JP2571861Y2 - 組立式テント - Google Patents

組立式テント

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JP2571861Y2
JP2571861Y2 JP1992019076U JP1907692U JP2571861Y2 JP 2571861 Y2 JP2571861 Y2 JP 2571861Y2 JP 1992019076 U JP1992019076 U JP 1992019076U JP 1907692 U JP1907692 U JP 1907692U JP 2571861 Y2 JP2571861 Y2 JP 2571861Y2
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JP
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girder
chevron
tent
rod
vertical
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JP1992019076U
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JPH064279U (ja
Inventor
義 松田
Original Assignee
平和テント株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、学校や会社あるいは地
域社会等における行事に際して、臨時的に立設される組
立式テントに関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図8は、上述の目的に従来広く使
用されている組立式テントの一例を示すものである。図
5に略示するように、テントの骨組(1)は、切妻形の屋
根枠(2)を、4本の隅支柱(3)と、長手方向の中間の中
間支柱(4)をもって、後述するように支持して形成され
ている。
【0003】図7に示すように、各隅支柱(3)の上端に
は、水平の支持板(5)が枢着され、支持板(5)の上面に
は、互いに近接する3本の連結筒(6)が立設されてい
る。支持板(5)の下方において隅支柱(3)には、2本の
筋交い(7)の基端が枢着されている。
【0004】図示を省略したが、各中間支柱(4)にも、
隅支柱(3)と同様に、上端には4本の連結筒が、またそ
の下方には、3本の筋交いが枢着されている。
【0005】支柱(3)(4)の連結筒(6)には、妻桁(8)
の両端における下向屈曲部(8a)と、軒桁(9)の両端にお
ける下向屈曲部(9a)が、上方より着脱自在に嵌合されて
いる。 各妻桁(8)は、図8に示すように、中間部にお
いて2分され、ピン(10)をもって折り曲げ自在に枢着さ
れている。
【0006】妻桁(8)と軒桁(9)の下面両端近くには、
係止片(8b)(9b)が垂設され、係止片(8b)(9b)には、両支
柱(3)(4)における筋交い(7)の先端のフック(7a)が、
斜上方より着脱自在に係合している。
【0007】各支柱(3)(4)の残る1本の連結筒(6)に
は、垂木(11)の一端における下向屈曲部(11a)が、上方
より着脱自在に嵌合されている。対向する垂木(11)の他
端同士は、図6に示すように、ピン(12)をもって折り曲
げ自在に枢着されて、山形の合掌枠(13)が形成されてい
る。
【0008】対向するピン(12)には、管状の棟木(14)の
両端が、着脱自在に嵌合されて、テントの切妻屋根枠
(2)と骨組(1)が形成されている。
【0009】図9に略示するように、骨組(1)に、屋根
枠(2)に同形の幕布(15)をかぶせることにより、テント
が形成される。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】上述の従来のテント
は、不使用時には、骨組(1)を小型の各部材に分解しう
るので、保管や搬送に便利であるが、多数の部材からな
っているため、組立分解が面倒である。
【0011】また、組み立てたテントには、枢着部が多
いので、強度が劣る。さらに、テントが長尺で軒桁(9)
が長いときには、これを補強するため、より多くの中間
支柱(4)を立設する必要があり、テントを使用する際に
邪魔になる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、山形に屈曲す
る山形杆の前後両端を、妻桁をもって連結するととも
に、山形杆と妻桁の中央同士を、垂直杆をもって連結
し、かつ山形管の前後両端と垂直杆の上端に、それぞれ
短寸の垂直の連結筒を固着してなる左右1対の合掌枠に
おける前記中央の連結筒、並びに両端の連結筒に、それ
ぞれ平行杆をもって補強した棟木と軒桁の端部を着脱自
在に嵌合し、かつ棟木と軒桁の要所同士を、垂木をもっ
て着脱自在に連結して切妻形屋根枠を形成し、さらに前
記4隅の連結筒に、それぞれ支柱の上端を着脱自在に嵌
合して骨組を形成し、この骨組みに、同形の幕布をかぶ
せることにより、上述の課題の解決を図っている。
【0013】
【作用】骨組には枢着部が皆無であり、山形杆と妻桁の
中央部同士は、垂直杆により連結されて補強され、かつ
棟木と軒杆は、ともに平行杆により補強されているの
で、組み立てられた骨組は強固であり、上述の従来のテ
ントと等寸の場合、中間支柱(4)と各筋交い(7)を省略
することができる。
【0014】また、骨組を構成する部材数が少ないの
で、組立分解が簡単であり、かつ軽量化を図ることがで
きる。
【0015】
【実施例】図1〜図4は、本考案の一実施例示すもの
で、図1は、本考案の組立テントの骨組(21)を示す。
【0016】骨組(21)の左右両端の互いに平行をなす二
等辺三角形状の合掌枠(22)は、山形に中央を屈曲した管
からなる山形杆(23)の前後下端に、妻桁(24)の両端を溶
接し、かつ山形杆(23)と妻桁(24)の中央同士に、管から
なる垂直杆(25)の両端を溶接して形成されている。
【0017】図3に示すように、山形杆(23)の両端の下
向屈曲部(23a)の側面には、互いに近接する3本の垂直
の連結筒(26)が溶接されている。垂直杆(25)の側面上端
にも、図2に示すように、1本の垂直の連結筒(26)が溶
接されている。
【0018】前記連結筒(26)には、棟木(27)の両端にお
ける下向屈曲部(27a)が、上方より着脱自在に嵌合さ
れ、棟木(27)は、並設した平行杆(28)により補強されて
いる。
【0019】左右の山形杆(23)の同側の連結筒(26)に
も、棟木(27)と同様の軒桁(29)の両端における下向屈曲
部(29a)が、上方より着脱自在に嵌合され、軒杆(29)
も、棟木(27)と同様に、平行杆(30)により補強されてい
る。
【0020】棟木(27)と両側の軒桁(29)の対向面中央に
は、係止片(31)が突設され、対向する係止片(31)に穿設
した通孔(32)には、垂木(33)の両端の下向屈曲部(33a)
が、上方より着脱自在に嵌合されている。
【0021】上述のように構成された切妻形屋根枠(34)
の4隅の残る連結筒(26)に、下方より支柱(35)の上端を
着脱自在に嵌合することにより、骨組(21)が形成され
る。
【0022】屋根枠(34)に同形の幕布(36)を適正にかぶ
せることにより、図9に略示するように、従来のテント
と同形状のテントが形成される。幕布(36)を取り外せ
ば、組み立てた骨組(21)を簡単に分解することができ
る。
【0023】
【考案の効果】本考案の組立テントの骨組には、枢着部
が皆無であり、左右の合掌枠は、山形杆と妻桁を一体に
溶接し、かつ垂直管を溶接して補強され、しかも棟木と
軒桁は平行杆により補強されているので、組み立てられ
た骨組は強固であり、従来のテントと等寸の場合、中間
支柱と各筋交いを省略することができる。
【0024】また、骨組を構成する部材の点数が少ない
ので、組立分解が簡単であり、かつ総重量が軽減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の組立式テントの骨組を略示する斜視図
である。
【図2】図1のA部の拡大分解斜視図である。
【図3】図1のB部の拡大分解斜視図である。
【図4】図1のC部の拡大分解斜視図である。
【図5】従来の組立式テントの骨組を略示する斜視図で
ある。
【図6】図5のD部の拡大分解平面図である。
【図7】図5のE部の拡大分解斜視図である。
【図8】図5のF部の拡大側面図である。
【図9】組立式テントを略示する斜視図である。
【符号の説明】
(1)骨組 (2)屋根枠 (3)隅支柱 (4)中間支柱 (5)支持板 (6)連結筒 (7)筋交い (7a)フック (8)妻桁 (8a)下向屈曲部 (8b)係止片 (9)軒桁 (9a)下向屈曲部 (9b)係止片 (10)ピン (11)垂木 (11a)下向屈曲部 (12)ピン (13)合掌枠 (14)棟木 (15)幕布 (21)骨組 (22)合掌枠 (23)山形杆 (23a)下向屈曲部 (24)妻桁 (25)垂直杆 (26)連結筒 (27)棟木 (27a)下向屈曲部 (28)平行杆 (29)軒桁 (29a)下向屈曲部 (30)平行杆 (31)係止片 (32)通孔 (33)垂木 (33a)屈曲部 (34)屋根枠 (35)支柱 (36)幕布

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 山形に屈曲する山形杆の前後両端を、妻
    桁をもって連結するとともに、山形杆と妻桁の中央同士
    を、垂直杆をもって連結し、かつ山形管の前後両端と垂
    直杆の上端に、それぞれ短寸の垂直の連結筒を固着して
    なる左右1対の合掌枠における前記中央の連結筒、並び
    に両端の連結筒に、それぞれ平行杆をもって補強した棟
    木と軒桁の端部を着脱自在に嵌合し、かつ棟木と軒桁の
    要所同士を、垂木をもって着脱自在に連結して切妻形屋
    根枠を形成し、さらに前記4隅の連結筒に、それぞれ支
    柱の上端を着脱自在に嵌合して骨組を形成し、この骨組
    みに、同形の幕布をかぶせてなる組立式テント。
JP1992019076U 1992-03-02 1992-03-02 組立式テント Expired - Lifetime JP2571861Y2 (ja)

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JPH064279U JPH064279U (ja) 1994-01-21
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