JP3029340U - 包装袋 - Google Patents

包装袋

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JP3029340U
JP3029340U JP1996003043U JP304396U JP3029340U JP 3029340 U JP3029340 U JP 3029340U JP 1996003043 U JP1996003043 U JP 1996003043U JP 304396 U JP304396 U JP 304396U JP 3029340 U JP3029340 U JP 3029340U
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sheet
bag
bag sheet
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folded
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JP1996003043U
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Inventor
洋之助 塚田
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アルパック工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小ロットに向いて、頗る経済的にするばかり
でなく、使用後の紙器のリサイクル(再利用)を可能に
し、且つ包装の作業性を良好にし、それに、そのままの
状態で持運可能にして、紙器の内袋材として最適にし、
更に紙器の外袋材としても、単独でも使用可能にする。 【解決手段】 前側袋シート1、後側袋シート2、左側
袋シート3、右側袋シート4から成る、紙器Aの箱本体
B内に入れる袋本体5を、包装時に前記前側袋シート
1、後側袋シート2、左側袋シート3、右側袋シート4
の下部が底部になるような箱形状に折曲自在に形成し、
この袋本体5の前側袋シート1、後側袋シート2、左側
袋シート3、右側袋シート4の上側縁に夫々前側蓋シー
ト6、後側蓋シート7、左側蓋シート8、右側蓋シート
9を、包装時に箱形状に折曲げられた前記袋本体5の上
側へ折曲自在に連設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として各種食品や各種工業用品等の包装物を包装する際に使用さ れる包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙器の場合、紙器材の片方の面に合成樹脂フィルムをラミネート加工し 、このラミネート加工された紙器材の片方の面が内面になるように紙器を組立て て、水分を含んだ包装物を包装する際に、包装物の水分が紙器に染みないように していた。
【0003】 また、他の方法としては、図4に示すように、ラミネート加工されていない紙 器Aの箱本体Bの中に箱形状の柔軟な合成樹脂製の包装袋31の下部を入れて、 この包装袋31の内部に包装物を入れて、包装袋31の上部を前後左右から内側 へ折重ねた後、紙器Aの蓋板Cを前後左右から内側へ被せて粘着テープ等で止着 していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者は、一度、紙器材の片方の面に合成樹脂フィルムをラミネ ート加工してしまうと、包装する包装物に合わせて合成樹脂フィルムの材質を自 由に変えることができず、小ロットには不向きであり、頗る不経済であるばかり でなく、紙器材の片方の面に合成樹脂フィルムがラミネート加工されているため 、使用後に紙器材の片方の面から合成樹脂フィルムを分離することができず、使 用後の紙器のリサイクル(再利用)が不可能であった。
【0005】 また、後者は、包装袋31が柔軟な合成樹脂で箱形状に成形されているため、 ラミネート加工されていない紙器Aの箱本体Bの中に包装袋31の下部を入れた 際に、包装袋31の上部が内側や外側等へ不規則に曲がって、包装袋31の上部 が外側へ確実に開放されず、包装袋の内部に包装物を入れにくく、且つ包装袋の 上部を前後左右から内側へ折重ねにくく、包装の作業性が悪かった。
【0006】 従って、前者及び後者共に紙器Aの内袋材としては不向きであった。
【0007】 そこで、本考案は、上述のような課題を解決するために案出されたもので、小 ロットに向いて、頗る経済的になるようにするばかりでなく、使用後に紙器内か ら簡単に取出せて、使用後の紙器のリサイクル(再利用)を可能になるようにし 、しかも、各種食品や各種工業用品等の包装物を包装する際に、内部に包装物を 入れやすく、且つ上部を前後左右から内側へ折重ねやすくして、包装の作業性を 良好になるようにし、それに、包装物が入ったままの状態で紙器内から容易に取 出すことができて、そのままの状態で持運びをできるようにし、紙器の内袋材と して最適ならしめ、更に、紙器の外袋材としても使用可能で、且つ単独でも使用 可能な包装袋を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述のような目的を達成するために、前側袋シート、後側袋シート 、二つ折りの左側袋シート、二つ折りの右側袋シートから成る、紙器の箱本体内 に入れる袋本体を、包装時に前記前側袋シート、後側袋シート、左側袋シート、 右側袋シートの下部が底部になるような箱形状に折曲自在に形成し、この袋本体 の前側袋シート、後側袋シート、左側袋シート、右側袋シートの上側縁に夫々前 側蓋シート、後側蓋シート、二つ折りの左側蓋シート、二つ折りの右側蓋シート を、包装時に箱形状に折曲げられた前記袋本体の上側へ折曲自在に連設したもの である。
【0009】 また、前側袋シート、後側袋シート、二つ折りの左側袋シート、二つ折りの右 側袋シートから成る、紙器の箱本体内に入れる袋本体を、包装時に前記前側袋シ ート、後側袋シート、左側袋シート、右側袋シートの下部が底部になるような箱 形状に折曲自在に形成し、この袋本体の前側袋シート、後側袋シート、左側袋シ ート、右側袋シートの上側縁には夫々前側蓋シート、後側蓋シート、二つ折りの 左側蓋シート、二つ折りの右側蓋シートを、包装時に箱形状に折曲げられた前記 袋本体の上側へ折曲自在に連設し、この前側蓋シート及び後側蓋シートの上部に は手提げ孔を夫々穿設したものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態として、各種食品や各種工業用品等の包装物を包装 する状態を図面に基づいて説明する。
【0011】 本考案の包装袋の一実施例としては、図1及び図2に示すように、前側袋シー ト1、後側袋シート2、二つ折りの左側袋シート3、二つ折りの右側袋シート4 から成る、紙器Aの箱本体B内に入れる袋本体5を、包装時に前記前側袋シート 1、後側袋シート2、左側袋シート3、右側袋シート4の下部が底部になるよう な箱形状に折曲自在に形成し、この袋本体5の前側袋シート1、後側袋シート2 、左側袋シート3、右側袋シート4の上側縁には夫々前側蓋シート6、後側蓋シ ート7、二つ折りの左側蓋シート8、二つ折りの右側蓋シート9を、包装時に箱 形状に折曲げられた前記袋本体5の上側へ折曲自在に連設したものである。
【0012】 即ち、前記袋本体5は、透明又は不透明なポリエチレン等の合成樹脂にて成形 され、互いに同一幅及び同一高さを有する前側袋シート1及び後側袋シート2と 、この前側袋シート1及び後側袋シート2より幅狭で同一高さを有する二つ折り の左側袋シート3及び右側袋シート4との下端縁を、この左側袋シート3及び右 側袋シート4が幅方向中央部の折目10及び両側縁の各折目11,12を介して 内側へ夫々折込まれた状態で熱シール13手段にて溶着し、且つ前側袋シート1 及び後側袋シート2の両側部の下部と、左側袋シート3及び右側袋シート4の前 後部の下部とに、幅方向中央部の折目10下端と両側縁の各折目11,12の上 下方向略中央部とを結ぶ熱シール14を、包装時に前記前側袋シート1、後側袋 シート2、左側袋シート3、右側袋シート4の下部が底部になるような箱形状に なるように夫々設けて折曲自在に形成されている。
【0013】 このような袋本体5の前側袋シート1及び後側袋シート2の上側縁に、この前 側袋シート1及び後側袋シート2より若干幅狭な夫々合成樹脂フィルム製の前側 蓋シート6及び後側蓋シート7を、包装時に箱形状に折曲げられた前記袋本体5 の上側へ折曲自在に連設し、且つ左側袋シート3及び右側袋シート4の上側縁に は、この左側袋シート3及び右側袋シート4より若干幅狭で、前記左側袋シート 3及び右側袋シート4の幅方向中央部の折目10と一直線上の幅方向中央部の折 目15を介して内側へ二つ折りに折込まれた夫々合成樹脂フィルム製の左側蓋シ ート8及び右側蓋シート9を、包装時に箱形状に折曲げられた前記袋本体5の上 側へ折曲自在に連設する。
【0014】 また、本考案の包装袋の他の実施例としては、図3に示すように、前述の一実 施例の包装袋と同様に、前側袋シート1、後側袋シート2、二つ折りの左側袋シ ート3、二つ折りの右側袋シート4から成る、紙器Aの箱本体B内に入れる袋本 体5を、包装時に前記前側袋シート1、後側袋シート2、左側袋シート3、右側 袋シート4の下部が底部になるような箱形状に折曲自在に形成し、この袋本体5 の前側袋シート1、後側袋シート2、左側袋シート3、右側袋シート4の上側縁 には夫々前側蓋シート6、後側蓋シート7、二つ折りの左側蓋シート8、二つ折 りの右側蓋シート9を、包装時に箱形状に折曲げられた前記袋本体5の上側へ折 曲自在に連設し、そして、この前側蓋シート6及び後側蓋シート7の上部には手 提げ孔16を夫々穿設するように形成しても良い。
【0015】
【考案の効果】
本考案の包装袋は、上述のように、前側袋シート1、後側袋シート2、二つ折 りの左側袋シート3、二つ折りの右側袋シート4から成る、紙器Aの箱本体B内 に入れる袋本体5を、包装時に前記前側袋シート1、後側袋シート2、左側袋シ ート3、右側袋シート4の下部が底部になるような箱形状に折曲自在に形成し、 この袋本体5の前側袋シート1、後側袋シート2、左側袋シート3、右側袋シー ト4の上側縁に夫々前側蓋シート6、後側蓋シート7、二つ折りの左側蓋シート 8、二つ折りの右側蓋シート9を、包装時に箱形状に折曲げられた前記袋本体5 の上側へ折曲自在に連設するようにしたから、各種食品や各種工業用品等の包装 物Pを包装する際に、図2に示すように、前側袋シート1、後側袋シート2、左 側袋シート3、右側袋シート4の下部が底部になるような箱形状に折曲げた袋本 体5を紙器Aの箱本体B内に入れて、前側蓋シート6、後側蓋シート7、左側蓋 シート8、右側蓋シート9を箱本体Bの外側へ夫々折曲げられるため、袋本体5 の内部に包装物Pを入れやすく、且つ前側蓋シート6、後側蓋シート7、左側蓋 シート8、右側蓋シート9を袋本体5の上側へ夫々折曲げられるため、前側蓋シ ート6、後側蓋シート7、左側蓋シート8、右側蓋シート9を前後左右から内側 へ折り重ねやすく、包装の作業性が良好である。
【0016】 しかも、各種食品や各種工業用品等の包装物Pの包装時に、前側袋シート1、 後側袋シート2、二つ折りの左側袋シート3、二つ折りの右側袋シート4から成 る袋本体5を紙器Aの箱本体B内に入れるようにしたから、包装する包装物Pに 最も適した材質を選んで使用することができるため、小ロットに向いており、頗 る経済的であるばかりでなく、本考案の包装袋は紙器Aと分離されているため、 使用後に紙器A内から簡単に取出すことができ、使用後の紙器Aのリサイクル( 再利用)が可能である。従って、紙器Aの内袋材としては最適である。
【0017】 また、前側袋シート1、後側袋シート2、二つ折りの左側袋シート3、二つ折 りの右側袋シート4から成る、紙器Aの箱本体B内に入れる袋本体5を、包装時 に前記前側袋シート1、後側袋シート2、左側袋シート3、右側袋シート4の下 部が底部になるような箱形状に折曲自在に形成し、この袋本体5の前側袋シート 1、後側袋シート2、左側袋シート3、右側袋シート4の上側縁には夫々前側蓋 シート6、後側蓋シート7、二つ折りの左側蓋シート8、二つ折りの右側蓋シー ト9を、包装時に箱形状に折曲げられた前記袋本体5の上側へ折曲自在に連設し 、そして、この前側蓋シート6及び後側蓋シート7の上部には手提げ孔16を夫 々穿設するようにしたから、各種食品や各種工業用品等の包装物Pを包装する際 に、図3に示すように、前述の一実施例の包装袋と同様に、前側袋シート1、後 側袋シート2、左側袋シート3、右側袋シート4の下部が底部になるような箱形 状に折曲げた袋本体5を紙器Aの箱本体B内に入れて、前側蓋シート6、後側蓋 シート7、左側蓋シート8、右側蓋シート9を箱本体Bの外側へ夫々折曲げ、こ の袋本体5の内部に包装物Pを入れ、且つ前側蓋シート6、後側蓋シート7、左 側蓋シート8、右側蓋シート9を前後左右から内側へ折重ねた後、紙器Aの各蓋 板Cを上側へ夫々折曲げて粘着テープで止着し、そして、包装物Pを紙器A内か ら取出す際に、本考案の包装袋内に包装物Pが入ったままの状態で、前側蓋シー ト6及び後側蓋シート7の上部の各手提げ孔16に手をかけて紙器A内から容易 に取出すことができ、しかも、そのままの状態で持運びすることができ、紙器A の内袋材として最適である。
【0018】 更に、前側袋シート1、後側袋シート2、左側袋シート3、右側袋シート4の 下部が底部になるように箱形状に折曲げた袋本体5内に、包装物Pが入れられた 紙器Aを入れて、左側蓋シート8と右側蓋シート9とを蓋板Cの上側へ夫々折曲 げ、この左側蓋シート8と右側蓋シート9との先端部の重合部を粘着テープで止 着して、前側蓋シート6及び後側蓋シート7の上部の各手提げ孔16に手をかけ て持ち運ぶことができるため、紙器Aの外袋材としても使用可能であるばかりで なく、紙器Aとは別に、本考案の包装袋内に包装物Pを直接入れて、単独でも使 用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本考案の他の実施例の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 前側袋シート 2 後側袋シート 3 左側袋シート 4 右側袋シート 5 袋本体 6 前側蓋シート 7 後側蓋シート 8 左側蓋シート 9 右側蓋シート 10 折目 11 折目 12 折目 13 熱シール 14 熱シール 15 折目 16 手提げ孔 A 紙器 B 箱本体 C 蓋板 P 包装物

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側袋シート、後側袋シート、二つ折り
    の左側袋シート、二つ折りの右側袋シートから成る、紙
    器の箱本体内に入れる袋本体を、包装時に前記前側袋シ
    ート、後側袋シート、左側袋シート、右側袋シートの下
    部が底部になるような箱形状に折曲自在に形成し、この
    袋本体の前側袋シート、後側袋シート、左側袋シート、
    右側袋シートの上側縁に夫々前側蓋シート、後側蓋シー
    ト、二つ折りの左側蓋シート、二つ折りの右側蓋シート
    を、包装時に箱形状に折曲げられた前記袋本体の上側へ
    折曲自在に連設したことを特徴とする包装袋。
  2. 【請求項2】 前側袋シート、後側袋シート、二つ折り
    の左側袋シート、二つ折りの右側袋シートから成る、紙
    器の箱本体内に入れる袋本体を、包装時に前記前側袋シ
    ート、後側袋シート、左側袋シート、右側袋シートの下
    部が底部になるような箱形状に折曲自在に形成し、この
    袋本体の前側袋シート、後側袋シート、左側袋シート、
    右側袋シートの上側縁には夫々前側蓋シート、後側蓋シ
    ート、二つ折りの左側蓋シート、二つ折りの右側蓋シー
    トを、包装時に箱形状に折曲げられた前記袋本体の上側
    へ折曲自在に連設し、この前側蓋シート及び後側蓋シー
    トの上部には手提げ孔を夫々穿設したことを特徴とする
    包装袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021024579A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 王子ホールディングス株式会社 包装体および包装材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021024579A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 王子ホールディングス株式会社 包装体および包装材
JP7298370B2 (ja) 2019-07-31 2023-06-27 王子ホールディングス株式会社 包装体および包装材

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