JP3030162U - 晴雨兼用リュックサック - Google Patents
晴雨兼用リュックサックInfo
- Publication number
- JP3030162U JP3030162U JP1996004512U JP451296U JP3030162U JP 3030162 U JP3030162 U JP 3030162U JP 1996004512 U JP1996004512 U JP 1996004512U JP 451296 U JP451296 U JP 451296U JP 3030162 U JP3030162 U JP 3030162U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rucksack
- shoulders
- waterproof jacket
- rain
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Portable Outdoor Equipment (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リュックサックに機能を付加し利便性を向上
させる。 【構成】 リュックサック1の背面全体を覆う蓋6の底
部7をリュックサック1の背面の底面5に取り付け、蓋
6がリュックサック1の背面の外周3に沿って両肩部2
から底面5にいたるまでファスナー4で開閉可能な袋状
とし、その内部9のリュックサック1の両肩部2に合わ
せて防水ヤッケ10の背面の両肩部11を縫着、接着、
または面ファスナー等で固定した構成のものである。
させる。 【構成】 リュックサック1の背面全体を覆う蓋6の底
部7をリュックサック1の背面の底面5に取り付け、蓋
6がリュックサック1の背面の外周3に沿って両肩部2
から底面5にいたるまでファスナー4で開閉可能な袋状
とし、その内部9のリュックサック1の両肩部2に合わ
せて防水ヤッケ10の背面の両肩部11を縫着、接着、
または面ファスナー等で固定した構成のものである。
Description
【0001】
本考案は降雨時に便利なリュックサックに関するものである。
【0002】
従来、リュックサックは、物が多量に入り、背負うことによる運び易さと両手 の自由度が大きいことから郊外のハイキングなど長距離の歩行時に使用されるが 、単に運搬具としての機能しか有さない。
【0003】
本来、リュックサックを背負って出かける時は晴天を見込んで行動するもので あるが、山や高原は往々にして天候の急変により降雨に見舞われることが多々あ る。準備のよい人は傘などの雨具を持ち歩くが、かさばり携帯に不便であり、大 半は雨具を携帯しないことが多く、急な降雨時に大変困るものである。また、傘 をさして歩くと手の自由度が奪われ歩きにくく咄嗟の場合に危険を伴うこともあ る。
【0004】 本考案者らは、上記のような従来の問題を解決するため、リュックサックと雨 具とを一体化することに着眼し、種々の材料について検討した結果、リュックサ ックと防水ヤッケとを合体させ、防水ヤッケを着たまま背負うことができ、かつ 簡単に、かさばらずに収納できる新規な機能性を付加した晴雨兼用リュックサッ クを提供しようとするものである。
【0005】
上記目的を達成するための本考案の技術的手段は、リュックサックの背面に防 水ヤッケがかさばらずに収納でき、簡単に開閉可能で、かつ防水ヤッケの着脱に 不便が生じない構造の袋を取り付け、その内部のリュックサックの両肩部に合わ せて防水ヤッケの背面の両肩部を固定し、防水ヤッケとリュックサックとを一体 化したものである。
【0006】 リュックサックの背面に取り付ける袋は、リュックサックの背面全体を覆う蓋 を設けその底部をリュックサックの底面に縫着固定し、リュックサックの背面の 外周に沿ってファスナーで上開きに開閉可能な構造としたものである。
【0007】
本考案は、上記の手段でリュックサックに防水ヤッケを取り付けた構造のもの である。防水ヤッケは、常時は折り畳んで袋に収納し、降雨時には袋を開いて着 用し、そのままリュックサックを背負うことができるものである。
【0008】 また、本考案は、通常の登山用リュックサックのほか軽装用ナップザック、学 童用ザック等背負う形式の袋状物全般に適用できるものである。
【0009】 防水ヤッケは、フード付きの前開き長袖で、着丈が膝までのものが歩行上望ま しいが、それより長いものでもよい。また、材質は、ナイロン、ポリエステル等 の高密度合成繊維織物に撥水樹脂加工を施したものが機能上望ましいが、ポリエ チレン、塩化ビニル等のフィルムシートを使用したものでもよい。 防水ヤッケは、リュックサックの両肩部に合わせて背面の両肩部を縫着、接着 、または面ファスナー等で固定することができる。
【0010】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 図1ないし図4は本考案の一実施例における晴雨兼用リュックサックを示し、 図1はリュックサックの背面の平面図、図2はリュックサックの背面の展開図、 図3は防水ヤッケの正面図、図4は使用状態を示す正面図である。
【0011】 図1ないし図4に示すように、本考案の晴雨兼用リュックサックは、リュック サックの本体1と防水ヤッケ10とにより構成されている。リュックサック1は 通常の登山用リュックサックを用い、防水ヤッケ10は通常のフード付きの前開 き長袖ヤッケを用いた。リュックサック1の背面全体を覆う大きさの蓋6をリュ ツクサックと共布で作製し、蓋の底部7をリュックサックの背面の底面5に縫着 固定した。蓋6の外周とリュックサック1の背面の外周3に沿ってファスナー4 を取り付け、両者が噛み合い、リュックサック1の両肩部2から底面5にいたる まで開閉可能な上開きの袋状とした。しかる後、蓋6を開いた状態でその内部9 のリックサックの両肩部に合わせて防水ヤッケ10の背面の両肩部11を縫着し 、リュックサック1と防水ヤッケ10とを一体化した。防水ヤッケ10は図4に 示すように蓋6のファスナーを開き、リュックサックを背負ったまま着用が可能 であり、常時は袋の中に折り畳んでファスナーを閉じればかさばらずに収納でき る。
【0012】 ここで、蓋6はリュックサックの製作段階で前もって設定しておけば、縫着の 手間が省け、かつ外観がきれいに仕上がるものである。また、防水ヤッケ10の 背面の両肩部11の取り付けは、縫着のほか接着剤による接着、または取り外し 可能な面ファスナーを用いてもよい。面ファスナーを使用すれば、防水ヤッケの サイズの選択や汚れた場合の洗濯に便利である。
【0013】
本考案は、以上説明したようにリュックサックの背面の袋に防水ヤッケを取り 付けているので、降雨時にはすぐに防水ヤッケを着用し濡れを防ぐことができ、 雨具を持ち歩く手間が省け、しかも両手の自由度が保たれ大変便利である。また 、防雨のほか防寒、防風にも役立つものである。防水ヤッケは、不要時には、折 り畳んでかさばらずに袋に収納することができ、リュックサックに固定されてい るので、落としたり忘れたりすることがない。
【0014】 防水ヤッケは、リュックサックの色に合わせた配色を考慮し、ファッション性 を持たせることができる。また、学童用ザックの場合は、黄色等の安全色の防水 ヤッケを用いることにより交通安全の効果を高めることができる。
【図1】本考案の一実施例における晴雨兼用リュックサ
ックの背面を示す平面図
ックの背面を示す平面図
【図2】同リュックサックの背面の展開を示す平面図
【図3】本考案の一実施例における防水ヤッケを示す正
面図
面図
【図4】本考案の一実施例における晴雨兼用リュックサ
ックの使用状態を示す正面図
ックの使用状態を示す正面図
1 リュックサック 2 リュックサックの両肩部 3 リュックサックの背面の外周 4 ファスナー 5 リュックサックの背面の底面 6 蓋 7 蓋の底部 8 リュックサックのショルダーベルト 9 蓋を開いた状態のリュックサックの内部 10 防水ヤッケ 11 防水ヤッケの背面の両肩部
Claims (1)
- 【請求項1】 リュックサックの背面を外周に沿って両
肩部から底面にいたるまで開閉可能な上開きの袋状と
し、その内部のリュックサックの両肩部に合わせて防水
ヤッケの背面の両肩部を縫着、接着、または面ファスナ
ー等で固定し、防水ヤッケの着脱、収納が自在であるこ
とを特徴とした晴雨兼用リュックサック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004512U JP3030162U (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 晴雨兼用リュックサック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004512U JP3030162U (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 晴雨兼用リュックサック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3030162U true JP3030162U (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=43165165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996004512U Expired - Lifetime JP3030162U (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 晴雨兼用リュックサック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030162U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6364230B2 (ja) * | 1980-02-19 | 1988-12-09 |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP1996004512U patent/JP3030162U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6364230B2 (ja) * | 1980-02-19 | 1988-12-09 |
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