JP2824437B2 - 通信システムのプロトコルテスト方法とその装置および電気通信システム並びにデータ交換の制御方法 - Google Patents

通信システムのプロトコルテスト方法とその装置および電気通信システム並びにデータ交換の制御方法

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JP2824437B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信システムのプロトコ
ルテスト方法とその装置および電気通信システム並びに
データ交換の制御方法に関し、詳しくは、相互に関連す
るプロトコルの階層構造によって定められた電気通信シ
ステムのローカル端末とリモート端末との間でテスト手
順を実行するためのものであって、特に所定の規格に適
合しているか、製品相互間の動作が適切に行われるかに
ついてシステム構成要素をテストするための方法、その
装置および電気通信システム並びにデータ交換の制御方
法に関する。
【0002】
【従来技術と課題】当該技術における発展の一つの傾向
は、同一ネットワークで音声およびデータについて広範
囲のアプリケーションをサポートすることを特徴とする
総合サービスディジタル網(ISDN)の方向に進んで
いる。ISDNのコンセプトにあっては、サポートされ
るアプリケーションが多様なものであることに見られる
ように、用途の広さに重点が置かれている。このISD
Nシステムへ向かう発展はディジタル技術をユーザーの
末端にまで拡張することによる末端同士でのディジタル
接続性を特徴としている。
【0003】ISDNの規格は、国際電信電話協議委員
会(CCITT)により発行された「総合サービスディ
ジタル網(ISDN)」(第3巻、分冊III.5 、198
4)と題される一連の「ISDN勧告」で初めて発表さ
れた階層プロトコル構造に基づいている。これらの勧告
を発端として、ISDNシステムは種々のサービスとと
もに国際的な規模で全般的にかなり発展した。ISDN
の実益及び今後の成功が、これらの勧告に基づいて相互
に影響し合うように開発されたシステム及び製品の性能
にかかっていることは明かである。しかしながら、勧告
によって規定されたISDNの規格に適合する装置とネ
ットワークとの一体化は明確に定義されたテスト無しに
は達成できない。
【0004】ISDN仕様とネットワークインターフェ
ースの適切な動作との整合を確実にするために、すべて
の製品は、フィールドに配置される前に厳格なテストを
受ける必要がある。ISDNの製品は複雑な製品である
ため、すべてのテスト製品において正確さを期すために
は、かなり専用化されたテスト手順と機器とが必要にな
る。
【0005】ISDN展開の初期段階にある現在、通
常、地理的に離れているテスト用システムのサイトとテ
スト中のシステムの開発地との間で、ISDNトラフィ
ックを伝送するネットワークはない。そのため、ISD
Nのテストは一般に、テスト用システムとテスト中のシ
ステムとが同じ場所にあるテストラボ、または「工場
内」のいずれかで行われる。
【0006】「ラボ内」テストに関連する共通の欠点
は、テスト中のシステムを開発環境とは異なる環境で動
作させる問題に関する。開発者は、装置を操作するため
にテストラボまで来る必要があるが、テスト中に予期し
ない問題が発生したときに、新しい装置をサポートする
のに必要なすべての開発ツールを持っているわけではな
いであろう。さらに、新しく開発された装置がテストセ
ンターまで移動させるのが難しいものである可能性があ
る。典型的な例が大型のPBXである。
【0007】「工場内」テストにあっては、テストを行
う開発地へ携帯型テスターを、プロトコルに精通したエ
キスパートと共にテストラボから送ることが必要であ
る。従って、装置をテストラボに送る代わりに、縮小規
模のテストラボが装置側に送られる。
【0008】「ラボ内」または「工場内」テストのいず
れにおいても、不慣れな装置を慣れたサポートなしで操
作することになるエキスパートを動員し、配置すること
の問題がある。これは、このような人員の育成に悪影響
を及ぼす。
【0009】上述の問題点と効果的に取り組むために
は、リモートテストが必要となる。しかし、ISDNプ
ロトコルのリモートテストとして本発明以前に知られて
いた唯一の方法は電話回線を用いて行うものであった。
【0010】電話回線によるISDNプロトコルのリモ
ートテストは部分的な解決を与えただけであり、3つの
問題点がすぐに明かになった。第1の問題点は、テスト
中のシステムのインターフェース及びテストシステムの
インターフェースにおいて、ISDN基本速度のアクセ
ス機器の標準物理インターフェースを改造して、もっと
遅い速度で作動する電話ネットワークの伝達機器インタ
ーフェースへの接続を可能にする必要があるということ
である。第2の問題点は長い電話回線での伝送品質の悪
さである。伝送エラーが発生すると、テストに深刻な影
響を与えてテスト結果が歪曲される可能性がある。第3
の問題点は、ISDNプロトコルテストに必要な回路及
び伝達機器をセットアップすることの困難性である。上
記のような問題に加えて、電話回線におけるリモートテ
ストの通信費用が非常に高いという欠点もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の主た
る目的は、上述のようなISDNプロトコルテストにお
いて認識されている従来の欠点を解消して、フレキシビ
リティや信頼性が高く、操作容易な通信プロトコルのリ
モートテスト方法及び装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による通信システムのプロトコルテスト方法
は、相互に関連するプロトコルの階層構造によって定め
られたローカル端末と、対応するリモート端末と、複数
の層についての正常動作及びエラー動作のプロトコルテ
ストメッセージからなる一組のテストを前記ローカル端
末にて生成するテスト生成手段とを有する通信システム
において、所定の対応する複数の層の間でプロトコルテ
ストを行うための方法であって、その特徴は、 (a)各端末に配置されたネットワークインターフェー
スを分割し、 (b)各端末にエレメントとして接続される所定の装置
に適合させるためのソフトウェアによる構成自在(confi
gurable)インターフェースを各分割インターフェースに
おいて挿入し、 (c)広く存在する(ubiquitous)トランスポートネット
ワークによって前記構成自在インターフェースと通信
し、正常動作のプロトコルテストメッセージを透過させ
てエラー動作のプロトコルテストメッセージを拒絶する
ように定められたプロトコルを有する前記トランスポー
トネットワークの少なくとも一つの仮想(virtual) 回線
を通して、前記対応する複数対の層の間に少なくとも一
つのプロトコルテスト経路を確立し、 (d)テスト中の複数の層のエラー動作に対応するプロ
トコルテストメッセージを特定可能に符号化し、さら
に、そのようなテストメッセージを、前記少なくとも一
つの仮想回線を透過伝送すべく受け入れ可能な正常動作
のプロトコルテストメッセージとして符号化するステッ
プからなる点にある。
【0013】本発明によるプロトコルテスト装置は、相
互に関連するプロトコルの階層構造によって定義された
ローカル端末と、対応するリモート端末と、複数の層に
ついての正常動作及びエラー動作のプロトコルテストメ
ッセージからなる一組のテストを前記ローカル端末にて
生成するテスト生成手段とを有する通信システムにおい
て、所定の対応する複数対の層の間でプロトコルテスト
を行うための装置であって、その特徴は、 (a)各端末に配置されたネットワークインターフェー
スを分割する手段と、 (b)各端末にエレメントとして接続される所定の装置
に適合させるためのソフトウェアによる構成自在インタ
ーフェースを各分割インターフェースにおいて挿入する
手段と、 (c)正常動作のプロトコルテストメッセージを透過さ
せてエラー動作のプロトコルテストメッセージを拒絶す
るように定められたプロトコルを有する前記トランスポ
ートネットワークの少なくとも一つの仮想回線を通し
て、前記対応する複数対の層の間に少なくとも一つのプ
ロトコルテスト経路を確立するために、広く存在するト
ランスポートネットワークによって前記構成自在インタ
ーフェースと通信する手段と、 (d)前記ローカル端末に配置され、テスト中の複数の
層のエラー動作に対応するプロトコルテストメッセージ
を特定可能に符号化し、さらに、そのようなテストメッ
セージを、前記少なくとも一つの仮想回線を透過伝送す
べく受け入れ可能な正常動作のプロトコルテストメッセ
ージとして符号化する手段とを備えている点にある。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、標準のISDNインタ
ーフェース速度でテスト中のシステムに接続される装置
によってフレキシビリティが得られる。そして、本発明
の装置は、広く存在するトランスポートネットワークに
わたって機能する。
【0015】さらに、ISDNプロトコルによって要求
される所定のタイミング条件に合致するためにACK(a
cknowledgement) の遅延が最小化される。さらに本発明
によれば、長い伝送路のエラーに起因する問題を最小化
すべく、元々備わっている(built-in)エラーの検出と回
復が達成される。
【0016】また本発明によれば、適合(conformance)
テストによって意図的に発生させられるフレームチェッ
クシーケンス(FCS)エラー、余りビットエラー、中
断(abort) シーケンス及び物理層の失敗(failure) を伝
達する能力が提供される。
【0017】さらに本発明によれば、電気通信システム
のローカル端末及びリモート端末のパケット処理モジュ
ールに配設されたアクセスポイントであって、いずれか
の位置において所定の基準に適合すべくデータの流れの
プロトコルを分析するためのものが提供される。
【0018】さらに、本発明によれば、リモートテスト
サイトでの物理テストインターフェースの動作を連続モ
ニタする能力が提供される。
【0019】このように、相互に関連するプロトコルの
階層構造によって定められたローカル端末と、対応する
リモート端末と、複数の層についての正常動作およびエ
ラー動作のプロトコルテストメッセージからなる一組の
テストを前記ローカル端末にて生成するテスト生成手段
を有する、通信システムに関する本発明によって、従来
技術に伴う問題点はほぼ解決される。
【0020】
〔プロトコルの階層化〕
階層プロトコル構造に基づくISDNの前述の規格は、
開放型システム間相互接続(OSI)のコンセプトから
得られたものであり、これは、相互に関連するプロトコ
ル階層の形で、通信ネットワークとそれによってサポー
トされるサービスとの間の関係を提示している。各層
は、上と下の論理境界との間に含まれる少なくとも一つ
の機能を有している。いずれの層のサービスも下の層に
よって提供されるサービスと組み合わされて、上の層が
利用できる新しいサービスが生成される。
【0021】本発明は層1、2、3に関し、これらは層
4とともに信号の伝送、経路の決定、及び信号の交換に
関連する。5〜7の上の層はデータの処理と利用に関す
るものであり、ISDNの階層概念の説明に完全を期す
ためにのみ記載する下記の定義を除いて、さらに述べる
ことはしない。
【0022】層1は信号の伝送と物理接続の断続を提供
する物理層である。層2は信号の同期化、エラー修正、
シーケンス及び流れの制御を含むデータリンク層であ
る。層3は経路の決定及び交換機能を提供するネットワ
ーク層である。層4は上の層の機能に必要とされる特徴
を有する端末対端末サービスを提供するための層1〜3
を利用するトランスポート層である。層5は、会話の接
続を確立するとともに、特定の通信サービスのためのデ
ータ及び関連する制御関数の規則的な交換をサポートす
る手段を提供するセッション層である。層6はデータフ
ォーマットとコード変換のための手段を提供するプレゼ
ンテーション層である。層7は、そのプロトコルによっ
て、エンドユーザーが求める実際のサービスを提供する
応用層である。
【0023】 〔ベーシック端末対端末アーキテクチャー〕 図1は、ベーシック端末対端末リモートISDNテスト
アクセスシステム21を有する電気通信システム20を
示す。テストアクセスシステム21は、パケット(交
換)ネットワーク22として示されている広く存在する
トランスポートネットワークと、2つのリモートテスト
パケット交換アダプタインターフェース23、24とか
らなっている。これらのインターフェースのうち一方は
ローカルサイト25の端末に、他方はリモートサイト
(遠隔地)26の端末にそれぞれ設けられている。イン
ターフェース23、24は互いに左右対称であり、これ
らの間に複数のX.25仮想回線(virtual circuit) が
パケットネットワーク22を介して設けられている。イ
ンターフェース23、24は、パケットネットワーク2
2の仮想回路を介して通信され、一対のISDNインタ
ーフェース27、28間の中継の機能を果たしている。
さらに、このISDNインターフェース27はインター
フェース23の層1及びテスター29と通信している。
これに対応して、ISDNインターフェース28はイン
ターフェース24の層1及びテスト中のシステム(SU
T)30と通信している。
【0024】基本的に、テストアクセスシステム21
は、テスター29とSUT30の両方にアクセスするよ
うに、またリモートサイト26でのテストをサポートす
るためにパケットネットワーク22を介して両方と通信
するように構成されている。このようなテストは、図示
しないISDN交換システムにISDN製品をリモート
接続することによるISDNプロトコル適合性テストや
ISDN製品の相互動作性テストを含んでいる。テスタ
ー29は通常、広範なテストを含んでいるので、個別テ
スト又は同時多数テストのセッションの実行が可能であ
る。従って、多くのシステムを個別に、あるいは同時に
テストすることができる。
【0025】テスト中、SUT30は、ISDNインタ
ーフェース27、28及びテストアクセスシステム21
を介してテスター29に接続される。テストアクセスシ
ステム21のローカルインターフェース23及びリモー
トインターフェース24の主要機能は、対応するISD
Nインターフェース27、28をそれぞれ分割して、そ
の間にパケットネットワーク22を挿入することであ
る。これは2つの中継要素、つまりローカルサイト25
の中継器31とリモートサイト26の中継器32によっ
て行われる。さらに、ISDNインターフェース27と
パケットネットワーク22との間のアクセスは専用であ
るが、ISDNインターフェース28からネットワーク
へのアクセスは専用であってもよいし、切り換え式であ
ってもよい。また、インターフェース23と24間のパ
ケット交換ネットワーク22に関していえば、このネッ
トワーク22を専用回線または切り換え回線のいずれか
に置換することができる。このような構成において、イ
ンターフェース23、24はデータ端末機器(DTE−
DTE)モードで相互に機能する。
【0026】図1のアーキテクチャーが適用されるテス
ト方法は、層2及び層3のテストのためのものである。
層2はLAPDまたはデータリンク層とも称される。
【0027】通常の使用状態では図1のテストアクセス
システム21は物理層1で置き換えられ、この層1は隣
接する層2へのサービスを提供する。しかし、本発明に
よって層2のテストを行う際、層1はローカルサイト2
5のインターフェース23及びリモートサイト26のイ
ンターフェース24で置換され、両インターフェースは
パケットネットワーク22の仮想回路を介して通信す
る。通常、CRCエラー、中断シーケンス、余りビット
などを含むフレームのようなテスター29で生成された
プロトコルメッセージは中継器31によって受信され
る。そして、これらのメッセージは中継メッセージに符
号化され、パケットネットワーク22に伝送される。リ
モートサイト26では、対応する中継器32が中継メッ
セージを復号して元のプロトコルコードを再生成し、I
SDNインターフェース28を介してSUT30に送
る。インターフェース23の機能は、テスター29によ
って生成されたものと同じ信号をインターフェース24
にて再生することである。同様の手順が逆方向にも行わ
れ、インターフェース24で受け取られた信号がインタ
ーフェース23で再生される。
【0028】テスター29及びSUT30に層1のサー
ビスを提供することに加えて、システム21はテスター
29とSUT30との間にテスト調整チャネル33を確
立し、これによってリモートサイトのオペレータがテス
ト手順を調整することができる。チャネル33はパケッ
トネットワーク22の1つの仮想回線を構成しており、
必要ならば、別のテスト調整チャネルがパケットネット
ワーク22の第2仮想回線を介して伝送される。
【0029】SUT30が、適合性をテストされるべき
ユーザー即ちネットワーク機器を備えているとき、イン
ターフェース24は、図1に示されるように、パケット
ネットワーク22の仮想回路によって単一ISDNルー
プの機能をエミュレートする。ISDNインターフェー
ス27、28のチャネル上のトラフィックは、パケット
ネットワーク22を介して別のX.25仮想回線へ中継
される。この構成は、相互動作性テストを行うために、
図示しないISDNユーザー装置をリモートサイト26
で図示しないスイッチにテスター29の代わりに接続す
るのにも用いられる。
【0030】ネットワーク機器の適合性テストのため
に、テスター29はリモートサイト26のインターフェ
ース24に対応する多重ISDNインターフェースを作
動させる必要がある。図示されていないが、本実施例に
おけるインターフェース24はすべてのISDNインタ
ーフェースのトラフィックを対応する単一のX.25ア
クセスリンクを介して多重送信する。異なるISDNイ
ンターフェースの対応する種々のチャネルが、パケット
ネットワーク22を介して別のX.25仮想回線へ中継
される。
【0031】同様に、インターフェース24は多重リモ
ートサイトでのユーザーの装置を、テスター29の代わ
りとなる図外のローカルスイッチの多重ISDNループ
を目指すよう、サポートする。単一のISDNインター
フェース27に対応する複数のISDNインターフェー
スのチャネルは、図外の別のX.25仮想回線に送られ
て、インターフェース23でX.25アクセスリンクを
介して多重送信される。このように、テストアクセスシ
ステム21は、一般的な相互動作性テストのための図外
のISDNスイッチに接続する多重ISDNループをエ
ミュレートすることができる。
【0032】層3(Q.931)のプロトコルをテスト
する際にも、インターフェース23、24(図1)と同
じ構成を用いることができる。層2のテストの場合と同
じように、インターフェース23、24はパケットネッ
トワーク22を介して層1のサービスを提供する。
【0033】この場合、監視フレームを含むすべての層
2のフレーム(LAPDフレーム)は、層3のメッセー
ジとともにパケットネットワーク22に送られる。しか
し、これは不必要なことであり、結果的には効率の悪い
ものとなる。
【0034】図1のベーシックシステムとしてのテスト
アクセスシステム21の構成は層3のテストにも利用す
ることができる。層2のフレームを中継するのではな
く、インターフェース23、24が層2のメッセージを
中継する。後に詳述するローカル層2のサービスが、イ
ンターフェース23と24の両方に設けられている。ロ
ーカル層2のサービスを介してインターフェース23が
受信した層3のメッセージは、パケットネットワーク2
2を介して中継された後、リモートサイト26のインタ
ーフェース24で再生される。逆方向では、リモートサ
イト26のインターフェース24で受信された対応メッ
セージはパケットネットワーク22を介して中継され
て、ローカルサイト25のインターフェース23で再生
される。先に開示したように、チャネル33はテスター
29とSUT30との間に確立されている。必要であれ
ば、パケットネットワーク22の第2仮想回線を介し
て、中継器31と32との間に第2中継メッセージチャ
ネルを確立してもよい。
【0035】パケットネットワーク22のX.25アク
セスと、ISDNインタ−フェ−ス27、28上でテス
トされる層1の物理チャネルとの間の帯域幅のミスマッ
チには、インターフェース23、24で用いられるスト
ア及びフォワード技術が必要になる。これは、パケット
ネットワーク22の仮想回路上に何ら情報が中継される
必要がない、比較的長いアイドル期間にインターリーブ
されるISDNトラフィックのバーストを利用してい
る。通常は、プロトコルテストに関連するフレームまた
はメッセージだけが仮想回路に送り出される。
【0036】ストア及びフォワード技術と衝突する問題
点は、この方法が忠実な物理層1の中継機能を提供でき
ないということである。むしろ、この技術は、ISDN
インターフェース27、28の一番下の層1の物理チャ
ネルの端末対端末の完全性(integrity) を壊すものであ
る。さらに、パケットネットワーク22上で非常に長い
個別ホップトランスミッション遅延が生じる可能性もあ
る。正確なテストのためにプロトコルの透過を確保し
て、テストの際に遭遇する機能遅延に対処するために、
システム21によって2つのタイプの中継動作がサポー
トされている。これらの中継器のアーキテクチャー及び
機能の特徴を以下に詳述する。
【0037】〔中継オペレーション〕 前述したISO階層システムの層2は、図2にリンク層
LAPD35として示される3つのサブ層に分けること
ができる。一番上のサブ層36は3つのうちで最も手順
志向(procedurally oriented) である。この層は層3と
接続し(interface) 、流れ制御、状態遷移、及びプロト
コルエラー回復の手順に関係している。
【0038】中間のサブ層37は多重送信を提供し、各
フレームのアドレスを処理する。一番下の層38は、物
理層1と接続しており、個々のフレームについて以下の
機能を果たす。 (a)フラグによるフレームの仕切り (b)ビットスタッフィングによる情報の透過の確保、 (c)例えばフレームチェックシーケンスによるフレー
ム完全性の保護。
【0039】図示しないリンク層LAPBもLAPD3
5と同様に仕切られる。ただし、LAPBは多重送信機
能をサポートしないので、中央サブ層がヌル(null)サブ
層である点でLAPBはLAPD35と異なる。
【0040】〔タイプ1の中継〕 適合性テスト及び相互動作性テストは通常、物理層1が
動作するISDNインターフェース上で行われる。しか
し、前述したように、パケットネットワーク22は情報
伝送手段としてストア及びフォワードを用いており、そ
のため、図1に示されるISDNインターフェース27
又は28の物理チャネルの完全なビットストリームを中
継することはできない。タイプ1の中継(図3)の動作
は、テストされるDチャネルのプロトコル動作への影響
を最小にするように機能して、LAPD35のサブ層3
8で実行される。ただし、このタイプ1の中継動作は、
非常に理想的な条件下でのみ、層3の適合テストと相互
動作性テストに使用されるべきである。
【0041】中継器31、32(図1及び図3)はイン
ターフェース23とインターフェース24との媒介とし
て機能し、パケット層によって中継LAPDフレームに
提供されるX.25サービスを用いている。このよう
に、良好なLAPDフレームは、その内容を変えられる
ことなくテストアクセスシステム21を透過する。
【0042】中継機能が一番下のサブ層38に提供され
るので、FCSエラー、余りビットエラー、又は中断シ
ーケンスを有するLAPDフレームは透過できない。し
かし、このようなLAPDフレームはパケットネットワ
ーク22の仮想回路上でエラーを示して通過することが
できる。従ってこれらのエラーは、トラフィックの流れ
に依存して、ターゲットインターフェース23、24に
よってLAPDのフレームで連続的に再生成される。
【0043】再生成されたエラーは、必ずしも元のエラ
ーと正確に一致するビットパターンを有する必要はな
い。もし不一致があっても、かかる不一致はLAPDプ
ロトコルの観点からは重要なものではなく、プロトコル
適合性テストにはほとんど影響を与えない。
【0044】エラーの再生成に加えて、ISDNインタ
ーフェース27又は28のいずれか一方の物理層1の動
作状態の変化もトラフィックの方向に依存してターゲッ
トISDNインターフェース27、28で再生成され
る。これは2つの目的をもっている。まず、テストのた
めに意図的に導入された物理層1のエラーをSUT30
に対して再生することが可能になる。また、これは、S
UT30に接続された物理インターフェースの機能不全
によって生じる不測のテスト結果を分離する(図1参
照)。
【0045】同様の動作は、Bチャネル上のLAPBの
ためのタイプ1の中継(図3)にも見られる。唯一の違
いは、余りビットがプロトコルエラーとして扱われず、
他方の端末に透過で渡されることである。
【0046】〔タイプ2の中継〕 層3の適合性及び相互動作性テストは、通常、下のリン
ク層LAPD35のテストが完了した後に行われる。こ
の段階では、下のリンクの手順はROM(図示せず)に
ある。その結果、ROMのタイマー設定値は容易に変更
することはできない。従って、テストアクセスシステム
21にとって、下のリンク層のリアルタイム動作に対処
することが必要になる。
【0047】タイプ2の中継(図4)の動作は、層3及
び相互動作性テストの間におけるLAPD35のリンク
層での望まないタイムアウトによって生じる問題を回避
するために開発されたものである。この中継機能は、L
APD35のリンク層がそれに付随するインターフェー
ス23又は24で完全に終端されているときに、一番上
のリンクサブ層36で実行される。インターフェース2
3、24のリンク層はそのタイマーを維持し、ウインド
ーを送り、ウインドーを受け、対応するISDNインタ
ーフェース27、28からそれぞれ受けたIフレームへ
のACK(acknowledgement) を生成する。
【0048】タイプ2の中継動作の下で、ISDNの層
3のメッセージ、リンク層サービスの基関数(primitiv
e) 、そしてISDNの物理インターフェース27、2
8の状態変化(図1)のみがパケットネットワーク22
の仮想回線上でインターフェース23、24によって交
換される。リンク層のアドレス指定についての情報が、
トラフィックの方向に依存して、ターゲットインターフ
ェース23、24についてメッセージ及び基関数の交換
とともに渡されて、対応するフレームをISDNインタ
ーフェース27、28にそれぞれ再生成させる。タイプ
1の中継と同様に、ISDNの物理インターフェース2
7、28の状態変化に関する情報交換は、他端側で対応
するインターフェースを制御するのに用いられる。
【0049】タイプ2の中継は、フレームACKの遅延
を最小にし、層3のメッセージは依然としてサイト2
5、26のいずれかで生成される。しかし、層3のタイ
マーは4秒より長く、パケットネットワーク22のX.
25仮想回線上に生ずる任意の遅延によって影響を受け
る可能性は非常に少ない。
【0050】タイプ2の中継は、テストされるISDN
インターフェース28のリンク層LAPD35の動作に
対して透過ではない。リンク層LAPD35のフロー制
御ととともにウインドー機構はインターフェース28に
局所的な重要性しか与えない。しかし、このような透過
性は、SUT30のリンク層LAPD35が一旦完全に
機能的であると証明されれば、層3の適合テスト及び相
互動作性テストには必要ない。タイプ2の中継はまた、
LAPBの動作にも応用できる。
【0051】 〔適合性テストのためのアーキテクチャー〕 テスター29はテスト中の2つのインターフェースを作
動させる。図5に示すように、テスター29とSUT3
0との間の通信は、テストアクセスシステム21を介し
て公知の方法で行われる。さらに、テストコンソール4
0のキーボードのオペレータとの通信は非同期式のイン
ターフェース41を介して行われ、SUT30の開発者
とのテスト調整を可能にする。
【0052】図1の説明で、テストアクセスシステム2
1がISDNインターフェースでテストされる各チャネ
ルのトラフィックを伝送するためにX.25仮想回線を
採用していることを述べた。2B+Dと称される基本速
度アクセスの場合、データまたは声に用いられる2つの
Bチャネル(伝送チャネル)と、信号送信チャネルとし
て用いられる1つのDチャネルがある。ISDNサービ
スの別の形態は、23B+Dと称されるプライムレート
アクセスであり、23のBチャネル(伝送チャネル)と
1つの信号発信Dチャネルを備えている。ヨーロッパの
プライムレートアクセスは30B+Dである。
【0053】ISDNチャネルに使用される仮想回線に
加えて、図6に示す適合性テストのためのベーシック端
末対端末リモートISDNテストアクセスシステム2
1’は、インターフェース41をリモートサイト26に
まで拡張するために、別のX.25仮想回線を採用して
いる。図6に示されたシステムでは、リモートテストパ
ケット交換アダプター用インターフェース23’が、イ
ンターフェース41のDTEPADとして機能する。リ
モートサイト26では、SUT30のテストコンソール
40へのX.25仮想回線に伝送されたメッセージはま
た、SUT30の開発者のためのオペレータ用マシンの
インターフェース42にもマップされる。
【0054】図6におけるテストアクセスシステム2
1’の端末対端末のアーキテクチャーは、特に適合性テ
スト用に構成されており、上述したリンク層の適合性テ
ストのためのタイプ1の中継を含んでいる。タイプ1の
中継は、理想的な条件のもとで、層3の適合性テストに
も用いることができるが、図4のタイプ2の中継は、特
にパケット交換アクセスのトランスミッションレートが
低い場合か、またはリモートサイト26が非常に遠くに
ある場合に望ましいものである。
【0055】ネットワーク設備の適合性テストにおいて
は、パケットネットワーク22を介して、複数のISD
NループでSUT30を作動させることが必要になる。
図6においてテストアクセスシステム21’は、図7に
詳しく示すように、パケットネットワーク22でISD
Nループのすべてのチャネルを中継して多重送信するの
に用いられる。前述したように、X.25仮想回線はテ
ストされた各チャネルに用いられる。タイプ2の中継
は、層3の適合性テストのみが複数のISDNループを
含むことができるこれらの状況において好ましい。単一
のISDNインターフェースの適合性テストの場合と同
じく、テスト調整には別の仮想回線が採用される(図7
参照)。
【0056】図13は、図1の電気通信システム20の
さらに別の応用例を詳細に示すブロック図である。図1
3のシステムは、ISDNによるパケットモード端末装
置のサポートのために、「X.31勧告」におけるサー
ビスの加入者間で通信されるデータ情報の交換を制御す
るためのものである。2つの加入者の端末65が加入者
回線モジュール66に接続され、そこからISDNイン
ターフェース27を介して回路処理モジュール68に接
続されている。
【0057】モジュール68は、ロジカルポイント70
を備えるとともに、パケット処理モジュール72におけ
る対応フレーム処理モジュール71と連通するBチャネ
ルフレーム処理モジュール69を有している。同様に、
モジュール71はロジカルポイント73を有している。
【0058】モジュール68におけるDチャネルフレー
ム処理モジュール74もまた、ロジカルポイント75を
有するとともに、モジュール72の対応するフレーム処
理モジュール76と連通している。他の処理モジュール
と同じく、モジュール76はロジカルポイント77を備
えている。
【0059】図13からは、B及びDチャネルの両方
は、同期式トランスポート多重送信回路をたどる。さら
に、モジュール68のコール制御モジュール78とモジ
ュール72の対応コール制御モジュール79と間に示さ
れている非同期式Dチャネルリンクのために、非同期式
移送モードが与えられる。モジュール79はロジカルポ
イント80を有している。
【0060】図13の回路は、BチャネルまたはDチャ
ネルのデータの流れのいずれかのISDNプロトコルが
ローカルで、あるいはリモート位置で分析されて所定の
基準との適合を確実にするように、パケット処理モジュ
ールにアクセスポイントを与える。
【0061】この点に関し、図13のシステムは加入者
間のデータ情報の交換を制御するとともに、加入者間に
コールの制御を与える少なくとも1つのモジュール68
からなっている。さらに、パケットデータを処理するた
めに少なくとも1つのモジュール72が設けられてい
る。図示していないが、これらの各モジュールは所定の
プロトコルに従ってデータ情報を復号するとともに、復
号されたデータ部分を選択して、これを、システムの動
作に影響を与えることなく、回路から分岐させる回路手
段を備えている。このように、選択された復号済みデー
タはリモートサイトで分析されて、ここに開示されてい
る本発明の装置及び方法を採用する適切なプロトコル構
成を決定する。
【0062】 〔相互動作性テストのためのアーキテクチャー〕 テストの最終的な目的がユーザー装置をネットワーク装
置と相互動作させることにあるため、本発明のリモート
ISDNテストアクセスシステムによるユーザー装置は
離れた場所からネットワーク装置との相互動作性を証明
することができる。
【0063】単一のローカルリモートISDNテストア
クセスインターフェースが、異なる場所での多重リモー
トテストアクセスインターフェースをサポートするのに
使用される。リモートサイトでは異なるシナリオが可能
であり、そのうちのいくつかの例を図8に示している。
従って、リモートサイト45では、テスト中のシステム
46、47として示されている多重ユーザー装置がリモ
ートISDNテストアクセスインターフェース48の2
B+D基本速度インターフェースに接続されている。プ
ライムレートインターフェース用には、テスト中のシス
テム49として示される単一のユーザー装置のみが、第
2リモートサイト51に示されるリモートISDNテス
トアクセスインターフェース50に接続されてもよい。
第3リモートサイト52では、多重ISDNインターフ
ェース53が、リモートISDNテストアクセスインタ
ーフェース54を介してパケットネットワーク22に接
続されている。上述のリモートサイトにおけるインター
フェース48、50、54は、基本レート(速度)及び
プライムレートインターフェースの両方を組み合わせた
ものであってもよい。
【0064】 〔リモートISDNテストアクセスの実行〕 〔ハードウエア〕 これまでに述べたリモートISDNテストアクセスシス
テムのすべては、ソフトウエアによって新規な方法で形
成された容易に得られる製品から組み立てられたもので
ある。従って、これまでに述べたどのテストアクセスイ
ンターフェースも、以下の2つのPCインターフェース
カードとともに、IBM−AT/XT又はそのコンパチ
ブルコンピュータ60に基づいている(図9参照)。
【0065】(a)すでに言及したISDNインターフ
ェース28(図1)を介してSUT30をインターフェ
ース接続するノーザンテレコム社製PC端末アダプタ
(PCTA)カード61。 このカードは、SUT30に、ネットワーク(NT)イ
ンターフェースまたは端末(TE)インターフェースの
いずれかを提供するためにソフトウエアによって構成自
在(configurable)である。デフォルトによれば、このカ
ードはNTインターフェースを提供するように構成され
ている。
【0066】(b)アイコンテクノロジーコーポレーシ
ョンから入手可能なX.25インターフェースカード6
2。 このカードは、外部モデムとの接続のためのRS−23
2Cポート、またはX.25ダイヤルアクセス用のテレ
フォンジャックRJ−11のいずれかを使用するように
ソフトウエアによって構成される。外部モデムに接続す
る場合、クロックは19.6Kbpsまでの転送速度の
モデムによって提供される。RJ−11ジャックを使用
する場合は、自動ダイヤル機能付きのオンボード型V2
2bisモデムが用いられる。
【0067】この2つのカードは、どのPC60の拡張
スロットにでも組み込むことができる。カード61は2
つのスロット分のスペースを取る。これらのカードは以
下の構成用に設定されている。
【0068】 PCTAカード61は以下を使用する。 1.インターラプトリクエストレベル: IRQ3 2.I/Oアドレス: 2F8−2FF 3.インターラプトベクトル: 0B 4.DMAチャネル: DRQ1
【0069】 X.25カード62は以下を使用する。 1.インターラプトリクエストレベル: IRQ5 2.I/Oアドレス 398−39F 3.メモリアドレス: D000でスタートする4Kb
yteメモリセグメント
【0070】ユーザーは、ここで述べられた発明を実行
する間、確実に、どの周辺機器も、上記のハードウエア
設備にリストアップされたものと同じシステム源を用い
ないようにしなければならない。特に、COM2(直列
ポート2)及びLPT2(並列ポート2)は、本発明の
テストアクセスシステムを再形成することなく、他の装
置によって使用されてはいけない。図9は、上述したテ
ストアクセスシステム21、21’と同じ実行構造をブ
ロック図で示している。この構造を図1のテストアクセ
スシステム21に関連づけると、カード61はISDN
インターフェース27、28のそれぞれを提供してお
り、X.25カードはX.25/X.32アクセスを提
供している一方、PC60のソフトウエアが、テストア
クセスシステム21のローカルサイト25とリモートサ
イト26、また図6及び図7に示されるインターフェー
ス42との間の情報の転送のための中継機能を備えてい
ることがわかる。
【0071】〔PCTAカードの機能〕 市販されているノーザンテレコム独自のPCTAカード
は、基本速度アクセスモードでISDNインターフェー
スを作動させるように設計されている。カード61は、
以下の特徴を有している。 1.ISDNの層1 T−インターフェースをサポート
する。 2.ISDNの層2 Q.921型多重フレームLAP
Dプロトコルをサポートする。 3.層3にインターフェースを提供する。
【0072】カード61のハードウエア61は公知であ
り、ファームウエア/ソフトウエア動作による図示しな
いマイクロプロセッサを用いたサブシステムからなる。
図外の従来のブートストラップ方式のROMが、パワー
アップ後にカード61を即座に制御する。PC60から
ダウンロードされる図外のプログラムRAMは、カード
61のDチャネル及びBチャネル機能とプロトコルのフ
レキシブルなソフトウエア制御を提供する。カード61
のソフトウエアは、通常、図外のPC60のハードディ
スクにストアされ、パワーアップ後にカード61にダウ
ンロードされる。
【0073】カード61の物理層1は、上述したよう
に、ソフトウエアによってTEまたはNTモードのいず
れかに構成自在であり、他端側で接続される装置に適合
するようにテストアクセスシステム21によって使用さ
れる。図外の別個のカードを、プライムレートアクセス
のDチャネルへの接続のために用いることもできる。
【0074】インターフェース23、24(図1)など
のインターフェースに使用されるカード61の現在のバ
ージョンはハイレベルデータリンクコントローラとして
ザイログのSCCチップを採用しており、LAPDの一
番下のサブ層の機能を実行する。これはフラグによって
区切られたフレームの送受信、ビットスタッフィングお
よび削除、FCSバイトの生成、FCSエラーの検索、
アボート(中断)シーケンス及び余りビットの生成と検
出を含んでいる。
【0075】〔ソフトウエア〕 オリジナルカード61のソフトウエアは、テストアクセ
スシステム21、21’の要件に合うよう多様な必要機
能を提供すべく改変された。
【0076】タイプ1の中継動作においてソフトウェア
は、カード61の図外のハイレベルデータリンク制御
(HDLC)用コントローラによって受け取られる各フ
レームにステータスバイトを付け、これによりフレーム
が受け取られる条件が反映される。これに関するソフト
ウエアのフローチャートは図10に示されており、ステ
ータスバイトを有するフレームが中継モジュール63に
送られ、そこからフレームがターゲットのテストアクセ
スインターフェースに中継される。例えば、図1では、
このような中継はインターフェース23と24の間で生
じる。従って、ターゲットインターフェースで、ステー
タスバイトが、HDLCコントローラをプログラミング
するカード61のソフトウエアによって復号され、ステ
ータスバイトの値によって、通常フレームまたはFCS
エラー付のフレームのいずれかを、あるいはアボートシ
ーケンスまたは余りビットを発する。図11は、これに
関して修正されたソフトウエアのフローチャートを示し
ており、ISDNインターフェースフレームの再構成を
図示している。
【0077】タイプ2の中継の場合は、カード61のソ
フトウエアはすべてのリンク層機能を実行する。通常I
SDNの層3のメッセージを含むIフレーム及びUIフ
レームのみが2バイトのヘッダーとともに中継モジュー
ル63に送られ、これによってフレームが受け取られた
論理リンクが明らかになる。ターゲットテストアクセス
インターフェースで、Iフレーム及びUIフレームが論
理リンクに関する情報とともに、カード61のソフトウ
エアに渡され、適切な論理リンクに送り出される。ダイ
ナミックTEIを有するリンク層では、各インターフェ
ース(図1)のTEI値は異なっていてもよい。ローカ
ルサイト25のテストアクセスシステム21はマップテ
ーブルを保持しており、カード61と中継モジュール6
3との間の情報伝送を示す図12においてフローチャー
トで示されるように、TEI値のマップを行う。
【0078】〔X.25カードの機能〕 現在使用されているX.25カード62は前述したよう
に市販品であり、以下の機能をサポートする。 1.切換式及び専用リンク 2.切換式リンク用自動ダイヤル及び自動応答 3.DTE−DCE及びDTE−DTEモード 4.アプリケーション用パケットサービスインターフェ
ース
【0079】X.25カードは、インターフェース23
と24(図1)の間でメッセージを伝送するのに用いら
れる。現在のテストアクセスシステム21は、インター
フェース23と24の3つの組合せで作動することがで
きる。 1.両インターフェース23、24における専用パケッ
トアクセス 2.リモートインターフェース24における切換式パケ
ットアクセス及びローカル用インターフェース23にお
ける専用パケットアクセス 3.インターフェース23と24の間の回路切換回線
【0080】〔PC用ソフトウエア〕 本発明の実施例に基づくPC60のソフトウエアは、カ
ード61のインターフェースを制御するとともに、リモ
ート及びローカルインターフェース23と24の間に設
けられた2つの仮想回路をそれぞれ管理する。仮想回路
のうち一方は、図6からわかるように、インターフェー
ス23と24の間で情報を伝送するのに用いられる。第
2仮想回路は、テストコンソール40にいるSUTのオ
ペレータとテスター29との間の通信のために用いられ
る。
【0081】PCソフトウエアはまた、テスト中に、I
SDNのQ.931及びQ.921プロトコルデータユ
ニットをモニタして、ニーモニックコードに復号する。
このソフトウエアはまた、必要とされるウインドーの操
作及びマウスの利用によって、安い扱い易いユーザー用
インターフェースを提供する。
【0082】図示しないハードディスクに記憶されたカ
ード61及びカード62(図8)のソフトウェアは初期
化の際PC60からダウンロードされる。図6では、イ
ンターフェース23’はそのX.25インターフェース
に入ってくるコールを待っている。準備が整うと、リモ
ートサイト26のインターフェース24’はX.25用
コールを発して、ローカルサイト25でインターフェー
ス23’に2つの仮想回路を確立する。仮想回路の一方
は、前述したように、テストシステムと、テストコンソ
ール40にいるSUTオペレータとの通信に利用され
る。この仮想回路では、Qビットのパケットが、タイプ
1とタイプ2の中継の切り換え、ディスプレイ特性の修
正などのテストアクセスシステム21’のコマンドをリ
モート実行する。
【0083】カード61から受け取られたフレームは、
従来の方法でパケット化されて、X.25仮想回路を介
して中継モジュール63によりターゲットインターフェ
ースに送られる。ターゲット端部でフレームは再構成さ
れて、トラフィックの方向によってISDNインターフ
ェース27または28へ伝達するために、カード61の
ソフトウエアに送られる。
【0084】タイプ2の中継モードで作動している場
合、リンク層のISDNインターフェース28の状態
は、カード61のソフトウエアによりモニタされ、PC
60のソフトウエアに伝送される。ISDNの物理層1
の同期化が解除されたとき、中継モジュール63(図
9)は、この状態をQビットパケットに情報を送ること
によって、目標のテストアクセスシステム21のインタ
ーフェースに伝達する。その場所のインターフェースは
カード61を誘発して、そのインターフェースの同期化
を解除する。物理インターフェースの同期化が回復した
後、目標のテストアクセスシステム21にメッセージが
送られて、物理層の同期化を回復させる。
【0085】層2のフレーム及びISDNの層3のメッ
セージはニーモニックコードに復号されて、図外のPC
モニタに表示される。
【0086】適合性テストのために、ローカルサイト2
5のインターフェース23は、テスト調整のために非同
期的にテスター29と通信する。
【0087】SUT30の端部では、テストコンソール
40の特徴は、従来のソフトウエアでリモートサイト2
6のPCインターフェースと一体化されて、プルダウン
メニュー選択と多重スクリーンをサポートする。異なる
種類の情報を区別するために色を使うと、PC60は特
殊なユーザーにインターフェース24’(図6)の上に
扱い易いインターフェースを提供する。
【0088】ローカルサイト25のインターフェース2
3は、適合性テスト装置及びISDNスイッチのいずれ
かに接続することができる。携帯用PCを用いると、I
SDN製品のテスト場所は、電話回線がパケット交換ネ
ットワーク22にアクセスできるところであればどこに
でも容易に設定することができる。
【0089】上述した本発明の実施例において、種々の
回路部分の多くがブロック図で示されているが、これら
のブロック図は新規な組合せに係るものではなく、本明
細書に関連する分野の当業者にとって公知の回路を表し
ている。従って、この明細書に開示されている実施例に
基づいて、当業者が本発明の最適実施形態を十分に理解
できるであろう。具体的なプログラムリストは添付しな
いが、ここに開示した詳細な機能上の説明とフローチャ
ートに基づいて、当該分野の専門プログラマーであれ
ば、必要な動作を実行するためにPC60をプログラミ
ングすることができるであろう。
【0090】最適な実施例は、特殊なテストへの応用に
最も適している多様なシステム形成におけるのと同じ
く、タイプ1及びタイプ2の中継に関して提案されてい
る。各場合において、本件の明細書が、ここに説明され
ているテスト機能の最適の実施形態として見なされてよ
い。
【0091】本件明細書に関連する分野の当業者にとっ
ては、これまでに述べた実施例は、開示された発明の主
旨及び範囲を越えないで特殊な要件に合致するよう多様
化され得ることが明かであろう。従って、上記の実施例
は本発明を限定するものではなく、特許請求の範囲に記
載した発明の構成の一例として見なされるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローカル端末とそれに対応するリモート端末を
有する本発明による電気通信システムのブロック図
【図2】図1におけるLAPD階層の3つのサブ階層を
示すブロック図
【図3】図1における階層2をテストするために本発明
で用いられるタイプ1の中継のブロック図
【図4】図1における階層3をテストするために本発明
で用いられるタイプ2の中継のブロック図
【図5】適合性テストのための従来のシステム構成のブ
ロック図
【図6】適合性テストのために本発明を実施したアーキ
テクチャーの詳細ブロック図
【図7】多重ISDNインターフェースを用いる適合性
テストのための本発明によるアーキテクチャーを示すブ
ロック図
【図8】相互動作性テストのためのシステムにおける本
発明による実施例のブロック図
【図9】本発明を実施するためのコンピュータ制御され
た装置のブロック図
【図10】ISDNインターフェースから受け取られる
フレームのコード化を表すフローチャート
【図11】ISDNインターフェースに送られるフレー
ムの再構成を表すフローチャート
【図12】図9のコンピュータの端末アダプタと本発明
の中継モジュールとの間で情報を伝送するタイプ2の中
継のフローチャート
【図13】ターゲット端末における適切なプロトコル形
成のために、選択されたコード解読済データをテストす
る本発明の電気通信システムの実施例のブロック図
【符号の説明】
20 ネットワーク 23,24 ネットワークインターフェース 25 ローカルサイト 26 リモートサイト 27,28 ISDNインターフェース 29 テスター 30 テスト中のシステム
フロントページの続き (73)特許権者 390023157 THE WORLD TRADE CE NTRE OF MONTREAL,M ONTREAL,QUEBEC H2Y 3Y4,CANADA (72)発明者 クォック・フン・テュ カナダ国 ケイ・2・ジー 4・シー・ 1 オンタリオ ネパーン ウェード・ コート 33 (72)発明者 ヴィシィット・チュンファイサン カナダ国 ケイ・2・エイチ 5・エイ チ・7 オンタリオ ネパーン コニス トン・アベニュー 1 (56)参考文献 特開 平3−270543(JP,A) 特開 平3−145844(JP,A) 特開 平3−278660(JP,A) 特開 昭63−276946(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 29/14 H04L 12/26 H04L 12/56

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に関連するプロトコルの階層構造に
    よって定められたローカル端末と、対応するリモート端
    末と、複数の層についての正常動作及びエラー動作のプ
    ロトコルテストメッセージからなる一組のテストを前記
    ローカル端末にて生成するテスト生成手段とを有する通
    信システムにおいて、所定の対応する複数の層の間でプ
    ロトコルテストを行うための方法であって、 (a)各端末に配置されたネットワークインターフェー
    スを分割し、 (b)各端末にエレメントとして接続される所定の装置
    に適合させるためのソフトウェアによる構成自在インタ
    ーフェースを各分割インターフェースにおいて挿入し、 (c)広く存在するトランスポートネットワークによっ
    て前記構成自在インターフェースと通信し、正常動作の
    プロトコルテストメッセージを透過させてエラー動作の
    プロトコルテストメッセージを拒絶するように定められ
    たプロトコルを有する前記トランスポートネットワーク
    の少なくとも一つの仮想回線を通して、前記対応する複
    数対の層の間に少なくとも一つのプロトコルテスト経路
    を確立し、 (d)テスト中の複数の層のエラー動作に対応するプロ
    トコルテストメッセージを特定可能に符号化し、さら
    に、そのようなテストメッセージを、前記少なくとも一
    つの仮想回線を透過伝送すべく受け入れ可能な正常動作
    のプロトコルテストメッセージとして符号化するステッ
    プを有する通信システムのプロトコルテスト方法。
  2. 【請求項2】 前記ローカル端末の構成自在インターフ
    ェースと前記リモート端末の構成自在インターフェース
    との間の符号化されたプロトコルテストメッセージのう
    ちの選択されたメッセージを透過中継するステップをさ
    らに有する請求項1記載の通信システムのプロトコルテ
    スト方法。
  3. 【請求項3】 前記符号化されたプロトコルテストメッ
    セージを前記ローカル端末から前記リモート端末へ中継
    するステップをさらに有する請求項2記載の通信システ
    ムのプロトコルテスト方法。
  4. 【請求項4】 前記リモート端末で受け取られた符号化
    プロトコルテストメッセージを復号し、もとのエラー動
    作のプロトコルテストメッセージを前記テスト生成手段
    から発せられたものとほぼ同じ形に再生するステップを
    さらに有する請求項3記載の通信システムのプロトコル
    テスト方法。
  5. 【請求項5】 前記構成自在インターフェースを前記ネ
    ットワークインターフェースのネットワーク(NT)側
    または端末(TE)側のいずれかのものになるように構
    成するステップをさらに有する請求項4記載の通信シス
    テムのプロトコルテスト方法。
  6. 【請求項6】 各端末における前記ネットワークインタ
    ーフェースがISDNインターフェースである請求項5
    記載の通信システムのプロトコルテスト方法。
  7. 【請求項7】 前記リモート端末のISDNインターフ
    ェースをテストされるシステムにテスト開始前に接続す
    るステップを有する請求項6記載の通信システムのプロ
    トコルテスト方法。
  8. 【請求項8】 前記構成自在インターフェースが、それ
    ぞれの端末に配置されたコンピュータ手段によるソフト
    ウエア制御によって各別に、かつ選択的に構成される請
    求項7記載の通信システムのプロトコルテスト方法。
  9. 【請求項9】 前記ローカル端末の構成自在インターフ
    ェースをデータ回線終端装置(DCE)として動作する
    ように構成するステップをさらに有する請求項8記載の
    通信システムのプロトコルテスト方法。
  10. 【請求項10】 前記リモート端末の構成自在インター
    フェースをデータ端末装置(DTE)として動作するよ
    うに構成するステップをさらに有する請求項9記載の通
    信システムのプロトコルテスト方法。
  11. 【請求項11】 相互に関連するプロトコルの階層構造
    によって定義されたローカル端末と、対応するリモート
    端末と、複数の層についての正常動作及びエラー動作の
    プロトコルテストメッセージからなる一組のテストを前
    記ローカル端末にて生成するテスト生成手段とを有する
    通信システムにおいて、所定の対応する複数対の層の間
    でプロトコルテストを行うための装置であって、 (a)各端末に配置されたネットワークインターフェー
    スを分割する手段と、 (b)各端末にエレメントとして接続される所定の装置
    に適合させるためのソフトウェアによる構成自在インタ
    ーフェースを各分割インターフェースにおいて挿入する
    手段と、 (c)正常動作のプロトコルテストメッセージを透過さ
    せてエラー動作のプロトコルテストメッセージを拒絶す
    るように定められたプロトコルを有する前記トランスポ
    ートネットワークの少なくとも一つの仮想回線を通し
    て、前記対応する複数対の層の間に少なくとも一つのプ
    ロトコルテスト経路を確立するために、広く存在するト
    ランスポートネットワークによって前記構成自在インタ
    ーフェースと通信する手段と、 (d)前記ローカル端末に配置され、テスト中の複数の
    層のエラー動作に対応するプロトコルテストメッセージ
    を特定可能に符号化し、さらに、そのようなテストメッ
    セージを、前記少なくとも一つの仮想回線を透過伝送す
    べく受け入れ可能な正常動作のプロトコルテストメッセ
    ージとして符号化する手段とを備えている通信システム
    のプロトコルテスト装置。
  12. 【請求項12】 前記符号化されたプロトコルテストメ
    ッセージを前記ローカル端末から前記リモート端末へ中
    継する手段を備えている請求項11記載の通信システム
    のプロトコルテスト装置。
  13. 【請求項13】 前記リモート端末で受け取られた符号
    化プロトコルテストメッセージを復号し、もとのエラー
    動作のプロトコルテストメッセージを前記テスト生成手
    段から発せられたものとほぼ同じ形に再生する手段をさ
    らに備えている請求項12記載の通信システムのプロト
    コルテスト装置。
  14. 【請求項14】 前記構成自在インターフェースを前記
    ネットワークインターフェースのネットワーク(NT)
    側または端末(TE)側のいずれかのものになるように
    構成する手段をさらに備えている請求項13記載の通信
    システムのプロトコルテスト装置。
  15. 【請求項15】 各端末における前記ネットワークイン
    ターフェースがISDNインターフェースである請求項
    14記載の通信システムのプロトコルテスト装置。
  16. 【請求項16】 前記構成自在インターフェースを構成
    する手段は、ソフトウエア制御によって所定の構成を実
    行するためにそれぞれの端末に配置されたコンピュータ
    手段からなる請求項15記載の通信システムのプロトコ
    ルテスト装置。
  17. 【請求項17】 複数の端末間で中継される層2及び層
    3のプロトコルを選択的にテストする手段をさらに備
    え、かつ、前記トランスポートネットワークがパケット
    交換ネットワークである請求項16に記載の通信システ
    ムのプロトコルテスト装置。
  18. 【請求項18】 加入者間のデータ交換を制御する電気
    通信システムであって、 (a)加入者間の呼び出しを処理する少なくとも一つの
    呼び出し処理モジュールと、 (b)パケットデータを処理する少なくとも1つのパケ
    ット処理モジュールであって、それぞれ所定のプロトコ
    ルに従ってデータを復号する複数の回路を備えるもの
    と、 (c)復号されたデータの部分を選択し、それをシステ
    ムの動作に影響を与えることなく前記回路から取り出す
    回路手段であって、これによって前記選択された復号デ
    ータがローカルサイトまたはリモートサイトで分析さ
    れ、適切なプロトコル構成が決定されるものからなる電
    気通信システム。
  19. 【請求項19】 所定のプロトコルに従ってデータを復
    号する複数の回路を有するモジュールによって電気通信
    システムの加入者間のデータ交換を制御する方法であっ
    て、 (a)少なくとも1つの呼び出し処理モジュールによっ
    て加入者間の呼び出しを制御し、 (b)少なくとも1つのパケット処理モジュールによっ
    て加入者間のパケットデータを処理し、 (c)復号されたデータの部分を選択し、それをシステ
    ムの動作に影響を与えることなく前記回路から取り出
    し、 (d)前記選択された復号データをローカルサイトまた
    はリモートサイトで分析して、適切なプロトコル構成を
    決定するステップからなるデータ交換の制御方法。
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