JP3028121U - 枕構造 - Google Patents

枕構造

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JP3028121U
JP3028121U JP1996000267U JP26796U JP3028121U JP 3028121 U JP3028121 U JP 3028121U JP 1996000267 U JP1996000267 U JP 1996000267U JP 26796 U JP26796 U JP 26796U JP 3028121 U JP3028121 U JP 3028121U
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pillow
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end side
auxiliary
present
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JP1996000267U
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English (en)
Inventor
重男 長妻
Original Assignee
有限会社長妻寝装
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、従来提案されていなかった、仰向
け用にもうつ伏せ用としても使用でき、かつうつ伏せ状
態でマッサージする際にも使用できるオールラウンドな
用途を有し、しかも確実に安眠できると共に、うつ伏せ
に寝たときでも呼吸が楽にでき、特に、うつ伏せでマッ
サージを受けるときには何ともいえない安らぎ感を与え
得る枕構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 上面略中央部に前記一端側の側面1から
他端側の側面20に向かって凹溝条2が形成された基本
枕体3と、略棒状をなし、内部に体温より1℃乃至4℃
程度低く保持された蓄冷剤4が収納された補助枕体5
と、を備え、前記補助枕体5は、基本枕体3の他端側の
側面20上辺21に、前記凹溝条2と直交する様取り付
けられて基本枕体3の上面部22に載置可能とされると
共に、不必要時には前記他端側の側面20側に移動可能
とされ、かつ、胸当て板23が、前記基本枕体3と間隔
をあけて組み合わせ可能とされたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、仰向け用に使用でき、またうつ伏せ用としても使用でき、さらにう つ伏せマッサージ用にも使用できるなどオールラウンドな用途に対応できる枕構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より健康枕あるいは枕構造については各種各様のものが提案されているが 、いずれの健康枕あるいは枕構造においても、仰向け用に用いられ、またうつ伏 せ用にも用いられ、かつうつ伏せマッサージ用にも使用できるなどオールラウン ドな用途に対応でき、しかもいずれの場合においても安眠あるいは安らぎ状態が 保証され、うつ伏せに寝たときでも呼吸が楽にでき、かつ何ともいえない安らぎ 感をもって睡眠できる健康枕あるいは枕構造は提案されていなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かくして、本考案は従来提案されていなかった、仰向け用にもうつ伏せ用とし ても使用でき、かつうつ伏せ状態でマッサージする際にも使用できるオールラウ ンドな用途を有し、しかも確実に安眠できると共に、うつ伏せに寝たときでも呼 吸が楽にでき、特に、うつ伏せでマッサージを受けるときには何ともいえない安 らぎ感を与え得る枕構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、上面略中央部に前記一端側の側面1 から他端側の側面20に向かって凹溝条2が形成された基本枕体3と、 略棒状をなし、内部に体温より1℃乃至4℃程度低く保持された蓄冷剤4が収 納された補助枕体5と、 を備え、 前記補助枕体5は、基本枕体3の他端側の側面20上辺21に、前記凹溝条2 と直交する様取り付けられて基本枕体3の上面部22に載置可能とされると共に 、不必要時には前記他端側の側面20側に移動可能とされ、 かつ、胸当て板23が、前記基本枕体3と間隔をあけて組み合わせ可能とされ たことを特徴としている。
【0005】 (作用) 本考案では、一種類の枕構造で、仰向け用にもうつ伏せ用としても使用でき、 かつうつ伏せ状態でマッサージする際にも使用できる。 そして、確実に安眠できると共に、うつ伏せに寝たときでも呼吸が楽にでき、 特に、うつ伏せでマッサージを受けるときには何ともいえない安らぎ感が得られ る。
【0006】
【考案の実施の態様】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1において符号3は基本枕体を示す。 該基本枕体3は略方形体状をなし、その一端側の側面1は、下辺から上辺に向 かって上り勾配の略20度から70度の傾斜角度の斜面として構成されている。
【0007】 また、この基本枕体3の上面6の略中央部には前記一端側の側面1から他端側 の側面20に向かって溝幅が略8センチメートルから12センチメートル、溝の 深さが略3センチメートルから7センチメートルの直線状に形成された凹溝条2 が設けられている。 ここで、該基本枕体3における枕本体12の材質については、何等限定される ものではないが、ウレタンあるいは発砲スチロール等の弾性、可撓性を有する部 材で形成することが好ましいものである。
【0008】 次に符号5は補助枕体を示す。 該補助枕体5は図から理解されるように、略蒲鉾状をなし、ウレタンあるいは 発砲スチロール等の弾性、可撓性を有する部材で形成された枕本体11と該枕本 体11をカバーするカバー部材7と、前記枕本体11内に収納される蓄冷剤4( 図8参照)とを有して構成されている。
【0009】 しかして、この蓄冷材4の構造については、例えば、合成樹脂製の袋に半流動 体状の蓄冷剤4を密封して構成することなどが考えられが、かかる構成には何等 限定されるものではなく、蓄冷剤4は液体状であろうが気体状であろうが構わな い。 いずれにしても、ウレタン等の弾性、可撓性部材等で形成された枕本体11内 に収納できるものであればよい。
【0010】 ここで、蓄冷剤4を収納した後、所定の弾性を有する略蒲鉾状あるいは円筒状 の補助枕体5が形成される。 しかして、この蓄冷材4は人間の体温(通常36℃前後)より1℃乃至4℃程 度低く維持されており、頭部を冷やして安らかに安眠できるよう構成されている 。
【0011】 また、該補助枕体5は、前記基本枕体3の他端側の側面20における上辺21 近傍位置上面部22に前記凹溝条2と直交する様添設状態で取り付けられている 。 すなわち、基本枕体3についても布製のカバー10で被覆され、このカバー1 0に前記補助枕体5のカバー部材7が取り付けられるのである(図1、図2、図 3、図4等参照)。
【0012】 ここで、仰向けに寝る際には、図1の状態において補助枕体5に人間の首部8 を載置し、一端側の側面1側に人間の頭部9がくるようにして使用される。 すなわち、補助枕体5が仰向けに寝たときの首部に当接するようセットされる 。 尚、図5に示すように、一端側の側面1側に補助枕体5を取り付けても構わな いものである。そして、使用に際しては、一端側の側面1側に補助枕体5を載置 し、他端側の側面20側に人間の頭部が位置するように用いられる。
【0013】 この様な使用状態では、斜面状の側面1に人間の肩部がジャストフィットする ものとなる。 尚、図3に示すように基本枕体3の一端側の側面1は垂直の側面として構成し てもかまわないものである。 しかして、仰向けに寝る際には、人間の首部は他の部位より約80ミリメート ル程高くし、頭部はその首部より低くした方が安眠できることが経験上認められ ている。
【0014】 特に本考案による枕体では中央に直線状凹溝条2が設けられており、その直線 状凹溝条2に人間の頭部が収まり、もってきわめて安らかな睡眠が期待できる。 尚、補助枕体5を使用したくないときには他端面の側面20に向かって補助枕 体を倒しておけばよい。 次に、この枕体はうつ伏せ用の枕体としても使用できるものであり、うつ伏せ 状態で寝るときには、その状態での胸部に、基本枕体3の斜面として形成された 一端側の側面1が当接するよう構成され、かつ基本枕体3の直線状凹溝条2内に 顔が、特に顎部が収納されるようにセットされる(図6参照)。
【0015】 この様にセットすれば、顔をいちいち横に向けることなく、長期間にわたり楽 な姿勢を保つことができ、かつ呼吸をも楽にすることができる。 さらに、体温より1℃乃至4℃程度低く維持された補助枕体5が額に当接する ことになり、なおさら安眠が期待できる。 さらに、図4に本考案をうつ伏せマッサージ用の使用した使用状態を示す。
【0016】 このうつ伏せマッサージ用の場合には、胸部に対応する位置に胸当て板23を 敷く、ここで、この胸当て板23の構成について説明すると、略方形体状をなし 、その上面6が緩やかな下り勾配斜面として形成されており、頭部から足部に向 かって下り傾斜面となるように設置して使用される。 この様にうつ伏せマッサージ用としての使用し際しては、前記した胸当て板2 3を用いれば、きわめて安らかな、穏やかな感覚を与えることができる。
【0017】
【考案の効果】
かくして本考案は以上の構成よりなる。 そして本考案による枕構造であれば、仰向け用にもうつ伏せ用としても使用で き、かつうつ伏せ状態でマッサージする際にも使用できるオールラウンドな用途 を有し、しかも確実に安眠できると共に、うつ伏せに寝たときでも呼吸が楽にで き、特に、うつ伏せでマッサージを受けるときには何ともいえない安らぎ感、穏 やか感を与えるとの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による枕構造の第1実施例構成説明図で
ある。
【図2】本考案による枕構造の第2実施例構成説明図で
ある。
【図3】本考案による枕構造の仰向けに寝て使用した使
用状態説明図(その1)である。
【図4】本考案による枕構造のマッサージ用にうつ伏せ
に寝て使用した使用状態説明図である。
【図5】本考案による枕構造の仰向けに寝て使用した使
用状態説明図(その2)である。
【図6】本考案による枕構造のうつ伏せに寝て使用した
使用状態説明図である。
【図7】本考案による枕構造の変形例である。
【図8】本考案による枕構造の断面説明図である。
【符号の説明】
1 側面 2 凹溝条 3 基本枕体 4 蓄冷剤 5 補助枕体 6 上面 7 カバー部材 8 人間の首部 9 人間の頭部 10 カバー部材 11 補助枕体における枕本体 12 基本枕体における枕本体 20 他端側の側面 21 他端側の側面の上辺 22 上面部 23 胸当て板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面略中央部に前記一端側の側面(1)
    から他端側の側面(20)に向かって凹溝条(2)が形
    成された基本枕体(3)と、 体温より1℃乃至4℃程度低く保持された蓄冷剤(4)
    が収納された補助枕体(5)と、 を備え、 前記補助枕体(5)は、基本枕体(3)の他端側の側面
    (20)上辺(21)に、前記凹溝条(2)と直交する
    様取り付けられて基本枕体(3)の上面部(22)に載
    置可能とされると共に、不必要時には前記他端側の側面
    (20)側に移動可能とされ、 かつ、胸当て板(23)が、前記基本枕体(3)と間隔
    をあけて組み合わせ可能とされたことを特徴とする枕構
    造。
JP1996000267U 1996-01-31 1996-01-31 枕構造 Expired - Lifetime JP3028121U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021079200A (ja) * 2021-03-01 2021-05-27 株式会社アイハピネス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021079200A (ja) * 2021-03-01 2021-05-27 株式会社アイハピネス
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