JP3028225U - ザックカバ− - Google Patents

ザックカバ−

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JP3028225U
JP3028225U JP1996001739U JP173996U JP3028225U JP 3028225 U JP3028225 U JP 3028225U JP 1996001739 U JP1996001739 U JP 1996001739U JP 173996 U JP173996 U JP 173996U JP 3028225 U JP3028225 U JP 3028225U
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JP
Japan
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backpack
cover
zack
expanded
sides
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996001739U
Other languages
English (en)
Inventor
浦 新 作 福
Original Assignee
フィ−バス産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 使用者の動きを妨げることがなく、しか
も、ザックと背中の間に雨水が流れ込むこともないザッ
クカバ−を提供すること。 【解決手段】 ザック本体1を覆うことができる大きさ
に形成されるザックカバ−4の左,右両側及び上部を拡
張し、該拡張部分5,6が、前記ザックを背負う者の首
部後面乃至両肩から背中側の両脇にかかる範囲を覆うこ
とができるように形成すると共に、この拡張形成した部
分5,6の左,右の上下端部を前記ザックの背負い紐又
はベルト2,3に係着できるように形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はトレッキングや登山等に使用するザック用のレインカバ−(以下、ザ ックカバ−という)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携行者が背負っているザックを雨,雪からガ−ドするためのカバ− は、例えば、実公昭58−3564号、実開平61−88539号などとして提 案され、また様々な構造のものが実用に供されている。
【0003】 しかし、従来のザックカバ−は、殆んどが背負っているザックだけをカバ−す る形式,構造のものであるため、ザックと背中の間に雨水が流れ込んだ場合、ザ ック内の収容物を濡らしてしまうため、これが問題点として指摘されている。
【0004】 この点、ポンチョは、ザックの上から被るので、ザックカバ−のような問題は ないが、着用者の前身まで覆ってしまうため、例えば、険しい山道などでは着用 者が動き難いという別の問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような点に鑑み、使用者の動きを妨げることがなく、しかも、ザ ックと背中の間に雨水が流れ込むこともないザックカバ−を提供することを課題 とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案ザックカバ−の構成は、 ザック本体を覆うことができる大きさに形成されるザックカバ−の左,右両側及 び上部を拡張し、該拡張部分が、前記ザックを背負う者の首部後面乃至両肩から 背中側の両脇にかかる範囲を覆うことができるように形成すると共に、この拡張 形成した部分の左,右の上下端部を前記ザックの背負い紐又はベルトに係着でき るように形成したことを特徴とするものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施の形態例について、図に拠り説明する。図1は本考案ザック カバ−の使用例を示す後方からの斜視図、図2は本考案カバ−をザックに取付け た状態の前方からの斜視図である。
【0008】 図1,図2において、1はザック本体、2,3は該ザック本体1の前面側の左 右に設けられた2本の背負い紐又はベルト(以下、ショルダ−ベルト2,3とい う)で、前記ザック本体1とショルダ−ベルト2,3により、ザックSの一例を 形成する。なお、本考案ザックカバ−が適用できるザックSは、図示したザック Sのほか、その名称,大きさ,形式等を問わず、ザック本体1をショルダ−ベル ト2,3により背中に背負って使用するものであればよい。
【0009】 4は、背負った状態の前記ザック本体1を覆うことができる大きさの防水性シ −トで形成したザック側カバ−で、本考案ザックカバ−は、前記ザック側カバ− 4の左右側と上部側とを当該ザック側カバ−4と一体の生地により拡張形成した ものである。なお、ザック側のカバ−4の生地と拡張形成する部分の生地は、当 初から一体ではなく、夫々別に裁断した生地を縫着や接着によって一体化しても よい。
【0010】 5は、前記ザック側のカバ−4において、ザックSを背負った者Mの首部後方 から左右の肩の前方側までを覆うことができるように当該カバ−4と一体に形成 した第一拡張部、6は前記ザック側カバ−4及び第一拡張部5と一体で、前記第 一拡張部5の左右側の下方へ拡張延設した第二拡張部である。
【0011】 本考案においては、上記ザック側のカバ−4と、第一,第二の拡張部5,6の 境界、つまり、ザック側カバ−4の外縁に相当する部分には伸縮性の紐状体7、 例えば、ゴム紐又はゴムベルトを内装することによってザック側のカバ−4の縁 をザック本体1に沿って絞り、また、第二拡張部6の周縁にもゴム紐又はゴムベ ルトによる伸縮性の紐状体8を内装することによって、この外縁を絞り込み、着 装時にこの部分を身体にフィットさせ、雨水の浸入を防ぐように形成されている 。
【0012】 上記の第一,第二の拡張部5,6は、その上,下の先端部をザックSのショル ダ−ベルト2,3に係着するため、ここでは帯状の面ファスナ9L,9R,10L,10R が設けられている。これによって本考案ザックカバ−を装着したとき、第一,第 二拡張部5,6において、左右の肩の前方に位置した第一拡張部5の先端を左, 右のショルダ−ベルト2,3の上部に係着でき、また、第二拡張部の下部先端を ショルダ−ベルト2,3の下部に係着できるので、前記の内装されたゴム紐等に よる伸縮性の紐状体7,8の作用と相俟って、本考案カバ−が強風にあおられて も、バタついたり、外れたりするおそれは全くない。
【0013】 なお、上記面ファスナ9L〜10Rに代えて、普通の紐,テ−プ、或は、スナップ ボタン付テ−プなどを係着手段として使用するのは任意である。また、本考案に おいては、第一拡張部5における首部の後方に形成したカラ−部5aを立上げ、こ の立上げ部分をフ−ド(図示せず)に形成し、本考案ザックカバ−をフ−ド付の ザックカバ−に形成してもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであって、ザック本体をカバ−するザック側カバ−の上部 と左,右の側方に、ザック側のカバ−と一体の第一,第二の拡張部を形成するこ とにより、ザック側カバ−と着用者の首部後方乃至両肩から両脇下方にかかる部 分をカバ−するように形成すると共に、所要部分にゴム紐等の伸縮材を内装する ことによって、装着時のカバ−全体の外形に整えるようにする一方、前記拡張部 の端部に、ザックのショルダ−ベルトに係着するために面ファスナ−等の部材を 設けることによって、強風にあおられても本考案カバ−がバタついたり、外れた りすることがないようにしたので、従来のザックカバ−のように、雨水が背負っ たザックとそれを背負った者の間に流れ込んで、ザック内の収容物を濡らしてし まうことは皆無である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ザックカバ−の使用例を示す後方からの
斜視図。
【図2】本考案カバ−をザックに取付けた状態の前方か
らの斜視図。
【符号の説明】
1 ザック本体 2,3 ショルダ−ベルト 4 ザック側カバ− 5 第一拡張部 6 第二拡張部 7,8 ゴム紐等の伸縮材 9L〜10L 面ファスナ S ザック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ザック本体を覆うことができる大きさに
    形成されるザックカバ−の左,右両側及び上部を拡張
    し、該拡張部分が、前記ザックを背負う者の首部後面乃
    至両肩から背中側の両脇にかかる範囲を覆うことができ
    るように形成すると共に、この拡張形成した部分の左,
    右の上下端部を前記ザックの背負い紐又はベルトに係着
    できるように形成したことを特徴とするザックカバ−。
  2. 【請求項2】 拡張形成した首部の後面からフ−ドを立
    上げて形成した請求項1のザックカバ−。
  3. 【請求項3】 拡張部分の両脇の周縁は伸縮自在に形成
    した請求項1又は2のザックカバ−。
JP1996001739U 1996-02-21 1996-02-21 ザックカバ− Expired - Lifetime JP3028225U (ja)

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