JP3027948U - 腰バンド - Google Patents

腰バンド

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JP3027948U
JP3027948U JP1996001425U JP142596U JP3027948U JP 3027948 U JP3027948 U JP 3027948U JP 1996001425 U JP1996001425 U JP 1996001425U JP 142596 U JP142596 U JP 142596U JP 3027948 U JP3027948 U JP 3027948U
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waist
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waist band
infrared heat
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JP1996001425U
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Inventor
龍雄 落合
Original Assignee
株式会社ミムロ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患部を適温で暖めながら血行を促進できると
共に、身体に確実にフィットして下着やシャツ等が安易
にズレ上がることのない使用に便利な腰バンドに関す
る。 【解決手段】 バンド本体の少なくとも片面にセラミッ
クス等の遠赤保温体と、滑止部材とを配設してなること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として腰痛の治療・防止に供される腰バンドの改良に関し、さら に詳しくは、患部を適温で暖めながら血行を促進できると共に、身体に確実にフ ィットして下着やシャツ等が安易にズレ上がることのない使用に便利な腰バンド に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる腰バンドとしては、例えば、伸縮自在な素材からなるバンド本体 と、該バンド本体の長手方向一端側の表地及び他端側の裏地にそれぞれ装着され た平面ファスナーとを備え、前記バンド本体を身体の腰部に締め付けるべく引っ 張り合わせた状態で前記平面ファスナー同士を係止させることで、腰部にかかる 負担を軽減するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例の腰バンドにあっては、腰への装着、締め付け が簡単に行えるといった利点を有するものの、バンド本体が安易にズレ動いて患 部から外れたり、さらには、バンド本体の生地部分が安易にめくれて腰部にフィ ットしなくなるなどの問題があった。
【0004】 特に、かかる腰バンドを下着の上から装着した場合には、使用しているうちに 、例えば、身体の屈伸や背伸びといった一連の生活動作の中で、下着やシャツが ズレ上がり易く、また、一旦、ズレ上がった下着等を整え直すには、身体にバン ド本体が巻回されていることも相俟って、意外に面倒なものであった。
【0005】 また、従来の腰バンドにあっては、比較的保温性の良いパイル生地等を使用し ているものの、保温性の面では必ずしも十分に満足できるものではなく、腰痛の 一因ともされている血行障害(例えば、同じ姿勢での長時間作業に起因する血行 障害等)を緩和させるべく患部の血行促進を期待することができないものであっ た。
【0006】 本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、患部を適温で暖めながら血行 を促進できると共に、身体に確実にフィットして下着やシャツ等が安易にズレ上 がらない使用に便利な腰バンドを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨と する構成は、バンド本体の少なくとも片面にセラミックス等の遠赤保温体と、滑 止部材とを配設してなる腰バンドに存する。
【0008】 また、前記遠赤保温体には、発泡樹脂材にセラミックス粉末を混在してなる突 状部材を使用するのが良い。
【0009】 さらに、前記遠赤保温体は、必要に応じ前記バンド本体の局部若しくは全面に 配設されるものであり、また前記滑止部材は、前記バンド本体の長手方向に延設 された少なくとも一以上の線状突起で形成するのが良い。
【0010】 また、前記滑止部材は、シリコンゴムで成形するのが好ましく、前記バンド本 体の片面若しくは両面に配設するのが良い。
【0011】 このように構成される本考案の腰バンドは、バンド本体の少なくとも片面にセ ラミックス等の遠赤保温体と滑止部材とを配設してなり、前記バンド本体を腰部 に巻回した際、ウエスト周辺(患部)が前記遠赤保温体で最適な温度に暖められ ると共に、前記滑止部材が下着やシャツに直接的に圧接し得ることとなる。
【0012】 また、前記遠赤保温体として、発泡樹脂材にセラミックス粉末を混在してなる 突状部材を使用することにより、腰部に巻回使用した際には、その表面の突状が 腰部の表面を刺激すべく押圧すると共に、セラミックスから発せられる遠赤外線 によってウエスト周辺(患部)に心地よい温感が得られる。
【0013】 しかも、この場合は、長時間使用しても、使い捨てカイロ等の如き低温火傷の 心配がなく、身体の深部から暖められるため、血液循環改善による新陳代謝の促 進、鎮痛効果が得られる。
【0014】 さらに、前記遠赤保温体を前記バンド本体の局部若しくは全面に配設すれば、 必要に応じて患部のみ若しくはウエスト周辺(全体)を好みに応じて自由に暖め られる。
【0015】 また、前記滑止部材を、前記バンド本体の長手方向に延設された少なくとも一 以上の線状突起で形成すれば、下着やシャツ等の生地面に対し、換言すればその めくり上がり方向に対して直交状に前記線状突起が当接し得ることとなる。
【0016】 また、前記滑止部材をシリコンゴムで形成すれば、下着等の生地面に対する摩 擦効果が上がると共に、この滑止部材を前記バンド本体の片面若しくは両面に配 設することにより、下着の上からの装着或いは下着とシャツとの間の装着使用に も充分対応し得る。
【0017】
【考案の実施の形態】
次に、本考案に係る腰バンドの第1実施例を図1〜図3を参照しながら説明す る。図中Aは、本考案に係る腰バンドであり、この腰バンドAは、図1に示すよ うに、伸縮性に優れた帯状のバンド本体1と、該バンド本体1の表面に装着され た遠赤保温体2及び滑止部材3とを備えている。
【0018】 前記バンド本体1は、フェルト、ニット、パイル若しくはネル等の如き保温性 に優れた生地が使用され、就中、縦糸(経糸)と横糸(緯糸)を織り込んだメッ シュタイプのものを使用するのが好ましい。
【0019】 例えば、ナイロンフィラメントからなる縦糸(経糸)と、ポリエステルとポリ ウレタンとを適宜割合で配合してる横糸(緯糸)とをメッシュ状に織り込んで、 伸縮性を高めた織布を使用するのが良い。
【0020】 尚、前記ポリエステルの代わりに綿やアクリル、ナイロン等の合成繊維を使用 できることは云うまでもなく、これらの織り糸に限定されるものでもない。
【0021】 一方、前記遠赤保温体2としては、発泡樹脂材にセラミックス粉末を混在して なる突状部材を使用するものであり、図1若しくは図2に示すように、前記バン ド本体1の表裏両面に突設される。
【0022】 また、この遠赤保温体2は、バンド本体1の表面に局部的に突設されており、 腰部に巻回使用した際、その表面突起が腰部の皮膚を刺激すべく押圧すると共に 、セラミックスから発せられる遠赤外線によってウエスト周辺(患部)を深部か ら暖めるのである。
【0023】 因に、この遠赤保温体2の取付手段としては、前記バンド本体1に接着材を介 して貼着した所謂セラミックプリントやホットメルト等の常套手段を介して貼着 される。
【0024】 他方、前記滑止部材3,3…は、シリコンゴム等の如き比較的軟質で、かつ、 摩擦係数の大きい素材で形成された線状突起からなり、この滑止部材は前記バン ド本体1の長手方向外縁に沿って平行に沿設される。
【0025】 また、滑止部材3,3…としては、この線状突起に限定されることなく、面状 に突設しても良いものであり、下着やシャツ等の生地面に直接的に接し得る配置 構成であれば、如何ように配設することも可能である。
【0026】 さらに、バンド本体1の長手方向一端側の表地及びその他端側の裏地には、そ れぞれ平面ファスナー4,4が装着されている。この平面ファスナー4,4は、 バンド本体1を身体の腰部に締め付けるべく巻回させた際、その引張力の復元力 に抗して同バンド本体1を止着させるものであり、緊締力を自由に調整できるよ うに或いは種々の体型(痩せ型、肥満型)にも対応できるように何れか一方を幅 広に形成するのが好ましい。
【0027】 このように構成される本考案の腰バンドAは、バンド本体1を引っ張り合わせ た状態で前記平面ファスナー4,4同士を係止させるだけで簡単に装着でき、し かも、同バンド本体1が伸縮性を高めた織布製のため、肌に優しくて適度な固定 性が得られると共に、違和感なく締め付けできる。
【0028】 しかも、前記遠赤保温体2から発する遠赤外線により心地よい温感が得られる と共に、長時間使用しても、使い捨てカイロの如き低温火傷の心配がなく、血液 循環改善による代謝促進、鎮痛効果が得られるものである。
【0029】 また、かかる腰バンドを下着の上から或いは下着とシャツの間に装着した場合 には、前記バンド本体1の両面に配設されている滑止部材3,3…が、直接的に 下着等の生地面に接地できることから、かりに身体の屈伸や背伸びといった一連 の生活動作の中でも、下着やシャツが安易にズレ上がることが阻止され、生活動 作等の身体の動きに支障を来すこともない。
【0030】 次に、本考案に係る腰バンドの第2実施例を図4〜図6を参照しながら説明す る。尚、理解を容易にするため、前述した第1実施例と同一部分は同一符号で示 し、構成の異なる処のみを新たな番号を付して以下に説明する。
【0031】 図4は、かかる腰バンドの平面図であり、片表面にのみ前記遠赤保温体2,2 …が全面を被うべく突設されている。
【0032】 また、同腰バンドの反対面にのみ、図5に示すように、第1実施例と同様、シ リコンゴム等の如き比較的軟質で、かつ摩擦係数の大きい素材で形成された線状 突起からなる滑止部材3,3が、バンド本体1の長手方向外縁に沿って平行に沿 設されている。
【0033】 さらに、バンド本体1の長手方向一端側の表地及びその他端側の裏地には、そ れぞれ平面ファスナー4,4が装着されている。この平面ファスナー4,4が、 バンド本体1を身体の腰部に締め付けた際、その引張力の復元力に抗して同バン ド本体1を止着させるものであることは云うまでもない。
【0034】 尚、本考案の腰バンドは、本実施例に限定されることなく、本考案の目的の範 囲内で自由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するもの である。例えば、本実施例では遠赤保温体2にセラミックスを使用しているが、 これに限定されることなく、同様に遠赤外線を発すると云われているトルマリン 鉱石や、その他、ヒーター、磁石等を代用しても良い。
【0035】 また、滑止部材3,3…の形状や数或いは配設位置等は、本実施例に限定され ることなく、自由に設定できるものであり、本考案はこれらの全てを包摂するも のである。
【0036】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成され、バンド本体の少なくとも片面にセラミックス 等の遠赤保温体と滑止部材とを配設してなることによって、前記バンド本体を腰 部に巻回した際、ウエスト周辺(患部)が前記遠赤保温体で最適な温度に暖めら れると共に、前記滑止部材が下着やシャツ等の生地面に直接的に接地するため、 かりに身体の屈伸や背伸びといった一連の生活動作の中でも、下着やシャツが安 易にズレ上がることがないといった優れた効果を奏するものである。
【0037】 また、前記遠赤保温体に、発泡樹脂材にセラミックス粉末を混在してなる突状 部材を使用することにより、腰部に巻回使用した際には、その表面の突状が腰部 の表面を刺激すべく押圧すると共に、セラミックスから発せられる遠赤外線によ って、長時間使用しても、使い捨てカイロ等の如き低温火傷の心配がなく、ウエ スト周辺(患部)が深部から暖められるため、血液循環改善による新陳代謝の促 進、鎮痛効果が得られるといった効果を奏するものである。
【0038】 さらに、前記遠赤保温体を前記バンド本体の局部若しくは全面に配設すれば、 必要に応じ患部のみ若しくはウエスト周辺(全体)を選択的に暖めることができ 、また、前記滑止部材を前記バンド本体の長手方向に延設された少なくとも一以 上の線状突起で形成すれば、下着やシャツ等の生地面に対し、換言すれば、その めくり上がり方向に対して直交すべく前記線状突起が当接し得るため、より効果 的に下着やシャツ等のズレ上がりを阻止できるといった効果を奏する。
【0039】 また、前記滑止部材をシリコンゴムで形成すれば、下着やシャツ等の生地面に 対する摩擦効果が一層上がるため、これら衣類の止めバンドとしても役に立つと 共に、この滑止部材を前記バンド本体の片面若しくは両面に配設することにより 、下着の上からの装着或いは下着とシャツとの間の装着使用にも対応できるとい った効果を奏する。
【0040】 このように、本考案の腰バンドは、肌に優しく、また、違和感なく腰部に装着 できるのみならず、ウエスト付近のツボや疲労部位を効果的にほぐして、新陳代 謝促進、鎮痛効果が期待できると共に、安易なズレ落ちや下着等のズレ上がりを 阻止できるものであり、また、構成が単純であるため大量生産に適し、価格も低 廉なものとして需要者に供給できる等、本考案を実施することはその実益的価値 が甚だ大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る腰バンドの第1実施例を示す平面
図である。
【図2】同腰バンドの背面図である。
【図3】同腰バンドの断面図である。
【図4】本考案に係る腰バンドの第2実施例を示す平面
図である。
【図5】同腰バンドの背面図である。
【図6】同腰バンドの断面図である。
【符号の説明】
A 腰バンド 1 バンド本体 2 遠赤保温体 3 滑止部材 4 平面ファスナー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンド本体の少なくとも片面にセラミック
    ス等の遠赤保温体と、滑止部材とを配設してなることを
    特徴とする腰バンド。
  2. 【請求項2】前記遠赤保温体は、発泡樹脂材にセラミッ
    クス粉末を混在してなる突状部材からなることを特徴と
    する請求項1記載の腰バンド。
  3. 【請求項3】前記遠赤保温体は、前記バンド本体の局部
    若しくは全面に配設されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の腰バンド。
  4. 【請求項4】前記滑止部材は、前記バンド本体の長手方
    向に延設された少なくとも一以上の線状突起からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の腰バンド。
  5. 【請求項5】前記滑止部材は、シリコンゴムからなり、
    前記バンド本体の片面若しくは両面に配設されているこ
    とを特徴とする請求項1又は4記載の腰バンド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009268618A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Kao Corp 筋肉増強具
JP2013163042A (ja) * 2013-04-30 2013-08-22 Kao Corp 筋肉増強具
KR101878266B1 (ko) * 2016-07-13 2018-07-16 비엘테크 주식회사 허리 보호대 및 그 사용방법

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