JP3030309U - 前合わせシャツ - Google Patents

前合わせシャツ

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JP3030309U
JP3030309U JP1996004186U JP418696U JP3030309U JP 3030309 U JP3030309 U JP 3030309U JP 1996004186 U JP1996004186 U JP 1996004186U JP 418696 U JP418696 U JP 418696U JP 3030309 U JP3030309 U JP 3030309U
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とき子 石黒
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有限会社花工房
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その時の雰囲気や服装に合わせてシャツのイ
メージを効果的に一変することができる前合わせシャツ
を提供しようとするものである。 【解決手段】 前合わせシャツ10のボタン止め部13
の前側に前立て部14を形成し、前記前立て部の表側に
第一取付部15、裏側に第二取付部16を設けるととも
に、前記前立て部の第一取付部および第二取付部に対応
する第一被着部21および第二被着部22を有する装飾
用帯布20を該前立て部に二つ折状に着脱自在かつ交換
可能に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案はシャツに関し、特には身体の前で打ち合わせて着用する前合わせシ ャツに関する。なお、本考案のシャツは前合わせタイプならばどのようなもので もよく、例えば、男性用のワイシャツ、スポーツシャツ、女性用のブラウスある いは子供用のシャツなどに利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、ワイシャツやブラウスなどの前合わせシャツは、右前身頃と左前身 頃の両端部を身体の前部で打ち合わせ、ボタンなどで止めて着用する。前記右前 身頃と左前身頃のいずれかの一方の端部には、前記端部に沿ってボタンが設けら れ、他方の端部には、前記ボタンの位置に合わせたボタン穴が形成されてなるボ タン止め部が設けられており、前記ボタンをボタン止め部のボタン穴にかけて着 用するようになっている。
【0003】 しかしながら、このような従来の前合わせシャツにあっては、着る時の雰囲気 や合わせる服装によってその感じを変えたくても、替え衿や替えカフスなどを付 け替えたりアクセサリーなどを付けたりするほかには余り方法がなかった。また 、前記替え衿や替えカフスなどでは、ぱっと見たときに目に入りにくくシャツの 雰囲気を一新する効果はあまり期待できない。そのため、シャツのイメージが固 定化して面白味がなく、長い間着ているうちに飽きてしまうこともある。
【0004】 一方、近時カジュアルフライデーなどと称して、週末には堅苦しいスーツ、ネ クタイを脱いでラフな服装を楽しむことが提案されているが、30代や40代以 上の男性にとってはネクタイを手離せず、ネクタイに代わる新たな服装が求めら れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 この考案はこのような問題点に鑑み提案されたものであって、簡単な構造で、 その時の雰囲気や服装に合わせてシャツのイメージを効果的に一変することがで き、特にはネクタイ感覚でシャツ前部の変化を楽しむことができる新規な前合わ せシャツを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の考案は、前合わせシャツのボタン止め部の前側に前立て 部を形成し、前記前立て部の表側に第一取付部、裏側に第二取付部を設けるとと もに、前記前立て部の第一取付部および第二取付部に対応する第一被着部および 第二被着部を有する装飾用帯布を該前立て部に二つ折状に着脱自在かつ交換可能 に取り付けるようにしたことを特徴とする。
【0007】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記第一取付部および第一被着 部が一対のホック、第二取付部および第二被着部が一対のボタンとボタン穴とす ることを特徴とする。
【0008】 また、請求項3の考案は、請求項1または2において、前記第一取付部および 第二取付部が、シャツ本体のボタン止め部のボタン位置と重ならない位置に形成 されたことを特徴とする。
【0009】 さらに、請求項4の考案は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記シャ ツのポケット部の表側に表側取付部、裏側に裏側取付部を設けるとともに、前記 表側取付部および裏側取付部に対応する表側被着部および裏側被着部を有する装 飾布を該ポケット部縁部に二つ折状に着脱自在かつ交換可能に取り付けるように したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1の考案によれば、前立て部に装飾用帯布を取り付けることによって、 シャツやブラウスのイメージを簡単かつ効果的に変えて楽しむことができる。
【0011】 また、請求項2の考案によれば、前記装飾用帯布の取付の確実性および便宜性 を図ることができる。
【0012】 さらに請求項3の考案によれば、装飾用帯布を取り付けるホックやボタンが重 なり合わないので、シャツ前側の見栄えおよび着用感を向上させることができる 。
【0013】 さらに請求項4の考案によれば、ポケット布に装飾布を着脱自在かつ交換可能 なように取り付けたものであるから、前記装飾用帯布と合わせて用いれば人の目 を引く効果も高くシャツの雰囲気を変えるだけでなくおしゃれ感覚を一層増大さ せることができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の前合わせシャツの一例を示す平面図、図2はその要部を切り 欠いて示す斜視図、図3は装飾用帯布の一例を示す平面図である。
【0015】 また、図4ないし図7は前記装飾用帯布をシャツの前立て部に取り付ける方法 を段階的に示したもので、図4は装飾用帯布の第二被着部を前立て部の第二取付 部に取り付ける様子を身頃の裏側から示す斜視図、図5はその取り付けが完了し た状態を示す斜視図、図6は図5を身頃の表側から見た様子を示す斜視図、図7 は装飾用帯布が前立て部に取り付けられた状態を示す斜視図である。
【0016】 図8は装飾用帯布の他の例を示す平面図、図9はさらに他の例を示す要部の平 面図、図10は請求項4に示す考案の一例を示す要部の平面図、図11はその他 の例を示す要部の平面図、図12は同じく他の例を示す要部の平面図である。
【0017】 図1に示すように、この考案の前合わせシャツ10は、その前立て部14に装 飾用帯布20を二つ折状にして着脱自在かつ交換可能に取り付けるようにしたも のである。
【0018】 この考案によれば、シャツ本体のデザインや構成される布地の質や色柄に合わ せた装飾用帯布20を適宜本用意し、その時の雰囲気や服装に合わせて前記装飾 用帯布20を付け替えることによって、手軽に前合わせシャツ10のイメージを 一新することができる。また、前記装飾用帯布20はシャツの前立て部分に取り 付けられるので、人の目を引きやすくイメージチェンジの効果が高い。
【0019】 さらに、シャツの前記前立て部分は、ボタンのかけはずしの際に手垢などで汚 れやすい部分であるが、前記装飾用帯布20をシャツ本体と同じ材質および色の 布により構成して手軽に交換するようにすれば、いつも清潔な状態でシャツを着 用することができる。
【0020】 図2に前記前合わせシャツ10の要部を示す。図中の符号で図1と同一の符号 は同一の部材を示す。また、本考案の要部を分かりやすく示すため、シャツ本体 の衿部および袖部ならびに後身頃などは記載を省略した。
【0021】 図示されるように、この前合わせシャツ10は、右前身頃11と左前身頃12 の端部を身体の前部中心で打ち合わせて着用するものである。また、ここで示さ れる前合わせシャツ10は男性用ワイシャツであるので右前となっており、右前 身頃11を身体側、左前身頃12を前側にして打ち合わせられている。また、前 記したようにこの考案は、このような男性用に限定されるものではなく、女性用 ブラウスや子供用などの前合わせシャツにも好適に用いることができる。
【0022】 打ち合わせられる両身頃の端部において、前記右前身頃11の端部には、その 上下方向に沿って所定間隔でボタンBが取り付けられている。一方、前記左前身 頃12の端部はボタン止め部13が形成され、当該ボタン止め部13には前記ボ タンBの位置に合わせてボタン穴Hが形成されている。前記前合わせシャツ10 は、このボタンBとボタン穴Hとをかけ外しすることによって、打ち合わせが開 閉される。このボタン止め部13の前側には前立て部14が形成される。
【0023】 なお、本実施例では、左前身頃12から連続して前立て部14を形成し、別布 によって構成されたボタン止め部13が、前記前立て部14の後側に重ねて縫い 付けられている。また、ボタン止め部13を左前身頃12から連続して形成し、 別布による前立て部14を縫い付けてもよい。また、コートなどによく用いられ る公知の比翼仕立てなどは、この前立て部14の具体的な構成として好ましい例 である。
【0024】 前立て部14は、装飾用帯布20を取り付けるための部分であって、表側に第 一取付部15、裏側に第二取付部16が設けられている。
【0025】 第一取付部15は、装飾用帯布20を前合わせシャツ10の表面側で固定する 部分であって、凸側ホックと凹側ホックとからなる一対のホックの一方(本例で は凹側ホック15a)が、前立て部14の端縁14aから適当な一定幅で縫い付 けられている。この第一取付部15を設ける幅は、装飾用帯布20によって前合 わせシャツ10に形成される装飾された前立て部の幅と略等しくなる。
【0026】 また、第二取付部16は、装飾用帯布20を前合わせシャツ10の裏面側で固 定する部分であって、一対のボタンとボタン穴のうちのいずれか一方が設けられ ている。本実施例では、図の切欠部分に示すように、ボタン16aである。この ボタン16aは、装飾用帯布20の着脱をやりやすくするため、前記前立て部1 4の端縁14aの近傍に沿って設けることが好ましい。
【0027】 装飾用帯布20は、前合わせシャツ10のシャツ本体に有効なアクセントとな る材質および色柄の布地よりなり、図2および図3に示すように、所定幅の短冊 状に形成されている。この装飾用帯布20は、前記前立て部14の上端から下端 に至る長さで、シャツ本体に形成される装飾された前立て部よりも広幅に形成さ れており、シャツ本体への取り付けに際しては、その長手方向に沿って二つ折と され前記前立て部14の端縁14aを包むようにして取り付けられる。
【0028】 この装飾用帯布20の裏面側には、第一被着部21と第二被着部22を有して いる。第一被着部21は、装飾用帯布20をシャツ本体の前立て部14の表面に 固定する部分であって、前記前立て部14の第一取付部15に対応して当該第一 取付部15のホック(凹型ホック15a)と合着可能なホック(凸側ホック21 a)が、前記凹側ホック15aの位置に合わせて縫い付けられている。前記凸型 ホック21aは、前記装飾用帯布20が捲れないように、装飾用帯布20の一端 縁に近づけて設けるのがよい。
【0029】 第二被着部22は、装飾用帯布20を前立て部14の裏側で固定する部分であ る。この第二被着部22は、前立て部14の裏側の第二取付部16に対応してお り、前記第二取付部16のボタン16aがかけ外しされるボタン穴22aが所定 間隔で設けられている。
【0030】 その際、前記第一取付部15の凹側ホック15aと第二取付部16のボタン1 6aが、互いに重ならず、かつ前合わせシャツ10を着た時にボタン止め部13 のボタン穴Hに掛けられたボタンBの位置とも重ならない位置に形成されること が好ましい。それによって、ボタンやホックどうしが重なってシャツの前中心部 分が厚くなったりごろごろしたりするのを防ぐので、見た目にもすっきりししか も着心地がよい。
【0031】 なお、本実施例では、図のように、前記第一取付部15および第一被着部21 が一対のホック15a,21aよりなり、第二取付部16および第二被着部22 が一対のボタン16aとボタン穴22aとからなっているが、各取付部と当該取 付部と対応する被着部は互いに合着取り外し可能な構造であれば特に限定はなく 、公知のマジックファスナーまたは鉤ホックなどでもよい。 さらに、前記ホックおよびボタンの数は、前立ての長さや装飾用帯布の材質な どによって適当に決定することができる。
【0032】 この装飾用帯布20は、次のようにしてシャツの前立て部に取り付けられる。 図4ないし図7にその装着例を示す。なお図中の符号において、図1ないし図3 と同一の符号は同一の部材を示す。 まず、図4に示すように、前合わせシャツ10のボタン止め部13とその前側 の前立て部14との間の隙間に、装飾用帯布20の第二被着部22が挿入される 。この図では前合わせシャツ10の左前身頃12を裏面側から見た様子が示され る。その際、前記装飾用帯布20は、前立て部14の表側に表れてシャツを装飾 する側をボタン止め部13側に向けて挿入される。そして、図5に示すように、 前記前立て部14の第二取付部16に設けられたボタン16aを第二被着部22 のボタン穴22aにかけて、装飾用帯布20の一側を前立て部14裏側に固定す る。この状態では、図6に示すように、装飾用帯布20の第一被着部21が前立 て部14の縁部に沿って左前身頃12の外側に出ている。
【0033】 続いて、同図の矢印に示すように、前記前立て部14の縁部14aに沿って装 飾用帯布20を二つ折状に折り、前記第一被着部21を前立て部14前面に重ね 合わせる。そして、前記第一被着部21に設けられた凸側ホック21aを、前記 第一取付部15の凹側ホック15aに合着することにより、図7に示すように、 装飾用帯布20が前立て部14に取り付けられる。
【0034】 なお、前記装飾用帯布20において、第一被着部21が設けられている面の表 側は、シャツ本体の前面に表れる部分であるので、この部分を所望の形状とする ことによって、シャツ本体の前立て部分の装飾性を種々に変え、イメージチェン ジ効果をより高めることができる。
【0035】 図8にその例を示す。ここで示される前合わせシャツ30は、装飾用帯布40 の第一被着部41側の面がネクタイ形状に形成されている。図中の符号31は第 一取付部、32は第二取付部、42は第二被着部である。この考案によれば、装 飾用帯布40を前立て部34に取り付けることによって、外観はあたかもネクタ イを締めているかのように見せながら、首元を締め付けていないので着用が極め て楽である。そのため、外出時にネクタイを手離すことのできない40代前後の 男性に対しても、ネクタイのきちんとした雰囲気を残しながらも楽で着心地のよ い新規なシャツを提供することができる。
【0036】 なお、この実施例では装飾用帯布40がネクタイ形状であるので、当該装飾用 帯布40の長さは必ずしも前記前立て部34の上端から下端まで至る必要はなく 、図のように前立て部の途中まででよい。
【0037】 図9はさらに他の例を示したもので、前記装飾用帯布50の第一被着部51側 の端縁にフリルや刺繍またはスカラップ53などが設けられており、シャツ本体 に取り付けてシャツを可愛らしい雰囲気にすることができる。
【0038】 また、図1に示すシャツ本体の左前身頃12には、ポケット布60が縫い付け られてなるポケット部Pが設けられており、図10からよく理解されるように、 前記ポケット布60の表面に装飾用帯布20と同じ布地よりなる装飾布70が二 つ折状にして、着脱自在かつ交換可能に取り付けられている。前記ポケット布6 0は、所定の形状に形成されその上方をポケット口61として開口させた状態で 、前記左前身頃12に縫い付けられている。このポケット布60の表側には表側 取付部64、裏側には裏側取付部65が設けられている。
【0039】 表側取付部64は、後で述べる装飾布70をポケット布60の表面に固定する 部分であって、本実施例では前記第一取付部と第一被着部を構成する一対のホッ クと同様、凹側ホックと凸側ホックとからなるホックの一方が取り付けられてい る。前記表側取付部64を設ける位置は、ポケット布60に取り付けられる装飾 布70の位置により適当に決定される。
【0040】 また、裏側取付部65は、装飾布70をポケット布60の裏面側で固定するた めのもので、ボタンよりなる。この裏側取付部65の位置に特に定めはないが、 ポケット口61を構成する縁部61aの近傍とされる。裏側取付部65が前記縁 部61aよりもあまり離れると、装飾布70の着脱がやりにくくなる。また、前 記ホックおよびボタンの数は、装飾布70の大きさなどによって適当とすること ができる。
【0041】 装飾布70は、ポケット布60の縁部61a近傍裏面からポケット布60の表 面の全体または一部を覆う大きさに形成されており、その裏面側に表側被着部7 1および裏側被着部72を有している。本例では、前記装飾布70のポケット布 60の表面側に表れる部分をワッペンなどの形状として、前記ポケット口の端部 61a近傍を部分的に覆っている。 前記表側被着部71は、装飾布70をポケット布60の表面側所定位置に取り 付けるためのもので、前記装飾布70においてポケット部Pの表面側に表れる部 分の裏面に、前記ポケット布60の表側取付部64と対応して設けられている。 この例では、前記表側取付部64が凹側ホック64aで構成されているので、表 側被着部71を前記凹側ホック64aと合着取り外し自在な凸側ホック71aで 構成している。なお、ポケット部Pに取り付けられた装飾布70がひらひらしな いように、前記表側被着部71は装飾布70の縁部近傍に沿って取り付けること が望ましい。
【0042】 また、裏側被着部72は、装飾布70をポケット布60裏面に固定するための もので、前記ポケット布60の裏側取付部65に対応して設けられる。この裏側 被着部72は、前記裏側取付部65がボタン65aよりなるので、前記ボタン6 5aがかけ外し可能なボタン穴72aとする。なお、前記装飾布70の取り付け 方法として特に限定はなく、公知のホック止めやマジックテープなどで、前記装 飾用帯布20と同様に着脱自在かつ交換可能とすることが好ましい。本例ではホ ック止めである。
【0043】 この装飾布70において、表側被着部71が形成されている面の形状を種々と することによって、ポケット布60の表面の装飾性をより効果的に変えることが できる。図11および図12はその例を示したものである。 まず、図11はは装飾布70Aを、ポケット口端縁61a全体に縁取り状に取 り付けた例である。さらに図12では、装飾布70Bの第一被着部71A側の面 をポケット布60と略同形状とし、ポケット部P全体を装飾布70Bによって覆 うようにしたものである。
【0044】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の前合わせシャツによれば、装飾用帯布 が、ホックおよびボタンによって前立て部に取り付けられるようになっているの で、手持ちのシャツのイメージを手軽に一新することができる。また、取り付け られるシャツやブラウスなどに合わせて、何種類かの装飾用帯布を用意しておけ ば、服装や気分に合わせて取り替えて楽しむことができる。 特に、前立て部分は身体の中心であるので、替え衿やカフスなどと比較して人 の目を引きやすくシャツの雰囲気を変える効果が高く、たとえば、もう着飽きて しまったシャツ類でも、イメージチェンジすることができる。また、前記装飾用 帯布の形状をネクタイ形状とすれば、着心地は極めて楽でありながら、新規な見 栄えのよいものとなり、カジュアルフライデーなどにも充分適応することができ る。 さらに、前記装飾用帯布をシャツ本体と同じ材質によって構成すれば、手垢な どで汚れても速やかに交換することができ、常に清潔さを保つことができる。
【0045】 また、請求項2に示す前合わせシャツによれば、装飾用帯布をボタンとホック により、シャツ本体に取り付けるものであるから、簡単な構造で着脱も容易かつ 確実である。
【0046】 さらに請求項3に示す前合わせシャツによれば、ボタンやホックなどが重なり 合ってシャツの前立て部分がごろごろせず、着心地がよい上に見栄えも良好であ る。
【0047】 そして、請求項4に示す前合わせシャツによれば、前立て部の装飾用帯布とコ ーディネートして一層おしゃれ感の高いものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の前合わせシャツの一例を示す平面図
である。
【図2】その要部を切り欠いて示す斜視図である。
【図3】装飾用帯布の一例を示す平面図である。
【図4】装飾用帯布の第二被着部を前立て部の第二取付
部に取り付ける様子を身頃の裏側から示す斜視図であ
る。
【図5】その取り付けが完了した状態を示す斜視図であ
る。
【図6】表側から見た様子を示す斜視図である。
【図7】装飾用帯布が前立て部に取り付けられた状態を
示す斜視図である。
【図8】装飾用帯布の他の例を示す平面図である。
【図9】さらに他の例を示す要部の平面図である。
【図10】請求項4に示す考案の一例を示す要部の平面
図である。
【図11】その他の例を示す要部の平面図である。
【図12】同じく他の例を示す要部の平面図である。
【符号の説明】
10 前合わせシャツ 11 右前身頃 12 左前身頃 13 ボタン止め部 14 前立て部 15 第一取付部 16 第二取付部 20 装飾用帯布 21 第一被着部 22 第二被着部 B ボタン H ボタン穴

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前合わせシャツのボタン止め部の前側に
    前立て部を形成し、前記前立て部の表側に第一取付部、
    裏側に第二取付部を設けるとともに、前記前立て部の第
    一取付部および第二取付部に対応する第一被着部および
    第二被着部を有する装飾用帯布を該前立て部に二つ折状
    に着脱自在かつ交換可能に取り付けるようにしたことを
    特徴とする前合わせシャツ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一取付部およ
    び第一被着部が一対のホック、第二取付部および第二被
    着部が一対のボタンとボタン穴からなる前合わせシャ
    ツ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記第一取
    付部および第二取付部が、シャツ本体のボタン止め部の
    ボタン位置と重ならない位置に形成された前合わせシャ
    ツ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記シャツのポケッ
    ト部のポケット布表側に表側取付部、裏側に裏側取付部
    を設けるとともに、前記表側取付部および裏側取付部に
    対応する表側被着部および裏側被着部を有する装飾布を
    前記ポケット布の縁部に二つ折状に着脱自在かつ交換可
    能に取り付けるようにした前合わせシャツ。
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