JP3074091U - ザック用カバー - Google Patents

ザック用カバー

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JP3074091U
JP3074091U JP2000004142U JP2000004142U JP3074091U JP 3074091 U JP3074091 U JP 3074091U JP 2000004142 U JP2000004142 U JP 2000004142U JP 2000004142 U JP2000004142 U JP 2000004142U JP 3074091 U JP3074091 U JP 3074091U
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zach
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JP2000004142U
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Inventor
幸信 中田
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中省メリヤス有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨天時における登山またはトレッキングの際
に使用して好適なザック用のカバーを提供する。 【解決手段】 ザック本体1の背負い面2を除いたザッ
ク本体1の全体を覆うことができる大きさに形成したカ
バー体3の開口部4にザック本体1の背負い面2を覆う
ことのできる補助カバー体5の上端部を縫着する。当該
補助カバー体5をザック本体1の背負い面2と背負う者
の間に介在させて、雨水によってザック本体1の背負い
面2が濡れるのを防止するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はザック、特に登山用ザックに適用して好適なザック用カバーに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
登山用のザックが雨水によって濡れるのを防止するため、防水性ないし溌水性 を有するシート地によって作製されたザックカバーが用いられている。 この従来のザック用カバーは、ザック本体の背負い面を除いたザック本体の全 体を覆うことのできる大きさの袋状に形成されたもので、ザック本体を出し入れ するための開口部の周縁にはシート地を絞り込めるようにゴム紐のような弾性部 材を環状に付設してある。
【0003】 この従来のザック用カバーによった場合は、ザック本体の背負い面を除いた全 ての部分がカバーによって覆われるので、ザック本体や内部の荷が濡れるのをあ る程度防ぐことができる。しかしながら、山岳登山における強風雨時には雨水が ザック本体の背負い面と、背負う者の間から浸入して、ザック本体や荷を濡らす という不具合がある。そのため、ザックカバーの開口部周縁に拡張部を形成して 、背負う者の首部ないし両肩を当該拡張部によって覆うことができるようにした 改良が試みられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような改良考案によったとしても、強風雨時には拡張部分 が風雨によって煽られて雨水がザック本体の背負い面と、背負う者の間から浸入 し、ザック本体や荷を濡らすという問題点がある。また、拡張部分が背負う者の 首部から両肩にかけて覆い被さることになるので、むれ易く徒行中不快な状態に なるという欠点がある。
【0005】 そこで、本考案は前記した従来型ザックカバーの不具合点を解消し、山岳登山 における強風雨時においても雨水がザック本体の背負い面と、背負う者の間から 浸入するのを完全に防止できると共に、背負う者にむれからくる不快感を与える ことがなく、且つ取扱操作性のきわめて良好なザック用カバーを提供することを 目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は 、ザック本体1を覆ってザック本体1が雨水によって濡れるのを防止するザック カバーにおいて、ザック本体1の背負い面2を除いたザック本体1の全体を覆う ことができる大きさに形成したカバー体3の開口部4の上端縁にザック本体1の 背負い面2を覆うことのできる補助カバー体5の上端部を縫着し、当該補助カバ ー体5をザック本体1の背負い面2と背負う者の間に介在させて、雨水によって ザック本体1の背負い面2が濡れるのを防ぐようにしたことを特徴とするザック 用カバーである。
【0007】 また、請求項2に係る考案は、ザック本体1を覆ってザック本体1が雨水によ って濡れるのを防止するザックカバーにおいて、ザック本体1の背負い面2を除 いたザック本体1の全体を覆うことができる大きさに形成したカバー体3の開口 部4の上端縁にザック本体1の背負い面2を覆うことのできる補助カバー体5の 上端部を縫着すると共に、当該補助カバー体5の左右両側縁の上段及び中段に、 先端部に脱着自在なバックル6A,6B及び7A,7Bを付設した緊締ベルト8 A,8B及び9A,9Bを縫着して、バックル6Aと6B、7Aと7Bを係合さ せて補助カバー体5の上段から中段にかけての部分をザック本体1の背負い面2 に密着させるようにする共に、補助カバー体5の左右両側縁の下段に、先端部に 脱着自在なバックル10A,10Bを付設した緊締ベルト11A,11Bを縫着 し、当該バックル10A,10Bに対応する他方のバックル12A,12Bを前 記中段の緊締ベルト9A,9Bに縫着したベルト13A,13Bの先端部に付設 し、緊締ベルト11A,11Bをザック本体1の下端部を通して上方に引き上げ バックル10A,10Bを、ベルト13A,13Bの先端に付設してあるバック ル12A,12Bに係合させて補助カバー体5が下から煽られるのを防ぐように したことを特徴とするザック用カバーである。
【0008】 本考案はこのように、カバー体の開口部を塞ぐことのできる補助カバー体を付 設したものであるから、補助カバー体によってザック本体の背負い面を覆うこと によってザック本体の背負い面に雨水が入り込むのを良好に防ぐことができ、ザ ック本体や、内部の荷が濡れるのを防止することができる。また、従来のザック カバーのように背負う者の首部ないし両肩部を覆うことがないので、登山者の当 該部分がむれるのを防ぐことができ、雨天時においても快適な状態で登山を楽し むことができる。さらに、補助カバー体はワンタッチ式のバックルによって簡単 に張設及び取り外しができ、不要のときは小さく畳んでザック本体の上部とカバ ー体の間に仕舞っておくことができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るザック用カバーの具体的構成を図示の実施形態に基づき詳 細に説明する。 図1は本考案ザック用カバーの一実施形態を示す補助カバー体を展開した状態 の斜視図、図2は補助カバー体をザック本体に装着するときの説明図、図3は本 考案ザック用カバーをザック本体に装着したときの斜視図である。
【0010】 本考案は、ザック本体1の背負い面2を除いたザック本体1の全体を覆うこと ができる大きさに形成した袋状をなすカバー体3の開口部4の上端縁に、ザック 本体1の背負い面2を覆うことのできる大きさをもった補助カバー体5の上端部 を縫着し、当該補助カバー体5をザック本体1の背負い面2と、背負う者の間に 介在させるようにして、雨水によってザック本体1の背負い面2が濡れるのを防 ぐようにしたものである。
【0011】 カバー体3及び補助カバー体5はともに防水性ないし溌水性を有するシート地 によって作製されており、そのうちカバー体3はザック本体1を出し入れするた めの比較的大きな開口部4を形成してあり、補助カバー体5はこの開口部4の上 端縁に縫着によって取付けられる。
【0012】 補助カバー体5の左右両側縁の上段及び中段には、図示するように、先端部に 脱着自在なバックル6A,6B及び7A,7Bを付設した緊締ベルト8A,8B 及び9A,9Bを縫着してある。したがって、緊締ベルト8A及び8Bを、それ ぞれ相対する方向からザック本体1の外側を廻し、先端部に付設してあるバック ル6A及び6Bを係合させることによって補助カバー体5の上段部をザック本体 1に密着させることができる。
【0013】 同様に、緊締ベルト9A及び9Bを、それぞれ相対する方向からザック本体1 の外側を廻し、先端部に付設してあるバックル7A及び7Bを係合させることに よって補助カバー体5の中段部をザック本体1に密着させることができる。なお 、図示する実施形態においては緊締ベルト8A及び9Aを長さ調節可能にしてあ り、当該緊締ベルト8A及び9Aの必要長さを調節することによってバックル同 士をスムーズに係合させることができると共に、密着力を強めるようにすること もできる。
【0014】 次に、補助カバー体5の左右両側縁の下段には、先端部に脱着自在なバックル 10A及び10Bを付設した長さ調節自在な緊締ベルト11A及び11Bをそれ ぞれ縫着すると共に、バックル10A及び10Bに対応する他方のバックル12 A及び12Bを、前記中段の緊締ベルト9A及び9Bに縫着したベルト13A及 び13Bの先端部に付設し、緊締ベルト11A及び11Bを、ザック本体1の下 端部を通して上方に引き上げバックル10A及び10Bを、バックル12A及び 12Bに係合させることによって補助カバー体5の下段部分をザック本体1に密 着させ、補助カバー体5が下からの風雨によって煽られるのも防げるようにして ある。
【0015】 本考案ザック用カバーは以上のように、ザック本体1の背負い面2を除いたザ ック本体1の全体を覆うことができる大きさに形成したカバー体3の開口部4の 上端縁に、ザック本体1の背負い面2を覆うことのできる補助カバー体5の上端 部を縫着し、当該補助カバー体5を、風雨の状況に応じてザック本体1の背負い 面2に密着させることができるようにしたものであり、雨水がザック本体1の背 負い面と背負う者との間に浸入するのを良好に防止することができる。 なお、小雨程度の場合には、バックルの係合を解除して補助カバー体5を小さ く畳み、カバー体3の内部に仕舞っておくことができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案はこのように、カバー体の開口部を塞ぐことのできる補助カバー体を付 設したものであるから、補助カバー体によりザック本体の背負い面を覆うことに よってザック本体の背負い面に雨水が入り込むのを防ぐことができ、ザック本体 及び内部の荷が濡れるのを有効に防ぐことができる。また、従来のザックカバー のように背負う者の首部ないし両肩部を覆うことがないので、登山者の当該部分 がむれるのを防ぐことができ、雨天時においても快適な状態で登山を楽しむこと ができる。さらに、補助カバー体はワンタッチ式のバックルによって簡単に装着 したり、外すことができ、不要のときは前記したように小さく畳んでザック本体 の上部とカバー体の間に仕舞っておくことができ、本考案によれば取扱操作性の 良好なザック用カバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ザック用カバーの一実施形態を示す補助
カバー体を展開した状態の斜視図である。
【図2】補助カバー体をザック本体に装着するときの説
明図である。
【図3】本考案ザック用カバーをザック本体に装着した
ときの斜視図である。
【符号の説明】
1:ザック本体 2:背負い面 3:カバー体 4:開口部 5:補助カバー体 6A:バックル 6B:バックル 7A:バックル 7B:バックル 8A:緊締ベルト 8B:緊締ベルト 9A:緊締ベルト 9B:緊締ベルト 10A:バックル 10B:バックル 11A:緊締ベル
ト 11B:緊締ベルト 12A:バックル 12B:バックル 13A:ベルト 13B:ベルト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ザック本体1を覆ってザック本体1が雨
    水によって濡れるのを防止するザックカバーにおいて、
    ザック本体1の背負い面2を除いたザック本体1の全体
    を覆うことができる大きさに形成したカバー体3の開口
    部4の上端縁にザック本体1の背負い面2を覆うことの
    できる補助カバー体5の上端部を縫着し、当該補助カバ
    ー体5をザック本体1の背負い面2と背負う者の間に介
    在させて、雨水によってザック本体1の背負い面2が濡
    れるのを防ぐようにしたことを特徴とするザック用カバ
    ー。
  2. 【請求項2】 ザック本体1を覆ってザック本体1が雨
    水によって濡れるのを防止するザックカバーにおいて、
    ザック本体1の背負い面2を除いたザック本体1の全体
    を覆うことができる大きさに形成したカバー体3の開口
    部4の上端縁にザック本体1の背負い面2を覆うことの
    できる補助カバー体5の上端部を縫着すると共に、当該
    補助カバー体5の左右両側縁の上段及び中段に、先端部
    に脱着自在なバックル6A,6B及び7A,7Bを付設
    した緊締ベルト8A,8B及び9A,9Bを縫着して、
    バックル6Aと6B、7Aと7Bを係合させて補助カバ
    ー体5の上段から中段にかけての部分をザック本体1の
    背負い面2に密着させるようにする共に、補助カバー体
    5の左右両側縁の下段に、先端部に脱着自在なバックル
    10A,10Bを付設した緊締ベルト11A,11Bを
    縫着し、当該バックル10A,10Bに対応する他方の
    バックル12A,12Bを前記中段の緊締ベルト9A,
    9Bに縫着したベルト13A,13Bの先端部に付設
    し、緊締ベルト11A,11Bをザック本体1の下端部
    を通して上方に引き上げバックル10A,10Bを、ベ
    ルト13A,13Bの先端に付設してあるバックル12
    A,12Bに係合させて補助カバー体5が下から煽られ
    るのを防ぐようにしたことを特徴とするザック用カバ
    ー。
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