JPS622141Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622141Y2 JPS622141Y2 JP9807578U JP9807578U JPS622141Y2 JP S622141 Y2 JPS622141 Y2 JP S622141Y2 JP 9807578 U JP9807578 U JP 9807578U JP 9807578 U JP9807578 U JP 9807578U JP S622141 Y2 JPS622141 Y2 JP S622141Y2
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- JP
- Japan
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- engraved
- engraving
- base material
- layer
- card base
- Prior art date
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- Expired
Links
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- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- POAOYUHQDCAZBD-UHFFFAOYSA-N 2-butoxyethanol Chemical compound CCCCOCCO POAOYUHQDCAZBD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は偽造、改ざん防止効果を高めるため、
蛍光体が含有された彫刻層を用いた偽造、改ざん
防止彫刻カードに関するものである。
蛍光体が含有された彫刻層を用いた偽造、改ざん
防止彫刻カードに関するものである。
従来、Ｉ・Ｄカードとして、白色の合成樹脂カ
ードの一部に黒、青等のインキでベタ印刷を施し
て彫刻層を形成し、該彫刻層を写真彫刻装置でカ
ード所有者の顔写真を彫刻して形成することによ
り、カードの不正使用防止、偽造、改ざん防止効
果を得るものがある。しかしながら、かかる彫刻
カードに於いても、例えば彫刻層を有機溶剤で拭
きとり、改ためて彫刻層を形成して彫刻すること
により改ざんが可能である欠点を有する。
ードの一部に黒、青等のインキでベタ印刷を施し
て彫刻層を形成し、該彫刻層を写真彫刻装置でカ
ード所有者の顔写真を彫刻して形成することによ
り、カードの不正使用防止、偽造、改ざん防止効
果を得るものがある。しかしながら、かかる彫刻
カードに於いても、例えば彫刻層を有機溶剤で拭
きとり、改ためて彫刻層を形成して彫刻すること
により改ざんが可能である欠点を有する。
本考案はかかる欠点に鑑み考案されたものであ
り、彫刻層に入手しにくい蛍光体を含有させるこ
とにより、偽造、改ざんを防止するものである。
り、彫刻層に入手しにくい蛍光体を含有させるこ
とにより、偽造、改ざんを防止するものである。
以下図面により本考案を詳細に説明すれば、第
１，２図に示す如く、カード基材１は例えば白色
塩化ビニルシートよりなるセンターコア２の両面
にカードの使用目的、発行会社名、使用方法等の
図柄３，３を印刷し透明塩化ビニルフイルムのオ
ーバーシート４，４を接着してなるものである。
１，２図に示す如く、カード基材１は例えば白色
塩化ビニルシートよりなるセンターコア２の両面
にカードの使用目的、発行会社名、使用方法等の
図柄３，３を印刷し透明塩化ビニルフイルムのオ
ーバーシート４，４を接着してなるものである。
このようなカード基材１の所望の位置に彫刻面
像１０が形成される彫刻部１１を設ける。
像１０が形成される彫刻部１１を設ける。
この彫刻部１１はカード基材１の表面にカード
基材の色と同じ色の薄い彫刻層１２を形成してな
るものである。この実施例に於いては彫刻層１２
は、イツトリウム（蛍光体）（ほぼ無色）36％ダ
イヤナールBR−70（バインダー）（株式会社三菱
レーヨン製）30％ブチルセロゾルブ（溶剤）30％
を混合、練肉してシルクスクリーン印刷用インキ
を作り、シルクスクリーン印刷法により上記イン
キを用いて厚さ８〜12μｍのベタ印刷を施して形
成してなるものである。
基材の色と同じ色の薄い彫刻層１２を形成してな
るものである。この実施例に於いては彫刻層１２
は、イツトリウム（蛍光体）（ほぼ無色）36％ダ
イヤナールBR−70（バインダー）（株式会社三菱
レーヨン製）30％ブチルセロゾルブ（溶剤）30％
を混合、練肉してシルクスクリーン印刷用インキ
を作り、シルクスクリーン印刷法により上記イン
キを用いて厚さ８〜12μｍのベタ印刷を施して形
成してなるものである。
このようにしてなる彫刻部１１を写真彫刻装置
により彫刻を施して彫刻画像１０を形成する。こ
の彫刻画像１０はカード基材１に到る深さに刻設
され、即ち彫刻により彫刻層１２が取除かれカー
ド基材１が露出した部分P2が非画線部となり、彫
刻層１２が残つた部分P1が画線部となつて、彫刻
画像が形成される。
により彫刻を施して彫刻画像１０を形成する。こ
の彫刻画像１０はカード基材１に到る深さに刻設
され、即ち彫刻により彫刻層１２が取除かれカー
ド基材１が露出した部分P2が非画線部となり、彫
刻層１２が残つた部分P1が画線部となつて、彫刻
画像が形成される。
本考案に於いて彫刻層１２に蛍光体が含有され
ているので、カードを暗所にて紫外線を当てると
彫刻層１２が残つた部分P1が蛍光色を発し、彫刻
層１２が取除かれた部分P2は発色しないので、画
像として可視される。又かかる彫刻画像１０を改
ざんしようとして彫刻層１２を溶剤で溶かして取
除き、改たに彫刻層１２を形成して彫刻画像を形
成しようとしても、蛍光体そのものが一般に極め
て入手しにくいので改ざんが極めて困難である。
従つて用いる蛍光体としては一般に入手しにく
く、かつ他の蛍光体と紫外線下で異つた色に発色
するものを用いれば、優れた偽造、改ざん防止効
果が得られる。一般に女性はカードに自分の顔写
真が形成されるのをきらうので、通常光下に於い
ては可視されない、又は可視しにくい画像とする
ために、本考案では彫刻層の色とカード基材の色
を同じ（例えばセンターコアの彫刻部相当位置に
同色の色で裏刷り印刷をする）色としている。
ているので、カードを暗所にて紫外線を当てると
彫刻層１２が残つた部分P1が蛍光色を発し、彫刻
層１２が取除かれた部分P2は発色しないので、画
像として可視される。又かかる彫刻画像１０を改
ざんしようとして彫刻層１２を溶剤で溶かして取
除き、改たに彫刻層１２を形成して彫刻画像を形
成しようとしても、蛍光体そのものが一般に極め
て入手しにくいので改ざんが極めて困難である。
従つて用いる蛍光体としては一般に入手しにく
く、かつ他の蛍光体と紫外線下で異つた色に発色
するものを用いれば、優れた偽造、改ざん防止効
果が得られる。一般に女性はカードに自分の顔写
真が形成されるのをきらうので、通常光下に於い
ては可視されない、又は可視しにくい画像とする
ために、本考案では彫刻層の色とカード基材の色
を同じ（例えばセンターコアの彫刻部相当位置に
同色の色で裏刷り印刷をする）色としている。
本考案は以上の如き構成であり、彫刻層には蛍
光体が含有され、かつ該彫刻層は彫刻画像が形成
されているので、偽造、改ざんが極めて困難で、
優れた偽造、改ざん防止効果が得られる。
光体が含有され、かつ該彫刻層は彫刻画像が形成
されているので、偽造、改ざんが極めて困難で、
優れた偽造、改ざん防止効果が得られる。
又、彫刻層とカード基材の色を同一色としてい
るので、通常光では可視できず紫外線により可視
画像となる彫刻画像を形成することができる。
るので、通常光では可視できず紫外線により可視
画像となる彫刻画像を形成することができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
は本カードの平面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線に
於ける断面図である。 １……カード基材、１０……彫刻画像、１１…
…彫刻部、１２……彫刻層。
は本カードの平面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線に
於ける断面図である。 １……カード基材、１０……彫刻画像、１１…
…彫刻部、１２……彫刻層。
Claims (1)
- カード基材上に彫刻部を設け、該彫刻部はカー
ド基材表面に蛍光体が含有された薄い彫刻層が形
成され、この彫刻層の色はカード基材の色と同じ
であり、かつ彫刻による彫刻画像が形成されたも
のである偽造、改ざん防止カード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9807578U JPS622141Y2 (ja) | 1978-07-17 | 1978-07-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9807578U JPS622141Y2 (ja) | 1978-07-17 | 1978-07-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5515035U JPS5515035U (ja) | 1980-01-30 |
| JPS622141Y2 true JPS622141Y2 (ja) | 1987-01-19 |
Family
ID=29033501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9807578U Expired JPS622141Y2 (ja) | 1978-07-17 | 1978-07-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS622141Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH022618Y2 (ja) * | 1986-07-08 | 1990-01-22 | ||
| JPH022620Y2 (ja) * | 1986-09-24 | 1990-01-22 | ||
| JP5950388B2 (ja) * | 2012-02-23 | 2016-07-13 | 凸版印刷株式会社 | 識別票 |
-
1978
- 1978-07-17 JP JP9807578U patent/JPS622141Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5515035U (ja) | 1980-01-30 |
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