JP3028670U - 枕 - Google Patents
枕Info
- Publication number
- JP3028670U JP3028670U JP1996001741U JP174196U JP3028670U JP 3028670 U JP3028670 U JP 3028670U JP 1996001741 U JP1996001741 U JP 1996001741U JP 174196 U JP174196 U JP 174196U JP 3028670 U JP3028670 U JP 3028670U
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- JP
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- pillow
- head
- string
- filling material
- length
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
- A47G9/00—Bed-covers; Counterpanes; Travelling rugs; Sleeping rugs; Sleeping bags; Pillows
- A47G9/10—Pillows
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
- A47G9/00—Bed-covers; Counterpanes; Travelling rugs; Sleeping rugs; Sleeping bags; Pillows
- A47G9/007—Bed-covers; Counterpanes; Travelling rugs; Sleeping rugs; Sleeping bags; Pillows comprising deodorising, fragrance releasing, therapeutic or disinfecting substances
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Bedding Items (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 枕に頭を載せた場合、枕の部分の充填材が押
されて左右に移動し、枕の高さが低くなるばかりでな
く、頭で押された充填材の充填密度が大きくなり、通気
性が悪化するので、頭の熱放散性に悪影響を及ぼし好ま
しくない。 【解決手段】 枕の中心部に位置するよう、枕の両側面
の中心を結ぶ紐を設け、枕に頭を載せた場合、その重さ
を充填材を介して前記紐でその頭の重さを支えると共
に、頭を載せた部分が凹んでその分だけ、枕の中の充填
材が左右に拡がるよう移動するのを両側面を結ぶ紐で防
止するとともに、森林浴の気分を奏するような香気を発
散する充填材を使用し、さらに、紐の長さを調節可能と
することにより、枕の高さの調整も可能となる枕を得
る。
されて左右に移動し、枕の高さが低くなるばかりでな
く、頭で押された充填材の充填密度が大きくなり、通気
性が悪化するので、頭の熱放散性に悪影響を及ぼし好ま
しくない。 【解決手段】 枕の中心部に位置するよう、枕の両側面
の中心を結ぶ紐を設け、枕に頭を載せた場合、その重さ
を充填材を介して前記紐でその頭の重さを支えると共
に、頭を載せた部分が凹んでその分だけ、枕の中の充填
材が左右に拡がるよう移動するのを両側面を結ぶ紐で防
止するとともに、森林浴の気分を奏するような香気を発
散する充填材を使用し、さらに、紐の長さを調節可能と
することにより、枕の高さの調整も可能となる枕を得
る。
Description
【0001】
本考案は、就寝の際に使用する枕に関するものである。
【0002】
従来より使用されている枕は、布製袋状体に籾殻や蕎麦殻のようなものを充填 し、その左右端を閉じて形成されている。
【0003】 枕は上記のように構成されているので、枕に頭を載せた場合、図5に示すよう に、頭1の重さで枕2の頭1を載せた部分3が凹み、その部分の充填材4の密度 が高くなると同時に、枕2の中の充填材4が左右に移動して枕の左右端側5,5 が膨らむことになる。
【0004】
頭1を載せた部分の充填材4が押されて左右に移動すると、枕の高さが低くな るばかりでなく、また、充填材4の充填密度が大きくなり通気性が悪化するので 、頭1の熱放散性に悪影響を及ぼし好ましくない。
【0005】 本考案は、枕に頭を載せた場合、その重さでその頭を載せた部分があまり凹ま ず、枕の中の充填材が左右に移動するのを少なくするとともに、森林浴の気分を 奏するような充填材を使用し、さらに、枕の高さの調節も可能となる枕を得よう とするものである。
【0006】
本考案は、上記課題を解決するため下記のような構成としている。 (1) 布製筒状袋体に適宜充填材を充填し、左右端を閉じて筒状枕体に形成す るとともに、前記両側面となっている両端面中心を紐で枕体内部で連結構成して なる枕。 (2) 充填材として蒸気加熱処理檜チップを用いてなる上記(1)記載の枕。 (3) 布製筒状袋両端面の中心を連結してなる紐の長さを外部より調節可能な 構成としてなる上記(1)または(2)記載の枕。
【0007】
図1は本考案による枕を示す斜視図で、例えば、図2(a)〜(d)に示すよ うに、(a)に示す一枚の布6を二つに折り畳んで、その二辺のうちの短い方の 中央位置で二つ折りした布の横長さより少し長めの紐7を挾み込んだ状態に(b )のように縫合し、縫い合わせていないため開口部8となっている入口より内部 に充填材9を封入した後、内部に入れた前記紐7の先端部分を、その開口部8を 形成している一辺の中央部に引っ張りながら縫い込むと同時に開口部8を縫合閉 止して(c)に示す充填材封止状態の袋する。そして、斜視図(d)のように、 二つ折りした布の両端の縫合部の夫々の両縁端部分10,10の一部を、夫々の辺の 中央部11に向かって三角形状に折込み、相対する各縁端部分10,10を中央部11に 縫い付けると、内部に両側面の中心を紐7で結んだ円筒状枕12が得られる。
【0008】 なお、布製円筒状体の中に充填材9を封止し、その筒状体の両側封止部分の中 心部間を紐7で結び付ける方法としては、上記方法以外の適宜手段で行なえばよ いが、布製筒状体の一端を封止すると同時にその中心に紐7を取付け、前記筒状 体の他方の開口部より前記紐を引っ張りながら充填材9を詰め込み、その後で前 記紐を開口部中心より外側に引出しながら開口部を縫合し、最後に前記紐を適宜 長さに開口部分閉止部中心に縫い付けるか、結び玉を形成することにより紐7が 枕12内部に引き込まれないよう構成すればよい。紐7の長さは、枕12の長さと同 じにする。
【0009】 図3は、頭1を枕12に載せた状態を示す断面図であるが、頭1を載せたことに より、枕に充填した充填材9に荷重が掛かり、枕上面部が減っ込むことになるが 、枕両側面を結ぶ紐7が枕12の中心位置に設けられているので、頭1よりの荷重 の一部は充填材9を介して紐7で支えられ、また、頭1の重みで充填材9が左右 に移動して枕の両側縁を左右に膨らませようとしても、枕12の中心部に枕の両側 面を結ぶ紐7が設けられているので、充填材9の移動が制限されることになり、 結局、頭の重さによる枕12の減っ込み部分は小さく、充填材9の充填密度にあま り変化を生ぜず、通気性、放熱性に優れた枕が得られる。
【0010】 また、紐7の長さを調節可能にしておくと、図4に示すように、枕の高さを加 減することができる。即ち、紐の長さを短くすると、枕の高さhは高くなる。ま た、枕の硬さも変化させられる。 紐7の枕中の長さの調節の簡単な方法としては、円筒状枕の一方の側面部分よ り紐7を引出させて置き、その紐7の必要に応じた長さ部分に結び玉13を形成し て、枕12内部に引き込まれないようにすることにより行なえばよい。また、円筒 状枕12の側面部分に、紐7を通す孔を備えたボタンや木片14を前記結び目13との 間に介在させ、結び目が枕の布の中に引き込まれないようにしてもよい。勿論、 枕の紐7を通した部分から充填材9が漏れ出ないよう、例えば、その部分に不織 布やゴム材などによる紐貫通孔を密閉する構成としておく必要がある。
【0011】 更に、充填材9として蒸気加熱処理檜チップを用いると、森林浴の気分を奏す るような香気が充填材より発生し、安眠を増長する効果を得ることができる。 即ち、充填材として檜の生木のチップを用いてもよいが、蒸気加熱処理檜チッ プ(榎の生木を水蒸気で蒸し、油分をある程度除いたもの)を用いると、生木に 比べ、残存精油の発散がし易く、使用時に檜精油主成分であるヒノキチオール( hinokitiol)(β-Thujaplicin)を常温においても簡易に発散させることができ る。なお、このヒノキチオールは、抗菌作用や精神安定効果があるとされている 。
【0012】 また、蒸気処理後の檜チップは、細胞から精油が除かれているため、ポーラス (細孔が沢山できている状態)な状態になるので、活性炭吸着と同様な効果で、 副次的に臭気等の吸着効果も得られる。
【0013】 なお、檜は老化(風化)すると粉状に崩れてくるので、そのまま枕に使用して いると布目やミシン目から粉が漏れる恐れがあるので、枕に使用する布は、通気 性のある発泡化学樹脂や化学繊維綿を素材布で挾み込んだものを使用するとよい 。 これは、風化粉の洩れを防止するばかりでなく、細菌学で無菌操作に用いる 綿栓(cotone filter)の役目と同じで、通気性があるにもかかわらず、枕の充 填物(檜チップ)に外部からの細菌等の混入汚染を防止する効果がある。併せて 、檜の抗菌作用があるので常に衛生的に用いることができる。
【0014】
本考案においては、頭1よりの荷重の一部は充填材9を介して紐7で支えられ 、また、頭の重みで充填材9が左右に移動して枕12の両側縁を左右に膨らませよ うとしても、枕の中心部に枕の両側縁を結ぶ紐7が設けられているので、充填材 9の移動が制限されることになり、結局、頭の重さによる枕12の減っ込みは小さ く、充填材9の充填密度にあまり変化を生ぜず、通気性、放熱性に優れた枕が得 られる。
【0015】 また、充填材として蒸気加熱処理檜チップを用いると、森林浴の気分を奏する ような香気が充填材より発生し、安眠を増長する効果を得ることができる。
【0016】 更に、枕の中心部に設けた枕の両側縁を結ぶ紐の長さを調節可能にすることに より、枕の高さを加減することができる。即ち、紐の長さを短くすると、枕の高 さを高くすることができる。
【図1】本考案による枕を示す斜視図である。
【図2】本考案による枕の製作過程の一例を示す説明図
である。
である。
【図3】本考案による枕に頭を載せた状態を示す断面図
である。
である。
【図4】本考案による枕の中に設けた紐の長さを短くし
て、枕の高さを高くした状態を示す断面図である。
て、枕の高さを高くした状態を示す断面図である。
【図5】従来例の枕の使用状態を示す断面図である。
1 頭 7 紐 9 充填材 11 中心部 12 枕。
Claims (3)
- 【請求項1】 布製筒状袋体に適宜充填材を充填し、左
右端を閉じて筒状枕体に形成するとともに、前記両側面
となっている両端面中心を紐で枕体内部で連結構成して
なる枕。 - 【請求項2】 充填材として蒸気加熱処理檜チップを用
いてなる請求項1記載の枕。 - 【請求項3】 布製筒状袋両端面の中心を連結してなる
紐の長さを外部より調節可能な構成としてなる請求項1
または請求項2記載の枕。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001741U JP3028670U (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 枕 |
US08/803,644 US5732426A (en) | 1996-02-21 | 1997-02-21 | Pillow filled with chips of cypress |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001741U JP3028670U (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 枕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3028670U true JP3028670U (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=11509997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996001741U Expired - Lifetime JP3028670U (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 枕 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5732426A (ja) |
JP (1) | JP3028670U (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6098220A (en) * | 1998-01-22 | 2000-08-08 | Momma; Koji | Swinging pillow |
US6173675B1 (en) | 1998-11-12 | 2001-01-16 | International Marketing Corp. | Aromatherapy mats for pets |
KR200274179Y1 (ko) * | 2002-01-11 | 2002-05-06 | 이광호 | 진동모터가 내장된 쿠션체 |
US6748615B1 (en) | 2003-01-03 | 2004-06-15 | Bobbi-Jo Tiedemann | Neck supporting pillow construction |
US7444958B2 (en) * | 2005-10-03 | 2008-11-04 | Christie Lynn Quinn | Pet bed with elevated dishes, cushions with adjustable support, tie down post, mesh bag, and aromatherapy capacities |
US7461424B2 (en) * | 2005-11-23 | 2008-12-09 | Wayne Belisle | Method and apparatus for a pillow including foam pieces of various sizes |
US7779495B2 (en) * | 2007-08-28 | 2010-08-24 | Paranjpe Prabhakar D | Resilient rod for neck and body support and comfort |
FR2921240B1 (fr) * | 2007-09-20 | 2013-03-29 | Roger Pellegrino | Housse de coussin a forme variable |
US20090173425A1 (en) * | 2008-01-09 | 2009-07-09 | Sammons Lynne A | Liner For Providing a Scent |
USD806440S1 (en) * | 2016-01-28 | 2018-01-02 | Upholstery Decor, Inc. | Neck pillow |
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Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1890358A (en) * | 1932-03-14 | 1932-12-06 | Edward J Barcalo | Pillow or cushion |
US3234569A (en) * | 1962-10-15 | 1966-02-15 | David L Stewart | Pillow |
US3899797A (en) * | 1973-04-09 | 1975-08-19 | Schwartzman Morris | Inflatable structural component |
JPS62161311A (ja) * | 1985-12-14 | 1987-07-17 | 株式会社ニチボ | 枕材 |
US4754511A (en) * | 1986-05-21 | 1988-07-05 | Theracom Corporation | Support cushions |
CH675350A5 (ja) * | 1987-04-07 | 1990-09-28 | Breveteam Sa | |
DE69008576T2 (de) * | 1989-02-24 | 1994-09-01 | Unilever Nv | Verwendung einer Back- und Bratfettzusammensetzung. |
JPH0645565A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-02-18 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 集積回路装置 |
US5363524A (en) * | 1993-08-26 | 1994-11-15 | Makura Corporation | Multi-adjustment cervical pillow |
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-
1996
- 1996-02-21 JP JP1996001741U patent/JP3028670U/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-02-21 US US08/803,644 patent/US5732426A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5732426A (en) | 1998-03-31 |
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