JP3029128U - 袋入り液体類の蓋付き容器 - Google Patents

袋入り液体類の蓋付き容器

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JP3029128U
JP3029128U JP1996002884U JP288496U JP3029128U JP 3029128 U JP3029128 U JP 3029128U JP 1996002884 U JP1996002884 U JP 1996002884U JP 288496 U JP288496 U JP 288496U JP 3029128 U JP3029128 U JP 3029128U
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JP
Japan
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bag
lid
liquids
container
outlet
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JP1996002884U
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Inventor
康行 宮井
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康行 宮井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開口した袋入り液体類の保存や移動及び注出
を安定かつ確実に行なえるようにする。 【構成】 袋入り液体類10を開口した袋口11の部分
を外部へ引き出すための引き出し口12を容器本体13
の上部に形成する。本体開口を塞ぐ蓋体15を容器本体
13に対して回転可能に設け、その回転の一端で引き出
し口12を覆い他端で引き出し口12を露出させる覆い
部16を蓋体15に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、袋入り液体類を収納し、注出時抜け出さないように押さえておく蓋 を有する容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水やジュースなどの飲料若しくはその他の液体の容器として、合成樹脂製の柔 軟な袋状容器が用いられている。そのような袋入り液体類を開封後、残った分を 保存するためには、別の容器に移しかえるか或いは袋入りのまま中身がこぼれぬ ように支えておく必要がある。液体を腰のない袋入りのまま支えておく場合、ピ ッチャのような入れ物を使用することになるが、中で動いたり、注出時に傾むけ ると滑って落ちたりし易いというような欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたものであり、その課題は袋入り液体類の 保存に好適であるとともに、移動や注出も安定して行なえる蓋付き容器を提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、袋入り液体類10の上部に開けた袋口11 の部分を外部へ引き出すための引き出し口12を容器本体13の上部に形成し、 蓋15を容器本体13に対して回転可能に設けるとともに、回転範囲の或る位置 で前記引き出し口12を覆い、かつ他の位置で露出させるように突出した覆い部 16を蓋15の側部に設けたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案に係る袋入り液体類の蓋付き容器は、袋入り液体類10を収納可能な容 器本体13を有し、注出時抜け出さないように押さえておく蓋15を本体開口部 19に取り付けたものである。
【0006】 容器本体13は袋入り液体類10の外形に適合した形態を有し、また本体内へ 収納した袋入り液体類10の上端が本体開口部19の近くにくるような大きさ関 係を有するものが良い。例示された容器本体10は、円筒形の袋入り液体類10 に適合するように全体としては円筒形を基調とし、下半部の左右両側面に凹部2 0、20を円筒軸方向とほぼ平行に設けた形態を有する。
【0007】 凹部20によって本体底面は変四角形或いはいわゆる分銅型となり、立てた状 態での安定性を高め、持ったときに手掛りを支えて滑り落すおそれを少なくする 。さらに凹部20は内側に凸部21を作り(図3)、収納した袋入り液体類10 を内方へ変形させ、抵抗を増して移動を抑制する作用も発揮する。
【0008】 本体開口部19は蓋15を回転可能に取り付けるために円形に形成されている 。22は開口部19の外回りに設けた突条縁部であり、開口の補強と、蓋15の 掛け止めを行なっている。23はそのため蓋15に設けた掛け止め部を示す。掛 け止められた蓋15は袋入り液体類10の抜け出しを防止する。
【0009】 そのような容器本体13の上部に引き出し口12を形成し、袋入り液体類10 の上部に開けた袋口11の部分を外部へ引き出せるようにする。引き出し口12 は逆三角形乃至ほぼU字形の如く形成し、注出時に袋口11を支えることができ る。さらに引き出した袋口11の部分を噛み込ませて固定するための溝部14を 前記引き出し口12と連続するように形成する。図示の例では引き出し口12を 本体開口部19から下方へ切り込むように凹状に形成し、その下端部からさらに 下方へ溝部14をスリット状に形成している。
【0010】 少なくとも上記引き出し口12を覆うことができる大きさ及び形状の覆い部1 6を蓋15の側部に一体に形成する。蓋15を回転させることにより前記引き出 し口12を覆い、また露出させることができるようにするためである。
【0011】 図例では覆い部16による上記引き出し口12及び溝部14の覆成と露出を確 実に行なうために、引き出し口12及び溝部14を覆う或る位置Aと、各部12 、14を露出させる他の位置Bへ回転させたときに、夫々覆い部16と接するス トッパ17、18を容器本体13に設ける。例示のストッパ17、18は覆い部 16の回転方向の側辺が突き当たるように、前記各位置の本体側面に突出させて 設けた突起からなる。
【0012】 さらに図示の例では蓋15の回転操作のために凹凸状の摘み部24を蓋に形成 している。また蓋15と本体13とは前記の掛け止め部23での引っ掛かりを除 いて接触しないように間に空間25を設け、蓋15の回転を容易化している。な お、本体13等は合成樹脂の型成形によって製造可能な形態例えば抜き勾配等を 具備している。
【0013】 使用する場合には蓋15を外した状態において袋入り液体類10を容器本体1 3内に収納し、上端部に開けた袋口11の部分を引き出し口12の外部へ引き出 し、さらに溝部14に噛み込ませて固定する。そこで蓋15を開口部19に嵌め 、引き出し口12を覆う位置に回すと袋口11周囲の引き出された部分が覆い部 16に押さえられて引き出し口12及び溝部14を塞ぐ状態となる。蓋15を露 出位置へ回転させると袋口11を開き、液体を注出することが可能となる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、袋入り液体類を保 持した状態で保存するのに好適でありかつ、移動時にも何の心配もなく、しかも 安定して液体を注出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る袋入り液体類の蓋付き容器の実施
例を示す分解斜視図。
【図2】同上容器の本体下部の横断面図。
【図3】(a)同上容器の縦断面図。 (b)(a)と90°異なる方向での縦断面図。
【図4】開口部の斜視図。
【図5】使用状態の横断面図。
【図6】全体の斜視図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋入り液体類を収納し、注出時抜け出さ
    ないように押さえておく蓋を有する容器であって、袋入
    り液体類10の上部に開けた袋口11の部分を外部へ引
    き出すための引き出し口12を容器本体13の上部に形
    成し、蓋15を容器本体13に対して回転可能に設ける
    とともに、回転範囲の或る位置で前記引き出し口12を
    覆い、かつ他の位置で露出させるように突出した覆い部
    16を蓋15の側部に設けたことを特徴とする袋入り液
    体類の蓋付き容器。
  2. 【請求項2】 引き出した袋口11の部分を噛み込ませ
    て固定するための溝部14を前記引き出し口12に連続
    させて形成し、覆い部16は引き出し口12及び溝部1
    4を覆う大きさに形成した請求項第1項記載の袋入り液
    体類の蓋付き容器。
  3. 【請求項3】 覆い部16を、少なくとも引き出し口1
    2を覆う位置と、露出させる位置へ回転させたときに覆
    い部16と接するストッパ17、18を容器本体13に
    設けた請求項第1項記載の袋入り液体類の蓋付き容器。
JP1996002884U 1996-03-19 1996-03-19 袋入り液体類の蓋付き容器 Expired - Lifetime JP3029128U (ja)

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