JP3223494U - 持ち手付き段ボール製保冷ボックス - Google Patents

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眞己 岡村
眞己 岡村
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荏原印刷株式会社
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【課題】持ち手付段ボール製保冷ボックスを提供する。【解決手段】厚さ1mm以下のマイクロフルート段ボール一枚を展開型として切断後折り曲げて形成する外箱と、同素材でなる一枚の段ボールよりなる折り畳み式中敷きボックスとからなる保冷ボックスであって、外箱胴部周面には印刷を施し、外箱上蓋を形成する内フラップ上に持ち手が形成され、外箱底部底面をワンタッチ底とすることにより、組立及び折り畳み自在とした。【選択図】図2

Description

本考案は、持ち手付き段ボール製保冷ボックスに関するものである。例えば、缶ビールや缶ジュースのような比較的小さく、且つ、冷えた状態の飲料等を購入した後に、冷えた状態の缶や瓶を収納し、持ち運ぶために便利で軽く、デザイン性のある持ち手付き段ボール製保冷ボックスである。
従来、缶ビールや缶ジュースを購入後、持ち運ぶ際、冷たい状態をある程度保持するための道具は、保冷バックや保冷ボックスと言われる大型のものがほとんどであった。小さいものとしてミニ保冷バックや保冷ケースと言われるものが存在したが、その素材は、プラスチックやビニールや発泡体のように焼却処理上問題を有するものであったり、違法投棄による環境上の問題を発生させる危険を有するものであった。
近年、要冷蔵の商品を包装し、搬送するため、段ボール製の包装箱なども提供されてきたが、やはり保冷効果のため、内側に発泡スチーロールを用いたりしていた。焼却を可能とするため特許文献1のような宅配便用保冷容器が提供されたが、それにも断熱シートや発泡体シートをはめ込んだものであった。これは焼却は可能であっても、違法投棄による環境問題に発展するおそれがあり、且つ、重く、厚くなり、持ち運びに適したものではなかった。例えば、コンビニ等で缶ビールや缶ジュースを購入し、それを入れて歩くキャリーボックスとして利用できるものではなかった。
特開2003−63570号公開特許公報
そこで、本考案は、次の課題を解決しようとする。
第1に、保冷ボックスに、暑さ1mm以下のマイクロフルート段ボールを使用することにより、段ボールは2重構造であるため、中に空気の層ができて熱が伝わりにくいという特徴を利用して、軽量で持ち運びにも便利な保冷ボックスを提供すること。
第2に、段ボールを使用して、組立及び折り畳み自在としたことにより、使用時の組み立てが簡単で、且つ、使用後に折り畳んだりして、折り畳み状態で持ち運びするにも場所をとらない保冷ボックスを提供すること。
第3に、外箱胴部周面には印刷を施し、外箱上蓋に持ち手が形成されることにより、おしゃれな感覚で、気軽に持ち運びが可能な保冷ボックスを提供すること。
第4に、段ボールを使用することにより、安価に製作できる保冷ボックスを提供すること。
第5に、段ボールを使用することにより、廃棄に際しても環境に優しい保冷ボックスを提供すること。
上記課題を解決するために、第1の考案は、持ち手付き段ボール製保冷ボックスに次の手段を採用する。
第1に、厚さ1mm以下のマイクロフルート段ボール一枚を展開型として切断後折り曲げて形成する外箱と、同素材でなる一枚の段ボールよりなる折り畳み式中敷きボックスとからなる保冷ボックスである。
第2に、外箱胴部周面には印刷を施し、外箱上蓋を形成する内フラップ上に持ち手が形成される。
第3に、外箱底部底面をワンタッチ底とすることにより、組立及び折り畳み自在とした。
第2の考案は、第1の考案における持ち手付き段ボール製保冷ボックスを、組立後の外箱内の中敷きボックス内に保冷剤を載置したものとする。
第1の考案は、以下の効果を有する。
第1に、段ボールを使用することにより、リサイクルに適している上、プラスチックや、発泡スチロール,ペットなどの違法投棄などの場合と異なり、違法投棄があった場合にも環境問題を生じさせる危険が少ないものとなった。
第2に、段ボールで作製されるため、普通の紙で作製された場合と異なり、断面が二重構造となる。そのため空気の層が外箱本体に存在するので、冷気を逃がしにくく保冷効果が普通の紙のボックスよりも高いものを提供することができた。更に、断面二重構造の結果、冷たさが外箱表面に伝わることがなく、持ち運びが快適なものとなった。
第3に、段ボールが1mm以下の厚みであるため、従来の印刷機では難しかったダイレクト印刷が可能となった。
第4に、段ボールなので丈夫で水に強く、更に、中敷きボックスが存在するので冷気により発生する結露等の水分が外箱本体底部の底面より染み出る危険性が少ないものとなった。
第5に、段ボールを使用して、組立及び折り畳み自在としたことにより、使用時の組み立てが簡単で、且つ、使用後再度折り畳むのも簡単なものとなり、更に、これを持ち運ぶにも軽くて、場所をとらないものとなった。
第6に、外箱胴部周面には印刷を施し、外箱上蓋に持ち手が形成されることにより、おしゃれな感覚で、気軽に持ち運びが可能な保冷バックスを提供することができた。
第7に、段ボールを使用することにより、安価に製作できる保冷ボックスを提供することができた。
第2の考案の効果ではあるが、組立後の外箱内の中敷きボックス内に保冷剤を載置したことにより、保冷効果の高い保冷ボックスを提供することができた。
第1実施例に係る持ち手付き段ボール製保冷ボックスの展開図で、(A)は外箱本体の展開図であり、(B)は、中敷きボックス2の展開図である。 組立後の外箱本体の斜視図 中敷きボックスの展開型の表面に折り畳み方法及び使用方法を示す図を印刷した状態の説明図 外箱本体と中敷きボックスの位置関係を示す部分断面説明図 保冷剤を利用する場合の部分説明図 外箱本体の表面に印刷を施した状態を示す部分説明図
以下、本考案を実施するための形態につき実施例と共に説明する。
図1は、本実施例に係る持ち手付き段ボール製保冷ボックスの展開図であり、持ち手付き段ボール製保冷ボックスは、外箱本体1と、使用時に外箱本体1の内側に配置する中敷きボックス2とによりなるものである。図1(A)は、外箱本体1の展開図であり、図1(B)は、中敷きボックス2の展開図である。
外箱本体1及び中敷きボックス2は、いわゆるGフルートといわれる規格の厚さ1mm以下のマイクロフルート段ボールを素材としている。外箱本体1及び中敷きボックス2ともにプレス加工により、段ボールから各々一枚の展開型として作製され、該展開型を、一部糊付けした後、組立及び折り曲げることにより立体的な外箱本体1及び中敷きボックス2として形成される。
先ず、外箱本体1の展開型より説明する。組み立てたときに外箱本体1の胴部が、図2に示されるように概ね缶ビールが収納可能な大きさの角筒型に形成されるよう前面壁3、後面壁4、左側面壁5、及び右側面壁6とが連設されており、後面壁4の側方(図1中右方側)には左側面壁5左に接合される胴部糊代面7が連設形成されている。ちなみに図示の実施例では、1本の缶ビールを想定して前後面壁3、4、左右側面壁5、6とも幅70mm、高さ164mm、胴部糊代面7の幅20mmとして作製されている。勿論、缶の大きさや本数により大きさを変更することは可能である。
外箱本体1の底部は、底ワンタッチ箱のワンタッチ底の形成手法により作製されている。その展開型は通常のワンタッチ底の形成と同じである。外箱本体1の底部の展開型につき詳しく説明すると、左右側面壁5、6の下端より略三角形状の内底面フラップ8、9を連設して形成し、前後面壁3、4の下端より略三角形状の外底面フラップ10、11を連接して形成され、外底面フラップ10、11の長辺に、内底面フラップ8、9に向かって底部糊代面12、13が連設して形成されている。
外箱本体1の胴部では、折り曲げた後、左側面壁5の左側内側に胴部糊代面7を接合させている。外箱本体1の底部では、内底面フラップ8、9を折り曲げ、その上に外底面フラップを重ねて折り曲げ、底部糊代面12、13を対応する内底面フラップ8、9の上面に接合させている。ワンタッチ底を形成しているため底部で一部を接着処理し、外箱本体1を広げると瞬時に底部が組まれる。このように組み立て作業が容易なものとなった。
なお、外箱本体1は、ワンタッチ底で作製され、組み立てられているので、使用前の外箱本体1は、前面壁3と右側面壁6とが表側で、後面壁4と左側面壁5とが裏側として、平面的に折り畳んでおくことが可能となった。このため、持ち運びが便利なだけでなく、在庫スペースもとらないため、最も人気のあるパッケージとなった。
外箱本体1の天部は上蓋とされている。上蓋は、合わせて利用する同型の対角線持ち手14、15を形成した蓋部であり、その展開型ついて説明する。対角線を合わせて用いることにより外箱本体1の天部を覆うことができる略三角形状の上蓋内フラップ16、17を外箱本体1の前面壁3及び後面壁4の上端に連接して形成する。上蓋内フラップ16、17の対角線に略三角形の対角線持ち手14、15を連接して形成する。左右側面壁5、6の上端に、上蓋内フラップ16、17を上部より押さえることができる上蓋外フラップ18、19を連接して形成し、該上蓋外フラップ18、19と対角線持ち手14、15との間に、対角線持ち手14、15を合わせ保持する三角形の接続辺20、21を連設形成したものである。
このように上蓋外フラップ18、19により、上蓋内フラップ16、17を押さえているので、上蓋をしっかり閉めることができる上、三角形の接続辺20、21が、対角線持ち手14、15どうしをしっかりと閉じておくことを可能としている。
中敷きボックス2は、外箱本体1と,同様の素材、即ち、厚さ1mm以下のマイクロフルート段ボール一枚を八角形状にプレス加工し、折り目に沿って折り、ボックス状にしたものである。一枚のマイクロフルート段ボールを折り畳んだものであるので、底面22からの立ち上がった側壁24が連続しており隙間がないため、冷えた缶などの結露などの水分が外に染み出ることを防止できるものとなった。
中敷きボックス2は、図3に示されるように底面22表面にボックスにするための説明図23が印刷されている。ボックス状に折られた中敷きボックス2は、図4の部分断面図に示されるように組立後の外箱本体1内の底に配置される。尚、図5に示されるように本実施例に係る持ち手付き保冷ボックスを利用して、缶ビールや缶ジュースを持ち運ぶ際には、保冷剤25を中敷きボックス2内に載置することができる。
1・・・・・・・外箱本体
2・・・・・・・中敷きボックス
3・・・・・・・前面壁
4・・・・・・・後面壁
5・・・・・・・左側面壁
6・・・・・・・右側面壁
7・・・・・・・胴部糊代面
8、9・・・・・内底面フラップ
10、11・・・外底面フラップ
12、13・・・底部糊代面
14、15・・・対角線持ち手
16、17・・・上蓋内フラップ
18、19・・・上蓋外フラップ
20、21・・・接続辺
22・・・・・・底面
23・・・・・・説明図
24・・・・・・側壁
25・・・・・・保冷剤

Claims (2)

  1. 厚さ1mm以下のマイクロフルート段ボール一枚を展開型として切断後折り曲げて形成する外箱と、
    同素材でなる一枚の段ボールよりなる折り畳み式中敷きボックスとからなる保冷ボックスであって、
    外箱胴部周面には印刷を施し、外箱上蓋を形成する内フラップ上に持ち手が形成され、
    外箱底部底面をワンタッチ底とすることにより、組立及び折り畳み自在としたことを特徴とする持ち手付き段ボール製保冷ボックス。
  2. 組立後の上記外箱内の上記中敷きボックス内に保冷剤を載置したものである請求項1記載の持ち手付き段ボール製保冷ボックス。
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