JP3027604B2 - 金属瀘過室の内壁 - Google Patents

金属瀘過室の内壁

Info

Publication number
JP3027604B2
JP3027604B2 JP2327652A JP32765290A JP3027604B2 JP 3027604 B2 JP3027604 B2 JP 3027604B2 JP 2327652 A JP2327652 A JP 2327652A JP 32765290 A JP32765290 A JP 32765290A JP 3027604 B2 JP3027604 B2 JP 3027604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
molten metal
filtration chamber
filtration
brick
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2327652A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04193918A (ja
Inventor
昭男 藤田
孝敏 藤山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP2327652A priority Critical patent/JP3027604B2/ja
Publication of JPH04193918A publication Critical patent/JPH04193918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3027604B2 publication Critical patent/JP3027604B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Filtering Materials (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アルミニウム、亜鉛または銅等の金属溶湯
の瀘過室の内壁に係るものである。
(従来技術) 従来、第1図のように、アルミニウム等の金属溶湯を
瀘過する瀘過室aを、内壁はレンガ内壁bに、外壁をセ
ラミック製耐火外壁cに、レンガ内壁bとセラミック製
耐火外壁cの間をキャスタブル層dとし、前壁、左壁、
右壁の外側の全部または一部は薄鉄板eで包囲したもの
は公知である。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知の瀘過室aは、内壁をレンガ内壁bに、外壁
をセラミック製耐火外壁cに、レンガ内壁bとセラミッ
ク製耐火外壁cの間をキャスタブル層dとし、前壁、左
壁、右壁の外側の全部または一部は薄鉄板eで包囲して
あるが、長年使用すると、各層の間に隙間ができ、その
隙間に金属溶湯が侵入して固化し、これを反復して恒久
使用できなくなるという課題があった。
この課題は、熱膨張と熱収縮も大きな原因であるが、
特に、熱膨張と熱収縮の差が大きいという点が大きな原
因になっている。即ち、瀘過室a内には、800度以上の
溶湯が充満されるから、前記前壁、左壁、右壁および後
壁はともに加熱されて膨張する。膨張すると各層の間
に、僅かな隙間が出来、その隙間に溶湯がしみ込む。前
記膨張した前壁、左壁、右壁および後壁は、排湯したと
き冷却により縮小するが、隙間にしみ込んだ溶湯は冷却
時固化するので、側壁に損傷がおきる。
この対策としては、膨張と縮小の差を小さくしたらよ
い。しかし、膨張を阻止することはむずかしいので、縮
小はなるべく小さくなるようにしたものである。
(課題を解決するための手段) よって、本発明は、上部からヒ−タで加熱されるアル
ミニウム、亜鉛または銅の金属溶湯を瀘過する瀘過室6
の少なくともレンガ内壁14の内周横断面形状を、円また
は楕円とした金属瀘過室の内壁としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、第1図、
第2図とも、横断平面図であり、1はアルミニウム、亜
鉛または銅等の溶湯を瀘過する瀘過槽、2は瀘過槽1内
に収納する瀘過ユニットである。
前記瀘過ユニット2は、炭化珪素質耐火物プレ−トで
形成された前側板3と後側板4との間に、アルミナ質ポ
−ラスチュ−ブで形成されたセラミックチュ−ブ5を上
下数段、左右数本掛け渡した形状である。前記瀘過ユニ
ット2は、後述する瀘過室に出入させうる形状、および
大きさに形成する。
前記瀘過ユニット2を収納する前記瀘過槽1は、大小
種々の構造に形成されるが、図に示したものは、前記瀘
過ユニット2を複数組左右側に並列収納できるように、
瀘過室6を2個併設してある。
7は瀘過室6に至る給湯口、8は瀘過室6よりの排湯
口、9は瀘過室6の前壁、10は瀘過室6の後壁、11は瀘
過室6の左壁、12は瀘過室6の右壁である。
前記前壁9、後壁10、左壁11、右壁12は内壁をレンガ
内壁14に、外壁をセラミック製耐火外壁15に、レンガ内
壁14とセラミック製耐火外壁15の間をキャスタブル層16
とした三層構造とし、前壁9、左壁11、右壁12の外側の
全部または一部が薄鉄板13で包囲してある。
しかして、前記瀘過室6のレンガ内壁14は、その横断
内周面形状を、円または楕円に形成する。レンガ内壁14
のみでなく、セラミック製耐火外壁15もキャスタブル層
16もともに円または楕円にしてもかまわないが、外観を
考慮し、少なくとも、レンガ内壁14の横断内周面形状
を、円または楕円にしたものである。
(作用) 次に作用を述べる。
給湯口7よりアルミニウム等の溶湯を供給すると、該
溶湯は左右の瀘過室6に充満し、セラミックチュ−ブ5
により瀘過され、排湯口8より精製されて取出される。
しかして、前記溶湯は、約800度以上と高温度である
から、前記前壁9、左壁11、右壁12および後壁10はとも
に加熱されて膨張する。
作業終了時は、その反対に冷却のため縮小する。しか
し、レンガ内壁14の横断内周面形状が円または楕円のた
め、突っ張りあって、縮小される割合が小さい。
即ち、本願の場合は、膨張と縮小の差が小さいので、
前記説明した公知例のもつ課題を克服する。
(効果) 前記公知の瀘過室aは、内壁をレンガ内壁bに、外壁
をセラミック製耐火外壁cに、レンガ内壁bとセラミッ
ク製耐火外壁cの間をキャスタブル層dとし、前壁、左
壁、右壁の外側の全部または一部は薄鉄板eで包囲して
あるが、長年使用すると、各層の間に隙間ができて恒久
使用に課題があった。
この課題は、熱膨張と熱収縮も大きな原因であるが、
特に、熱収縮が大きな原因になっている。即ち、瀘過室
a内には、800度以上の溶湯が充満されるから、前記前
壁、左壁、右壁および後壁はともに加熱されて膨張す
る。膨張すると各層の間に、僅かな隙間が出来、その隙
間に溶湯がしみ込む。前記膨張した前壁、左壁、右壁お
よび後壁は、排湯したとき冷却で縮小するが、隙間にし
み込んだ溶湯は冷却時固化するので、側壁に損傷がおき
る。
しかるに、本発明は、上部からヒ−タで加熱されるア
ルミニウム、亜鉛または銅の金属溶湯を瀘過する瀘過室
6の少なくともレンガ内壁14の内周横断面形状を、円ま
たは楕円とした金属瀘過室の内壁としたものであるか
ら、作業終了に伴ない冷却しても、レンガ内壁14の横断
内周面形状が円または楕円のため、突っ張りあって縮小
する度合が小さいので、膨張と縮小の差が小さくなり、
前記説明した公知例の課題を克服する。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知例の横断平面図、第2図は本願の横断平面
図、第3図は瀘過ユニット、第4図は第2実施例図、第
5図は第4図の正面断面図である。 符号の説明 1……瀘過槽、2……瀘過ユニット、3……前側板、4
……後側板、5……セラミックチュ−ブ、6……瀘過
室、7……給湯口、8……排湯口、9……前壁、10……
後壁、11……左壁、12……右壁、13……薄鉄板、14……
レンガ内壁、15……セラミック製耐火外壁、16……キャ
スタブル層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22B 9/02 B01D 39/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部からヒ−タで加熱されるアルミニウ
    ム、亜鉛または銅の金属溶湯を瀘過する瀘過室6の少な
    くともレンガ内壁14の内周横断面形状を、円または楕円
    とした金属瀘過室の内壁。
JP2327652A 1990-11-28 1990-11-28 金属瀘過室の内壁 Expired - Fee Related JP3027604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2327652A JP3027604B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 金属瀘過室の内壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2327652A JP3027604B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 金属瀘過室の内壁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04193918A JPH04193918A (ja) 1992-07-14
JP3027604B2 true JP3027604B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=18201456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2327652A Expired - Fee Related JP3027604B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 金属瀘過室の内壁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3027604B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04193918A (ja) 1992-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5237946B2 (ja) セラミック構造体の改善されたマイクロ波乾燥
JP2007125894A (ja) ブロー成形用金型装置
RU93034364A (ru) Способ противогравитационного литья и установка для его осуществления
JP3027604B2 (ja) 金属瀘過室の内壁
JP2864433B2 (ja) 金属瀘過室の損傷防止装置
JPH0718755Y2 (ja) 金属瀘過室の内壁
JPH0453612B2 (ja)
JP3042874B2 (ja) 溶融金属瀘過装置の均一予熱装置
JPH09511441A (ja) フィルター板
JP2008536674A (ja) 加熱可能かつ冷却可能なフィルタプレート
JPH04202723A (ja) 金属瀘過室の外周壁
JPH04301042A (ja) 金属濾過装置の加温装置
JP3426326B2 (ja) 金属溶湯濾過槽における溶湯加熱装置
JP2003522928A (ja) 蓄熱式熱動酸化装置の空気箱
WO2001026850A1 (fr) Procede de fabrication par cristallisation dirigee d'une piece a structure monocristalline et dispositif correspondant
JPH0718754Y2 (ja) 金属瀘過室の補強装置
JPH09118583A (ja) 結晶引上設備
JPH04202721A (ja) 溶融金属瀘過装置のチユーブ加温洗浄装置
JP3793340B2 (ja) 金属濾過槽
JP3245264B2 (ja) 金属溶湯濾過装置
JP3201814B2 (ja) 金属溶湯濾過槽の予熱装置
JPH0444314A (ja) 半導体基板処理装置
JPH04311538A (ja) 金属溶湯濾過ユニットのセラミックチューブ破損防止装置
JP2866497B2 (ja) アルミニウム濾過装置の出湯室
RU62490U1 (ru) Корпус прибора

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees