JP3028403U - 透明物品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 像が浮かび上がって見える美麗で斬新な感覚
の透明物品を得ること。 【解決手段】 アクリル樹脂、ガラス等の透明体の底面
に蛍光彩色印刷により文字、図形を施したこと。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は記念品、賞品などの象徴賞品或いは印鑑、表札等に利用し、また、特 に木工製品その他の素材と組み合わせることによって、特性を活かすことができ 、象徴性を高めることを目的に提案した透明物品に関するものである。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は像が浮かび上がって見える美麗で斬新な感覚を与え、象徴賞品 等に組み合わせて利用することができる透明物品を提供することにある。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案の手段は次のとおりである。 任意形状のアクリル樹脂或いは、ガラス等の透明体の底面に、蛍光彩色印刷に よって施された所望の文字、図形その他の像が透明体の光の屈折により底面より 浮上して見える透明物品。

【０００４】

【考案の実施の形態】

図１、図２は本考案の着想を記念品として木鉢に実施したもので、木製鉢体１ に透明体２を複数埋込んだ状態を示す。図２に表わしたように透明体２の底面３ に黒色の地色４に対し、緑、ピンク、黄、青色等の彩色印刷図形５を蛍光インキ により表出してあり、木製鉢体１の上面から透明体２を見ると、透明体２の光の 屈折により底面３の色彩印刷図形５が浮上して見える。

【０００５】 次に図３、図４は本考案を円柱形印鑑に施したもので、透明本体２の底面３に 黒色の地色４に対し、彩色図形５を蛍光インクにより表わしたものである。

【０００６】

【効果】

本考案によれば、記念品、賞品などの対象賞品に組込めば記念すべき事柄を図 形的に象徴化し、引立てる。また透明体単体として印鑑のように方向性を示す図 形のある物品にその方向性を示す図形等を表出することにより、捺印の際上部よ り安易に印鑑の方向が確認できるため、曲がることなく真直に捺印することがで きる。ディスプレイ、看板などは浮き出した文字、図形は外部からの光により発 光して見えるので、立体感に伴い、訴求力を高める。更に他の所望の物品に実施 すれば、また透明感のある意匠は視覚的にも好感が持たれる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例の斜視図。

【図２】平面図。

【図３】第２実施例の斜視図。

【図４】平面図。

【図５】他の形態例を示す斜視図。

【符号の説明】

２ 透明体 ３ 底面 ４ 地色 ５ 図形

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 円柱、角柱、分厚い平板その他任意形状
   のアクリル樹脂或いはガラス等の透明体から構成され、
   透明体の底面に蛍光彩色印刷によって施された所望の文
   字、図形その他の像が透明体の光の屈折により底面より
   浮上して見える透明物品。