JP3029242B2 - フレキシブルマンドレルとその連結具 - Google Patents
フレキシブルマンドレルとその連結具Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長尺ゴムホース
の製造に用いるフレキシブルマンドレル、詳しくは芯材
にゴム層を設てなるフレキシブルマンドレルと、これら
のマンドレルを連結する連結具に関する。
の製造に用いるフレキシブルマンドレル、詳しくは芯材
にゴム層を設てなるフレキシブルマンドレルと、これら
のマンドレルを連結する連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴムホースを製造する際には、ホース内
径を所要の寸法に規制するために芯材としてフレキシブ
ルマンドレルが用いられる。フレキシブルマンドレル
(以下、単にマンドレルという)1は、図9に示すよう
にスチールワイヤーコードからなる芯材2と、前記芯材
2の外周にEPDM等のゴムを被覆し、さらに表面にフ
ッ素ゴムあるいは熱可塑性樹脂(ポリエステル、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンあるいはフッ素樹脂等)による
薄膜層を形成したゴム体3とからなる。そして、これら
のマンドレル1は、ゴムホースを数百メートル単位で製
造する際に使用される。通常、スチールワイヤーコード
は、複数本のスチールワイヤーを撚り合わせたものが使
用され、3〜9本からなるストランドをさらに数本合わ
せてコードを形成する。
径を所要の寸法に規制するために芯材としてフレキシブ
ルマンドレルが用いられる。フレキシブルマンドレル
(以下、単にマンドレルという)1は、図9に示すよう
にスチールワイヤーコードからなる芯材2と、前記芯材
2の外周にEPDM等のゴムを被覆し、さらに表面にフ
ッ素ゴムあるいは熱可塑性樹脂(ポリエステル、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンあるいはフッ素樹脂等)による
薄膜層を形成したゴム体3とからなる。そして、これら
のマンドレル1は、ゴムホースを数百メートル単位で製
造する際に使用される。通常、スチールワイヤーコード
は、複数本のスチールワイヤーを撚り合わせたものが使
用され、3〜9本からなるストランドをさらに数本合わ
せてコードを形成する。
【0003】これらのマンドレル1を連結するには、図
9に示すように、まずゴム体3の端部を除去して芯材2
を露出させる。次いで、連結する両芯材2の端部をアル
ミ製スリーブ4に挿入して突き合わせ、前記アルミ製ス
リーブ4を加締ることによって連結している。また、か
かるマンドレル1をゴムホースから抜き抜くには、一旦
切断したゴムホース8の端面をマンドレル切断治具5に
突き当て透孔6からマンドレル1のみを引き出してカッ
ター7で切断すると、圧縮されていたゴムホース8の端
部が復帰するからマンドレル1は切断された分だけ埋没
することになる(図10参照)。
9に示すように、まずゴム体3の端部を除去して芯材2
を露出させる。次いで、連結する両芯材2の端部をアル
ミ製スリーブ4に挿入して突き合わせ、前記アルミ製ス
リーブ4を加締ることによって連結している。また、か
かるマンドレル1をゴムホースから抜き抜くには、一旦
切断したゴムホース8の端面をマンドレル切断治具5に
突き当て透孔6からマンドレル1のみを引き出してカッ
ター7で切断すると、圧縮されていたゴムホース8の端
部が復帰するからマンドレル1は切断された分だけ埋没
することになる(図10参照)。
【0004】このようにしてゴムホース8の端面に凹み
を形成した後、図11に示すように、引き抜き装置の口
金9をゴムホース8に挿入するとともに、この口金9と
外周保持部10とでゴムホース端部を固定して口金9か
らマンドレル1の端面に水圧(約200kgf/c
m2)をかける。ゴムホース8内に水圧をかけると、ゴ
ムホース8の内面とマンドレル1の外面との間に水が侵
入し、マンドレル1は押し出されるようにして抜き取ら
れる。そして、抜き取られたマンドレル1は次のゴムホ
ース製造に再使用されることになる。
を形成した後、図11に示すように、引き抜き装置の口
金9をゴムホース8に挿入するとともに、この口金9と
外周保持部10とでゴムホース端部を固定して口金9か
らマンドレル1の端面に水圧(約200kgf/c
m2)をかける。ゴムホース8内に水圧をかけると、ゴ
ムホース8の内面とマンドレル1の外面との間に水が侵
入し、マンドレル1は押し出されるようにして抜き取ら
れる。そして、抜き取られたマンドレル1は次のゴムホ
ース製造に再使用されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゴムホース製造の際に
は、作業能率及びゴム材料の歩留りによる経済性からで
きるだけ長く製造することが好ましく、通常未加硫ゴム
ホースは数百メートル単位で製造される。しかしなが
ら、加硫はパンにとぐろ状に巻取って行うために、未加
硫ゴムホースを50〜100mの長さに切断しなければ
ならない。従って、ゴムホースを製造する際には、加硫
時に切断された長さのマンドレルを図9に示すようにし
て連結して使用される。そして、連結する際には芯材2
を露出させるためにゴム体3を除去しなければならない
ので、それだけ再使用できる長さは短くなる。また、加
硫後にマンドレルを抜き取るときは、口金9を挿入する
分だけマンドレルを切り落とさなければならないので、
再使用できる長さは、さらに短くなるという問題があ
る。
は、作業能率及びゴム材料の歩留りによる経済性からで
きるだけ長く製造することが好ましく、通常未加硫ゴム
ホースは数百メートル単位で製造される。しかしなが
ら、加硫はパンにとぐろ状に巻取って行うために、未加
硫ゴムホースを50〜100mの長さに切断しなければ
ならない。従って、ゴムホースを製造する際には、加硫
時に切断された長さのマンドレルを図9に示すようにし
て連結して使用される。そして、連結する際には芯材2
を露出させるためにゴム体3を除去しなければならない
ので、それだけ再使用できる長さは短くなる。また、加
硫後にマンドレルを抜き取るときは、口金9を挿入する
分だけマンドレルを切り落とさなければならないので、
再使用できる長さは、さらに短くなるという問題があ
る。
【0006】また、ゴムホース8の端部を固定し、マン
ドレル1の端面に水圧をかけると、水はマンドレル1と
ゴムホース8との間に侵入するばかりでなく、マンドレ
ル1の芯材2とゴム体3の間に侵入することがある。こ
のように、芯材2とゴム体3の間に水が侵入すると、両
者が剥離してマンドレル1の外径が大きくなる。マンド
レル1の外径が大きくなると製造するゴムホース内径が
それだけ大きくなるという問題がある。また、芯材2と
ゴム体3が剥離すると、ゴムホース8から抜き取る際に
摩擦抵抗によってマンドレル1の外表面はシワが発生し
たように凹凸面となる。この凹凸面はゴムホース内面に
悪影響を与えることになる。従って、補強芯体2とゴム
体3とが剥離した部分は切断して除去しなければならな
いが、除去すればそれだけ再使用できるマンドレルの長
さは短くなる。
ドレル1の端面に水圧をかけると、水はマンドレル1と
ゴムホース8との間に侵入するばかりでなく、マンドレ
ル1の芯材2とゴム体3の間に侵入することがある。こ
のように、芯材2とゴム体3の間に水が侵入すると、両
者が剥離してマンドレル1の外径が大きくなる。マンド
レル1の外径が大きくなると製造するゴムホース内径が
それだけ大きくなるという問題がある。また、芯材2と
ゴム体3が剥離すると、ゴムホース8から抜き取る際に
摩擦抵抗によってマンドレル1の外表面はシワが発生し
たように凹凸面となる。この凹凸面はゴムホース内面に
悪影響を与えることになる。従って、補強芯体2とゴム
体3とが剥離した部分は切断して除去しなければならな
いが、除去すればそれだけ再使用できるマンドレルの長
さは短くなる。
【0007】上述したように、マンドレル1にあって
は、連結する際のゴム層の除去、ゴムホースから抜き取
る際にゴムホース端面に凹みを形成するための切断、あ
るいは心材とゴム体の剥離による切断等によって最使用
する度に短くなり、激しく消耗されることになる。マン
ドレルの消耗は、ゴムホースのコストをアップさせるこ
とになる。また、短くなったマンドレルを使用すること
は連結に手間がかかるばかりでなく、製品歩留りを悪く
する。これもまたゴムホースのコストアップとなる。ま
た、従来のような連結方法では、ゴム体3の端部を除去
して芯材2を露出させるとともに、芯材2をスリーブ4
によって連結するために手間がかかり、作業能率が悪い
という問題がある。さらに、マンドレルの引き抜きの際
にも、マンドレル端部を切断しなけらばならないから、
それだけ作業能率を悪くしている。また、各工程におけ
る切断作業は作業者にとって危険である。この発明はか
かる現況に鑑みてなされたもので、上記問題点を解消し
連結や引き抜きの際にも消耗されることがなく、また、
能率的に、しかも安全に作業できるフレキシブルマンド
レルとその連結具を提供せんとするものである。
は、連結する際のゴム層の除去、ゴムホースから抜き取
る際にゴムホース端面に凹みを形成するための切断、あ
るいは心材とゴム体の剥離による切断等によって最使用
する度に短くなり、激しく消耗されることになる。マン
ドレルの消耗は、ゴムホースのコストをアップさせるこ
とになる。また、短くなったマンドレルを使用すること
は連結に手間がかかるばかりでなく、製品歩留りを悪く
する。これもまたゴムホースのコストアップとなる。ま
た、従来のような連結方法では、ゴム体3の端部を除去
して芯材2を露出させるとともに、芯材2をスリーブ4
によって連結するために手間がかかり、作業能率が悪い
という問題がある。さらに、マンドレルの引き抜きの際
にも、マンドレル端部を切断しなけらばならないから、
それだけ作業能率を悪くしている。また、各工程におけ
る切断作業は作業者にとって危険である。この発明はか
かる現況に鑑みてなされたもので、上記問題点を解消し
連結や引き抜きの際にも消耗されることがなく、また、
能率的に、しかも安全に作業できるフレキシブルマンド
レルとその連結具を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために次のような構成とした。即ち、請求項1に
係るフレキシブルマンドレルは、補強芯体の外周にゴム
層を設け、ゴム層の先端面から突出させた補強芯体にゴ
ム先端面と密着するようにニップルを固着し、前記ニッ
プルには連結具と連結するための係合部を設けたことを
特徴とする。請求項2に係るフレキシブルマンドレル
は、前記係合部をオスネジとしたことを特徴とする。ま
た、請求項3に係るフレキシブルマンドレルは、前記係
合部をフック孔としたことを特徴とする。
成するために次のような構成とした。即ち、請求項1に
係るフレキシブルマンドレルは、補強芯体の外周にゴム
層を設け、ゴム層の先端面から突出させた補強芯体にゴ
ム先端面と密着するようにニップルを固着し、前記ニッ
プルには連結具と連結するための係合部を設けたことを
特徴とする。請求項2に係るフレキシブルマンドレル
は、前記係合部をオスネジとしたことを特徴とする。ま
た、請求項3に係るフレキシブルマンドレルは、前記係
合部をフック孔としたことを特徴とする。
【0009】また、請求項4に係るフレキシブルマンド
レルの連結具は、可撓性を有する連結体の両端部に、フ
レキシブルマンドレルの端部に固着したニップルと係合
する係合体を取り付けたことを特徴とする。請求項5に
係るフレキシブルマンドレルの連結具は、前記連結体を
ボールチェンとしたことを特徴とする。また、請求項6
に係るフレキシブルマンドレルの連結具は、前記係合体
は内筒、外筒及び連結杆からなり、連結杆を外筒に挿入
して一端部を外筒から突出させて前記内筒のオスネジと
外筒のメスネジとを螺合させるとともに、内筒にはフレ
キシブルマンドレルのニップルと螺合させるメスネジを
刻設したことを特徴とする。請求項7に係るフレキシブ
ルマンドレルの連結具は、前記係合体を単独の筒体とな
し、筒体の一方端を開口させ内周面にフレキシブルマン
ドレルのニップルと螺合させるメスネジを刻設したこと
を特徴とする。また、請求項8に係るフレキシブルマン
ドレルの連結具は、前記係合体をフックとしたことを特
徴とする。
レルの連結具は、可撓性を有する連結体の両端部に、フ
レキシブルマンドレルの端部に固着したニップルと係合
する係合体を取り付けたことを特徴とする。請求項5に
係るフレキシブルマンドレルの連結具は、前記連結体を
ボールチェンとしたことを特徴とする。また、請求項6
に係るフレキシブルマンドレルの連結具は、前記係合体
は内筒、外筒及び連結杆からなり、連結杆を外筒に挿入
して一端部を外筒から突出させて前記内筒のオスネジと
外筒のメスネジとを螺合させるとともに、内筒にはフレ
キシブルマンドレルのニップルと螺合させるメスネジを
刻設したことを特徴とする。請求項7に係るフレキシブ
ルマンドレルの連結具は、前記係合体を単独の筒体とな
し、筒体の一方端を開口させ内周面にフレキシブルマン
ドレルのニップルと螺合させるメスネジを刻設したこと
を特徴とする。また、請求項8に係るフレキシブルマン
ドレルの連結具は、前記係合体をフックとしたことを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る
フレキシブルマンドレルの一部断面図を示す。フレキシ
ブルマンドレル11は、スチールワイヤーコードからな
る芯材13の外周に従来公知の材質及び構造によるゴム
体15を設けてなる。ゴム体15は従来公知のように1
層または2層以上の積層体とすることができる。さら
に、先端面には芯材13を露出させるとともに、前記露
出した部分18にこの発明の特徴であるニップル17が
固着されている。前記ニップル17は一方の端面に穿設
した穴19に芯材の露出部分18を嵌入し、周面を加締
めた加締部21とすることによって一体に固着されてい
る。ゴム体15とニップル17の間及び芯材13とニッ
プル17との間には、ゴム糊または接着剤等が塗布され
ており、両者の間を完全に密着させている。さらに、ニ
ップル17の先端部外周には、連結具と係合する係合部
としてオスネジ23が刻設されている。尚、ゴム体15
とニップル17の接触面のいずれかに突起を設けること
により両者の間を密着させてもよい。
図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る
フレキシブルマンドレルの一部断面図を示す。フレキシ
ブルマンドレル11は、スチールワイヤーコードからな
る芯材13の外周に従来公知の材質及び構造によるゴム
体15を設けてなる。ゴム体15は従来公知のように1
層または2層以上の積層体とすることができる。さら
に、先端面には芯材13を露出させるとともに、前記露
出した部分18にこの発明の特徴であるニップル17が
固着されている。前記ニップル17は一方の端面に穿設
した穴19に芯材の露出部分18を嵌入し、周面を加締
めた加締部21とすることによって一体に固着されてい
る。ゴム体15とニップル17の間及び芯材13とニッ
プル17との間には、ゴム糊または接着剤等が塗布され
ており、両者の間を完全に密着させている。さらに、ニ
ップル17の先端部外周には、連結具と係合する係合部
としてオスネジ23が刻設されている。尚、ゴム体15
とニップル17の接触面のいずれかに突起を設けること
により両者の間を密着させてもよい。
【0011】図2はこの発明のフレキシブルマンドレル
に係る第2の実施形態を示し、前記実施形態とは連結具
との係合方法が異なる。即ち、前記実施形態では係合部
としてオスネジ23を刻設しネジの螺合によって連結す
る構造であるのに対して、フックを係止させる点で異な
っている。この実施形態においても他の構造は同一であ
るから、同一符号を付してその説明は省略する。即ち、
フレキシブルマンドレル12は、ニップル17のオスネ
ジ23に替えて係合部としてフック孔25を形成してい
る。尚、後述する連結具とニップルとを連結するための
係合部の構造は上記図示する形態に限定されるものでは
なく、連結具と着脱自在に連結可能な構造であればよ
い。従って、嵌合式、ねじ込み式等任意の連結構造とす
ることができる。
に係る第2の実施形態を示し、前記実施形態とは連結具
との係合方法が異なる。即ち、前記実施形態では係合部
としてオスネジ23を刻設しネジの螺合によって連結す
る構造であるのに対して、フックを係止させる点で異な
っている。この実施形態においても他の構造は同一であ
るから、同一符号を付してその説明は省略する。即ち、
フレキシブルマンドレル12は、ニップル17のオスネ
ジ23に替えて係合部としてフック孔25を形成してい
る。尚、後述する連結具とニップルとを連結するための
係合部の構造は上記図示する形態に限定されるものでは
なく、連結具と着脱自在に連結可能な構造であればよ
い。従って、嵌合式、ねじ込み式等任意の連結構造とす
ることができる。
【0012】図3〜図5は、上記マンドレルを連結する
連結具の一方側を示している。図3及び図4は、図1の
マンドレル11用の連結具であり、図5は図2のマンド
レル12用の連結具である。図3に示す連結具27は、
可撓性を有する連結体26の両端に係合体28を一体に
取り付けてなる。図示する実施形態では、前記連結体2
6をボールチェンとしているが、ひも、ワイヤー、ロー
プ、チェン等可撓性を有するひも状体であればよい。こ
の連結体26は、加硫後のゴムホースからマンドレルを
引き抜く際に切断される。連結体26両端の係合体28
は向かい合って対称に取り付けられており、内筒29、
外筒31及び連結杆33からなる。前記内筒29の開口
端部にはフランジ34が形成されており、内周面には前
記ニップル17のオスネジ23と螺合するメスネジ35
が刻設されている。オスネジ23とメスネジ35とを螺
合したとき、前記フランジ34がゴム体15の端面に密
着するように形成されている。さらに、内筒29の外周
面先端部にはオスネジ37が刻設されている。
連結具の一方側を示している。図3及び図4は、図1の
マンドレル11用の連結具であり、図5は図2のマンド
レル12用の連結具である。図3に示す連結具27は、
可撓性を有する連結体26の両端に係合体28を一体に
取り付けてなる。図示する実施形態では、前記連結体2
6をボールチェンとしているが、ひも、ワイヤー、ロー
プ、チェン等可撓性を有するひも状体であればよい。こ
の連結体26は、加硫後のゴムホースからマンドレルを
引き抜く際に切断される。連結体26両端の係合体28
は向かい合って対称に取り付けられており、内筒29、
外筒31及び連結杆33からなる。前記内筒29の開口
端部にはフランジ34が形成されており、内周面には前
記ニップル17のオスネジ23と螺合するメスネジ35
が刻設されている。オスネジ23とメスネジ35とを螺
合したとき、前記フランジ34がゴム体15の端面に密
着するように形成されている。さらに、内筒29の外周
面先端部にはオスネジ37が刻設されている。
【0013】外筒31は略筒状体であって、内周面には
前記オスネジ37と螺合するメスネジ39が刻設されて
おり、端部には前記連結杆33を挿入する透孔41が穿
設されている。前記透孔41はメスネジ39の内径より
も小さく連結杆33を係止させる段部43が形成されて
いる。前記連結杆33は前記外筒31の透孔41に挿入
する胴部45に前記段部43に係止する頭部47を設け
てなり、胴部45に連結体26が取り付けられている。
上記構造の連結具27を組み立てるには、まず、外筒3
1に連結杆33を挿入して頭部47を段部43に係止さ
せる。次いで、内筒29を挿入してオスネジ37とメス
ネジ39を螺合させる。その後、連結杆33に連結体2
6を取り付ければよい。
前記オスネジ37と螺合するメスネジ39が刻設されて
おり、端部には前記連結杆33を挿入する透孔41が穿
設されている。前記透孔41はメスネジ39の内径より
も小さく連結杆33を係止させる段部43が形成されて
いる。前記連結杆33は前記外筒31の透孔41に挿入
する胴部45に前記段部43に係止する頭部47を設け
てなり、胴部45に連結体26が取り付けられている。
上記構造の連結具27を組み立てるには、まず、外筒3
1に連結杆33を挿入して頭部47を段部43に係止さ
せる。次いで、内筒29を挿入してオスネジ37とメス
ネジ39を螺合させる。その後、連結杆33に連結体2
6を取り付ければよい。
【0014】図4に示す連結具49は、可撓性を有する
連結体26の両端に係合体28として単独の筒状体52
を一体に取り付けてなる。連結体26は図3に示す実施
形態と同じである。筒状体52の一方の開口端部にフラ
ンジ50を形成し、内周面には前記ニップル17のオス
ネジ23と螺合するメスネジ51が刻設されている。図
示する例では、連結体26は一部を開閉自在とした環5
3によって筒状体52に着脱自在に連結されているが、
環53は省略してもよい。尚、上記内筒29のフランジ
34及び筒状体52のフランジ50は適宜省略すること
ができる。図5に示す連結具55は、可撓性を有する連
結体26の両端に係合体28としてフック57を一体に
取り付けてなる。このようにフック57により構成した
連結具は、上記マンドレル12に固着したニップルのフ
ック孔25に係止させることによって使用される。
連結体26の両端に係合体28として単独の筒状体52
を一体に取り付けてなる。連結体26は図3に示す実施
形態と同じである。筒状体52の一方の開口端部にフラ
ンジ50を形成し、内周面には前記ニップル17のオス
ネジ23と螺合するメスネジ51が刻設されている。図
示する例では、連結体26は一部を開閉自在とした環5
3によって筒状体52に着脱自在に連結されているが、
環53は省略してもよい。尚、上記内筒29のフランジ
34及び筒状体52のフランジ50は適宜省略すること
ができる。図5に示す連結具55は、可撓性を有する連
結体26の両端に係合体28としてフック57を一体に
取り付けてなる。このようにフック57により構成した
連結具は、上記マンドレル12に固着したニップルのフ
ック孔25に係止させることによって使用される。
【0015】次に、上記マンドレルと連結具の使用方法
を図1のマンドレル11と図3の連結具27の場合で説
明する。まず、図6に示すように、マンドレル11のニ
ップル17に連結具27の内筒29を螺合させ、内筒2
9のフランジ34をゴム体15の端面に密着させる。こ
のようにして、連結具27を介してマンドレル11を連
結する。次いで、連結したマンドレルを用いて、例えば
内面ゴム、編組層、外面ゴムからなるゴムホースを加硫
成形する(図7参照)。加硫が完了した後、連結体26
の部分を切断し、さらに係合体28の連結体側端部でゴ
ムホースを切断して係合体28をニップル17から取り
外す。係合体28を取り外すとゴムホース端部には係合
体28のほぼ長さの凹みが成形されるから、この凹み
に、引き抜き装置の口金9を挿入し、外周保持部10で
ゴムホース端部を固定して口金9からマンドレル11の
端面に水圧をかけて抜き取ればよい(図8参照)。
を図1のマンドレル11と図3の連結具27の場合で説
明する。まず、図6に示すように、マンドレル11のニ
ップル17に連結具27の内筒29を螺合させ、内筒2
9のフランジ34をゴム体15の端面に密着させる。こ
のようにして、連結具27を介してマンドレル11を連
結する。次いで、連結したマンドレルを用いて、例えば
内面ゴム、編組層、外面ゴムからなるゴムホースを加硫
成形する(図7参照)。加硫が完了した後、連結体26
の部分を切断し、さらに係合体28の連結体側端部でゴ
ムホースを切断して係合体28をニップル17から取り
外す。係合体28を取り外すとゴムホース端部には係合
体28のほぼ長さの凹みが成形されるから、この凹み
に、引き抜き装置の口金9を挿入し、外周保持部10で
ゴムホース端部を固定して口金9からマンドレル11の
端面に水圧をかけて抜き取ればよい(図8参照)。
【0016】加硫後のゴムホースからマンドレルを引き
抜く際には、連結体26を切断するからマンドレル自体
を切断することはない。係合体28をニップル17から
取り外すだけでゴムホース端面には引き抜き装置に装着
するための凹みが形成されるから、従来のように凹みを
平成するためにマンドレルをゴムホースから引き出して
切断することは不要であり、マンドレルの消耗を防止す
ることができる。また、ゴムホース端面の凹みは、係合
体28を取り外すだけ形成されるから、凹みを形成する
ための作業は不要であり、作業能率が向上する。さら
に、ニップル17は芯材13とゴム体15の接着部分を
保護することにより水の侵入を防止する。
抜く際には、連結体26を切断するからマンドレル自体
を切断することはない。係合体28をニップル17から
取り外すだけでゴムホース端面には引き抜き装置に装着
するための凹みが形成されるから、従来のように凹みを
平成するためにマンドレルをゴムホースから引き出して
切断することは不要であり、マンドレルの消耗を防止す
ることができる。また、ゴムホース端面の凹みは、係合
体28を取り外すだけ形成されるから、凹みを形成する
ための作業は不要であり、作業能率が向上する。さら
に、ニップル17は芯材13とゴム体15の接着部分を
保護することにより水の侵入を防止する。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係るフレキシブルマンドレル
では、先端面にニップルを固着して補強芯体とゴム層と
の間を保護したから、引き抜きの際に水の進入を防止す
る。従って、補強芯体とゴム層とは剥離することがない
から耐久性に優れたフレキシブルマンドレルを得ること
ができる。また、ニップルに連結具の係合体を係合させ
ることによりフレキシブルマンドレルを容易に連結する
ことができる。連結するためにゴム層を除去することが
ないから、それだけでマンドレルの消耗を防止する。ま
た、この発明の請求項2に係るフレキシブルマンドレル
では、連結具と確実に係合させることができる。また、
請求項3に係るフレキシブルマンドレルでは、連結具と
の着脱を容易に行うことができる。
では、先端面にニップルを固着して補強芯体とゴム層と
の間を保護したから、引き抜きの際に水の進入を防止す
る。従って、補強芯体とゴム層とは剥離することがない
から耐久性に優れたフレキシブルマンドレルを得ること
ができる。また、ニップルに連結具の係合体を係合させ
ることによりフレキシブルマンドレルを容易に連結する
ことができる。連結するためにゴム層を除去することが
ないから、それだけでマンドレルの消耗を防止する。ま
た、この発明の請求項2に係るフレキシブルマンドレル
では、連結具と確実に係合させることができる。また、
請求項3に係るフレキシブルマンドレルでは、連結具と
の着脱を容易に行うことができる。
【0018】また、請求項4に係るフレキシブルマンド
レルの連結具では、ゴムホースからの引き抜きの際に
は、マンドレルではなく連結体を切断すればよいから、
マンドレルを消耗させることがない。また、引き抜き装
置に装着するためのゴムホース端面の凹みは、連結具の
係合体を取り外すことによって形成されるから、凹み形
成のためにマンドレルを切断することは不要である。従
って、マンドレルの消耗を防ぐとともに、凹み形成作業
を容易に行うことができる。さらに、マンドレルを切断
することがないので、繰り返し使用回数が増えることに
なり、それだけゴムホースのコストを低減させることが
できる。また、連結作業が容易であるとともに、長尺の
ままで連結することができるから、製品歩留りが向上
し、製品のコスト低減を図ることができる。
レルの連結具では、ゴムホースからの引き抜きの際に
は、マンドレルではなく連結体を切断すればよいから、
マンドレルを消耗させることがない。また、引き抜き装
置に装着するためのゴムホース端面の凹みは、連結具の
係合体を取り外すことによって形成されるから、凹み形
成のためにマンドレルを切断することは不要である。従
って、マンドレルの消耗を防ぐとともに、凹み形成作業
を容易に行うことができる。さらに、マンドレルを切断
することがないので、繰り返し使用回数が増えることに
なり、それだけゴムホースのコストを低減させることが
できる。また、連結作業が容易であるとともに、長尺の
ままで連結することができるから、製品歩留りが向上
し、製品のコスト低減を図ることができる。
【0019】また、請求項5に係るフレキシブルマンド
レルの連結具では、連結体を係合体に容易に取り付ける
ことができる。請求項6に係るフレキシブルマンドレル
の連結具では、係合体を内筒、外筒及び連結杆により構
成したから、堅牢で確実に係合可能な係合体とすること
ができる。また、請求項7に係るフレキシブルマンドレ
ルの連結具では、構造が簡単であり安価に提供できると
ともに、取り扱いが容易である。また、請求項8係るフ
レキシブルマンドレルの連結具では、安価でありフレキ
シブルマンドレルとの着脱が容易である。
レルの連結具では、連結体を係合体に容易に取り付ける
ことができる。請求項6に係るフレキシブルマンドレル
の連結具では、係合体を内筒、外筒及び連結杆により構
成したから、堅牢で確実に係合可能な係合体とすること
ができる。また、請求項7に係るフレキシブルマンドレ
ルの連結具では、構造が簡単であり安価に提供できると
ともに、取り扱いが容易である。また、請求項8係るフ
レキシブルマンドレルの連結具では、安価でありフレキ
シブルマンドレルとの着脱が容易である。
【図1】フレキシブルマンドレルの第1実施形態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図2】フレキシブルマンドレルの第2実施形態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図3】フレキシブルマンドレルの連結具の第1実施形
態を示す要部断面図である。
態を示す要部断面図である。
【図4】フレキシブルマンドレルの連結具の第2実施形
態を示す要部断面図である。
態を示す要部断面図である。
【図5】フレキシブルマンドレルの連結具の第3実施形
態を示す要部正面図である。
態を示す要部正面図である。
【図6】フレキシブルマンドレルに連結具を連結した状
態の要部断面図である。
態の要部断面図である。
【図7】フレキシブルマンドレルにゴムホースを製造し
た状態の説明用要部断面図である。
た状態の説明用要部断面図である。
【図8】ゴムホースからフレキシブルマンドレルを引き
抜く状態を示す説明用断面図である。
抜く状態を示す説明用断面図である。
【図9】従来のフレキシブルマンドレルの連結状態を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図10】従来のゴムホース端面に引き抜きのための凹
みの形成方法を示す説明用断面図である。
みの形成方法を示す説明用断面図である。
【図11】従来のゴムホースからフレキシブルマンドレ
ルを引き抜く状態を示す説明用断面図である。
ルを引き抜く状態を示す説明用断面図である。
11 フレキシブルマンドレル 12 フレキシブルマンドレル 13 補強芯体 15 ゴム層 17 ニップル 19 穴 21 加締め 23 オスネジ 25 フック孔 26 連結体 27 連結具 28 係合体 29 内筒 31 外筒 33 連結杆 34 フランジ 35 メスネジ 37 オスネジ 39 メスネジ 41 透孔 43 段部 45 胴部 47 頭部 49 連結具 50 フランジ 51 メスネジ 52 筒状体 53 環 55 連結具 57 フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 23:00
Claims (8)
- 【請求項1】 補強芯体の外周にゴム層を設け、ゴム層
の先端面から突出させた補強芯体にゴム先端面と密着す
るようにニップルを固着し、前記ニップルには連結具と
連結するための係合部を設けたことを特徴とするフレキ
シブルマンドレル。 - 【請求項2】 前記係合部をオスネジとしたことを特徴
とする請求項1記載のフレキシブルマンドレル。 - 【請求項3】 前記係合部をフック孔としたことを特徴
とする請求項1記載のフレキシブルマンドレル。 - 【請求項4】 可撓性を有する連結体の両端部に、フレ
キシブルマンドレルの端部に固着したニップルと係合す
る係合体を取り付けたことを特徴とするフレキシブルマ
ンドレルの連結具。 - 【請求項5】 前記連結体をボールチェンとしたことを
特徴とする請求項4記載のフレキシブルマンドレルの連
結具。 - 【請求項6】 前記係合体は内筒、外筒及び連結杆から
なり、連結杆を外筒に挿入して一端部を外筒から突出さ
せ、前記内筒のオスネジと外筒のメスネジとを螺合させ
るとともに、内筒にはフレキシブルマンドレルのニップ
ルと螺合させるメスネジを刻設したことを特徴とする請
求項4または請求項5記載のフレキシブルマンドレルの
連結具。 - 【請求項7】 前記係合体を単独の筒体となし、筒体の
一方端を開口させ内周面にフレキシブルマンドレルのニ
ップルと螺合させるメスネジを刻設したことを特徴とす
る請求項4または請求項5記載のフレキシブルマンドレ
ルの連結具。 - 【請求項8】 前記係合体をフックとしたことを特徴と
する請求項4または請求項5記載のフレキシブルマンド
レルの連結具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7293681A JP3029242B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | フレキシブルマンドレルとその連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7293681A JP3029242B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | フレキシブルマンドレルとその連結具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09109159A JPH09109159A (ja) | 1997-04-28 |
JP3029242B2 true JP3029242B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17797860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7293681A Expired - Fee Related JP3029242B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | フレキシブルマンドレルとその連結具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029242B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4656568B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-03-23 | 株式会社ブリヂストン | スチールマンドレル用ジョイント治具およびそれを用いたホースの製造方法 |
JP5255339B2 (ja) * | 2008-06-20 | 2013-08-07 | 株式会社クラベ | ホース製造用のマンドレル線及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-10-16 JP JP7293681A patent/JP3029242B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09109159A (ja) | 1997-04-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |