JP3028118U - 組立式テント - Google Patents

組立式テント

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JP3028118U
JP3028118U JP1996000201U JP20196U JP3028118U JP 3028118 U JP3028118 U JP 3028118U JP 1996000201 U JP1996000201 U JP 1996000201U JP 20196 U JP20196 U JP 20196U JP 3028118 U JP3028118 U JP 3028118U
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JP
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tent
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sets
chimes
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Application number
JP1996000201U
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Inventor
紀雄 成田
Original Assignee
矢野テント株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吾妻型テントと四角錐型テントとに共用でき
る骨組を構成し、丈夫で安全なテントとし、1連、2連
のみならず3連、4連と連続したテントを提供。 【解決手段】 上端近くに複数のジョイント部4(4
a,4b)を有すると共に内方へ屈曲できるヒンジ部3
を有する6本の支柱1、2と、中間にヒンジ部6を有
し、前記ジョイント部4に両端を差し込んで2本の支柱
1、1又は1、2の上端を結合する桁5と、4本1組で
上端の連結部8で回動可能に結合され、夫々の端部を前
記ジョイント部4に差し込んだ2組の合掌7と、前記2
組の合掌7の頭頂部を連結した桁兼用の棟9と、前記合
掌7と棟9に沿って張設した吾妻型テント10とから構
成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、吾妻型テントと四角錐型テントとに両用でき、1連、2連のみなら ず、3連、4連と連続した組立式テントに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、吾妻型テントと四角錐型テントとに両用できる組立式テントはなく、夫 々別個に骨組みを組立て、夫々のテントを張設して構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のように夫々別個に吾妻型テントと四角錐型テントとを構成する場合、相 互に骨組みを兼用することができず部材も多くなり、組立が複雑であり収納にも 場所を必要とする等の難点があった。 本考案の目的は、支柱、桁、合掌、棟等の規格を整えることにより、吾妻型テ ントと四角錐型テントとに共用できる骨組みが容易に構成でき、一張りとして使 用できるのは勿論のこと、2連、3連、4連と伸張したテントとすることができ 、さらに吾妻型のテントや四角錐型テントを好みに応じて張設することのできる 組立式テントを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
第1考案では、上端近くに複数のジョイント部を有すると共に内方へ屈曲でき るヒンジ部を有する6本の支柱と、中間にヒンジ部を有し、前記ジョイント部に 両端を差し込んで2本の支柱上端を結合する桁と、4本1組で上端の連結部で回 動可能に結合され、夫々の端部を前記ジョイント部に差し込んだ2組の合掌と、 前記2組の合掌の頭頂部を連結した桁兼用の棟と、前記合掌と棟に沿って張設し た吾妻型テントとから構成される。
【0005】 第2考案では、請求項1記載の支柱、桁、2組の合掌及び棟から、棟を除いて 2組の合掌間に張設した吾妻型又は四角錐型テントとから構成した。 第3考案では、請求項1記載の支柱、桁、2組の合掌及び棟から、2本の支柱 と3本の桁、1組の合掌及び棟を除いて1組の合掌に張設した四角錐型テントか ら構成される。
【0006】 第4考案では、請求項1記載の支柱、桁、2組の合掌及び棟に、偶数本の支柱 と、奇数本の桁と、1組以上の合掌とを加えて、吾妻型又は四角錐型テントを張 設した。 (作用) 本考案の第1考案では、2連の吾妻型テントを構成するものとして、6本の支 柱と、これらの支柱の上端近くに複数のジョイント部を有すると共に内方へ屈曲 できるヒンジ部を有する6本の支柱と、この支柱のジョイント部に端部を差し込 んで2本の支柱上端を結合する桁と、4本1組で上端の連結部で結合され、夫々 の端部を前記ジョイント部に差し込んだ2組の合掌と、前記2組の合掌の頭頂部 を連結した桁兼用の棟とにより骨組ができ、この骨組上で2組の合掌に沿い吾妻 型テントを張ることにより2連の吾妻型テントが完成される。
【0007】 前記骨組の組立とテントの張設には、支柱に設けたヒンジ部が利用され、内方 へ屈曲できる夫々6本の支柱のヒンジ部を内方へ屈曲することにより低位置で作 業ができる。即ち桁の両端部を支柱のジョイント部へ連結し、2組の合掌の8つ の端部を夫々ジョイント部へ差し込み、そして棟を2組の合掌の頭頂部に連結し 、テントを張る作業が極めて容易になる。連結後は支柱のヒンジ部を延ばして支 柱を立設すればテントが完成する。
【0008】 又、解体時には上記の逆の手段により、支柱をヒンジ部から内方へ屈曲して低 い位置にして、テントを取り除き、ジョイント部からそれぞれ合掌、棟及び桁を はずして、ヒンジ部や連結部で折り畳んで各々を柱状として積重ね収納すること ができる。前記棟は桁と兼用できるようにしたので、組立時の選択又は収納時に 便利である。
【0009】 第2考案では、第1考案の骨組の内、棟を取り除いて2組の合掌間に吾妻型テ ントを張設することにより、吾妻型テントでありながら、中央部がゆるく下方に たるんだ状態となったテントができる。この状態では中央部からの水はけが容易 にできる。 第3考案では、第1考案の骨組の内、2本の支柱と3本の桁、1組の合掌及び 棟を除いて、1組の四角錐型テント張りができるようになった。
【0010】 第4考案では、第1考案の骨組に、偶数本の支柱と、奇数本の桁と、1組以上 の合掌とを加えることにより、吾妻型テントの3連、4連又それ以上のテントを 張ることができる。合掌の形体に沿って四角錐型テントを張れば、四角錐が3つ 山以上あるテントとすることもできる。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案では、支柱としてパイプを使用して錆に強いポストジンクを用い、テン トにはポリエステル帆布を使用して、安全で耐久性に富む吾妻型テント又は四角 錐型テントが張られる。 各支柱には上端近くにジョイント部を設けてあり、4隅の支柱にはジョイント 部が桁用と合掌用の3つを設けている。また支柱の内、中柱には3本の桁及び合 掌用として5つのジョイント部を構成してあり、連結を容易にし且つ骨組として 安全に構築できるようにしている。
【0012】 骨組の組立後、吾妻型テント又は四角錐型テントを張設することによりテント ができ上がる。 骨組の組立とテント張設には、支柱のヒンジ部を内方へ折り曲げて低位置とし て夫々桁及び合掌の端部をジョイント部に差し込み固定される。テントの張設に は桁及び合掌を覆うようにかぶせ端縁部を支柱又は桁に固定することにより行わ れる。
【0013】 本考案の場合、2連を中心に説明しているが、1連のもの又、3連、4連と連 続したものも容易に構成することができる。
【0014】
【実施例】
以下、図面に示した実施例を説明する。 図1〜図3において、1は4隅の支柱、2は支柱(中柱)で、合計6本の支柱 を用いている。支柱1、2の上端近くにはヒンジ部3を設け、夫々組立時に内方 へ屈曲でき、延ばせば安定して固定できるようになっている。
【0015】 4はジョイント部で、4隅の支柱1にはそれぞれ3つのジョイント部を設け、 中柱2には5つのジョイント部を設けている。5は桁で、各支柱間のジョイント 部4に両端を差し込み、支柱間の上端を結合している。中間部にはヒンジ部6を 有しており、収納時に折り畳みできるようになっている。7は合掌で、4本を1 組とし、ジョイント部4に夫々端部を差し込み、斜め上方の連結部8で回動可能 に結合されている。9は棟で、2組の合掌の頭頂部を連結する。この棟9は桁5 と兼用できるようにしている。10は吾妻型テントである。
【0016】 図4は、棟9を外して吾妻型テント10を張設した場合で、中央部がたるんで 張られている。 図5は、棟9を外して四角錐型テントを張設した時を示す。 図6は3連のテントを張設した例の上面図であり、13、14、15はそれぞ れ色違い又はツートンカラーにしたテントを張った例を示している。
【0017】 図7〜図9は骨組を示す部分説明図で、同一符号は同一部分を示している。図 7は吾妻型テントの骨組の平面図、図8は支柱1又は2と桁5の連結状態を示す 。図9は合掌の端部と支柱との連結を示している。 図10〜図13は1組の四角錐型テントの張設の手順を例示したものであり、 図10では支柱1がヒンジ部3から内方へ屈曲された状態で低い位置で作業がし 易くなった状態を示す。
【0018】 図11はジョイント部4aの拡大斜視図で、桁5や合掌7の接続状態を示す。 図12はテント16の張設例を示し支柱1を立設しかけた状態を示している。 上記のように構成された本考案では規格化するため、例えばサイズ1.5間× 3間のもので、広さ4.5坪(14.15m2 )、幅A1.5間(2.67m) 、長さB3間(5.3m)、支柱高C2m、棟高D2.83mとした。
【0019】 又、サイズ2間×4間のものでは、広さ8坪(25.06m2 )、幅A2間( 3.55m)、長さB4間(7.06m)、支柱高C2m、棟高D3.10mの ものとした(図1〜図3参照)。 テント規格サイズとしては吾妻型、及び四角錐(2山)で1.5間×3間、又 は2間×4間とし、ポリエステル帆布を使用している。
【0020】
【考案の効果】
第1考案では、支柱、桁、合掌及び棟の組立により骨組が構成され、支柱同志 の連結が桁とジョイント部により確実に固定され、さらに合掌を連結し、棟を連 結してテントを張れば吾妻型テントが完成できる。桁と棟とは共用できるように 設けたので、規格化も容易で組立や収納にも便利である。組立に支柱のヒンジ部 を利用して低位置で作業ができ安全且つ便利である。合掌の連結部およびヒンジ 部により解体時パイプ状に集約して収納が容易である。
【0021】 第2考案では、第1考案の骨組から棟を取り除いて吾妻型テントを張ることに より2連のテントが容易に提供できるようになった。 第3考案では、第1考案の骨組から棟を取り除いて四角錐型テントを張設する ことにより、1組の四角錐型テントが構成できる。 第4考案では、第1考案の骨組に、偶数本の支柱と、奇数本の桁と、1組以上 の合掌とを加えて、吾妻型又は四角錐型テントを張設すれば、テントとして3連 、4連またそれ以上のテントを張ることができ、丈夫で安全な四角錐型テント又 は吾妻型テントが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2連式吾妻型テントの骨組の平面図
【図2】同正面図
【図3】同吾妻型テントを張った状態を示す正面図
【図4】棟を除いて吾妻型テントを張った状態を示す正
面図
【図5】四角錐型テントを張った他実施例を示す正面図
【図6】3連の吾妻型テントを示す平面図
【図7】吾妻型テントの骨組の部分説明図
【図8】同骨組中支柱と桁との連結を示す部分説明図
【図9】同骨組中支柱と合掌との連結を示す部分説明図
【図10】支柱を内方へ折り曲げた状態を示す斜視図
【図11】ジョイント部の拡大斜視図
【図12】四角錐型テントを張設する過程を示す斜視図
【図13】同完成図
【符号の説明】
1、2 支柱 3 ヒンジ部 4 ジョイント部 5 桁 6 ヒンジ部 7 合掌 8 連結部 9 棟 10、11 吾妻型テント 12 四角錐型テント

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端近くに複数のジョイント部を有する
    と共に内方へ屈曲できるヒンジ部を有する6本の支柱
    と、中間にヒンジ部を有し、前記ジョイント部に両端を
    差し込んで2本の支柱上端を結合する桁と、4本1組で
    上端の連結部で回動可能に結合され、夫々の端部を前記
    ジョイント部に差し込んだ2組の合掌と、前記2組の合
    掌の頭頂部を連結した桁兼用の棟と、前記合掌と棟に沿
    って張設した吾妻型テントと、から成ることを特徴とす
    る吾妻型の組立式テント。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の支柱、桁、2組の合掌及
    び棟から、棟を除いて2組の合掌間に張設した吾妻型又
    は四角錐型テントと、から成ることを特徴とする組立式
    テント。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の支柱、桁、2組の合掌及
    び棟から、2本の支柱と3本の桁、1組の合掌及び棟を
    除いて1組の合掌に張設した四角錐型テントから成るこ
    とを特徴とする組立式テント。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の支柱、桁、2組の合掌及
    び棟に、偶数本の支柱と、奇数本の桁と、1組以上の合
    掌とを加えて、吾妻型又は四角錐型テントを張設したこ
    とを特徴とする組立式テント。
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