JP3029215B2 - イメージデータの修正方法 - Google Patents

イメージデータの修正方法

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JP3029215B2
JP3029215B2 JP3226451A JP22645191A JP3029215B2 JP 3029215 B2 JP3029215 B2 JP 3029215B2 JP 3226451 A JP3226451 A JP 3226451A JP 22645191 A JP22645191 A JP 22645191A JP 3029215 B2 JP3029215 B2 JP 3029215B2
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直人 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ処理システ
ムなどに利用されるイメージデータの修正方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】設計図や地図などの図面として描かれた
画像データを白画素と黒画素の二次元配列から成るイメ
ージデータとしてスキャナで読取って保存したり、ある
いはこれを処理して線分、円弧などの図形要素の描画コ
ードや描画コマンド群から成るベクトル化データに変換
することによりCADデータを作成したり保存に必要な
データ量を圧縮したりする画像データ処理システムが知
られている。
【0003】一般に、このような画像データ処理システ
ムでは、スキャナで読取って保存したイメージデータに
対する修正処理が必要になる。このイメージデータの修
正処理は、通常、表示画面上で対話形式で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、イメージデー
タの修正処理にあたっては、重なり合う2個の図形のう
ちの一方だけを削除する処理がしばしば必要になる。こ
の場合、他方の図形と重なり合う共通部分についてはこ
れを削除することなく残しておく必要があり、このため
修正作業に労力と時間がかかるという問題がある。例え
ば、図3(A)に例示するように、鉤状部分32と直線
部分33とがほぼ直角に交差する図形において、重なり
合う共通部分を残したまま直線部分33を除去すること
により図3(B)に示すようなイメージデータを生成し
ようとすれば、この直線部分33を中央の共通部分33
aと上下の突出部分33b,33cの三つの部分に分解
し、上下の突出部分33bと33cのみを選択的に削除
する作業が必要になる。本発明は、上記従来技術の課題
を解決するためになされたものであり、イメージデータ
の修正作業に要する労力と時間を低減できるイメージデ
ータの修正方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるイメージ
データの修正方法は、表示画面上の削除対象を図形要素
の形式で指定させるステップと、この削除対象を含む所
定範囲内のイメージデータをベクトル化データに変換す
るステップと、この変換によって得られたベクトル化デ
ータのうち前記削除対象の指定に使用された図形要素に
最も類似するものを廃棄するステップと、上記廃棄され
なかった全てのベクトル化データをイメージデータに復
元するステップとを備えている。
【0006】
【作用】本発明は、上記構成によって以下のように作用
する。まず、表示画面上の削除対象、例えば線分要素を
始点α,終点β間の図形要素の形式で指定する。次に、
この指定された図形要素を含む所定範囲内のイメージデ
ータをベクトル化データに変換する。続いて、この変換
されたベクトル化データの中から最初に指定した図形要
素と最も近いものを廃棄する。そして、廃棄されなかっ
たベクトル化データをイメージデータに復元することに
よりイメージデータの修正が終了する。
【0007】
【実施例】図2は、本発明の一実施例に係わるイメージ
データの修正方法を適用する画面データ処理システムの
構成を示すブロック図であり、1はベクトル化処理部、
2はCPU、3はイメージスキャナ、4,7はデータメ
モリ、5はワークRAM、6はVRAM、8は表示制御
部、9a,9bはVRAM6内に形成された画面メモ
リ、10は入力インターフェース部、11はシステムバ
ス、12はCRT、13はキーボード、14はマウスで
ある。
【0008】まず、設計図や地図などの図面として描か
れた画像データが、イメージスキャナ3により、白画素
と黒画素の二次元配列から成るイメージデータとして読
取られる。この読取られたイメージデータは、ベクトル
化処理部1を介してデータメモリ7に転送され一旦ここ
に格納される。データメモリ7に格納されたイメージデ
ータは、必要に応じてベクトル処理部1に読出されラ
ンレングスデータ化などによるデータ圧縮を受け、デー
タメモリ7に保存される。
【0009】データメモリ7に保存されたイメージデー
タに対しベクトル化処理を行わせるには、キーボード1
3からベクトル化処理を指令するコマンドを入力し、ベ
クトル化処理部1を起動する。起動されたベクトル化処
理部1は、イメージデータをデータメモリ7から読出
し、まず、このイメージデータを所定の線幅のイメージ
データに変換する前処理を実行する。この前処理は、ラ
ンレングスデータを指定された線幅まで外側から削り取
る細線化や、ランレングスデータの端点を接続する輪郭
線抽出処理とこれによって抽出されたほぼ平行な2本の
輪郭線の中間に指定された線幅の中心線を発生させる芯
線化処理との組合せなどによって行われる。
【0010】上記前処理によって作成された所定線幅の
イメージデータに対してベクトル化のための最終処理が
行われる。この最終処理では、連結性を有する点群が直
線上に存在するか否かの判定に基き線分の認識が行わ
れ、この認識された線分群が連結性を有するするか否か
の判定に基き折れ線の認識が行われ、この認識された折
れ線が特定の円周上に存在するか否かの判定に基き円弧
の認識が行われる。この最終処理により、所定線幅のイ
メージデータが線分、円弧などの基本図形の描画コード
(又は描画コマンド)群から成るベクトル化データに変
換される。この描画コード(コマンド)は、線分であれ
ば、線分の識別コード(描画指令)と端点の座標であ
り、円弧であれば、円弧の識別コード(描画コマンド)
と端点を含む円弧上の3点の座標などから成る。
【0011】上記画像データのベクトル化と並行して、
画像データに含まれる寸法や地名などの文字データに対
しては、特徴抽出による画像データからの分離、パター
ンマッチングによる文字認識を経て、位置座標と文字コ
ードとの組合せによるコード化が行われる。このように
して作成されたコード化データを含むベクトル化データ
は、キーボード13からの入力によって指定されたファ
イル名が付されたベクトル化データ・ファイルとしてデ
ータメモリ4に保存される。
【0012】上述したような図形処理システムでは、イ
メージデータの修正が往々にして必要になる。
【0013】CPU2は、キーボード13から入力され
た修正のコマンドを受取ると、イメージデータをデータ
メモリ7から読出してワークRAM5上に展開し、この
イメージデータが圧縮を受けていれば必要な伸長を施す
ことにより対応のイメージデータに変換してVRAM6
内の画面メモリ9bに書込む。この画面メモリ9bに書
込まれたイメージデータは表示制御部8によって所定周
期で順次読出されCRT12に供給される。
【0014】図1(A)に例示するような鉤状部分32
と直線部分33とから成るイメージデータについて、鉤
状部分32との共通部分を残したまま直線部分33を削
除する修正が必要になったものとする。まず、キーボー
ド13から削除コマンドが入力され、図1(A)に示す
ように、マウス14によって2点α,βを連結する線分
が処理対象の図形要素として指定されることにより、直
線部分33が削除対象の図形要素として指定される。こ
の削除コマンドを受けたCPU2は、この削除対象の図
形要素をユーザに確認させるために、直線部分33上に
異なる着色で線分(α,β)を上書きする。この線分
(α,β)を確認したユーザが実行コマンドを投入する
と、CPU2は、線分(α,β)を含む所定の大きさの
領域γを設定し、この領域内に対応するイメージデータ
対してベクトル化処理部1でベクトル化処理を行わせ
る。
【0015】ベクトル化処理部1は、CPU2から指定
されたイメージデータにベクトル化処理を施すことによ
り図形要素のベクトル化データ、この例では図1(B)
に示す線分(a,b)と線分(c,d)とに変換する。
CPU2は、ベクトル化処理部1でベクトル化された領
域γ内の全てのベクトル化データのうち削除対象の図形
要素の指定に利用された線分(α,β)に最も類似する
ものを削除対象の図形要素と見做して廃棄する(図1
(C))。最後に、CPU2は、廃棄されなかった全て
のベクトル化データ、この例では線分(c,d)、に対
しその幅を所定の太さに拡大して原イメージデータの領
域γ内に書込むことにより削除対象から除外された線分
の復元を行う(図1(D))。
【0016】以上、修正が必要になるたびにイメージデ
ータの一部をベクトル化処理部でベクトル化データに変
換する構成を例示した。しかしながら、イメージデータ
の全体について既にベクトル化処理が終了しベクトル化
データとして保存されている場合には、イメージデータ
を再度ベクトル化データに変換することなく保存中のベ
クトル化データを利用してイメージデータの修正を行う
構成とすることもできる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
わるイメージデータの修正方法は、イメージデータを一
旦ベクトル化データに変換して削除したのち再度イメー
ジデータに復元する構成であるから、イメージデータの
ままで削除する場合と異なり重なり部分を残すための煩
雑な処理が不要になり、作業の労力と時間が低減される
という効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によって修正されるイメージ
データの一例とこの修正方法とを説明するための概念図
である。
【図2】上記実施例に係わるイメージデータの修正方法
を適用する図形処理システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】従来のイメージデータの修正方法を説明するた
めの概念図である。
【符号の説明】
1 ベクトル化処理部 2 CPU 3 イメージスキャナ 4,7 データメモリ 6 VRAM 8 表示制御部 12 CRT 13 キーボード 14 マウス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−185772(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/80 G06T 5/00 G06T 1/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示中のイメージデータにおいて共通部分
    を介在させながら互いに重なり合う複数個の図形要素の
    一つを前記共通部分を残したまま削除するイメージデー
    タの修正方法であって、 (1)表示画面上の削除対象を図形要素の形式で指定さ
    せるステップと、 (2)この削除対象を含む所定範囲内のイメージデータ
    をベクトル化データに変換するステップと、 (3)この変換によって得られたベクトル化データのう
    ち前記削除対象の指定に使用された図形要素に最も類似
    するものを廃棄するステップと、 (4)前記廃棄されなかった全てのベクトル化データを
    イメージデータに復元するステップとを備えたことを特
    徴するイメージデータの修正方法。
  2. 【請求項2】イメージデータの修正方法において、 イメージデータの修正すべき箇所を含むように修正領域
    を指定する工程と、 前記修正領域内のイメージデータをベクトル化データに
    変換する工程と、 前記変換されたベクトル化データのうち、削除すべきベ
    クトル化データ削除する工程と、 前記変換されたベクトル化データのうち、削除せずに残
    ったベクトル化データをイメージデータに変換する工程
    と、 を備えたことを特徴とするイメージデータの修正方法。
  3. 【請求項3】前記修正領域内のイメージデータを、一旦
    保存し、その後、ベクトル化データに変換することを特
    徴とする請求項2記載のイメージデータの修正方法。
  4. 【請求項4】前記残ったベクトル化データに相当するイ
    メージデータを、前記保存したイメージデータより読み
    だし、前記残ったベクトル化データと置き換えることを
    特徴とする請求項3記載のイメージデータの修正方法。
  5. 【請求項5】イメージデータの修正装置において、 イメージデータの修正すべき修正領域内に属するイメー
    ジデータをベクトル化データに変換するベクトル化処理
    手段と、 前記ベクトル化処理手段によって変換されたベクトル化
    データのうち、削除すべきベクトル化データを削除し、
    削除せずに残ったベクトル化データをイメージデータに
    復元する制御手段を有することを特徴とするイメージデ
    ータの修正装置。
  6. 【請求項6】前記修正領域内に属するイメージデータを
    格納する格納手段を有することを特徴とする請求項5記
    載のイメージデータの修正装置。
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