JP3060893U - 遠赤外線放射合成ゴムシ―ト状物 - Google Patents

遠赤外線放射合成ゴムシ―ト状物

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JP3060893U
JP3060893U JP1999000181U JP18199U JP3060893U JP 3060893 U JP3060893 U JP 3060893U JP 1999000181 U JP1999000181 U JP 1999000181U JP 18199 U JP18199 U JP 18199U JP 3060893 U JP3060893 U JP 3060893U
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緑郎 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腹巻、サポーター、防寒肌着、肩当て、手
袋、ソックス等に応用することにより末梢毛細血管を刺
激して血行を促進し、健康保持に寄与する遠赤外線放射
合成ゴムシート状物を提供する。 【解決手段】 ストレッチ性に富んだ比較的厚手の合成
ゴムシート本体1の少なくとも表裏いずれか一方の面
に、前記合成ゴムシート本体1に同調して伸縮し得る天
然繊維製あるいは合成繊維製の布地2を、遠赤外線放射
率の高い黒鉛硅石の微粉末を練り込んだ接着剤3を介し
て貼付する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は遠赤外線を効率良く放射する合成ゴムシート状物に係り、腹巻、サポ ーター、防寒肌着、肩当て、手袋、ソックス等に応用することにより末梢毛細血 管を刺激して血行を促進し、健康保持に寄与する遠赤外線放射合成ゴムシート状 物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
伸縮性に優れた特性を発現する独立気泡構造を備えたクロロプレンゴムやスチ レンブタジエンゴムのような合成ゴムシートのストレッチ性を利用した腹巻や、 サポーター類は従来より製品化され市販に供されている。 しかしながら、従来のこれら腹巻や、サポーター類は単純に合成ゴムシートの ストレッチ性を利用しただけのものであって、末梢毛細血管を刺激して着用する 者の血行を促進したり、発汗性を高めたりする等の機能を併せ持つものではなか った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記したように、従来の合成ゴムシート状物を応用した腹巻や、サポーター、 防寒肌着類は、血行や新陳代謝の促進等には優れた効果を発揮するものではなか った。
【0004】 本考案者は、体温に近い温度雰囲気乃至常温域においても黒体(BLACK BODY RADIANCE)にきわめて近似した遠赤外線の放射率を示現する 黒鉛珪石(SILICA BLACK)の存在に着目し、当該黒鉛珪石をストレ ッチ性に富んだ合成ゴムシートに応用して血液の循環を改善し、末梢細胞を活性 化して新陳代謝の促進、疲労回復、腰痛や肩痛の緩和を図ることのできる腹巻や 、サポーター、防寒肌着類を得るべく鋭意研究を重ねた。
【0005】 その結果、黒鉛珪石を微粉末状にして表面積を大きなものとなし、これを接着 剤中に練り込んで遠赤外線放射率の良好なコンパウンドを作成し、当該接着剤を 用いて合成ゴムシート本体の表裏両面または表裏いずれか一方の面に、通気性の 良好な布地を貼付することにより従来にない効果を奏することのできる合成ゴム シート素材を得るに到り、本考案を完成した。
【0006】 したがって、本考案は、腹巻や、サポーター、防寒肌着、肩当て、手袋、ソッ クス等に応用することにより末梢毛細血管を刺激して血行を促進すると共に、保 温性、発汗性に優れ疲労回復、腰痛や肩痛の緩和を図ることのできる遠赤外線放 射合成ゴムシート状物を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、ストレッチ性に富んだ 比較的厚手の合成ゴムシート本体の表裏両面または表裏いずれか一方の面に、前 記合成ゴムシート本体に同調して伸縮し得る天然繊維製あるいは合成繊維製の布 地を、遠赤外線放射率の高い黒鉛珪石の微粉末を練り込んだ接着剤を介して貼付 してなることを特徴とする遠赤外線放射合成ゴムシート状物である。
【0008】 黒鉛珪石の微粉末を練り込む接着剤としては、クロロプレンゴムやスチレンブ タジエンゴムのような合成ゴムシートと親和性のあるゴム系接着剤のほか、ビル ニ系、アクリル系の熱可塑性グループに属するものや、フェノール系等の熱硬化 性グループに属するものを用いることができる。
【0009】 接着剤に対する黒鉛珪石微粉末の配合割合が多くなればなる程、遠赤外線の全 放射量は増えるが逆に接着性は低下してくるので、最適な配合量を定めなければ ならないが、通常は接着剤100重量%に対し、黒鉛珪石微粉末10〜100重 量%を配合することが可能である。
【0010】
【考案の実施の形態】 以下、本考案遠赤外線放射合成ゴムシート状物の具体的構成を図示の実施例に 基づき詳細に説明する。 図1は合成ゴムシート本体と布地を分離した状態の本考案遠赤外線放射合成ゴ ムシート状物の一実施例を示す斜視図、図2は本考案遠赤外線放射合成ゴムシー ト状物の一実施例を示す拡大断面図、図3(a)〜(d)は本考案遠赤外線放射 合成ゴムシート状物を用いて形成したサポーター、腹巻、防寒肌着、靴下の一実 施例を示す説明図である。
【0011】 図中1はストレッチ性に優れたクロロプレンゴムやスチレンブタジエンゴムの ような合成ゴムシート本体を示す。2は当該合成ゴムシート本体1に同調して伸 縮すると共に、良好な通気性を有するナイロンジャージーのような合成繊維製あ るいは木綿のような天然繊維製の布地である。
【0012】 布地2は合成ゴムシート本体1の表裏両面に貼付してもよいが、サポーター等 に応用した際、肌に直接触れることとなる面、すなわち表裏いずれか一方の面に のみ貼付するようにしてもよい。しかしながら、合成ゴムシート本体1の表面に 布地2が貼付されることによって肌触りや吸湿性等が良好となるので、表裏いず れの面にも天然繊維製あるいは合成繊維製の布地2を貼付することが好ましい。
【0013】 次に、図中3は前記布地2を合成ゴムシート本体1に貼付するときに用いる接 着剤であり、当該接着剤3には体温に近い温度雰囲気あるいは常温域においても 黒体に近似した遠赤外線放射率を示す黒鉛珪石の微粉末を練り込んである。
【0014】 黒鉛珪石の微粉末を均一に分散配合してなるコンパウンドとしての接着剤は合 成ゴムシート本体1の表面に均一に塗布してから布地2を貼付するようにしても よいし、あるいは布地2に接着剤3を塗布してから合成ゴムシート本体1の表面 に貼付するようにしてもよい。
【0015】 このようにして得られた遠赤外線放射合成ゴムシート状物は、図3(a)に示 すサポーター4の素材に用いることによって、関節部等を覆い合成ゴムシート本 体1が有する良好なストレッチ性と接着剤3中に含まれる黒鉛珪石微粉末から放 射される遠赤外線によって患部を温めることができ、患部の不具合の治癒に寄与 するものである。 特に、電磁波のなかで3〜1000μmの波長範囲にある遠赤外線は皮膚の内 部に浸透して末梢毛細血管を刺激し、血行を促進することができるので関節痛等 の緩和に大きな効果を奏することができる。
【0016】 また、図3(b)に示す腹巻5の素材として用いることによって、前記と同様 弛んだ腹部を引き締めることができると共に、接着剤中に配合してある黒鉛珪石 の微粉末から放射される遠赤外線によって腹部の保温に優れた効果を発揮する。 なお、図3(b)に示す実施例の腹巻5においては、帯状の腹巻5の両端部に 面ファスナー51を縫着等で取付けてあり、着用にあたっては当該面ファスナー 51同士を係着するようになっているが、当該面ファスナーに替えて公知のスナ ップボタン等を用いるようにしてもよいのは勿論である。
【0017】 本考案に係る遠赤外線放射合成ゴムシート状物は、図3(c)に示す防寒用あ るいはシェイプアップ用の肌着6の素材として使用することもできる。 この場合、独立気泡構造をもった合成ゴムシート本体1と布地2を貼付してい る接着剤3中に配合されている黒鉛珪石微粉末から放射される遠赤外線の相乗作 用によって着用部分の発汗が促進され、身体の部分的痩身に効果がある。 また、図3(d)に示す靴下7の素材として用いることにより、遠赤外線が有 する抗菌作用によって水虫等の増殖を抑制することができるものである。 その他、特に図示しないが、本考案遠赤外線放射合成ゴムシート状物は肩当て や、手袋、ウェットスーツ等に応用することもできる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案はストレッチ性に優れた比較的厚手の合成ゴムシート本 体の表裏両面または表裏いずれか一方の面に、前記合成ゴムシート本体に同調し て伸縮し得る天然繊維製あるいは合成繊維製の布地を、遠赤外線放射率の高い黒 鉛珪石の微粉末を練り込んだ接着剤を介して貼付するようにしたものであり、腹 巻や、サポーター、防寒肌着、肩当て、手袋、ソックス等に応用することによっ て血行ないし発汗を促進させることができ、健康の保持に少なからず貢献するこ とができるものである。 なお、遠赤外線を放射する黒鉛珪石の微粉末は接着剤中に配合され、しかも合 成ゴムシート本体と布地の間に介在することとなるので、使用中剥離してくるよ うなことがなく、可成り長期に亘って遠赤外線の放射効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成ゴムシート本体と布地を分離した状態の本
考案遠赤外線放射合成ゴムシート状物の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】本考案遠赤外線放射合成ゴムシート状物の一実
施例を示す拡大断面図である。
【図3】本考案遠赤外線放射合成ゴムシート状物を用い
て形成したサポーター、腹巻、防寒肌着、靴下の一実施
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1:合成ゴムシート本体 2:布地 3:接着剤 4:サポーター 5:腹巻 6:肌着 7:靴下

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストレッチ性に富んだ比較的厚手の合成
    ゴムシート本体の表裏両面または表裏いずれか一方の面
    に、前記合成ゴムシート本体に同調して伸縮し得る天然
    繊維製あるいは合成繊維製の布地を、遠赤外線放射率の
    高い黒鉛珪石の微粉末を練り込んだ接着剤を介して貼付
    してなることを特徴とする遠赤外線放射合成ゴムシート
    状物。
JP1999000181U 1999-01-19 1999-01-19 遠赤外線放射合成ゴムシ―ト状物 Expired - Fee Related JP3060893U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001089727A (ja) * 1999-09-22 2001-04-03 Denki Kagaku Kogyo Kk 発泡ゴム材、ウェットスーツの接着方法及び接着構造体
WO2009038073A1 (ja) * 2007-09-19 2009-03-26 Keiji Okamoto 腹巻

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