JP2003231381A - スクラッチ印刷物 - Google Patents

スクラッチ印刷物

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JP2003231381A
JP2003231381A JP2002031805A JP2002031805A JP2003231381A JP 2003231381 A JP2003231381 A JP 2003231381A JP 2002031805 A JP2002031805 A JP 2002031805A JP 2002031805 A JP2002031805 A JP 2002031805A JP 2003231381 A JP2003231381 A JP 2003231381A
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Masaaki Nakamura
正昭 仲村
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Toppan Infomedia Co Ltd
Nagano Co Ltd
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Nagano Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクラッチ印刷物の被覆表面をオフセット方
式で印刷した場合でも、隠されている文字、絵柄等を不
正に透視できないようにし、また製造コストを一段と低
減できるようにすると共に、表面を美麗に印刷できるよ
うにする。 【解決手段】 基材シート5に文字、絵柄等からなる隠
しデータ6を透明剥離インキで印刷し、上記隠しデータ
6以外の部分に透明インキ層7を印刷して、これら透明
剥離インキ層と透明インキ層とで基材シート5表面を覆
い、隠しデータ6を被覆して着色インキ層8を印刷する
と共に、この着色インキ層8は透明インキ層7と強く結
合し隠しデータ6とは結合力の弱い着色インキで印刷し
てあり、上記着色インキ層をこすることにより、隠しデ
ータ6上の着色インキ層8のみを剥離して隠しデータが
現われるようにした。上記着色インキ層8は所望の図
柄、文字、絵模様等のパターンを構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は着色インキ層の表面
をこすりとることにより文字や絵柄等が現われるように
したスクラッチ印刷物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷物表面の隠蔽層を引っ掻き又
は擦ることにより基材シートの内面に隠されている文
字、絵柄等が現われるようにしたスクラッチカードは一
般に知られている。そして、上記基材シートの内面に隠
された文字、絵柄等は通常オフセット印刷方式などで印
刷されているが、隠蔽層は印刷層を厚くするために、シ
ルクスクリーン印刷方式かグラビア印刷方式で行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記隠蔽層を
シルクスクリーン方式やグラビア印刷方式で印刷する
と、印刷速度が遅くコスト高になる難点があった。ま
た、隠蔽層をオフセット印刷方式で印刷する場合は、印
刷層が薄いので、裏面に透過光を当てることにより、隠
されている文字、絵柄等が不正に透視され易い欠点があ
った。そこで、本発明では隠蔽層の代わりとなるインキ
層を、シルクスクリーン印刷方式やグラビア印刷方式以
外の印刷方式、すなわち、オフセット印刷方式等で設け
るが、隠されている文字、絵柄等を不正に透視できない
ようにし、また製造コストを一段と低減できるようにす
ると共に、インキ層表面を美麗に印刷できるようにした
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るスクラッチ印刷物は次のように構成し
た。すなわち、請求項1に係る発明は、基材シートに文
字、絵柄等からなる隠しデータを透明剥離インキで印刷
し、その隠しデータを被覆して着色インキ層を印刷する
と共に、この着色インキ層は基材シート面と強く結合し
隠しデータとは結合力の弱い着色インキで印刷してあ
り、上記インキ層をこすることにより、隠しデータ上の
着色インキ層のみを剥離して隠しデータが現われるよう
にできるスクラッチ印刷物である。この発明によれば、
隠しデータが透明剥離インキで構成され、その隠しデー
タを被覆して着色インキ層を印刷しており、着色インキ
層をコイン等でこすることにより隠しデータが現われる
ようにしたものであるから、不正に透視されることがな
い。また、着色インキ層を、従来のスクラッチ印刷物の
隠蔽層のように隠蔽度を高めるためスクリーン印刷方式
などで印刷する必要がないため、オフセット印刷方式な
どで印刷可能であるから、製造が容易であってコストを
一段と低減できる。なお、例えば基材シートが紙葉であ
る場合などにおいては、この基材シートの表面に印刷さ
れた着色インキ中のビヒクルが紙葉中に浸透し、他方、
透明剥離インキ層上に印刷された着色インキ中のビヒク
ルは上記透明剥離インキ層に浸透しないことがあり、こ
のような理由から、基材シート上の着色インキの発色状
態(色目)と透明剥離インキ層上の着色インキの発色状
態(色目)との間に差異が生じて、この差異により、着
色インキ層の剥離前に隠しデータが読み取れることがあ
る。
【0005】請求項2に係る発明はこのような欠点を解
消するためになされたもので、基材シートに文字、絵柄
等からなる隠しデータを透明剥離インキで印刷し、か
つ、上記隠しデータ以外の部分に透明インキ層を印刷し
て、これら透明剥離インキ層と透明インキ層とで基材シ
ート表面を覆い、その隠しデータを被覆して着色インキ
層を印刷すると共に、この着色インキ層は透明インキ層
と強く結合し隠しデータとは結合力の弱い着色インキで
印刷してあり、上記着色インキ層をこすることにより、
隠しデータ上の着色インキ層のみを剥離して隠しデータ
が現われるようにできるスクラッチ印刷物である。この
発明によれば、基材シートの表面状態と透明剥離インキ
の表面状態とを整え、これら基材シート上及び透明剥離
インキ上の着色インキの発色状態(色目)を同一とする
ことができる。
【0006】次に、請求項3に係る発明は、請求項2に
係る発明を前提とし、上記透明剥離インキ層と上記透明
インキ層とが、両者の表面に段差がないように平滑に設
けられているスクラッチ印刷物である。この発明によれ
ば、透明剥離インキ層と透明インキ層との間に段差がな
いため、これら透明剥離インキ層と透明インキ層を被覆
して設けられた着色インキ層にも段差を生じることがな
い。このため、着色インキ層をコイン等でこすって剥離
しなくても隠しデータの内容が分かるといった事故を防
止することができる。
【0007】次に、請求項4に係る発明は、請求項1〜
3のいずれかに係る発明を前提とし、着色インキ層が所
望の図柄、文字、絵模様等のパターンを構成しているス
クラッチ印刷物であり、他方、請求項5に係る発明は、
請求項1〜3のいずれかに係る発明を前提とし、着色イ
ンキ層が2層またはそれ以上の印刷インキから成り、そ
のうち少なくとも1層が図柄、文字、絵模様等のパター
ンを構成しているスクラッチ印刷物である。
【0008】これら請求項4又は5に係る発明によれ
ば、インキ層が所望の図柄、文字、絵模様等のパターン
を構成しており、その表面に凹凸があるため、こすって
着色インキ層を剥離する際に、インキ層表面の凹凸によ
り着色インキ層が剥離し易い。そして、このため、剥離
に失敗して隠しデータを読み取ることができない等の事
故を防止して、確実に読み取ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る基材シートとして
は、紙葉の他、片面又は両面に樹脂を塗布した紙葉も好
ましく使用できる。白色のものが好ましいが、着色され
たものであっても良い。また、隠しデータが透明剥離イ
ンキから構成されることから、透明なプラスチックフィ
ルムやプラスチックシートを利用することも可能であ
る。次に、本発明に係る隠しデータとしては、かな、漢
字、数字、アルファベット等の文字、漫画のキャラクタ
ーやアイドルの似顔絵等の絵柄が使用できる。これら隠
しデータは、透明剥離インキで印刷して形成することが
できるが、透明剥離インキを上記文字又は絵柄の形状に
印刷して上記隠しデータを形成する他、上記文字又は絵
柄の形状を除く形状に上記透明剥離インキを印刷し、こ
の透明剥離インキの存在しない部分を上記文字又は絵柄
の形状に構成して上記隠しデータを形成することもでき
る。
【0010】この透明剥離インキは、この透明剥離イン
キ層を被覆して設けられる着色インキ層が、基材シート
面又は透明インキ層と強く結合し隠しデータとは結合力
が弱くなるような材質から選ばれる必要がある。具体的
には、剥離剤を混合した紫外線硬化タイプ、溶剤タイ
プ、水性タイプなどの透明インキを印刷してこの透明剥
離インキ層を形成すれば良い。剥離剤としてはシリコン
オイル、シリコンパウダーなどが使用される。印刷方式
としては、オフセット印刷方式が好ましく適用できる。
この他、凸版印刷方式、フレキソ印刷方式を利用しても
良い。
【0011】次に、透明インキとしては、上記透明剥離
インキより着色インキ層に対する結合力の強いインキが
適用できる。例えば、剥離剤を含有しないか、あるいは
上記透明剥離インキより剥離剤の含有量の少ないインキ
である。この透明インキも、紫外線硬化タイプ、溶剤タ
イプ、水性タイプなどが使用でき、オフセット印刷方
式、凸版印刷方式、あるいはフレキソ印刷方式で印刷す
ることができる。好ましくはオフセット印刷方式であ
る。なお、これら透明剥離インキ層と透明インキ層と
は、この上に印刷される着色インキ層の発色状態(色
目)を同一にして、着色インキ層の剥離前に隠しデータ
を読み取られることを防止するため、同系統のインキで
印刷することが望ましい。例えば、同一材質のビヒクル
成分を含有し、剥離剤の含有の有無や含有量が互いに異
なるインキである。
【0012】また、これら透明剥離インキ層と透明イン
キ層とは、これらの層の間に段差が生じることを防ぐた
め、また着色インキ層の発色状態(色目)を同一にする
ため、互いに位置合わせして形成されることが望まし
い。すなわち、透明剥離インキ層が文字又は絵柄の形状
に印刷されている場合には、上記透明インキ層はこの透
明剥離インキ層の回りに、しかも、両者の間に隙間が生
じないように印刷するのが望ましい。また、文字又は絵
柄の形状を除く形状に上記透明剥離インキが印刷されて
いる場合には、上記透明インキ層はこの透明剥離インキ
層の存在しない部位に、すなわち文字又は絵柄の形状
に、しかも、両者の間に隙間が生じないように印刷する
のが望ましい。また、これら透明剥離インキ層と透明イ
ンキ層とは、これらの層の間に段差が生じることを防ぐ
ため、同一の厚みに印刷形成されるべきである。
【0013】次に、着色インキ層は1層の印刷インキで
構成しても良いが、2層又はそれ以上の印刷インキで構
成しても良い。2層以上の印刷インキで構成する場合に
は、互いに色の異なる印刷インキを利用することによ
り、多色柄の着色インキ層を構成することができる。ま
た、着色インキ層は、少なくとも1層をパターン状に形
成することにより、コインや爪などでこすってこの着色
インキ層を剥離する際に、これらコイン等が引っかかり
易くなり、確実に剥離することが可能になる。パターン
としては、例えば、ストライプ模様や格子模様などの図
柄、文字、あるいは漫画のキャラクターや芸能人の似顔
絵などのパターンで良い。なお、着色インキ層が1層で
しかもパターン状に構成されている場合には、この着色
インキ層の隙間を通して隠しデータの一部が露出してい
ることになるが、この場合でも、上記隠しデータは透明
剥離インキで構成されているため、読み取ることは不可
能である。この着色インキ層も、オフセット印刷方式、
凸版印刷方式あるいはフレキソ印刷方式で印刷できる。
好ましくはオフセット印刷方式である。
【0014】本発明に係るスクラッチ印刷物は、例え
ば、コイン、爪などで着色インキ層をこすることによ
り、上記透明剥離インキ層に重なった部位の着色インキ
層を選択的に剥離し、その他の部位の着色インキ層、す
なわち、基材シートに直接接触した着色インキ層又は上
記透明インキ層に重なった部位の着色インキ層を印刷物
上に残すことにより、上記隠しデータを現像することが
できる。なお、本発明に係るスクラッチ印刷物に接着テ
ープを接着した後、この接着テープを剥離することによ
り、上記透明剥離インキ層に重なった部位の着色インキ
層を選択的に剥離することもできる。本発明に係るスク
ラッチ印刷物は、例えば、くじに利用することができ
る。また、はがき形状に加工し、週間誌や月刊誌などの
雑誌に綴じ込むことにより、懸賞用のはがきとすること
も可能である。
【0015】
【実施例1】次に、図面に従って本発明の実施例につき
説明する。図1乃至3において、1は紙葉からなる基材
シートであって、その内面には紫外線硬化型の透明剥離
インキAで所要の文字、絵柄等からなる隠しデータ2を
印刷してある。更に、その上面には着色インキでオフセ
ット印刷方式により、多数のドットから成る図柄状に、
着色インキ層3を印刷してある。上記透明剥離インキA
は、着色インキ層3が基材シート1面と強い結合力を有
するが透明剥離インキAとは結合力が弱くなるような性
質のものを使用した。そして、上記着色インキ層3の表
面をコイン等でこすると、着色インキ層3と基材シート
1面とは強く結合されているのに対し、着色インキ層3
と隠しデータ2の文字、絵柄等は結合力が弱いので、着
色インキ層3は結合力の弱い文字、絵柄2上の部分のみ
が剥離し、他の部分は残ることにより、文字、絵柄等が
形成され隠しデータ2が現われるようにした。なお、透
明剥離インキAの成分は別表記載のものを使用した。
【0016】
【実施例2】図4乃至6において、5は紙葉からなる基
材シートであって、その内面には隠しデータ6を印刷し
てある。この隠しデータ6は、文字又は絵柄の形状を除
く形状に構成されている。そして、この隠しデータ6に
位置合わせして、すなわち文字又は絵柄の形状に、しか
も、隠しデータ6との間に隙間が生じないように、透明
インキ層7を印刷してある。なお、この透明インキ層7
は、隠しデータ6の層と同一厚みで、両者の間に隙間が
生じないように印刷されている。更に、8は上記隠しデ
ータ6及び透明インキ層7を被覆して、オフセット印刷
方式で印刷した着色インキ層を示す。そして、上記隠し
データ6は実施例1の透明剥離インキAと同じインキ
で、他方、透明インキ層7は別表の紫外線硬化型透明イ
ンキBで、いずれもオフセット印刷方式により印刷し
た。別表から分かるように、透明剥離インキAと透明イ
ンキBとは、ビヒクルを含めてその主成分が同一の材質
から成り、剥離剤の含有量を変えたものである。そし
て、このため、着色インキ層8は、文字又は絵柄を構成
する透明インキ層7と強く結合しているのに対し、隠し
データ6を構成する透明剥離インキ層との結合力は弱
い。そして、上記着色インキ層8の表面をコイン等でこ
すると、結合力の弱い透明剥離インキ層(隠しデータ
6)上の部分は除去されるが、結合力の強い文字又は絵
柄の部分は残り、文字や絵柄が形成され隠しデータ6が
現れるようにした。
【0017】透明剥離インキA及び透明インキBの固形分の成分表 (透明剥離インキA) (透明インキB) ポリエステル樹脂 10wt% 15wt% アクリルエステルオリゴマー・モノマー 62 70 光開始剤 8 8 剥離剤 15 3 その他添加剤(WAX・重合禁止剤等) <5 <4 100 100
【0018】
【実施例3】図7〜9に示すように、着色インキ層8を
赤色のインキ層81と黄色のインキ層82で印刷すると
共に、表面のインキ層82を格子柄として、装飾性を付
与すると共に、その表面に凹凸を設けたもの、その他の
構成は実施例2の場合と同様である。
【0019】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、隠しデー
タが透明剥離インキで構成され、その隠しデータを被覆
して着色インキ層を印刷しており、着色インキ層をコイ
ン等でこすることにより隠しデータが現われるようにし
たものであるから、不正に透視されることがない。ま
た、着色インキ層を、従来のスクラッチ印刷物の隠蔽層
のように隠蔽度を高めるためスクリーン印刷方式などで
印刷する必要がないため、オフセット印刷方式などで印
刷可能であるから、製造が容易であってコストを一段と
低減できる。
【0020】また、請求項2に係る発明によれば、基材
シートの表面状態と透明剥離インキの表面状態とを整
え、これら基材シート上及び透明剥離インキ上の着色イ
ンキの発色状態を同一とすることができる。
【0021】次に、請求項3に係る発明によれば、透明
剥離インキ層と透明インキ層との間に段差がないため、
これら透明剥離インキ層と透明インキ層を被覆して設け
られた着色インキ層にも段差を生じることがない。この
ため、着色インキ層をコイン等でこすって剥離しなくて
も隠しデータの内容が分かるといった事故を防止するこ
とができる。
【0022】次に、請求項4に係る発明又は5に係る発
明によれば、インキ層が所望の図柄、文字、絵模様等の
パターンを構成しており、その表面に凹凸があるため、
こすって着色インキ層を剥離する際に、インキ層表面の
凹凸により着色インキ層が剥離し易い。そして、このた
め、剥離に失敗して隠しデータを読み取ることができな
い等の事故を防止して、確実に読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクラッチ印刷物の部分断面説明
図である。
【図2】着色インキ層を剥離した状態の同上部分断面説
明図である。
【図3】着色インキ層を剥離した状態の同上平面図であ
る。
【図4】別の実施例に係るスクラッチ印刷物の部分断面
説明図である。
【図5】着色インキ層を剥離した状態の同上部分断面説
明図である。
【図6】着色インキ層を剥離した状態の同上平面図であ
る。
【図7】別の実施例に係るスクラッチ印刷物の平面図で
ある。
【図8】同上部分断面説明図である。
【図9】着色インキ層の一部を剥離した状態の同上平面
図である。
【符号の説明】
1 基材シート 2 隠しデータ 3 着色インキ層 5 基材シート 6 隠しデータ 7 透明インキ層 8 着色インキ層
フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HA01 HA17 HA19 HB12 JA09 JB15 JB22 KA01 KA10 KA11 KA40 2H113 AA01 AA04 AA06 BA05 BB22 BB32 BC00 CA34 CA46 FA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材シートに文字、絵柄等からなる隠しデ
    ータを透明剥離インキで印刷し、その隠しデータを被覆
    して着色インキ層を印刷すると共に、この着色インキ層
    は基材シート面と強く結合し隠しデータとは結合力の弱
    い着色インキで印刷してあり、上記インキ層をこするこ
    とにより、隠しデータ上の着色インキ層のみを剥離して
    隠しデータが現われるようにできるスクラッチ印刷物。
  2. 【請求項2】基材シートに文字、絵柄等からなる隠しデ
    ータを透明剥離インキで印刷し、かつ、上記隠しデータ
    以外の部分に透明インキ層を印刷して、これら透明剥離
    インキ層と透明インキ層とで基材シート表面を覆い、そ
    の隠しデータを被覆して着色インキ層を印刷すると共
    に、この着色インキ層は透明インキ層と強く結合し隠し
    データとは結合力の弱い着色インキで印刷してあり、上
    記着色インキ層をこすることにより、隠しデータ上の着
    色インキ層のみを剥離して隠しデータが現われるように
    できるスクラッチ印刷物。
  3. 【請求項3】上記透明剥離インキ層と上記透明インキ層
    とが、両者の表面に段差がないように平滑に設けられて
    いる請求項2記載のスクラッチ印刷物。
  4. 【請求項4】上記着色インキ層が所望の図柄、文字、絵
    模様等のパターンを構成している請求項1〜3のいずれ
    かに記載のスクラッチ印刷物。
  5. 【請求項5】上記着色インキ層が2層またはそれ以上の
    印刷インキから成り、そのうち少なくとも1層が図柄、
    文字、絵模様等のパターンを構成している請求項1〜3
    のいずれかに記載のスクラッチ印刷物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008173848A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Sakaiya:Kk 加飾性を向上させた合成樹脂成形品の製造方法
JP2018086764A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 日本製紙株式会社 スクラッチ印刷物
JP2020160154A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び画像構造

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