合の折り返し試験
動作を示した図である。図4において、図1および図2
と同一要素には同一の参照番号が付されている。
【0060】一般的に、チャネル0はフレーム同期パタ
ーン他を含めて制御用チャネルとして使用するから現実
には前記の条件で試験を行うことはない。
【0061】ここで、図4を参照すると、試験用プログ
ラム(TP)は送受信を開始させる前に、予め折り返し
接続登録表に登録することにより、DTI3からの各受
信チャネルについて、先頭チャネルを除くすべての受信
チャネルをチャネル番号が同じであるDTI3への送信
チャネルに信号折り返しするように指定し、先頭チャネ
ルのみは折り返しを行わないように指定する。また、T
DTI26からの各受信チャネルについて、最終チャネ
ルを除いて次のチャネル番号を番号を持つTDTI26
への送信チャネルに信号折り返しするように指定し、最
終チャネルは先頭チャネルの送信チャネルに信号を折り
返すようにチャネル連鎖の折り返し指定を行う。
【0062】試験用プログラム(TP)が試験信号の送
受信を開始する前に予め行う折り返し登録は、登録表エ
リアを作業用領域に確保して、エリア内の設定項目を、
折り返し先のチャネル番号と、折り返し元のチャネル番
号と、折り返し種別と、その他の補助情報と終了記号と
に区分した一件の折り返し接続登録を、終了記号を書か
ない限り複数件を表の先頭から前詰めで指定する可変長
登録表の形式で行うものであり、図4の折り返しの場合
を例にとると、DTI3でのチャネル折り返しに関し
て、DTI3の交換機側に対する出力チャネル1をDT
I3の交換機からの入力チャネル1へ単純に折り返し接
続するという内容および類似の登録件数が、チャネル2
からチャネル31までを含めて31件と、TDTI26
に関して32件の計63件分登録される。
【0063】この登録内容は、送受信を開始した後の送
受信動作時間を計数する回路からCPUに対するNMI
(マスク不能な割り込み)割り込み信号を受けて起動さ
れる割り込み処理プログラムによって定期的に調べら
れ、チャネル折り返しの実行を登録してあるチャネルに
ついては登録された内容に従ってその割り込み周期で折
り返し元のチャネルに対応するDPMの内容を読み出し
て折り返し先のチャネルに対応するDPMへ書き写すこ
とにより信号折り返しするためのものである。
【0064】なお、折り返し種別には、あるチャネルを
他の複数のチャネルに分配するような場合を含めて、前
記の単純な折り返し以外の接続に対応するために設ける
区分であり、例えば会議トランクなどのように交換機側
のメッセージ信号端子を多数組備える装置や、一斉に同
報する必要があるチャネル接続構造を持つ装置あるいは
試験接続構成の際に想定される多重送信機能を可能にす
る。
【0065】以上に説明したように、本発明の実施例に
よる、交換機側での折り返し方法はDTIおよびTDT
Iとの送受信動作を開始する前に折り返し登録エリアに
折り返しチャネルの接続情報を登録する点と、DPM内
容を書き写す処理がNMI割り込み処理プログラムで専
用処理される点を除けば、折り返しを行わない通常の試
験動作と同じであり、既に述べた本発明の実施例の特徴
を損なわずに、図4に示すように関連する全チャネルを
一括して、単一の入力チャネルに与えた信号が単一の出
力チャネル信号として観測できる試験経路として形成で
きる。
【0066】図4を参照すると、DTI3からの各受信
チャネルについて、先頭チャネルを除くすべての受信チ
ャネルをチャネル番号が同じであるDTI3への送信チ
ャネルに信号折り返しするように指定し、先頭チャネル
のみは折り返しを行わないように指定する。またTDT
I26からの各受信チャネルについては、最終チャネル
を除いて次のチャネル番号を持つTDTI26への送信
チャネルに信号折り返しするように指定し、最終チャネ
ルは先頭チャネルの送信チャネルに信号を折り返すよう
にチャネル連鎖の折り返し指定を行っておく。
【0067】そしてDTI3の先頭のチャネル0に対応
するDPM0のアドレスDPM0_s_00−ch0番
地の任意の送信データを書き込んで送受信動作を開始さ
せると、DTIの交換機側入力チャネル0に始まり、D
TI3から伝送路への出力チャネル0、TDTI26の
伝送路からの入力チャネル0、TDTI26の交換機へ
の出力チャネル0と伝わってTDTI26の交換機側の
DPMチャネル0に書き込まれた後の、NMI発生によ
る割り込み処理プログラムによって折り返し処理されて
TDTI26の交換機からの入力チャネル1に折り返し
され、TDTI26の伝送路への出力チャネル1、DT
I3の伝送路からの入力チャネル1、DTIの交換機へ
の出力チャネル1としてDTI3の交換機側のDPM上
で折り返してDTI3の交換機側の入力チャネル1に至
る。
【0068】以下、同様に、DTI3での交換機側での
入力チャネル番号が増加する方向でのチャネル連鎖接続
が進み、TDTI26の交換機側の出力最終チャネル3
1が循環して、その先頭入力チャネル0に折り返った際
に、DTI3の非折り返しの指定が為されたDTI3の
交換機側への出力としてDPM0のチャネル0に対応す
る番地に書き込まれるから、試験の結果は、DPM0に
書いてDTI3の交換機側の入力チャネルに送信したデ
ータを、DTI3から送信されるチャネル0での受信デ
ータと比較することにより判定できる。
【0069】
【実施の形態2】次に本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態の構成
を示す図である。図5を参照すると、本発明の第2の実
施の形態においては、DTI3とTDTI26との間の
接続リンク(LNK)に、伝送路疑似回路を付加して組
み込んだ疑似線路装置LDLK25として構成したもの
である。その他の構成は前記第1の実施の形態と同様と
される。
【0070】伝送路特性試験装置として用いることもで
き、高価な外部測定器を省く経済的な効果が期待でき
る。
【0071】この場合、LDLK内部の疑似路線に含ま
れる回路定数を可変制御できるように構成し、DTIの
伝送特性範囲を明確に測定できるようにすることが望ま
しい。
【0072】
【実施の形態3】また、本発明の第3の実施の形態につ
いて説明する。図6は、本発明の第3の実施の形態の構
成を示す図である。図6を参照すると、DTI3とTD
TI26との間で行うデータ送受信動作のためのクロッ
クを、DTI用とTDTI用とで少し異なる周波数のク
ロック1(OSC1)161およびクロック2(OSC
2)162とに分離して供給するように構成したもので
ある。DTI3が、回線に送信するためのクロック1
(OSC1)と、TDTI26が回線に送信するクロッ
ク(OSC2)とを微少に変えてそれぞれを動作させる
ことにより、双方のDTIの動作中に送信系と受信系の
速度差によるスリップ現象を発生させて、スリップ測定
を行う機能を付加できる。
【0073】この場合、OSC1とOSC2のクロック
周波数差を微少に可変制御できるように構成し、DTI
のクロック耐性範囲を明確に測定できるようにすること
が望ましい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0075】本発明の第1の効果は、DTIを試験制御
する手順を簡略にできる、ということである。
【0076】その理由は、本発明においては、DTIの
交換機側の直近でDPMを介してDTIと直接にデータ
送受信を行うように構成されたことから、ネットワーク
スイッチを閉成あるいは解放する制御を省くことがで
き、かつ受信DPMのデータを読んで送信DPMに書き
写す簡易な処理を行うことによって容易に任意の信号チ
ャネル折り返し動作を一括してあるいは単独に処理する
ことができる、からである。
【0077】本発明の第2の効果は、DTIを試験制御
するための装置構成および試験フロアを大幅に縮小す
る、ということである。
【0078】その理由は、本発明において、DTI試験
装置は小型に一体化された卓上設置型の構造を有するか
らである。
【0079】本発明の第3の効果は、DTIを試験制御
するためにオペレータが行う操作が簡便になる、という
ことである。
【0080】その理由は、本発明においては、DTI試
験装置を卓上に設置しておいて、DTIを接続装置を用
いて接続してから操作盤の試験開始ボタンを押すと自動
的に試験が実行されて、結果は自動的に操作盤の表示器
に表示されるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例におけるDPMの構成を示す
図である。
【図3】本発明の一実施例におけるチャネル試験の動作
を模式的に示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるネットワーク端折り
返し試験の動作を模式的に示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】従来のDTI試験装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 試験制御装置 2 ネットワーク端接続装置 3 被試験装置(DTI) 11 装置全体を制御するマイクロプロセッサ(CP
U) 12 読み出し専用メモリ(ROM)および試験用ソフ
トウェア(TP) 13 書き込み可能なメモリ(RAM) 14 IO制御装置(IOC) 15 操作盤(CSL) 16 発振器(OSC) 17 電源回路(POW) 21 送受信デュアルポート(DPM) 22 送受信動作制御回路(SRCTL) 23 DTIへの送信回路(INS1) 24 DTIからの受信回路(DRP1) 25 接続スイッチリンク回路(LNK) 26 DTIの相手装置(TDTI) 27 TDTIへの送信回路(INS2) 28 TDTIからの受信回路(DRP2) 29 DTIを接続する装置(COM) 210 DTIへの送信用デュアルポートメモリ(DP
M0) 211 DTIからの受信用デュアルポートメモリ(D
PM1) 212 TDTIへの送信用デュアルポートメモリ(D
PM2) 213 TDTIからの受信用デュアルポートメモリ
(DPM3)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタルトランスミッションインタフェ
    ース(「DTI」という)と接続する手段と、 接続した前記DTIとの間で相互にかつ任意に試験信号
    を送受信する手段と、 前記DTIを試験するための試験制御およびオペレータ
    との間で試験に関する入出力操作制御を行う試験制御手
    段と、 を備えたことを特徴とするネットワーク端折り返し試験
    装置。
  2. 【請求項2】伝送路と交換機の間に配置されるDTIを
    試験するにあたって、前記DTIを接続して前記DTI
    が交換機との間で送信および受信するチャネル信号を任
    意に送受信することを特徴とするネットワーク端折り返
    し試験装置。
  3. 【請求項3】前記DTIを接続して試験するにあたっ
    て、前記DTIが交換機に対して送信する任意の送信チ
    ャネル信号を、前記DTIの交換機側の外側の直近の位
    置で、前記DTIが交換機から受信する任意の受信チャ
    ネルに信号折り返しする手段を備えたことを特徴とする
    ネットワーク端折り返し試験装置。
  4. 【請求項4】前記DTIを試験するための試験装置から
    の信号は、前記DTIの交換機側と伝送路側の双方を接
    続したうえで、前記試験信号を送受信する手段が前記D
    TIとの間で直接に送受信し、交換機のネットワークス
    イッチを形成することなく、前記DTIの発信側と着信
    側の双方の信号を制御および監視できるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のネットワーク端折り返し試
    験装置。
  5. 【請求項5】ディジタルトランスミッションインタフェ
    ース(「DTI」という)に接続する手段と、 接続した前記DTIとの間で相互にかつ任意に試験信号
    を送受信する手段と、 を備え、 前記DTIを試験するための試験装置からの信号は、前
    記DTIの交換機側と伝送路側の双方を接続したうえで
    前記送受信する手段が前記DTIとの間で直接に送受信
    し、 交換機のネットワークスイッチを形成することなく、前
    記DTIの発信側と着信側の双方の信号を制御および監
    視できるようにしたことを特徴とするネットワーク端折
    り返し試験方法。
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